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【DDT】HARASHIMAvsイサミvsケニーのKO-D無差別級戦、竹下vs棚橋、飯伏vs近藤

カテゴリ:DDT

【DDT】HARASHIMAvsイサミvsケニーのKO-D無差別級戦、竹下vs棚橋、飯伏vs近藤

両国ピーターパン2014〜人生変えちゃう夏かもね!〜
日時:2014年8月17日(日)開始:14:00
会場:東京・両国国技館
観衆:9100人(超満員札止め)

HARASHIMAがケニーとイサミに連勝してKO-D無差別級王座防衛!
飯伏が師匠超えで完全復活!竹下は棚橋に善戦!DDTバブルは映画界まで

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▼ダークマッチ1 東京女子プロレス提供試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負
○山下実優/木場千景/KANNA
8分52秒 クラッシュ・ラビットヒート→片エビ固め
中島翔子/坂崎ユカ/●えーりん

  • 試合詳細
    • 140817_DDT-01.jpg

       13時25分に東京女子プロレスの特別リングアナを務めている桃知みなみがリングに上がり、恒例の「モモチッ!」から東京女子提供試合へ。中島は花道をダッシュすると、転がり込むようにリングイン。
       6選手がそれぞれ握手を交わし、木場vs.中島で試合開始。腕の取り合いからガブっていった中島だが、木場も足をすくって倒していく。ここで「ちょうだい! ちょうだい!」とタッチを要求した坂崎に中島がタッチ。

       腕を捻りあげた山下を蹴り上げた坂崎はスリーパー。しかし山下はフライングメイヤーで投げるとサッカーボールキック。山下がKANNAにタッチすると、坂崎もえーりんにタッチ。ドロップキックを連発するえーりんだが、すべてかわしたKANNAはロープに振る。だが、ここでドロップキックを叩き込んだえーりんは観客に「えーりん」コールを要求。
       しかしKANNAがチンクラッシャーからフェースクラッシャーを決めると、木場にタッチ。えーりんの腕を木場が痛めつけると、山下がTRF(タフス・ローリング・フック=変型トライアングル・ランサー)に捉える。

       これを坂崎がカットして「えーりん」コールを送ると、えーりんも山下にエルボーを返してからドロップキック。中島にタッチすると、中島はハーフダウンの山下に前方回転ネックブリーカー。さらにKANNAにドロップキックを叩き込むと、コーナー二段目からライダーキック。
       ノーザンライト・スープレックスを踏ん張ったKANNAはブレーンバスターで切り返すと木場にタッチ。コルバタで中島を投げた木場だが、中島もスクールボーイで丸め込む。しかし腕十字に捉えた木場。そこに坂崎がジャンピング・ボディプレスを投下して中島を救出。

       山下の蹴りをかわした坂崎はヘッドスプリングで立ち上がってロケットランチャーを発射。続いてえーりんがドロップキックを発射するが、山下はバスターで叩き付けるとワキ固めへ。坂崎と中島がカットに入るが、木場とKANNAも入ってきてえーりんにトレイン攻撃からダブルのブレーンバスター。
       さらに山下がサッカーボールキックを叩き込むがカウントは2。どうにか立ち上がったえーりんは、山下のミドルキックをブロックすると、ジャンピングネックブリーカー。すかさず中島が前方回転ネックブリーカーを決めると、坂崎がスワンダイブ式ボディプレスを投下。

       一気にえーりんが焼餃子固め(=クロスアーム式のバックブリーカー)に捉えるが、山下はどうにか脱出。続く水餃子固めをニーリフトで防御した山下はスピンキック。しゃがんでかわしたえーりんだが、山下はソバットからブラジリアンキックを叩き込むと、トドメのクラッシュラビットヒート(=ランニングキック)で3カウントを奪った。

  • 試合後コメント
    • 山下実優&木場千景&KANNA
      ――各々一年たってみていかがでしたか?
      山下「今回は緊張しなくて、自然な状態で出来たし、少しだけ成長した部分が見せられたのかなと思います」
      KANNA「山下と同じで、去年と違ってだいぶ落ち着いて出来るようになったなと思います。ただ試合が満足かどうかと聞かれたらそうでもないです」
      木場「去年は一発目だったんでリングが。でも今年は多少緊張しますけどこの人数はやっぱり、でも去年に比べると落ち着いて余裕を持って試合はできたかなと思います」

      ――去年は4人だったのに試合は6人で、セコンドもついての大所帯になって両国に帰ってきました。
      山下「そうですね、やっぱ両国のリングの上から見て実感したというか、ドンドン増えていってと同時に、上下関係関係ないって言ってるんですけど、私達去年両国でデビューした組は先輩としていい姿を見せていかないといけないのかなって気持ちにもなったので、頑張って自分たちも成長しつつ後輩たちにいい背中が見せられるように頑張らなきゃいけないなと思いました」

      ――今回はダークマッチでしたが、来年は本戦で?
      山下「はい。正直、同じグループののの子さんが本戦に出て、私達がダークマッチという、ダークマッチがダメってわけじゃないですけど、悔しい部分は初めて聞いた時あったので、来年そのチャンスがあるなら本戦に出て東京女子プロレスをアピールしていきたいと思います」

      ――2年目に向けての豊富を。
      山下「私は近日にあったプリンセスカップ落としてるんで、証明できるようにまた一から頑張っていきたい。二年目として少しでも大きくなれるように頑張りたいと思います」
      KANNA「とにかくプロレスが上達できるように練習にもっと力を入れたいと思います」
      木場「人数が増えてく中で、初期メンとしてもなんていうんですかね? しっかりしなきゃなというのがあるので、もっとしっかりしてこれから東京女子に入ってくる子が『木場さんカッコイイな』、『木場さんみたいになりたいな』と思ってくれるような選手になりたいです」

      中島翔子&坂崎ユカ&えーりん
      ――中島選手は1年ぶりの両国でした。
      中島「そうですね、去年よりも(周りが)見えました(苦笑)。なんですけど、今は選手も増えて、隣にユカとかえーりんとかいて、自分が引っ張らなきゃと思ってたんですけど、助けられるほうが多かったです」

      ――1年前より自分としても動けました?
      中島「違いましたね。だから、勝ちたかったですね、ははは。でも楽しかったです」

      ――ユカさんとえーりんは初めての両国でしたが、いつもの会場とは違ったと思います。
      坂崎「もう全然違いました。もう、なんだこれっていう(笑)。もう何が起きたか覚えてないです。無我夢中でした」
      えーりん「(俯いて)…いつもどおり、頑張りました。ごめんなさい」

▼ダークマッチ2 DDTvsユニオン対抗戦 15分1本勝負
○星誕期/美月凛音/伊橋剛太/勝俣瞬馬
7分44秒 ブエノスアイレス午前二時→体固め
風戸大智/●SAGAT/三富政行/河村智哉

  • 試合詳細
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       ユニオン勢は全員黄色のユニオンTシャツをアピールしながら登場。先発を買って出た三富は伊橋にショルダータックルでぶつかっていくと、逆水平チョップ合戦を挑んで行く。しかし伊橋はミドルキックからのショルダータックルで三富をなぎ倒すと、勝俣にタッチ。河村とエルボー合戦を展開すると、ショルダータックルでなぎ倒す。
       さらにジャンピングラリアットから串刺し攻撃を狙ったが、エルボーで迎撃した河村は低空ドロップキック。続いて風戸が勝俣にエルボーを叩き込むと、ソバットからエルボースマッシュ。さらに変型のリバースバイパーホールドに捉えた風戸は、SAGATにタッチ。

       のど輪で投げ飛ばしたSAGATはダッシュするが、勝俣はカウンターのドロップキックを返して伊橋にダイビングタッチ。一気にユニオン勢を蹴散らしてみせた伊橋はSAGATにムーンサルトプレスを投下するが、SAGATがかわすと風戸がミサイルキックを発射。そこに美月が入ってきてトラースキックからドロップキック。
       さらにバック転フェイントからコルバタで投げていく。風戸もジャンピングラリアットを返すと、ユニオン勢が一斉に入ってきて美月にトレイン攻撃。三富を踏み台にした風戸がジャンピングエルボーを叩き込むと、河村がリバーススプラッシュを投下。

       しかし三富のブレーンバスターを背後に逃れた美月はハイキックを叩き込んで勝俣にタッチ。コーナーに飛び乗ってのクロスボディーを決めた勝俣だが、三富も延髄斬りからコブラツイストに捕らえる。ユニオン勢がDDT勢を場外に連れ出すが、勝俣は自力でロープに脱出。三富からタッチを受けたSAGATがカナディアンバックブリーカーで持ち上げるが、背後に逃れた勝俣はドロップキック。
       タッチを受けた誕期が突っ張り電車道からコーナースプラッシュ、ブレーンバスターと決めると、そこからSAGATにのど輪落としを狙うが、風戸と河村がカット。さらにSAGATのゴア・グラインド(=ハーフダウンの相手へのスピアー)と三富のラリアットを誕期にダブルで決める。

       だが、走り込んできたSAGATをラリアットで迎撃した誕期はブエノスアイレス午前零時(=コーナー2段目からのダイビング・ボディプレス)を投下して3カウントを奪った。

  • オープニング
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       本戦開始前に鶴見亜門GMと山里亮太さんがリングに上がって、ゲストのオスカープロモーション、佐藤藍子さんを呼び込む。「生リング初めてで興奮してます!」という佐藤さんは、同じオスカーの赤井沙希の試合を実況席から見守るという。さらにDDTがオスカーと業務提携をしたことで竹下の試合にも華を添えるとのこと。
       佐藤さんと山里さんの開会宣言でオープニングVTRがスタート。「人生を変える夏にするのは……誰だ?」のナレーションのあと、花火が爆発すると『ゲット・レディ』が流れる中、改めて対戦カードが紹介された。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●ヤス・ウラノ/彰人
11分7秒 ディープ"M"インパクト→片エビ固め
○MIKAMI/GENTARO(FREEDOMS)

  • 試合詳細
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       GENTAROがロープを開けてMIKAMIをリングに促す。ヤスを下げて先発を買ってでた彰人はリング中央にどっしり構えGENTAROに対し、まずは手四つの力比べを挑んで行く。そこからダブルリストアームサルトで投げていったGENTAROだが、彰人は自軍のコーナーに押し込んでヤスにタッチ。
       腕を取ったGENTAROはショルダーアームブリーカーを決めるとMIKAMIにタッチ。コーナーでブロクスバスタを決めたMIKAMIはセントーンを投下。だが、ヤスはトップロープにMIKAMIの顔面を擦りつけていく。

       続いて彰人がMIKAMIを痛めつけると、ヤスがニードロップを投下。これをかわしたMIKAMIはだが、スマイルスカッシュはクイックタッチでMIKAMIを痛めつけていきタッチを許さない。彰人がアバランシュホールドで叩き付けたところに、ヤスがシルバーブレットを投下。
       さらにヤスは逆エビ固めに捉えるが、MIKAMIはロープに脱出。MIKAMIの延髄斬りをかわしてジャーマンで投げていった彰人は、MIKAMIの頭部を足蹴にするとボディスラムを狙ったが、MIKAMIはエルボースマッシュでカチ上げる。

       逆にボディスラムで叩き付けたMIKAMIはGENTAROにタッチ。彰人にラリアット、ヤスにボディブローを見舞ったGENTAROは彰人にドラゴンスクリューからシャープシューター。だが、下から体勢を入れ替えた彰人が逆にサソリ固め。ロープに逃れたGENTAROに対し、彰人は逆水平チョップからヘッドバットを連打。
       さらに踏ん張るGENTAROを豪快な俵返しで投げていった彰人はヤスにタッチ。アッパーカットを叩き込んだヤスは、GENTAROを挑発しておいてパンチをかわしてヒザに低空ドロップキック。だが、コーナーに登ったヤスを追いかけていったGENTAROは、雪崩式サイドスープレックスで投げていく。

       MIKAMIとダブルのガットバスターを決めたGENTAROがヤスを抑え付けると、そこにMIKAMIが低空ドロップキック。10分が経過し、MIKAMIはスク〜ルボ〜イ。しかしうまく逃れたヤスは低空ドロップキックを顔面に叩き込むとツームストンパイルドライバーの体勢に。うまく逃れたMIKAMIはフランケンシュタイナーで投げていくと、スワンダイブ式スク〜ルボ〜イ。
       慌てて彰人がカットしたが、GENTAROが彰人を吹っ飛ばし、さらにヤスをバックドロップで投げていく。GENTAROが彰人に卍固めに捉えている間に、MIKAMIがヤスにディープ“M”インパクト(=前方630°回転スプラッシュ)を投下して3カウント。

       抱き合って喜ぶMIKAMIとGENTARO。まだまだ健在だというところを見せつけたMIKAMIとGENTAROは実に嬉しそうだった。

  • 試合後コメント
    • MIKAMI&GENTARO
      MIKAMI「ありがとう! あの、前にね、後楽園で、GENが、来なかったら俺のとこにさああやって、多分このまま埋もれてたよ」
      GENTARO「だめだよそんなのだめだよ」
      MIKAMI「わかってたんだよ」
      GENTARO「まだまだだよ、これからこれから」
      MIKAMI「後楽園は、カード変更になってお前が入ることになって、そこをもうほんとになんか、縁だな」
      GENTARO「運命だよ」
      MIKAMI「今日は、さんざんコケにされてきたウラノと、彰人のユニットか」
      GENTARO「彰人はしらねーけどよ、ウラノは口が減らねーやつだね」
      MIKAMI「でも、今日の試合で最後大技をね、出した事で、お前らにこの覚悟があんのかっていうね、それ見せたかったんだよ。俺もすごい覚悟いるんだけど、それを出す事で見せたかったんだよ。まだまだ、俺ら確かに40だし」
      GENTARO「キャリアも20年だしな」
      MIKAMI「キャリアもそれぐらいあるよ」
      GENTARO「一つ上だけどな」
      MIKAMI「年長だよ! でもだからなんだっつうんだよ年齢関係ねぇから!ほんとに。確かに俺落ち込んでたよ負けがこんで。同世代のGENもDDT、2000年ぐらいから抗争やってきた仲だからわかってる。今日はじめて組んだけど頼もしいよ。お前が攻めてる時見てなかったもん任せっきりで。頼もしかった」
      GENTARO「しかしね、お客さん見てた人は全然知らないだろうけど、俺、MIKAMIに勝ってほしかったから、わざとフォールいかなかった。一度も。行かなかった。だからMIKAMIがフォールとれてほんとよかった」
      MIKAMI「こういうとこだよー」
      GENTARO「630°ね」
      MIKAMI「630°、目の前で見てたもんな」
      GENTARO「そうだよ目の前だよ! 俺、卍固めして」
      MIKAMI「どこの世界に40歳であの技やる奴いるんだっつうんだよ!」
      GENTARO「そうだよ!」
      MIKAMI「死ぬ気でやってんだからなほんとに! まあまあでも、これからはまた機会があればいつでも、GENと組んで、絆が強い! 歴史がある!」
      GENTARO「DDTさ、MIKAMIさんと組んでもちゃんと使ってくれるかな?」
      MIKAMI「なんだよそれ、大丈夫だよ。行けるよどこでも! ベルトも行けるよ!」
      GENTARO「そうだよそうだよ! 頼むよ! 俺たちは絆がある!」
      MIKMAI「俺たちは、古い!」
      GENTARO「ずるい?」
      MIKAMI「古い! これでいこう。俺たちは、古い!」
      GENTARO「古い? いいのか? DDTレジェンド」
      MIKAMI「DDTレジェンド軍、もう一回やろう。まああの、俺は、オリジナルメンバーとして旗揚げからやってきて、両国何年もやってきて、今日第一試合。だけど、今日俺が火付け役になってこの興業絶対成功する。俺が火付け役になって盛り上げたから」

      ヤス・ウラノ&彰人
      彰人「今回、お互い、ウラノさんはMIKAMIさん標的にしてて、僕はGENTAROさん標的にしててお互いとっ散らかっちゃった部分があって、敗因はそれですね。MIKAMIさんだけに集中すれば勝てたんじゃないかな」
      ヤス「…ないですね」

      ――試合してみてMIKAMI選手は終わってると感じましたか?
      ヤス「まあやって、MIKAMIさんに色々言いましたけど、実は、自分に対して言ってる部分もあって、MIKAMIさん40で、自分ももうすぐ40。DDTはどんどんどんどん若手も育って、もう、はっきり言って自分らって追いつかれて追い越されるだけの運命なんだと思うんですよ。その中で、まだまだ頑張らなきゃいけないんだっていうの、MIKAMIさんに言う事で自分に対しても言ってたわけなんですけど、負けてしまったんで、まあ恥ずかしいし、MIKAMIさんのほうが、頑張ってるんだと思います」
      彰人「GENTAROさんはやっぱり、試合中に何を思ったのかわからないんですけど雪崩式の俵返しとか、少なからず僕のことを意識してくれてるのかなと。どっかでやっぱりやる機会があったらしっかりもっと今日以上にあたって対戦したいなと思います」
      ヤス「まだまだ」
      彰人「これからっすよ」
      ヤス「情けないっすけど、夢を持って、夢を持ってまだまだ続けていきたいと思います。ありがとうございました」

▼第2試合 アイアンマンバトルロイヤル 時間差バトルロイヤル 時間無制限
[1007代王者]●DJニラ
16分56秒 首固め
[挑戦者]○ゴージャス松野
※ゴージャス松野の優勝、第1008代アイアンマン王者となる。

<退場順>【】内は入場順
①●清水愛【3】(2分56秒 OTR)佐々木大輔【1】○
②●才賀紀左衛門【7】(8分20秒 体固め)みんな○
③●FUMA【6】(8分52秒 十字架固め)遠藤哲哉【2】○
④●遠藤(9分36秒 Wスパニッシュフライ→体固め)ヨシヒコ【10】○[1006代王者]アキヒロ【9】○
⑤⑥●ヨシヒコ●アキヒロ(11分6秒 まとめてジャーマンスープレックス・ホールド)DJニラ【8】○
※DJニラが第1007代王者となる
⑦●佐々木(11分59秒 OTR)越中詩郎【12】○
⑧●松永智充【4】(12分24秒 OTR)越中○
⑨●平田一喜【5】(15分33秒 パワーボム→エビ固め)越中○
⑩⑪●越中●大鷲透【11】(16分24秒 OTR)のの子【14】○
⑫●のの子(16分30秒 OTR)ニラ○松野【13】○

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[1008代王者]●ゴージャス松野
14時42分 体固め
[挑戦者]○LiLiCo
※LiLiCoが第1009代アイアンマン王者となる。

  • 試合詳細
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       スクリーンには稲川淳二化した亜門GMが、アイアンマンベルトの歴史を説明してから、現チャンピオンがまるで人形のような顔をしたアキヒコだという“怪談話”を披露。話が長くなりそうなところでニラが入ってきて「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番が決めたらえんや」と某兄さんばりに言い放ち、試合へ。
       特別リングアナのLiLiCoさんに呼び込まれ、一番手の佐々木が登場。続いて遠藤が登場。殴りかかってきた佐々木をかわして逆水平チョップを叩き込んだ遠藤だが、ショルダータックルでなぎ倒した佐々木。ロープワークからカウンターのドロップキックを決めた遠藤はその場飛びムーンサルト。

       ここで3番手の清水愛が登場。いきなり佐々木に殴りかかっていった清水だが、ビクともしない佐々木は容赦なく清水を蹴り上げると羽交い締め。女性への愛を感じたことがない遠藤は迷いながらも清水に殴りかかるが、清水も佐々木を遠藤に叩き付けると、コーナーからダイビング・クロスボディーを決める。
       そこに4番手の横綱・松永が入ってきて佐々木と遠藤につっぱり電車道。さらに清水にマーライオンを見舞って、水びたしにするとオーバー・ザ・トップ(以下OTR)を狙うが、エプロンに踏み止まった清水はコーナーに登っていく。だが、佐々木が突き飛ばしてOTRで結局失格。

       そこに『TOKYO,GO』が鳴り響き、マグナムな仮面をつけた平田が入ってくるが、肝心なところで曲がストップし、一斉攻撃を浴びてしまう。そこに6番手のFUMAが入って来て遠藤の串刺し攻撃をかわすと、倒れた遠藤の上に佐々木をデスバレーボムで叩き付けてから2人の上にダイビング・フットスタンプを投下。
       そこに7番手の元K-1ファイター、才賀紀左衛門が登場。空手の道着姿で登場した紀左衛門はFUMAとミドルキックを蹴り合う。紀左衛門が後ろ回し蹴りでFUMAをダウンさせたところで、8番手のニラが相変わらず無音のまま花道じゃないところから登場。リング上では平田が佐々木をコルバタで投げると、「よっしゃ! チャンスターイム! 両国、俺の曲をかけろー!」と絶叫するが、空気の読めない紀左衛門が平田を蹴り倒す。

       そこに9番手の現王者アキヒコと10番手のヨシヒコが宮武練習生に連れられて登場するが、リングインするなり紀左衛門が容赦なく蹴り飛ばす。しかし怒ったヨシヒコがヨシヒコ・デストロイ・インフィニティーで紀左衛門から3カウントを奪うと、さらにFUMAに輪廻転生(=デ・ジャヴからのウラカン・ラナ)を決めて3カウント。
       だが、アキヒコとヨシヒコに遠藤がムーンサルトプレスを投下。調子に乗ってもう一度コーナーに登った遠藤だが、松永がウォーターミストを噴射すると、アキヒコとヨシヒコが2人一緒にコーナーに登り、ダブルのスパニッシュフライを決めて遠藤から3カウント。

       そこに11番手の大鷲が登場し、ルチャ風のヘッドシザースで佐々木と松永をまとめて投げていくが、アキヒコ&ヨシヒコがダブルの人工衛星ヘッドシザースで大鷲を投げ飛ばす。しかし目が回ったアキヒコ&ヨシヒコをニラがまとめてジャーマンで投げていき3カウント。これでニラがアイアンマンの新王者に。
       そこに12番手の越中が登場。ヒップバットでニラを蹴散らした越中は、佐々木をOTRで失格にさせると、松永にはダイビング・ヒップアタックからのOTR。そこに13番手の松野が登場。越中と一騎打ち状態の松野は果敢にドロップキックを放っていくが、越中はヒップアタックで蹴散らす。

       するとニラがカンチョーの構えで越中を威嚇。越中が胸ぐらを掴んでヘッドバットを見舞って行くと、最終入場舎の13番手としてのの子が登場。越中に自慢のKカップを揺らしてアピールしてみせたのの子にさすがの越中も戸惑い気味。すると平田が「俺は両国で踊りたいんだよぉ。俺の曲をかけろ〜」と魂の叫び。
       越中とのの子が睨み合い中、『TOKYO,GO』が流れると、平田はマグナムなダンスをしようとするが、のの子が蹴り上げると、越中がヒップアタックから侍パワーボムを決めて3カウント。

       さらに越中とのの子が協力して大鷲を攻撃していくが、越中のヒップアタックをのの子に誤爆させた大鷲は越中を場外に投げようとする。何とかエプロンに留まった越中。するとニラがロケットパンチから大鷲をエプロンに追いやっていき、そこにのの子がパイパイアタックをお見舞い。これで越中と大鷲がOTRで失格になると、ニラと松野がのの子も場外に投げ飛ばしてOTRにする。
       一騎打ち状態になったニラと松野。松野のゴージャススター・エルボーをかわしたニラだが、そこを首固めで丸め込んだ松野が3カウント。納得がいかないニラが松野に掴み掛かるが、松野がフライング・クロスチョップ。しかし返す刀でニラがロケットパンチを見舞うと、ダブルダウン。そこにアイアンマンのベルトを贈呈しようとリングに上がったLiLiCoさんが観客の後押しを受けて松野をカバーして3カウント!

       『ファイナルカウントダウン』が流れる中、松野を踏みつけてアイアンマンのベルトをアピールするLiLiCoさんに超満員の場内から「リリコ」コールが起こった。

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  • 試合後コメント
    • LiLiCo
      「いやー、ちょっと、こんな、こんなつもりではなかったんですけども。なんかもう、ゆっくり映画とか毎日見られないですよね、これじゃ? もうずっとすごいプレッシャーを感じながら生きていかなきゃいけないと思うと、すごいドキドキするんですけど。まあでも、こうなったら、もう誰でもいいから、かかってこい!」

▼第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
赤井沙希/○大石真翔/レディビアード(ユニオンプロレス)
11分43秒 ミラクルエクスタシー→エビ固め
アジャ・コング(OZアカデミー)/アントーニオ本多(フリー)/●福田洋(ユニオンプロレス)

  • 試合詳細
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       これがデビュー1周年となる赤井は赤、白、黒の新コスチュームで登場。対するアントンと福田が花道でDXばりのポーズをしている後ろから、アジャが威風堂々と入場。するとマイクを持った福田が「お前ら3人に言いたいことがある。プロレス舐めるな! お前らみたいな芸の人崩れがプロレス舐めるな! プロレスっていうのは、我々みたいな選ばれし者がやるもんなんだよ! 今日は本物のプロレスっていうものを教えてやる!」と挑発。
       そして奇襲攻撃を仕掛けていって福田とアントンは赤井を捕まえると、アジャが持参した一斗缶の蓋を持ち出し……金隠し踊りを披露して高笑い。

       だが、ダブルのクローズラインを切った赤井はクロスボディーで2人まとめてなぎ倒して大石にタッチ。しかしアジャがチョップからサッカーボールキックを叩き込むと、「36(歳)になって何がアイドルだ!」と叫びながら逆水平チョップ。さらに串刺しラリアットを叩き込んで福田にタッチ。
       「USA」コールが起こる中、頬を突き出した福田に大石がナックルパンチ。あっさりダウンした福田だが、何とかリック・フレアーばりの逆水平チョップで反撃してアントンにタッチ。フィストドロップを落としたアントンは、アジャにタッチ。滞空時間の長いパイルドライバーで大石をマットに突き刺したアジャは、一斗缶を持ち出して大石の脳天を殴打。

       さらにアントンも一斗缶を持ち出して福田が羽交い締めにした大石に振り下ろすが、大石がかわして福田に誤爆。さらにロープにも誤爆してしまい自分で自分を殴打してダウン。そこにタッチを受けたビアードが入ってくると、アントンは急所攻撃。だが、鋼鉄の急所を持つビアイー度は何度急所を蹴られても余裕の笑み……と思いきや、徐々に効いてきたが、カウンタのスピンキックで反撃。
       そしてカワイイパワーをアピールしたビアードは、大開脚でアントンをコーナーに押し付けると、「うれし〜〜〜〜〜」と絶叫してから胸元にアントンの顔面を押し付ける昇天(=ボインに相手の顔を押し付け昇天させる)。落ちる寸前だったが、どうにか踏み止まったアントンは南部式ナックル。

       だが、180度開脚でアントンのパンチをかわしたビアードはラリアットを狙う。何とかアントンも相打ちに持ち込み、両者タッチすると赤井とアジャがリングイン。赤井はミドルキックを出すが、アジャのエルボーに吹っ飛ぶ赤井。それでもビッグブーツを返した赤井はコーナーからダイブ。
       これをパンチで迎撃したアジャは「ふざけるなよ、クソガキ!」と叫ぶと急角度バックドロップで投げてから垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けるが、何と赤井はカウント2で肩をあげてみせる。思わず頭を抱えたアジャは動揺しながら福田にタッチ。福田の串刺し攻撃を蹴りで迎撃した赤井はハリケーン・ラナで投げ飛ばして大石にタッチ。

       しかし福田はサミングからパーフェクトプレックスの体勢に。ビアードがカットに入るが、アジャとアントン、赤井も入ってくる。アントン組の3人は同時に南部式ナックルからバイオニックエルボーを狙ったが、赤井組は蹴りで迎撃。しかし福田が大石をシーソーホイップでコーナーに投げつけてからパーフェクトプレックスの体勢に。
       赤井がビッグブーツでカットすると、赤井とビアードはハイキックでアジャとアントンを場外に追いやる。そこから赤井がコーナーに登りプランチャを投下すると、リング上では大石が福田をミラクルエクスタシーで叩き付けて3カウントを奪った。

  • 試合後コメント
    • 赤井沙希&大石真翔&レディビアード
      ビアード「大石さん! 勝ちましたね!」
      大石「勝ったねイエーイ!やっぱりね、可愛いは楽しいんですよ」
      赤井「可愛いは正義ですよ」
      大石「可愛いは正義です。僕達3人、こんな可愛い僕達が負けるわけないです。ね、ビアちゃん!」
      ビアード「イエーイ!」
      大石「これからも、この3人、カワイイコネクション、この3人でどんどんどんどん、色んなメディア通して、可愛いを見せつけてやりたいと思いますので」
      赤井「可愛いを世界に!」
      大石「可愛いを世界に!」
      全員「可愛いを世界に〜!」

      赤井沙希&佐藤藍子さん
      赤井「藍子さんとはお仕事とかでご一緒したりとか、数日間一緒に海外旅行に旅番組とか行ってて、普通にそういうタレントさんだったり、ドラマでもご一緒したことがあって、そういう姿しかまだ見せたことがなかったんで、こういう汗水垂らしてこういう世界もあるねんでって、先輩に、オスカーの一番近い先輩に知ってもらえたら、今日楽しんでもらえたらいいなって思いました」
      佐藤「いやカッコ良かった〜。予想以上というか」
      赤井「ほんとですか!?いやまだ勉強中なんですけど、やっぱり私のちっちゃい頃から知ってる選手だったので、入場の時とか見いひんようにしてて、背中むいてたんですけど気になって見ちゃって、リングの上からそっと見たら藍子さんがいらっしゃったんで、やっぱり知ってる人いると安心するんでよかったら、今度セコンドついてください!」
      佐藤「いいよ〜」
      赤井「『頑張れ、頑張れ、沙希ちゃん』って(応援してほしい)。もしセコンドに危害を加えるようだったら私が飛んだり守るんで」
      佐藤「ほんとにプライベートでもね、ほんとに素が守ろうという性格がすごくって、海外旅行行った時もちょっとね、夜ご飯食べに行こうとしたら知らない街だからどうしようってなって、私が守りますって普通に言ってくれるような人でね」
      赤井「なんかあれば言ってください」
      佐藤「鍛えてるもんね。痛くないの?」
      赤井「めっちゃ痛かったです。一瞬飛びました記憶が。真っ白になって」
      佐藤「こんな可愛いオナゴをって思うけど、リングに立ったらそんな事言ってられないもんね」
      赤井「1ファイターなんで、オスカー所属であろうとどこ所属であろが相手関係なく。いやだって、女優さんとかモデルさんやってたら、もうかける時とか何する時も顔面は守って受けたりとか、何があっても顔だけは守るんですけど、私顔にこんなんされたの初めてで、あれでカチンときて、スイッチ入りましたね。顔守るじゃないですか? 折角DDTもオスカーと提携したって事で、なんか繋がりができて、オスカーも中からファンも増やしておっきく発信して、オスカーももっともっと、イメージと違くなかったですか? プロレス見たことありました?」
      佐藤「生は初めてで」
      赤井「イメージと違いません?」
      佐藤「かなり本気だよね。危ないよね(笑)」
      赤井「そうなんですよ。でも色々ドラマもあるし、DDTの場合結構こういうアイドルさんお呼びしたりとか、結構プロレス界の中でも攻めてる団体の一つなので、なんかこれをきっかけにプロレスもっと面白いのでって知ってもらって」
      佐藤「メインの所の有名な選手のところを見たりとかっていうのはあったけど、今日第一試合からずっと見てると、やっぱりメインはあるんだけどそこに行くまでの盛り上がりっていうかがあって、全部を含めてプロレスなのかなって」
      赤井「そうですそうです。この後も色々私が信頼して色々教えてくださった先輩がやるので、よかったら最後まで見ていってください。もう私より強い先輩がいっぱいこれからバチバチやるんで。すいません今日は」
      佐藤「いやでも勝ってよかった〜」
      赤井「藍子さん来るって言ってたから、負けたらもう会えへんて思ってて」
      佐藤「かなり相手は本気で悔しがってたね」
      赤井「いや私も泣いちゃってビックリして! 相手あんま見てなくて、でもうぉーって声が聞こえてアジャさんの唸り声が。ちょっと怖かったです」
      佐藤「本気でしょうね。やっぱりそれだけ、プロレスの世界では大先輩だし、プライドもあるし」
      赤井「私みたいにタレントもやっててこういう仕事してプロレスもやっててって言うとやっぱ女子プロレス界の人は面白くない人もいるし。次はセコンドついてください。私が倒れてたら『オラ起きろ!』って言ってくれたら、オスカーの上下関係しっかりしてるんで藍子さんが『起きろ!』って言ったらハイ! って死にかけでも起きるんで。今日は頼もしいセコンドの約束ができました」

      アジャ・コング&アントーニオ本多&福田洋
      アジャ「お前何してたんだよ、このやろう!」
      福田「わかりません!」
      アジャ「わかりませんじゃねーよ! 絶好のチャンスなんでお前が負けてんだよ! 意味わかんないよ!」
      アントン「すいません! 福田は自分の後輩です。だから、ここは、その責任は全部自分が負いたいと言いたい所ですが、やっぱり実際に失敗したのは福田なので、福田をやってください!」
      アジャ「なんでお前! あんないいところで余計なことしてるから! このやろう! 終わってたろあんなん一発で!」
      アントン「アジャさんの垂直落下、決まったら!」
      福田「新技したかったから〜」
      アントン「新技ってなんだよ!」
      福田「こうやって、こうやるやつです」
      アジャ「なんだよそれわかんねーよ! なんだよチキショウ」
      アントン「悔しいですね〜」
      アジャ「久々の両国でいいところ出そうと思ったのによー、お前はよー」
      アントン「こんなんじゃやりたりないですよね?」
      アジャ「やりたりないよ!」
      福田「物言いがついたぞ」
      アジャ「物言いついたけどお前はいらないよ!」
      アントン「今度はこいつだけ変えて、またやりましょうよ!」
      アジャ「赤井沙希言っておくぞ、正直ちょっと舐めてた。だいぶ舐めてた。ちょっとじゃない、だいぶ舐めてたよ。女子プロ知らないっていうから教えてやろうと思ってたけど、そこまでやって泣かしちゃったらアレだと思ったけど、次はこうはいかないから覚えとけ」
      アントン「覚えとけ!」
      アジャ「お前はいらないからな!」
      アントン「お前は今日の反省覚えとけ!」
      アジャ「お前はよく反省しとけ!」
      福田「すいませんでした!」

  • アップアップガールズ(仮)によるTシャツバズーカ
    • 140817_DDT-08.jpg

       試合を終えた大石がステージ上から「お楽しみはこれからだよー! 準備はいい〜?」と煽ってからアップアップガールズ(仮)を呼び込む。『チョッパー☆チョッパー』を歌いながらステージから花道を通ってリング上に移動したアプガ。大石もメンバーに交じってダンスしていたが、佐保明梨さんにチョップを食らってしまう。
       歌い終えたところで一人一人が自己紹介。大石もシレッと自己紹介すると、場内からブーイング。すると、『アップアップDDT(仮)』の第2弾として、10月29日に宮地鉄工所でプロレスライブを行うことが発表された。「アイドルの熱さをアピールしたいと思います!」と意気込みを語ったアプガは、昨年の両国大会で好評だったTバズーカで、まずは至近距離の亜門GMに“試し撃ち”してから客席に向かって発射してみせた。

  • バックステージコメント
    • アップアップガールズ(仮)&大石真翔
      大石「そういうわけで、10月29日、なんと、いつもDDTがやっています工場で、アップアップDDT(仮)in工場プロレスが決定しました。イエーイ!」
      全員「イエーイ!」
      大石「まさかね、アプガの皆さんと工場で相まみえる事になるとは、思いませんでした。どうですか工場は? よくわかんないでしょう」
      関根「ほんとに鉄が流れてる状況でやるんですか?」
      大石「鉄は流れてないけど、何百度っていう白い粉。鉄を冷ますための白い石灰があるんですよね。それを皆にぶっかけたりしますよ。あと何十メートルも上がるフォークリフトとかね。その上でプロレスやったりしますよ」
      仙石「私達アプガは戦場とかが大好きなので、そういう意味では初の、前代未聞の工場でちょっと暴れてやりたいなって」
      大石「いいこと言った。暴れます!」

      ――工場でやってみたい事は?
      新井「私まこりんに、その石灰をかけたいです」
      大石「そっか…そっか…もうそういうことか。甘んじて受けよう! そういう問題じゃないな」
      佐藤「私達よくステージでお立ち台を使うんですけど、動くセットっていうのを使った事ないので、みなさんが試合で使うのであれば私達は歌でフォークリフトを使いたい」
      大石「いいですね、夢は広がりますね。じゃあそのアップアップDDT(仮)まで各々、やりたい事を考えておいてください」

      ――ちなみに大石さんが今一番押しているアイドルは?
      大石「もちろんアップアップガールズ(仮)ですよ」
      新井「絶対ウソです!」
      大石「間違いない、間違いない…はいつめたーい」
      新井「信じてますから」
      大石「もちろん、まかしておけ…目が怖いよー」
      新井「信じてますから。まさか押しを変えるとか」
      大石「変えない変えない。絶対。アップアップDDT(仮)までは絶対ない」
      全員「あー!」
      大石「ウソウソウソ!」
      古川「今はお尻にも(仮)があるんですよね」
      新井「今日だけだ!」
      大石「違うわ!ずっと着てますよ」
      新井「(仮)Tも着てくださいね」
      大石「もちろんです。ずっと着ます」

▼第4試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]KUDO/坂口征夫(坂口道場一族)/●マサ高梨
10分57秒 ジントニック→エビ固め
[挑戦者組]石井慧介/入江茂弘/○高尾蒼馬
※第12代王者・酒呑童子が初防衛に失敗、チームドリフが第13代王者となる。

  • 試合詳細
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       前日の全日本プロレス後楽園大会でアジアタッグ王座から陥落した石井&入江だが、パワーパフガールズとのコラボにより、髪の毛をコスチュームを水色に変えた高尾との3人で気持ちを入れ替え、6人タッグ王座奪取に臨む。入江は毛が付いたブロディシューズを新調。
       KUDOと石井の先発で試合開始。ドロップキックの相打ちからスタートすると、お互いに譲らず高梨と高尾がリングイン。鼻をつまんでいった高梨だが、背後から石井が攻撃すると、石井と高尾は場外から高梨にサンドイッチ・ドロップキック。

       リングに戻った高尾はグルグルパンチを狙った高梨の腕をキャッチすると、オールドスクール(=ロープ歩きからの手刀)。しかし高梨が場外に突き落とすと、エプロンから坂口がランニングロー。リングに戻った高尾をヘアホイップで投げた高梨は、KUDOと連係攻撃。
       KUDOはミドルキックから逆立ちニードロップを落とすと、坂口のダブルのミドルキックをお見舞い。坂口は低空ブレーンバスターで投げるとチキンウイング・フェースロックへ。どうにかロープに逃れた高尾はエルボーで反撃するが、エルボーを返していった坂口は走り込んできた高尾に前蹴り。

       しかしランニングエルボーで坂口をなぎ倒した高尾は入江にタッチ。坂口に重たいエルボーを叩き込んだ入江だが、坂口もランニングキックを返す。ロープで充分に勢いをつけた入江だが、坂口はカウンターのランニングキック。そこにKUDOがダイブするが、かわした入江は串刺しラリアットからジャンピング・ブレーンバスター。
       タッチを受けた石井はサマーソルトドロップを落とすと、ニーリフトからオーバーヘッドキック。しかしKUDOもキチンシンクからスリングショット式ニードロップを返すとバズソーキック。かわした石井はフランケンシュタイナーからジャーマンで投げ捨てる。しかし石井のニールキックをスピンキックで撃墜したKUDOは高梨にタッチ。

       石井も高尾にタッチすると、高梨は首固め、逆さ押さえ込み、スクールボーイと丸め込もうとするが、高尾も押し潰す。だが、回転エビ固めで丸め込んでいった高梨。辛くもカウント2で返した高尾は側頭部に低空ドロップキックを叩き込むと、石井と入江が入ってきて入江をダブルのフラップジャックで投げ、高梨の上にボディプレスを投下。
       だが、高梨は高尾の攻撃をかわしてコーナーの上に寝かせると、坂口が串刺しニーリフト。石井が飛び込んできたコーナーに登った高梨を捕まえてgo2入江sleepを狙うが、高梨が防御すると、KUDOが高尾に垂直落下式ダイビング・ニードロップを投下。

       高梨は高尾にタカタニックを狙うが、入江がビーストボンバーでカット。さらに入江が坂口にファイアーサンダー、石井がKUDOにダブルアームDDTを決めると、高尾は高梨にジントニックを狙うが、高梨が逆打ちで切り返す。辛くもカウント2で返した高尾は、もう一度ジントニックの体勢に入ると、今度こそ高梨を叩き付けて3カウント。
       アジアタッグ王者の影に隠れがちだった高尾だが、石井と入江がアジアタッグから陥落したタイミングで存在感を発揮。チームドリフがチーム力で酒呑童子を上回り、6人タッグ王座を奪取してみせた。

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  • 試合後コメント
    • チーム・ドリフ
      石井「自分らは昨日、アジアタッグ失ったけど、別にそれで心は折れないし、また前を向いてるし、そして今日、また結果を残しました。またひとつ自信になりました。それと、次はKO-Dシングル、次期挑戦者トーナメントというものがある。組まれているけど、正直、このトーナメントはやる必要ないんじゃないかと。別に、自分が挑戦すればいいと思ってます。メイン誰が勝つかわからないけど、こんなトーナメントやる必要ないと思うし、自分が挑戦します。いつまでも若手扱いしないでほしいです。自分がトーナメント有言実行優勝して、挑戦しますよチャンピオンに」
      高尾「自分も、今日の両国この6人タッグのベルトを取り、石井くんも挑戦者決定トーナメントに挑んで、絶対勝って、そしてベルトを取ってきてくれると思うんですよ。だから次、次のKO-Dタッグの選手権、相手がまだ未定、だったら、まずこの6人を持ってるうちら、そして!勝ってくれる石井くんいるんだからうちらにも挑戦する権利はあるはず。だから、うちらにも挑戦させて欲しい。ね、入江くん」
      入江「チームドリフで、シングルのベルト、タッグのベルト、3人で持つ6人タッグのベルト、俺たちで全部持ちます」

      ――入江さん今日の顔のメイクは大槻ケンヂさんをイメージですか?
      入江「大槻ケンヂさんの、本人の許可をもらって、公認のひび割れメイクです」

      ――気合は入りましたか?
      入江「気合い入りましたね。欲を言えばタチムカウで入場したかった(笑)」

      ――高尾選手は今後も青で?
      高尾「青、どうしますかね。個人的には赤が一番好きですけど、これでなんか青も好きにはなりました。あと言い忘れたけど、自分は、ビッグマッチ全部勝ってるんで、このままKO-Dタッグの挑戦権を得て絶対取ってやりますよ!」

      酒呑童子
      高梨「オイ、DDT! 両国で、史上最高の酒盛りをするって、ここに俺らの肴のベルトがねぇじゃねーかよ! どうなってんだよ、ワケわかんねーよ! とりあえず折角だから悔しい! 自棄酒だ! 酒持ってこい、酒!」
      ※練習生がブラックアウトを机の上に置く
      高梨「オイ、お前これブラックアウトじゃねーかよ! 酒でもねーし、ヌルいし、開いてるし、飲みかけか、テメー! ふざけんじゃねー、消えろコラ! どいつもこいつもバカにしやがって俺らのこと! なんなんだよ! おいしいとこだけな、ドリフの野郎が来てかっさらいやがって! 俺らはな、でもな、酒の絡みもそうだけどな、どこまでもしつこいんだ! 俺らに借りのある、ユニオンのイサミも! 今日のドリフも! そして! 俺らの大事なKO-Dシン''''グルを奪っていったHARASHIMAも! 借りを返す奴はいっぱいいるんだ! とことん絡んで行ってやるからな! 兄貴言ってやってください!」
      坂口「もう一丁だ、ふざけんなあの野郎。殺(や)ってやるよ、もう一丁やらせろ」
      KUDO「俺ら負けてねーから。負けたのコイツだけ」
      高梨「そうだぞ! ふざけんじゃねーぞ! 俺に勝ったからって酒呑童子に勝った気持ちになってんじゃねーよ! 酒呑童子の負けはな! わりーけど! 9割9部9厘、俺なんだよ! 俺からとったってよ〜勝ちなんかじゃねーんだ、クソ野郎!」

▼第5試合 DDT EXTREME級選手権試合 インポータントサムシング時限爆破デスマッチ 60分1本勝負
[王 者]○男色ディーノ
11分5秒 横入り式エビ固め
[挑戦者]●マッスル坂井
※第29代王者ディーノが初防衛に成功

  • 試合詳細
    • 140817_DDT-11.jpg

       DDT EXTREME級王者の男色ディーノは、王者の権限から引退していた盟友・マッスル坂井との防衛戦を希望。坂井も対戦を受諾したため、ディーノはさらに2人と同い年で友人の南海キャンディーズの山里亮太さんに立会人に指名。さらに試合形式には4年前の『マッスルハウス11』終了後に「20年後にやろう」と言っていた、お互いの大事なものを試合開始10分が経過した時点で爆破してしまう、その名も“インポータントサムシング時限爆破デスマッチ”を採用した。

       スクリーンには山ちゃんがリポーターとして控室でウォームアップをする坂井を直撃。「こうなるのも運命だったんじゃないかな」と語った坂井は、懐かしの豹柄コスチュームで登場。腰にはササダンゴマシンが保持しているアイポケ級のベルト。すると、一旦リングに上がった坂井はステージに戻り、「DDTエクストリーム選手権のルールと対策について」について、先日の記者会見で披露した“煽りパワポ”の改訂版を披露。
       ディーノは仲間思いで優しいと分析した坂井は、そこに勝機があるという。友人の山ちゃんはオポチュニティ、外部的脅威がマッスル坂井そのものと分析した坂井は、山ちゃんを人質に取ることが勝利につながるため、このインポータントサムシング時限爆破デスマッチに賭けられる2人にとって大事なものはディーノにとっては親友で、坂井にとっては親友ディーノの大事な存在である山ちゃんであるという結論に。

       スクリーンには突然に宣告に動揺する山ちゃんが映し出されるが、そんな友に「大丈夫。勝つから」と言い残したディーノは、ビル・ゴールドバーグのテーマに乗ってバックステージを歩いて行く。ところが、突然苦痛で顔を歪めたディーノは穿いていた男色タイツを脱ぐと、山ちゃんに手渡してトイレに駆け込んでしまう。
       その結果、『スリル』が鳴り響く中、煌びやかなロングガウンに男色タイツ姿で登場したのはディーノ……というか、ディーノになりすました(?)山ちゃん! 戸惑いながらも客席を徘徊し、男性客の唇を奪いまくったおかっぱ頭に赤メガネのディーノ。

       試合が開始すると、いきなり「ブタゴリラより怖そうなガキ大将のアダ名を教えてください」というお題が出題される。大喜利対決になると、坂井が「ブタ岡力也」で1ポイント先取。山ちゃ……ではなくディーノがなかなかポイントを取れない中、坂井が2ポイント取ったところで、「このお坊さん、モテたくて必死だな。どんな奴?」という2問目が出題される。
       「数珠がクロムハーツ」で坂井が3ポイント目を取ると、ディーノもようやく1ポイント。さらに坂井が1ポイント追加されたが、ディーノも「木魚のリズムがどうやらサカナクション」で2ポイント目をゲット。坂井が5ポイント目を取れば、ディーノも3ポイント目。

       3問目は「プロレスラーがやりがちなデートでの失敗とは?」。ディーノが「カラオケでマイクを床に叩き付けてしまう」で4ポイント目を取れば、坂井は「夜景スポットと言われてもゴールドジム原宿店しか思いつかない」で6ポイント目。爆破まで5分を切ったが、ディーノが「顔を隠すためにバンダナを巻くものの、逆にヤス・ウラノだと気付かれてしまう」で5ポイント目を取ったところで、坂井が「お前、男色ディーノじゃないだろ!」と今さら入れ替わっていることに気付き、山ちゃんに襲いかかる!
       そこに「待て、待てーい!」と本物のディーノが客席を徘徊しながら登場! 爆破まで残り3分のところで坂井のスリーパーでグロッキー状態の山ちゃんを救出したディーノは、坂井と睨み合うと、ディーノのパンチに対し、足を踏んづけていった坂井がバーディクトから垂直落下式リーマンショック!

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       カウント2で返したディーノは男色ドライバーで叩き付けるが、爆破まであと90秒を切ったところでダブルダウン! 残り1分となったところで、「山里亮太の肛門爆破まで残り1分!」のアナウンスと共に、葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れ、坂井がレフェリーの見ていない隙にディーノをイスで殴打(すべてスローモーション)。
       するとカウント2まで入ったところで、ディーノが“回想プレゼン”をはじめる。山ちゃんの爆破を防ぐためにもあと1分以内に勝たなければいけないディーノは、坂井が焦ってラリアットに来たところを丸め込むとプレゼン。そしてカウント2でキックアウトすると、焦ってラリアットに来た坂井を丸め込むが、何とカウント2で返されてしまう。

       逆に焦ったディーノを坂井が丸め込むが、これもカウントは2。もう一度ディーノが丸め込んだが、ここでスクリーンでは「山里亮太肛門爆破セレモニー」の映像が上映される。嫌がる山ちゃんを国技館の外に連れ出し、タイツを下げて肛門にロケット花火を差し込まれる姿が長渕剛の歌に乗せて映し出される。
       ディーノとも思い出の写真が燃える中、リング上ではディーノと坂井が敬礼で山ちゃんを見送る。見事にロケット花火に点火され、肛門を爆破された山ちゃんの姿が映し出されると、リング上では坂井がストレートパンチ。しかしディーノはバックを取った坂井に急所蹴りを見舞ってスクールボーイ。これで3カウント入ったのだが、親友の山ちゃんはお星様になりました……ありがとう山ちゃん!

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  • 試合後コメント
    • 男色ディーノ&マッスル坂井&山里亮太
      ディーノ「オイ! オイ! お前ら! お前ら! お前ら! お前らコレを見て! お前らコレを見て! お前らコレを見て! 思わんのか〜! 山ちゃんが! 山ちゃんが! 山ちゃんが! 爆破されたんじゃー! 山ちゃん! 山ちゃん! なんか言ってみろ! 胸いっぱいの気持ちを! 胸いっぱいの気持ちを! 胸いっぱいの気持ちを、なんか言ってみろ〜」
      山里「なんか、俺の肛門はもう爆破されちゃったけど、俺の親友のディーノさんにベルトが戻ってきてよかった。ほんとうに嬉しい」
      ディーノ「そんなことよりも! お前のことが心配なんじゃー! ベルトなんて! ベルトなんて! ベルトなんて二の次、三の次じゃー! お前の! お前の! お前の肛門が! 何より心配なんじゃー!」
      山里「俺の肛門なんて! 二人の最高のバトルの代償だったら安いもんだ。こんな肛門なんていくつでもくれてやるよ!」
      ディーノ「山ちゃ〜〜〜ん! 山ちゃん、お前も、お前も、お前も、お前も! 立派な、立派なプロレスラーじゃ!」
      山里「ありがとうございます!」
      ディーノ「なぁオイ、マッスル坂井」
      坂井「はい!」
      ディーノ「お前!」
      坂井「はい!」
      ディーノ「お前!」
      坂井「はい!」
      ディーノ「復帰して! 胸いっぱいのプロレス、楽しんだかー!」
      坂井「ただただ! 楽しいだけでした!」
      ディーノ「それじゃー! それが! それが! それが! 我々の! 我々の! 我々のプロレスなんじゃー! この、この、このただ楽しいこの楽しさを! この楽しさを! ぶつけることが! 我々のプロレスなんじゃ」
      坂井「我々は、ただ楽しかっただけかもしれませんが、肛門を爆破された人がいますそのために」
      山里「いや、この楽しさが味わえるんだったら、肛門なんかくれてやりますよ」
      坂井「じゃあまたお願いします!」
      ディーノ「よく言った! よく言ったぞ!」
      坂井「花火持ってこい! 祝砲じゃー!」
      ディーノ「(2015年の)2月15日、2月15日、2月15日さいたま、さいたまスーパーアリーナ、お前の! 男気見せてみろや」
      坂井「お前の前説からの肛門爆破、見せてみろや」
      山里「ちょっと待って下さいよ〜! 肛門はもうこれっきりにしてください。それじゃないともたないよ〜! 肛門のリクエストはきついよ〜」
      ディーノ「お前ら! 敬礼!」
      山里「肛門は受けてないからね。肛門は受けてないからね! 肛門は受けてないからね次、ねぇ?」
      ディーノ「よし、ありがとうございました! いい肛門もらった」

▼第6試合 両国国技館全体を使った路上プロレス 60分1本勝負
高木三四郎/○葛西純(FREEDOMS)
23分25秒 パールハーバースプラッシュfromラダー→体固め
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/●中澤マイケル

  • 試合詳細
    • 140817_DDT-14.jpg

       今年1月に鈴木みのるに弟子入りしてハイブリッドボディを作り上げることを約束した中澤マイケル。するとマイケルからの対戦要求に対し、高木三四郎は“デスマッチ王”の葛西純とクレイジー大社長を結成。昨年まではダークマッチとして行われていた「両国国技館全体を使った路上プロレス」だが、今年は本戦の試合として行うことに。高木はこの一戦のために用意した戦闘用チャリンコ「ドラマチック・ドリーム号」のデストロイモードを稼働させることを予告した。

       休憩時間中にリング上には大量のイスで両国城が築城された。そこにドラマチック・ドリーム号に乗った高木と葛西が合体テーマ曲に乗って登場。そのままクレイジー大社長はマス席へと移動し「ファイアー!」と雄叫びをあげてから外の大階段に移動。
       続いて『風になれ』が鳴り響き、タオルを頭から被った鈴木が国技館の廊下を歩いて外の大階段に移動する姿がスクリーンに映し出される。しっかり「♪かっぜになっれ〜」の部分で外に出た鈴木とマイケルは、晴天のもと、ゴングが鳴るなり大階段で鈴木が高木をヘッドロックに捉える。

       葛西はマイケルを階段から突き落とすが、高木と鈴木はチョップを打ち合いながら階段を登っていく。登り切ったところで鈴木が高木を階段に叩き付けると、葛西もマイケルを壁に叩き付け、鈴木と葛西の危険な初遭遇へ。葛西は鈴木を国技館内に連れていくと、そのままトイレへ。
       鈴木は葛西を小便器に入れようとするが、葛西が踏ん張るとトイレの外へ。国技館の廊下でミドルキックを見舞っていった鈴木は2階席に雪崩れ込む。高木は場内階段の2階から1階にマイケルを突き落とす!

       さらに1階に移動した高木はマイケルを壁に叩き付けながら売店ロビーに移動。そこに鈴木も団扇を仰ぎながら登場すると、葛西が鈴木をパイルドライバーの売店に叩き付けようとするが、どうにか踏み止まった鈴木。葛西は鈴木をササダンゴ商会の売店に叩き付けると、パイルドライバーのバイト、川村亮を睨み付ける。
       しかし鈴木は高木をブラックアウトのパネルに叩き付けると腕十字へ。壁に足を伸ばして「ロープ」だと主張してどうにか逃れた高木。そのパネルを持ったまま1階マス席まで入ってきた高木だが、パネルを奪い取った鈴木は高木を殴打してからマス席の中で腕十字固め。

       その間にリングまで戻ってきたマイケルはタンクトップを引き裂いてハイブリッドボディを披露すると、花道の葛西に向かってダイビングショルダーを発射。鈴木はリングサイドで高木にPKを叩き込むが、高木はリング下から演出用の炭酸ガス(CO2)を取り出すと、鈴木とマイケルに向かって噴射。
       さらにドラマチック・ドリーム号に乗り、デストロイモードを発動させた高木は鈴木を追走してバックステージへ。ところが、アリーナに戻ってくると、鈴木がニケツ状態で高木にスリーパーをかけながら爆走。リングに激突した高木にアームロックに捉えた鈴木だが、その間に入場口の上に登った葛西は、通路のテーブルに寝かせたマイケルに向かってパールハーバー・スプラッシュを投下。

       慌てて鈴木が入っていってカウント2でカットすると、鈴木は葛西をリング上に連れ出してチョップの打ち合いを展開。そこに高木がドラマチック・ドリーム号をリング内に入れて「死ねー!」と絶叫しながら突進するが、鈴木と葛西が避けたため、高木はドラマチック・ドリーム号ごと両国城に激突して落城!
       すると鈴木はドラマチック・ドリーム号を花道に出してからステージまで下がっていって乗車。略奪したドラマチック・ドリーム号に乗った鈴木はマイケルの抑え付けた葛西に向かって漕ぎだしたが、葛西がかわしたためマイケルに誤爆!

       再びリング上で1対1となった鈴木と葛西。チョップの打ち合いからナックルパートの打ち合いになると、鈴木が張り手。葛西も張り返すが、鈴木優勢。すると葛西はイスを手にする。鈴木もイスを手にすると、葛西が突き出した背中にイスを振り下ろす。耐えてみせた葛西が今度は鈴木の背中にイスを振り下ろしていき、負けず嫌い同士の意地の張り合いに。
       「来いよ、オラ! 葛西!」と背中でイス攻撃を受け止めた鈴木だが、葛西はさらに鈴木の脳天にイスを振り下ろす。ダウンした鈴木をカバーした葛西。マイケルのカットは葛西がかわして鈴木に誤爆させると、高木も復活。

       だが、マイケルはアンダータイツを脱ぐと、高木にハイブリッド・ベノムスリーパー。鈴木も葛西をスリーパーに捉えるが、葛西はグッタリとして倒れ込む。すかさずカバーした鈴木だが、葛西はカウント2で返す。20分を経過し、マイケルが高木を羽交い締めにすると、鈴木がチョップ。今度は鈴木が高木を羽交い締めにすると、マイケルはアルティメット・ベノムアームの体勢に。
       高木が体勢を入れ替えるが、マイケルは寸前でストップ。成長した姿を見せつけたマイケルだが、「お前がちゃんと押さえてないからだ!」と鈴木の頭を叩いて八つ当たりするマイケル。憮然とした表情で再び高木を羽交い締めにした鈴木だが、やっぱり高木がかわしてマイケルのハイブリッド・ベノムアームは鈴木に誤爆……

       笑顔でタイツを奪い取った鈴木は、自分の右腕の装着すると、ハイブリッド・ベノム張り手を叩き込む。エプロンにエスケープしたマイケルだが、コーナー二段目に登った高木は、ぶっこ抜きダブルアーム・スープレックスで投げていくが、カウント2でカットした鈴木展は、高木ではなくマイケルにゴッチ式パイルドライバー! すると葛西がゴーグルをしてコーナーに登るが、制止した鈴木がラダーをセット。
       高木と鈴木でマイケルの位置をセットすると、葛西がラダーの上からパールハーバー・スプラッシュを投下してマイケルから3カウント。最後は高木と葛西、鈴木がハイタッチ。

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  • DDTの新プロジェクトを発表
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       試合後、マイクを持った高木は「純ちゃん、勝ったぞー! 鈴木さん! よく分からないですけど、ありがとうございます! 鈴木さん、純ちゃん!」と叫ぶが、鈴木はマイケルを蹴り飛ばすと、「コイツのパンツ臭い!」と絶叫。

       高木は改めて「鈴木さん、純ちゃん、今日は両国に来てくれてありがとう! ちょうどいいタイミングだからここで言わせてもらいますけど、DDTはこれから新しいプロジェクトを立ち上げます! 出来ればあたなたちに是非とも協力していただきたい!」と言い出す。鈴木が風俗業界への新プロジェクトか詮索するが、高木が発表した新プロジェクトは何と映画界への進出! 制作はDDT、出演がDDTオールスターズ、そして監督がマッスル坂井。タイトルは『劇場版プロレス・キヤノンボール2015』!
       2015年2月公開すると発表した高木は、総監督のマッスル坂井を呼び込む。コスチュームの上からジャケットを着た坂井だが、鈴木は「いま思い出したんだけど、コイツさ大々的に引退試合やらなかったっけ? 俺、ほかのオファーあったんだけど断ったんだよ」と思い出してしまう。

       そんな鈴木に高木と坂井は土下座して謝罪。すると鈴木は実家の金型工場の社長がなかなかその座を退かないため、専務止まりだという坂井の現状を暴露! 高木が改めて鈴木と葛西に劇場版への協力を要請すると、葛西は「三四郎の頼みとあっちゃ断るわけにはいかない。濡れ場でもベットシーンでも」と快諾。鈴木は芸能活動に関してサンミュージックと契約しているため、事務所の許可さえ下りればOKとのこと。
       坂井監督を筆頭に、高木・葛西・鈴木という超強力チームの参戦が決定した劇場版プロレス・キヤノンボール。まさしくドーンミスイット!

  • 試合後コメント
    • 高木三四郎&葛西純&鈴木みのる
      高木「鈴木さん、映画に関しては、後ほど制作元と一緒に行きますんで」
      鈴木「とりあえず菓子折りもって四ツ谷の事務所に来い」
      高木「わかりました大丈夫です。純ちゃんもありがとうね」
      鈴木「うまーくコレすればいい」
      高木「頑張ります。そしてあの、1つ気になったんですけど、あの、中澤マイケルのハイブリッド特訓っていうのはいったい…?」
      鈴木「は?」
      高木「確かに身体はものすごくキレッキレ…まあまあキレッキレだったんですけど」
      鈴木「あんなの俺の暇つぶしに決まってるじゃねーか」
      高木「暇つぶし?」
      鈴木「だって殴りたかったんだもん。殴りたいイジメたい、首絞めたい、いいの見っけと思って。いいじゃねーかよ」
      高木「そうですね、いいと思います。いやでもなんか、丁度僕もタイミング的に言いやすかったですが、このチームで映画にね、プロレスキャノンボールにこのチームで出ますよ」
      鈴木「いつ公開なの?」
      高木「来年の2月」
      鈴木「2月? 2月になんか映画のデッカイのあるの?」
      高木「DDTのさいたまスーパーアリーナ大会があります」
      鈴木「違う違う違う、映画」
      高木「映画ですか? カンヌじゃないですかね」
      鈴木「カンヌ?」
      高木「カンヌ映画祭じゃないですか」
      鈴木「狙う?」
      高木「狙いましょうか。レッドカーペット歩きたいですね」
      鈴木「歩きたいね! あとなんかそういうデッカイのないの?」
      高木「あとは東スポ映画大賞」
      鈴木「それはいいや」
      高木「東スポ映画大賞はいいですか。ビートたけしさんも来るかもしれません」
      鈴木「ビートたけし来るんだ! TPG復活!」
      高木「TPG!」
      鈴木「大丈夫だよ、お面かぶってれば。中、誰でもいいんだから(笑)」
      高木「はい」

      ――高校生以来の路上はいかがでした?
      鈴木「公式ではな。公式では高校生の時は昔のおイタですむんだけど、途中のはな」
      高木「あの、葛西純選手との危険な遭遇はいかがだったでしょうか?」
      鈴木「面白いな! 葛西、面白いよ!」
      葛西「俺っちもな、デスマッチやってるけどよ、みのるっちこそ、生きたデスマッチだよな」
      鈴木「生きたデスマッチって話、おかしいじゃねーか! 生きててデスマッチって」
      葛西「そういうことだよ! 意味わかんねーってことは存在自体が意味わかんねーってことだよ!」
      鈴木「みのるっちって、鳥取のキャバクラのねーちゃんがそんな風に呼んでるよ」

      ――本興行中の路上というのは今までと違いはありましたか?
      高木「人が多かったですね。よく大丈夫だったなと思って」
      鈴木「いや結構客に蹴られたよ。結構客に揉みくちゃにされてやられたよ」
      高木「いやー、すごかったですね。客席の中で技かけられたのは初めてですね」
      鈴木「あの技、マス席でやった技なんていうか知ってるか?」
      高木「何やったんですか?」
      鈴木「俺の新しい技だよ。膝枕式十字固めっていうんだ(笑)」
      高木「確かにお姉ちゃんに膝枕してもらってましたね!」
      鈴木「お姉ちゃんにヨシヨシされて、しまいには耳かきまでされるんだよ」
      高木「素晴らしい。どうりでいつもより約三倍ぐらい効きが違かった気がします」
      鈴木「さて映画、頑張ろ」

▼第7試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
○飯伏幸太
18分39秒 フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め
●近藤修司(W-1)

  • 試合詳細
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       新日本プロレスの7.4後楽園で脳しんとうを起こして欠場していた飯伏幸太は、いまから6年ぐらい前にElDoradoで何度も対戦し、「僕にとってはプロレスの師匠」というWRESTLE-1の近藤修司を相手に復帰戦を行う。

       近藤のセコンドには悪冠一色時代の盟友である大鷲透がつく。そしてたくさんのノボリが掲げられる中、白と青の新コスチューム姿の飯伏が入場。大量の紙テープが投げ込まれ、飯伏の復帰を祝福。
       そして飯伏が握手を求めると、近藤はその手を蹴って払いのける。ロックアップからロープに押し込んだ近藤は飯伏をポンと叩いてブレイク。再びロックアップすると、今度は飯伏が近藤をロープに押し込んで、離れ際にチョップ。

       三度目のロックアップからロープに押し込んだ近藤だが、体勢を入れ替えた飯伏はエルボーと蹴りを叩き込む。だが、近藤はショルダータックルでなぎ倒すと、いきなり豪快なラリアットで飯伏を吹っ飛ばし、飯伏は堪らず場外にエスケープ。首を押さえながらガクッとヒザをついた飯伏だが、場外カウント10で戻ろうとすると、近藤は花道に連れ出してDDT。
       なおも首にダメージを与えていった近藤に対し、飯伏はフラつきながらリングに戻る。飯伏の頭を足蹴にしていく近藤だが、吠えながら立ち上がった飯伏は走り込んできた近藤にカウンターのドロップキック。

       これで場外に出た近藤だが、飯伏は復活の三角跳びケブラーダを発射。近藤をリングに戻した飯伏はスワンダイブ式ミサイルキックを的確に近藤の顔面に叩き込むと、掌底と蹴りのコンビネーションからその場飛びムーンサルト。しかし剣山で迎撃した近藤は弓を引くナックルパート。さらにエルボーとストンピングで飯伏を追い詰めると、ランサルセを狙うが、ジャンプした飯伏は何と突進してきた近藤の後頭部にフットスタンプを落として押し潰す!
       さらにミドルキックから顔面を蹴り飛ばした飯伏。珍しくエキサイトする飯伏に対し、近藤も顔面へのニーリフトを連打。飯伏のミドルキックにも倒れずに耐えた近藤はラリアットを狙うが、飯伏はかわしてジャーマンで投げていく。

       立ち上がった両者はエルボー合戦。そこからソバットを叩き込んだ飯伏だが、近藤も倒れずにジャーマン。だが、着地した飯伏が逆にジャーマン。近藤もすぐさま急角度のジャーマンを返すが、飯伏はハイキック。だが、近藤も返す刀でショートレンジラリアットを叩き込んでダブルダウン。先に立ち上がった近藤は10分経過と同時にパワーボムの体勢に。
       だが、飯伏はリバースで切り返すと走り込むが、近藤はザ☆オリジナルで切り返すと、今度こそパワーボム。近藤のキングコング・ラリアットを腕でブロックした飯伏だが、その突進力に背後のコーナーに激突!

       すかさず近藤はコーナーに登って飯伏を引き上げると、雪崩式パワーボムの体勢に。だが、飯伏は逆に最上段まで登っていくと、近藤をぶっこ抜こうとする。叩き落とした近藤だが、飯伏はロンダート・オーバーヘッドキック。さらにもう一度コーナーに登った飯伏だが、近藤はエプロンに叩き落とす。すると飯伏はスワンダイブで飛び付いて雪崩式フランケンを狙う。
       近藤は回転を止めて雪崩式パワーボムを狙ったが、飯伏は空中でフランケンに切り返すと、ドラゴンスープレックスで投げていき、続けてシットダウン・ラストライド。カウント2で返した近藤に対し、飯伏はフェニックス・スプラッシュを狙ってコーナーに登っていく。

       だが、背後から追いかけていった近藤はゲレーロ・スペシャル(=雪崩式リバースブレーンバスター)でブン投げる。近藤はカナディアン・パイルドライバーで叩き付けるが、飯伏もカウント2で返す。15分が経過し、近藤はグッタリと倒れた飯伏を引き起こすと、そのまま急角度バックドロップで投げていく。さらにショートレンジラリアットで飯伏を1回転させたが、カウント2で返した飯伏は“覚醒”!
       張り手を叩き込んでいくが、近藤も素早く反応してコーナーに押し込んで踏みつける。だが、ユラリと立ち上がった飯伏は打ち抜くストレート掌底を近藤の顔面に連発して倒すと、立ち上がってきた近藤にストレートパンチ2連発。だが、倒れない近藤は走り込んできた飯伏にカウンターのキングコング・ラリアット!

       さらに立ち上がってきた飯伏にキングコング・ラリアットを叩き込んで1回転させた近藤は、カバーにいかず3発目のキングコング・ラリアットを叩き込んでからカバー。カウント2で返した飯伏はキングコング・ラリアットを狙う近藤をカウンターのラリアットで吹っ飛ばすと、走り込んで掟破りの逆キングコング・ラリアットで1回転させる。
       近藤もカウント2で返したが、飯伏はダメ押しのフェニックス・スプラッシュを投下して3カウント! 激闘・覚醒・師匠超え! すべての面で飯伏幸太完全復活! 飯伏から握手を求めると、今度は近藤も素直に応じる。師匠に深々と頭を下げた飯伏の勝利を称えて抱きしめた近藤は、大鷲の肩を借りて引き上げていった。一方の飯伏は花道から観客に頭を何度も下げると、両手でガッツポーズしながらバックステージへと消えていった。

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  • 試合後コメント
    • 近藤修司
      「もう半分記憶に無いけど、でも飯伏が俺から3カウントとったのは覚えてるよ。もう俺を超えてると思う。でもよ、俺と飯伏……お前がこの業界去るまでわかんねーからよ。今は飯伏に先行かれても、また俺はその先を追い返すかもしれねーから。今日で、なんか飯伏にエール送られたっていうか、俺はまだ頑張んなきゃいけない、まだやれんのかっていう。まあ、あいつが俺のことを師匠って呼ぶんだったら今日の点数は30点。まだまだ続くってことだよ。しかもあいつはまだまだ伸びしろあるんだろ? 次のステップ、ヘビー級行けよ。ヘビー級でやれよ。そん時またやろうぜ、階級の壁越えてよ」

      飯伏幸太
      「念願が叶った復帰戦で、近藤さんとやれて、勝てて本当に、本当に嬉しいです。近藤さんも全然まだまだ進化してたんで、3年後ぐらいに、お互い本当に進化した時に、またシングルマッチを是非やりたいです」

      ――進化したいと言っていましたが、キッカケはつかめましたか?
      「自分は、正直ちょっと迷ってた部分があって、まだ早いって言われるかもしれないですけど、体力的にも身体の衝撃、受ける時、そういう耐久力とかも落ちてきたのかなって若干思ってたんですけど、この欠場でドンドン自分も進化できるんだって。まだまだ。一番やっぱりビックリしたのは近藤さんの年齢で、まだまだ進化してるっていう。そこが一番ビックリしましたね。より自信が出ました」

      ――近藤選手は試合後ヘビー級に行けとおっしゃってましたが。
      「今、近藤さんに比べるとまだまだパワーに関しては届かないんで。まあ、自分もこれからもっともっと練習して、もっとパワーをつけて、もちろん今までのスタイルはやめずに、進化したいと思います」

      ――試合を終えて、体調とかはどうですか?
      「全然大丈夫です。今のダメージはありますけど、その前のダメージは全然ないです。今日見てわかったと思うんですけど、あれだけラリアット受けても自分はまだ立ち上がれたし、勝てたし、フェニックス(スプラッシュ)も全然出せたし、全然問題ないと思います。最高の復帰戦でした。近藤さんありがとうございました。また是非やりましょう」

▼第8試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
●竹下幸之介
15分9秒 ハイフライフロー→片エビ固め
○棚橋弘至(新日本プロレス)

  • 試合詳細
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       DDTが誇るスーパールーキーの竹下幸之介は、新日本プロレスが誇る“100年に一人の逸材”棚橋弘至と対戦。『G1クライマックス』でも激戦を闘い抜き、3位という好成績を残した棚橋を相手にしても「僕は2億万年に一人の逸材」「チャレンジマッチだと思っていない」と言ってのけた竹下を相手に、棚橋が逸材への“遠さ”をどれくらい見せるのか?

       煽りVでは「プロレスラー竹下幸之介の一番の強味はDDTの選手であること」と言い切った竹下。一方の棚橋もヨシヒコもディーノの存在も知っている。昨年の両国大会でディーノが飯伏に向かって「なんでDDTにいるの?」と尋ね、飯伏が「好きだから」と答えたシーンに沸き上がる場内。竹下はDDT愛で棚橋のプロレス愛に立ち向かう!

       新日本プロレスでは紙テープが禁止のため、大量の紙テープに“くるまれる”棚橋の姿は実にレア。そしてオスカープロモーション所属の佐藤藍子さんから激励の花束が両選手に贈られてから試合開始。まずは歓声を煽る余裕を見せた棚橋だが、場内は「竹下」コールに包まれる。
       バックの取り合いからヘッドロックに捉えた棚橋は、ロープに飛ばそうとする竹下に対し、執拗にヘッドロックを絞め上げる。だが、グラウンドに持ち込んで脱出した竹下は逆にヘッドロックに捉えると、逃れようとする棚橋を執拗に絞め上げる。棚橋はバックドロップで投げていくが、竹下はそれでも離さない。

       ロープに押し込んでいった棚橋は離れ際に太陽ブロー。ブーイングも起こる中、竹下はショルダータックルで棚橋をなぎ倒す。竹下の串刺し攻撃をエルボーで迎撃した棚橋はコーナーに飛び乗るが、竹下はクロスボディーを打つ前に背後からドロップキック。堪らず場外にスケープした棚橋だが、竹下が追いかけてくると素早くリングに戻り、エプロンに上がってきた竹下にドロップキック。
       さらにリングに戻ってきた竹下をショルダースルーで投げ飛ばした棚橋はエルボーからシュミット流バックブリーカー。そこからシャチホコ気味の逆エビ固めに捉えた棚橋。嫌らしいまでに強く、理にかなった攻撃に徹する棚橋だが、竹下もロープに脱出。

       エルボースマッシュでカチ上げた棚橋は、竹下の蹴り脚をキャッチしてヒザにエルボーを落とすと、竹下のドロップキックも寸前で踏み止まって自爆させる。だが、カウンターのフロントキックを叩き込んだ竹下は、エルボーからロープに飛んだ棚橋に対し、オカダ・カズチカばりに打点の高いドロップキック。さらにアームホイップからヒザに叩き付けた竹下はハーフハッチスープレックスで投げていく。
       ジャベリンキック(=ミサイルキック)を発射した竹下はブルーサンダーを狙うが、エルボーで防御した棚橋。エルボーサポーターを外した竹下はエルボーで対抗するが、打ち勝ったのは棚橋。しかしエルボーを打ち込んだ竹下はフロントキックを出すが、その蹴り脚をキャッチした棚橋はドラゴンスクリュー。

       ヒザのダメージが大きく立ち上がれない竹下は何とか串刺し攻撃を狙ったが、棚橋はそのヒザへの低空ドロップキックで迎撃するとテキサス・クローバー・ホールドへ。10分が経過し、リング中央でガッチリ決まったが、竹下はロープに手を伸ばす。しかしリング中央に引きずり戻した棚橋は腰を落とす。それでも竹下は辛くもロープに脱出。棚橋はスリングブレイドを狙ったが、竹下はブルーサンダーで切り返そうとする。
       一度は踏ん張ってロープに走ろうとした棚橋だが、タイツを掴んで引き戻した竹下はブルーサンダー。棚橋も張り手を打っていくが、ショートレンジラリアットでなぎ倒した竹下は二段式ジャーマンで投げると、クラッチを離さずもう一度持ち上げる。ロープを掴む棚橋だが、下から蹴り上げた竹下はそこからジャーマンで投げてカウント2まで追い込む。

       竹下はジェネリコばりの串刺しフロントキックから雪崩式ブレーンバスターの体勢に。しかし棚橋も踏ん張る。それでもエルボーを打っていく竹下だが、エルボーで叩き落とした棚橋。すると竹下はコーナー上の棚橋に飛び付いてのタッチダウン(=RKO)。さらに正調タッチダウンを狙ったが、棚橋は投げ捨てジャーマンで切り返すと、竹下のラリアットをかわしてスリングブレイド。
       ドラゴンスープレックスを狙った棚橋をサムソンクラッチで丸め込んだ竹下は、カウント2で返した棚橋にトラースキック。だが、棚橋も走り込んできた竹下にスリングブレイドを決めると、15分経過と同時にハイフライフローを投下して3カウント!

       勝った棚橋はコーナーに登ってナルシスポーズ。ぎっしり埋まった国技館を指差してからリングを降りた棚橋だったが、花道に登るとリング上でうずくまる竹下をチラリと見てから引き上げていった。悔しそうに四方に頭を下げた竹下だが、誰もが感じたその未来への可能英に大きな拍手が飛んだ。

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  • 試合後コメント
    • 棚橋弘至
      ――竹下選手いかがでした?
      「まあ、的確な打撃、投げ技……まあ、しつこいね、グラウンド。全部揃ってるんじゃないですか? …ただね、文句つけるわけじゃないけどさ、逸る気持ちもわかるけど、今さ、大学生とプロレスラー二足のわらじをしてるんでしょ? とてもね、誰もできないスゴイことだと思うよ。ただね、俺たちが憧れたダイナマイト・キッド。明日なんか見てないんだよね。わかるかな、言ってる意味? 未来を考えてないんだよ。今を生きてるからさ。だから俺、思うんだよね、ホントの意味でDDTのファンが、竹下に乗れる、来る時があるならさ、俺、大学卒業後だと思うよ。まだもうちょっと先だけど。誰もね、言わないことを俺は言っときます。ただ、その時期っていうのは、彼にとってすごく大事な時期になるから」

      ――DDTの会場で試合されるのは初めてだったと思いますが。

      「今日はさ、新日本のファンも本当にたくさん来てくれてて、どうしよっかなと。迷いながら試合しましたけど、結局ね、どこに行ってもこういうスタイルを貫くのが俺だしね。いや〜、だって(竹下は)19(歳)ですよ。俺、37でしょ? 約20コ違うんですよ。だから俺、竹下の情報をね一切シャットアウトして、今日来て。その方が楽しみも増すと思ったし、俺にとってのネバーランドは竹下だったから」

      ――棚橋選手が勝ち名乗りを受けている時も花道を帰る時も、竹下選手はずっとうずくまって涙を流していましたが、竹下選手にかける言葉があるとすれば……
      「気負うなと。気負わなくていいよ。さっきのコメント聞いてたら、プロレス界全体が、DDTのファンが、確かに期待してるよ。たださ、そんなに背負い込まなくても、俺は全部背負い込んで来たけどね(苦笑)。未来未来って言うでしょ? 全員未来があるから。一秒先はもう未来だから」

      竹下幸之介
      「…試合する前は、棚橋選手が全然見えなかったんですよ。今の日本のトップが見えなかったんですよ。今日、試合して、見えないところから、足の、足先を掴む所までは来ました。それを実感しました。もう、今回の僕のテーマは、メジャーに、プロレスで負けない。発想力とか、そういうことじゃなくて、プロレスの強さでメジャーに負けない。メジャーのトップに負けない、日本の、世界のプロレスのトップに負けない。それを自分のテーマに置いて、試合したんすけど、負けてしまいました。最後、僕がプロレスラー、明日で2周年になります。この、2年間で一番、効いた技、コーナーのブレーンバスター。エル・ジェネリコのBrainbustaaaaahhhhh!!!!!を狙ったんですけど、そこは、あと一歩行けなかったです。でもね、まだまだ、ここからですよ。こっから、こうやって竹下って、今日応援してくれた人たちのためにも、僕は未来を見せなきゃいけないですよ。プロレスの未来を見せなきゃいけない。DDTの竹下幸之介として、まだまだここからです。ありがとうございました」

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 サバイバル3WAYマッチ 時間無制限1本勝負
[王 者]○HARASHIMA
vs.
[挑戦者]●ケニー・オメガ
vs.
[挑戦者]●木高イサミ(ユニオンプロレス)

①○HARASHIMA(17分52秒 蒼魔刀→エビ固め)ケニー・オメガ●
②○HARASHIMA(24分56秒 スワンダイブ式蒼魔刀→エビ固め)木高イサミ●
※第48代王者が3度目の防衛に成功。

  • 試合詳細
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       前売り段階でチケットが完売するという偉業を達成したDDT年間最大の大会。メインではHARASHIMAの持つKO-D無差別級王座に、KING OF DDT 2014で優勝したユニオンプロレスの木高イサミ、さらに7.20後楽園大会でHARASHIMAと両者KOで引き分けたケニー・オメガの2人が、最後まで勝ち残った選手の勝ちとなるサバイバル3WAYマッチで挑戦する。

       ケニー、イサミに続いてKO-D無差別級のベルトを腰に巻いたHARASHIMAが、ステージ上でひと息つき、超満員の会場を見渡してから入場。ユニオン勢もスーザン代表を筆頭に見守る中、三者が握手を交わしてから試合開始のゴング。
       改めて三者が握手していくと、HARASHIMAとケニーが握手をしたところにイサミが襲いかかる。しかしHARASHIMAとケニーがイサミを吹っ飛ばすと、HARASHIMAはリープフロッグを狙ったケニーをカンフーキックで撃墜。しかしイサミが「ボディがガラ空きだ!」と腹パンを叩き込む。

       そこからケニーがイサミをリフトアップしてHARASHIMAに投げつけてから、イサミにバックドロップ。さらに豪快なシュミット流バックブリーカーからキャメルクラッチに捉える。するとHARASHIMAはイサミにステップオーバートーホールドを決めながらケニーにウィズ・フェースロック。
       そこから脱出したケニーはHARASHIMAに串刺しジャンピングエルボー。さらにスパインバスターで叩き付けていくと、リバースのインディアンデスロック。だが、イサミがそのままの状態でケニーに河津落としを3連続決める効率的な攻撃。

       4発目を踏ん張ったケニーはイサミにチョップを見舞って行くが、HARASHIMAはそのケニーを下から変型の足4の字固めに捉える。イサミはHARASHIMAにストンピングを落とすが、足を掴んだHARASHIMAはアンクルホールド。ロープに逃れたイサミを場外に蹴落としたHARASHIMAは、ケニーに串刺しリバーススプラッシュ式ダブルニー。
       だが、ケニーもHARASHIMAの串刺し攻撃をかわしてフランケンで投げていく。そこにイサミがスワンダイブ式ブレーンチョップを落とすが、ケニーはダブルハンマーでイサミとHARASHIMAを殴り倒す。

       腹パンを返したイサミはHARASHIMAとの合体攻撃を狙うが、2人のヒザに低空ドロップキックを叩き込んだケニーは、2人まとめてコタロー・クラッシャー(=馬跳び式フェースクラッシャー)で叩き付ける。HARASHIMAにドラゴンスープレックスを狙ったケニーだが、バックを取り返したHARASHIMAはバッククラッカー。さらにケニーをコーナーに乗せると雪崩式ブレーンバスターの体勢に。
       しかしケニーは回転エビ固めの要領でマットに着地。その上からコーナーに登ったイサミが回転エビ固めでHARASHIMAを丸め込むと、ケニーはイサミを抱えてターンバックル・パワーボムを狙ったが、イサミはフランケンで切り返してからダイビング・クロスボディーを発射。

       だが、ケニーもブレーンバスターを狙ったイサミをぶっこ抜いてブレーンバスター。そこにHARASHIMAがスワンダイブ式ボディプレスを投下するが、イサミが勇脚(=トラースキック)。かわしたHARASHIMAはハイキックを叩き込むが、そのHARASHIMAにケニーがジャンピングニーアタック。
       ケニーはラリアットを狙ってイサミをロープに飛ばしたが、イサミはそのまま場外のHARASHIMAに向かってトペを発射。するとケニーは続けてノータッチ・トペコンを発射。イサミはケニーをバックブリーカーで叩き付けると、コーナーに登って場外にダイビング・ダブルニードロップを投下するが、ケニーがかわして自爆!

       ケニーはパワーボムでイサミを本部席のテーブルに叩き付けると、HARASHIMAをリングに戻してからダイビング・クロスボディーを発射。これをジャンプしての山折りで迎撃したHARASHIMAは蒼魔刀を発射するが、ケニーはかわしてコーナーに誤爆。すかさず肩車したケニーだが、HARASHIMAは脱出してエルボー合戦へ。
       張り手の打ち合いになると、そこからHARASHIMAがミドルキック。さらに張り手からリバースフランケンシュタイナーで投げていくが、着地したケニーは素早くバックを取って投げ捨てジャーマン。

       さらに波動拳で吹っ飛ばしたケニーは肩車してクロイツ・ラス(=エレクトリックチェア式ジャーマン)。だが、イサミがブリッジしてホールドするケニーにダイビング・ダブルニードロップを投下してカット。さらにもう一発ダイビング・ダブルニードロップを投下したイサミは、カウント2で返したケニーに勇脚・斬(=ランニング式勇脚)。かわしたケニーは肩車するが、逃れたイサミはフロントキックから走り込む。
       割って入ってジャンピングハイで迎撃したHARASHIMAはケニーをファルコンアローで叩き付けると、スワンダイブ式蒼魔刀を発射。だが、イサミは勇脚で迎撃。イサミはケニーに勇脚を連打するが、ケニーはジャンピングニーアタックで迎撃するとクロイツ・ラスを狙う。

       これを螺旋丸(=垂直落下式カサドーラ)で切り返したイサミだが、HARASHIMAが蒼魔刀でカット。HARASHIMAは続けてその場跳びの蒼魔刀をケニーに発射して3カウント。これでケニーは失格。

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       エプロンから頭を出したイサミにスリングショット式レッグドロップを投下したHARASHIMAは、リングに戻るとつるべ落とし(=カナディアンバックブリーカーから前方に落とすフェースバスター)。だが、着地したイサミはジャンピング・フロントキック。
       さらに石川修司のかんぬきからのヘッドバットを連打したイサミだが、HARASHIMAもヘッドバットを返す。だが、イサミは伊良部パンチからHARASHIMAをコーナーに乗せる。ヘッドバットで叩き落としたHARASHIMAだが、下から昇龍拳を突き上げたイサミは追いかける。

       どうにか蹴り落としたHARASHIMAはダイビング・カンフーキックを発射したが、イサミも人間魚雷を返すと、意地のエルボー合戦に。20分を経過し、気合いを込めてエルボーを打ち込んだイサミは頬を突き出す。HARASHIMAのエルボーにヒザをついたイサミだが、それでも張り手の打ち合いに。
       そこから左右の張り手を連打したHARASHIMAだが、イサミも左右のエルボーを連打。HARASHIMAがストレートパンチを叩き込めば、イサミも返す刀で勇脚! ダブルダウンからほぼ同時に立ち上がった両者だが、HARASHIMAがショートレンジラリアットでなぎ倒す。

       HARASHIMAは山折りを狙うが、イサミは横十字固めで切り返すと、そのまま四壱九(=変型腕固め)へ。ガッチリと決まったが、HARASHIMAはそのまま再びイサミをファイアーマンキャリーで持ち上げると、顔面をヒザで蹴り上げてから山折り。そして蒼魔刀を発射するが、ラリアットで迎撃したイサミは掟破りの蒼魔刀を叩き込んでから垂直落下式ブレーンバスター。
       カウント2で返したHARASHIMAは、勇脚・斬を狙ったイサミに水面蹴りからその場跳びの蒼魔刀。カウント2で返したイサミだが、HARASHIMAは垂直落下式つるべ落としからスワンダイブ式蒼魔刀を完璧な形で叩き込んで3カウント!

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  • エンディング
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       爽やか過ぎる笑顔でベルトを掲げるHARASHIMAを呆然と見つめるイサミ。悔しさいっぱいの表情でユニオン勢もイサミに駆け寄る。するとHARASHIMAが「イサミ! やっぱスゲーな。あとケニー! 強いよ。イサミもケニーも強いよ。本当に厳しい闘いだったよ。まあ僕が勝ったんで、僕が一番強いんだけどね。シングルでもいいよ。また3WAYでもいいよ。シングル? イサミもケニーもまた何度でも闘おう!」と言って、イサミと拳を合わせた。
       イサミが万雷の拍手を浴びながら引き上げていくのを見送ったHARASHIMAにGMが「素晴らしいタイトルマッチでした。あなたは本当に凄いチャンピオンですよ!」と声をかける。次の挑戦者は挑戦者決定トーナメントの優勝者だが、誰が優勝しても20代の若手になる。

       さらに総選挙に関して第2位には10月の後楽園ホール大会でのKO-D無差別級王座挑戦権、第1位には来年2月のさいたまスーパーアリーナ大会でKO-D無差別級王座に挑戦できる権利が与えられることが発表される。しかしHARASHIMAは「僕、負けないんで大丈夫です」とアッサリ言ってのけると、「前売り段階で今日は札止め。本当にたくさんのご来場、ありがとうございます! ……すんごいね。次ね、早速来るけど、誰が挑戦してきたって必ずこの僕が勝ってやるさー!(観客:なんでー?)総選挙も1位を取ってやるさー!(観客:なんでー?)さいたまSAでの必ずメインを取ってやるさー!(観客:なんでー?)なんでかって? それは鍛えているからだー!」で締めくくった。
       会場を見渡したHARASHIMAが花道を引き揚げていったあと、場内が暗転してまさかの『TOKYO,GO』が鳴り響く。すると全選手がリングに上がってきて、平田を中心にまさしくマグナム級のダンス! 花道からリングに向けて大量のバブルが噴射され、まさしくDDTバブルが急上昇! 「みんな〜、DDTについてきて損はないよー! みんなー! ついてこいよー!」とHARASHIMAが叫ぶと、場内にMISIAの『INTO THE LIGHT』が鳴り響き、スクリーンにはエンドロールが流れた。

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  • 試合後コメント
    • HARASHIMA
      ――試合を振り返って。
      「まあね、今回言ってしまえば初めての3WAYでのメインでのタイトルマッチ。どんな形式であれね、どんな形式でというか、僕はもう試合の感想はわからないけども、ちゃんとベルトが戻ってきて僕は勝ちました。イサミもケニーもほんとにすごい選手ですね。改めて試合の中で思ったし、全然シングルでやっても面白いし、今回3WAYだからまたその彼らの凄さ、プロレスの面白さ、可能性を見せることが出来たんじゃないかなと思ってます」

      ――個々の選手に関して、まずはケニーに関しては。
      「やっぱりあの、パワーとね、運動量、動いて、ほんとにスゴイですね、ただ僕ケニーから、取りたかったんで、イサミのあれを横取りした形だったのかな?でも、今回の試合形式でも、嬉しいですねケニーに勝ってやっぱ嬉しいですよ」

      ――イサミさんとはシングルは……
      「ないです。やっぱあの、ハートが強いですね。僕も気持ちで負けない部分はすごいあるんですけど、いやほんとに、芯の強さは感じましたね。楽しかったですね」

      ――若手も出てきて層が厚くなってくる中で防衛して両国のメインをしめた、その役割というのは?
      「役割も何も、まあそれはなんだろう、全然自分は今がベストコンディションなんで、今がベストコンディション、次の試合がベストコンディション。常にベストコンディションを更新していってるんで、何ら、もっと若手?頑張ってくれと。今回、次なんかトーナメントで勝った人が挑戦するんだよね? 20代? 僕は20代じゃないんでアレなんですけど、そういうね、もうドンドンね、挑戦してきて欲しいですね。がっちり受け止めてやり返しますから」

      ――勝利された後リングの中央に立たれて両国国技館全体を見回していましたが、この超満員札止めの会場を試合後眺めた時はいかがでした?
      「もうほんとに、嬉しいです。感慨深いですね。ほんとになんか、嬉しい、はい。ちょっと、最後ですね、最後改めて見て、INTO THE LIGHTかかって、本当に泡が目に入ってちょっとアレでした。泡が目に入っちゃいましたね(苦笑)。だって、嬉しいじゃないですか! 最初の両国やった時だってすごい言われてね、それが1週間前に完売札止めっていう。いやー本当に続けてきてよかったなって。DDTの面白さが少しでも周りの皆に知ってもらってよかったなと思います。本当にそれは正直な気持ちです」

      木高イサミ
      「人一倍試合を楽しむって言ってるんですけど、試合が終わって、今日ばっかりは楽しめないですね。悔しいです。(※目に涙を溜めながら)人前で泣くのってあまり好きじゃないんですよね…多分、今日の両国を見に来た人の人生が変わるような大会だったと思うし、チャンピオンのHARASHIMAも人生が変わるぐらい気持ちのいい夏だったでしょう。敗者ではないですね、敗者ではないですよ。あえて、あえて言わせてもらいますけども、僕の人生は何も変わってないです。ただ、このまま終わらせるつもりもないです。変わらないんだったら、もっと強くなって、試合後にもっと笑顔で記者会見できるように強くなって、もっかいここに来ますよ。あとね、ホントは勝って言いたかったんですけど、ユニオンの、ダークマッチに出てた若手もそう、まあ、(石川)修司とかチェリーや諸橋さんとか頑張ってると思うから言わないですけど、チャンスが来た時に頑張るのは当然。でもね、チャンスが来る順番は平等じゃないっすよ! 来た時に、掴まないと、チャンス待って、チャンスが来たらやってやりますじゃないんですよ。チャンス取りに行かなくてどうすんだよ。ホントはね、折角そのチャンスを皆が、ユニオンの皆が譲ってくれたんだから、トーナメント勝って優勝して、そして勝ってここに来ることが出してくれた皆への恩返しだったんですけど、僕は出来なかった。でも、回ってくる順番が平等じゃないなら、僕は自分で取りに行きます。もっかい、もっかいダメなら何度でも何度でも、いやそれ逃げ言葉だな。次は取ります。絶対に。あえて言います、HARASHIMAを潰しに行きます。以上です。ありがとうございました」

      ※ケニー・オメガはノーコメント

  • 大会総括&映画制作に関する詳細発表
    • 高木三四郎
      「大会総括ですか、もうほんとに、何が今回大きかったかっていうと、やっぱり前売り段階で全席完売したっていう。もうほんとそれにつきますね。やっぱり、今プロレス界ドンドン盛り上がって来なくちゃいけない所で、もうほんとすごいプロレスが勢いあるって示せたかなと思うんですよ。やっぱり今再びプロレスのブームが来ようとしてると思うんですね。その中での完売っていうのは、本当に一つ、僕らとしてもDDTの歴史としてもそうだし、ほんとにプロレス界にたいしても一つお役に立てたかなというのもあってですね、やっぱりあの、あの時代の全盛期の頃のプロレスって面白いんだ楽しいんだっていうのがまた再び来ている中で、その我々が両国をフルハウスに出来たっていう所がやっぱり、そこから繋げていって色んな方面に打って出たいなと思ってるんですよ。だからこれで終わりじゃなくて、来年の二月もさいたまスーパーアリーナ、コミュニティアリーナですけども、ここも5、6000人ぐらい集客がある会場なので、大会場には変わりないので、ここをやっぱり満員にしなくちゃいけないかなとは思うんですね。だからやっぱり、色々な部分で考えていかなくちゃいけないかなとは思っていますけど、さらに気を引き締めてね、満員続けたいなと思ってます。もちろん選手全員もそうですし、スタッフの皆の頑張りもあったと思うんで、このいい状態をとにかくキープしていきたいというのが一番ですね。一発こっきりじゃなくてこの状態をキープするというのが一番大事なことなので、次も満員にして、ゆくゆくはさいたまスーパーアリーナのメインアリーナだったり、東京ドームってお題目を一個立てたんですけど、でもなんか見えてきたかなという気もしてます。やっぱり。なのでどんどんどんどん業界を盛り上げていきたいなと思ってます。総括としてはそうですね」

      ――来年の2月に関してはさいたまスーパーアリーナと決まってますが、来年の夏に関しては今回発表がありませんでしたが。
      「発表しなかったの? あれ? (※亜門GMや松井レフェリーのほうを見ながら)言ってもいいですよね? 来年は8月23日に両国おさえてます。また両国で。2月にさいたまスーパーアリーナやって、8月はまた両国でやるんで。この半年スパンで一つの大きなものが出来たっていうのは大きいかなと。そういう柱を増やしていかなきゃいけないなというのはあるんで、やっぱりその夏は両国ピーターパンっていうのが定着したんで、冬、初春のものをビッグマッチっていうのを一つ定着させられたらなと思ってます。どういうものにするかっていうのはこれから考えていくんですけど、ああいうエキスポみたいなのも面白いのかなって。去年の初日にやった色んなとことコラボしたエキスポみたいなのも面白いし、もうちょっとプロレスよりなものも面白いのかなと思います。奇しくも今日LiLiCoさんがアイアンマンベルト獲ったらしいんで、これは奪還しにいかなきゃいけないのかなと思いながら、ちょっと僕も、LiLiCoさんはなんて言ってた?コメントは」

      ――誰でもかかってこいと(言ってました)。
      「誰でもかかってこい? え! ほんとですか?(苦笑)LiLiCoさんが。それじゃ刺客を送らなくちゃいけないかもしれないですね。まあそういうね、ムーブメントも含めて、敷居がドンドン一般のお茶の間にもどんどん浸透させていきたいなと。結局そこかなと思うんですよね。だから、そういう努力もしていきたいなと思ってますし。色々と賑やかして来ましたけど、やっぱりプロレス界をよくしていこう、プロレスをムーブメントにしていこうという気持ちの元は変わりないので、その部分ですね。来年は、両国ピーターパンは8月23日です」

      ※ここで第6試合の試合後に発表された映画界進出について、ライブ・ビューイング・ジャパンの篠田梨枝さんも同席して改めて説明することに

      高木「それでですね、先程私の試合の後にも発表させていただいたんですけど、DDTが、来年の2015年2月、映画制作に進出したいなと思っております。隣にいらっしゃいますのはライブ・ビューイング・ジャパンさんの篠田さんです。今回は制作はDDT、総監督マッスル坂井、配給元はライブ・ビューイング・ジャパンさんのほうでお願いすることになっております。元々篠田さんも割とプロレスがお好きな方で、まあ何かできないですかねという所から、うち5年前にプロレス・キャノンボールというですね、作品をサムライ(TV)さんで放送させてもらって、DVD化もしてもらったんですけども、某テレクラ・キャノンボールという作品がございますが、割とそれをオマージュした作品となっておりまして、何チームか出て、目標地点までに試合をして、それがポイント化されてという形です。細かい部分に関してはまた追々とご説明させていただければなと思ってるんですけど、年内撮影をして2月くらいに劇場公開できればなと思っております」

      篠田さん「ライブ・ビューイング・ジャパンの篠田と申します。弊社では、主に音楽ライブですとか、舞台やミュージカルなどを映画館で生中継するというのが本来の業務なんですけど、その中でプロレスの人気というものに凄く注目しておりまして、新日本プロレスさんやDRAGON GATEさんのビッグマッチを開催させてもらっています。DDTさんには実はもうだいぶ前にライブ・ビューイングをさせてもらいたいというお話をさせてもらってまして、最近完売をするイベントを開催されている。地方で見ることが出来ない人もいっぱいいるというのをよくわかっていたので、本来はライブ・ビューイングをやらせていただきたいというお話で行ったんですけど、高木社長のほうからちょっと考えさせてほしいということで、それからしばらく間が空いて、またお声がかかりまして、お話を伺いに行ったところ『映画をやりたい』と(言われた)。非常に驚いたんですけど、お話を色々聞いていくと、やっぱりDDTらしい映画を作りたいというお話で、すごく面白い内容だったので、弊社もできればエンターテイメントを世の中にどんどん出していく会社なので、DDTさんのサポートをさせていただいてこれからどんどんどんどんプロレス界を盛り上げて行けたらなと思いました。なので、ちょっと普通の映画とはおそらく違う形のものになるんじゃないかなと思いますけど、私が聞いた限りでは今までこういった感じのはないので、話題になるんじゃないかなと思います。よろしくお願いします」

      高木「ドキュメンタリーですね。男たちの、ハードボイルドなプロレスラーの過酷な一面を描いたドキュメンタリーにしていきたいなという思いはあるんですけど、マッスル坂井さんがどういうふうに考えているのかよくわかりません。ただ、やっぱり映画って部分はプロレスファン以外の層も拾えるチャンスだと思うし、色んな部分を、弊社では色んな人材が豊富だと思います。お父さんが超有名な俳優さんだったり、親族ご兄弟に著名な方がいっぱいいらっしゃる方がいますし、色んな方がいらっしゃるんで、そういった部分を駆使していけたらなと思っております」
      篠田さん「映倫審査は…」
      高木「そうですね、映倫審査も取りますんで。取りますよね?」
      篠田さん「そこがちょっと心配で…」
      高木「心配なんですか? そうですね。アレまさか、何歳以上とか?」
      篠田さん「そうですね、あの、以前弊社でパンクラスさんのドキュメンタリー扱わせていただいて、その時は全年齢、明るく健全に楽しめる所のものを作ったんですけど」
      高木「うちも健全で楽しめます。大丈夫です。うちも健全でマッスル坂井という健全で楽しめる人材が、そんなね、肛門爆破とかそういったのは多分やらないと思いますよ。わかりませんけども」

      ――映画というのは公開規模はまちまちなんですが、どれぐらいの公開規模を目指してのものなのでしょう?
      篠田さん「ハリウッド映画のような形というのは考えてなくてですね、その公開の規模というか、公開の形を今までとちょっと違ったような風に考えているので、どの程度でやっていくかはまだ未定なんですけど、ただまああの、全国で何百館ということではないとは思います」

      ――興行のライブ・ビューイングより映画(制作)だったと。
      高木「うちはね、どちらかと言うとサブカルよりな人も多いなという中で、ライブ・ビューイングよりは映画製作、映像班が自社でも制作セクションがあるので、割と映像制作には自信があるので。そういった部分を売りにしていきたいなと思ってまして。そこですね。当然のことながら坂井が担当ですけども、ディレクションする人間はプロレス界のいわゆる、試合前のイメージ映像を作られているディレクターの方々にオールキャストで参加して、各チームに配属してやっていただきたいなと思っております。そこはもうまだね、誰がっていうのは言えませんけども、という形ですね。プロレス界全体を盛り上げるようなものになります」

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