【試合詳細】3・23 アイスリボン後楽園ホール大会 【ICE×∞】星いぶきvs星ハム子 【リボンタッグ】弓李&芦田美歩vsまなせゆうな&トトロさつき 【トライアングル】真白優希vs真琴vs松下楓歩 長谷川美子&花屋ユウ&古河奈苗vs小池真優香&藤滝明日香&南ゆうき

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『アイスリボンマーチ2024』
日程:2024年3月23日(土)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:541人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
櫻井裕子(COLOR'S)/●しのせ愛梨紗
13分3秒 ダイビング・フットスタンプ→体固め
YuuRI(ガンバレ☆プロレス)/○咲蘭

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○杏ちゃむ(信州ガールズ)
8分35秒 体固め
●Yappy

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
長谷川美子(ガン☆プロ)/花屋ユウ/○古川奈苗
11分32秒 人折り
小池真優香/●藤滝明日香/南ゆうき

▼トライアングルリボン新王者決定戦 時間無制限1本勝負
○真白優希
13分20秒 特盛クラッチ
●松下楓歩
※もう1人は真琴(フリー)
※真白が第45代王者となる。

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/チアベル】●弓李/芦田美歩
15分16秒 動くこと雷霆の如し→エビ固め
【挑戦者組/BIG☆DEKAI!!!】まなせゆうな(ガン☆プロ)/○トトロさつき
※第62代王者が初防衛に失敗。BIG☆DEKAI!!!が新王者となる。

▼株式会社Compass Presents ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】○星いぶき
23分2秒 いぶning Star
【挑戦者】●星ハム子
※第37代王者が3度目の防衛に成功。

いぶきがハム子との実の母娘対決で初勝利しICE×∞王座防衛!BIG☆DEKAI!!!がリボンタッグ王座返り咲き!真白がトライアングル王座を防衛??

オープニング


 まずは選手入場式。選手を代表して星ハム子が挨拶。
ハム子「みなさ~ん、はぁ~い!本日はアイスリボン後楽園ホール大会にご来場いただきましてまことにありがとうございます。本日わたくし、星ハム子は、娘、星いぶきのもつICE×∞のベルトに挑戦します。私達は、実の親子です。戦います。母ちゃんの名にかけて、ベルト巻きます!選手は、皆さんの声援が力になります。ここで声出しの練習をさせてください。私がせ~のって言ったら、ハム子~って皆さん叫んでください。いいですか?いきますよ。せーの!(観客「ハム子~!」)もっともっと!せーの!(観客「ハム子~!」)いいですね~いいですね~私、ベルト、獲っちゃいますよ~!それでは参りましょう!アイスリボンマーチ2024、スタートー!」

第1試合


 咲蘭とYuuRIが蹴りつけて試合開始。櫻井をロープに振ってダブルのバックエルボーからYuuRIがキャメルクラッチで捕らえて咲蘭がロープを往復しながら尻を踏みつけていく。さらに顔面にシャボン玉攻撃をくらわせ、YuuRIが離すと咲蘭がストンピング。
 櫻井が立ち上がると咲蘭にエルボーからヘアーホイップで投げ捨て、コーナーで顔面を踏みつける。レフェリーが注意すると正面ロープにくくり、ロープに飛んで背中へのボディスプラッシュ。フォールも2。
 櫻井はしのせにタッチ。

 しのせはボディスラムからフォールも2。
 しのせは逆エビ固めで捕らえるが咲蘭はロープを掴みブレイク。
 しのせはコーナーに叩きつけ櫻井にタッチ。
 櫻井はしのせとともにコーナーで顔面を踏みつけ、これを離すと咲蘭が立ち上がりエルボーを打ち込んでいく。受けきった櫻井がガットショットからボディスラムで叩きつけフォールも2。
 櫻井はエルボーからロープに振っていくが咲蘭は低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部へのドロップキック。咲蘭はYuuRIにタッチ。

 YuuRIはジョン・ウーも、しのせが走り込んでガットショットから櫻井とともにロープに振っていくも、YuuRIは同士討ちさせてロープに飛ぶとまとめてネックブリーカードロップを狙う。だがしのせが避けてロープに飛ぶも、YuuRIはカウンターのボディスラムで櫻井に叩き込む。
 YuuRIは櫻井にコンビネーションキックから延髄切りも、避けた櫻井が背中へのボディプレスからコブラツイスト。YuuRIはロープをつかもうとするが、櫻井がそのまま丸め込むも2。
 櫻井はしのせにタッチ。

 しのせと櫻井はYuuRIをコーナーに振り、しのせが串刺しボディスプラッシュから櫻井が串刺しバックエルボー。さらにダブルのショルダータックルからしのせがフォールも2。
 しのせはロープに振ろうとするが、YuuRIが切り返してトラースキックからロープに飛んで619。しのせがキャッチするとアンクルホールドを狙うが、切り返したYuuRIがミドルキック。キャッチしたしのせがレッドインクで捕らえるがYuuRIはロープを掴みブレイク。
 しのせはロープに飛ぶが、YuuRIはトラースキックで迎撃するとバックを取る。しのせが耐えるとYuuRIがコーナーにしのせを叩き込んで串刺しバックエルボーから咲蘭にタッチ。

 咲蘭はダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 咲蘭はエルボー連打からロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 咲蘭は胴締めスリーパーもしのせはロープを掴みブレイク。
 咲蘭はロープに飛んで背中へのドロップキック。さらにコーナーに登りセカンドロープからのダイビングフットスタンプも、避けたしのせが走り込んできた咲蘭のエルボーを巻き込んでコーナーに振って串刺し攻撃。避けた咲蘭が串刺しドロップキックから胴締めスリーパーで捕らえるが櫻井がカット。しのせはコーナーに下がって咲蘭を潰して逃れると、串刺しボディスプラッシュからロープに飛んでのショルダータックル連発。フォールも2。
 しのせは投げようとするが、耐えた咲蘭を櫻井に振ると、櫻井がビッグブーツからしのせがショルダータックル。フォールも2。
 しのせはライトニングスパイラルからフォールもYuuRIがカット。
 しのせは担ぐが、着地した咲蘭が突き飛ばすとYuuRIがエプロンから延髄切り。さらに咲蘭がドロップキックからフォールも2。
 しのせは担ぐも咲蘭が丸め込むも切り返し合戦に。咲蘭のエルボーを避けたしのせがロコモーションスクールボーイもYuuRIがカット。
 櫻井がYuuRIを羽交い締めにしてしのせがドロップキックも、YuuRIが避けて櫻井に誤爆。
 YuuRIと咲蘭はしのせをロープに振ってダブルのドロップキックを突き刺し、YuuRIがしのせをブレーンバスターから咲蘭がダイビングフットスタンプを投下。フォールし3カウント。

第2試合


 ロックアップをスカして杏ちゃむが片足タックルも、Yappyは力任せに担ぐが杏ちゃむは着地してロープに飛ぶ。だがYappyはショルダータックルで迎撃。
 杏ちゃむは立ち上がるとロープに飛んでクロスボディも、Yappyはキャッチしてバックブリーカーから、そのまま離さずにコーナーのセカンドロープに寝かせて腹への逆水平チョップを叩き込んでいく。さらに串刺しボディスプラッシュからフォールも2。

 Yappyはフロントネックスイングからフォールも2。

 Yappyはコーナーに振って串刺しヒップアタック。避けた杏ちゃむが串刺しバックエルボーからコーナー上でのヘッドシザース。これをレフェリーが注意するとフェイスバスターで叩きつけフォールも2。

 杏ちゃむはロープに飛んでコルバタ・スクールボーイを狙うが、Yappyは耐えるとヒッププレスを投下しフォールも2。

 エルボーの打ち合いから杏ちゃむがエルボー連打からスネへのソバット。さらにローからミドルキックも、Yappyがキャッチして手足へのエルボー連打。前転して足を抜いた杏ちゃむがハイキックからフォールも2。

 杏ちゃむはアンドレで捕らえ、抜けようとしたYappyにキャメルクラッチ。そのまま胴締めスリーパーも、回転したYappyに脇固め。Yappyはロープを掴みブレイク。

 杏ちゃむはスクールボーイからバズソーキックも、Yappyが避けるとロープに飛んで顔面への低空ドロップキック。フォールも2。

 杏ちゃむは投げようとするが、耐えたYappyがエルボーからフロントネックで捕らえる。杏ちゃむはロープに足を伸ばしブレイク。

 Yappyはロープに飛んでロープにもたれかかる杏ちゃむにブロンコバスター、さらにロープに飛んでギロチンドロップからフォールも2。

 Yappyは担ぐが杏ちゃむは丸め込むも2。
 杏ちゃむはロープに飛んでクロスボディを発射するが、キャッチしたYappyが強引にブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。

 Yappyはフェイスバスターからセカンドロープからのボディプレス。避けた杏ちゃむが顔面への低空ドロップキックからバズソーキックを叩き込みフォールも2。

 杏ちゃむはコーナーに上りダイビングフットスタンプ。避けたYappyがラリアットからフォールも2。

 Yappyは担ぐと旋回式の飛行機投げからフォールも2。

 Yappyはチョークスラムを狙うが、杏ちゃむがその腕をとって丸め込み3カウント。

第3試合


 先発は古川と小池。ロックアップからリストの取り合いへ。ヘッドロックの応酬からグラウンドの攻防を経て両者タッチ。

 南と長谷川となり、南がセクシーポーズで挑発。長谷川も同じピーズで対抗していくが、南が胸をアピールすると長谷川が対抗できずに大ダメージ。長谷川が下がって花屋にタッチ。南も藤滝にタッチ。

 藤滝がコーナーに振ると花屋がコーナーに登るが、南がエルボー連打から藤滝が肩車し、そのまま回転してロープに逆さ吊りにする。希望のリングメンバーで羽交い締めにしてポーズを決めるとレフェリーが注意。藤滝はフォールも2。
 藤滝は投げようとするが古川がカット。
 古川と長谷川で腕をとり、花屋が藤滝の背中に乗ってポーズを決める。これを離すと3人で藤滝を担ごうとするが、藤滝が古川を蹴りつけて逃れ、長谷川と花屋をまとめてヘッドロック。古川がなんとかカット。
 藤滝は小池にタッチ。花屋も長谷川にタッチ。

 小池がエルボー連打からロープに飛んでクロスボディ。フォールも2。
 小池は投げようとするが、長谷川が逆にボディスラムからダブルニードロップ。フォールも2。
 小池は裏拳からブレーンバスターホールドも2。小池は南にタッチ。

 南はロープに飛んで四方からのドロップキック。フォールも2。
 南はボディスラムから変形プラチナムロック。藤滝が花屋をフルネルソン、小池が古川をカンパーナで捕らえるが長谷川はロープを掴みブレイク。
 南はロープに振るが、長谷川がランニングエルボーを叩き込み古川にタッチ。

 古川はスパインバスターからスピニング・トーホールド。さらに足4の字で捕らえる小池がカット。
 小池がロープに振って追走ニー。さらに南がドロップキックから藤滝にタッチ。

 藤滝はストンピングから背中へのボディプレス。さらに逆エビ固めで捕らえるが古川はロープを掴みブレイク。
 藤滝はアルゼンチンで捕らえるが長谷川がカット。
 藤滝はガットショットからロープに振ってショルダータックルで倒しフォールも2。
 藤滝は逆エビ固めで捕らえるが花屋が走り込みエルボーから、なぜか南がドロップキックを叩き込んでカットする。
 古川がエルボーからロープに飛んでケンカキック。フォールも2。
 古川はスリーパーで捕らえるが小池がカット。
 藤滝はエルボーから担ぐとバックフリップ。フォールも花屋がカット。
 長谷川が花屋にエルボー。さらに南のミドルキックをキャッチして投げ捨て、藤滝も巻き投げるとスライディングクロスボディ。古川が藤滝にサンセットフリップからフォールも2。

 古川は腕ひしぎで捕らえるが南がカットしようとする。だが古川は逆の腕をとってから人折りで捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>

長谷川美子&花屋ユウ&古川奈苗
古川「やっと自力で勝てました!なんか3月で希望のリングが一区切りだったんですけど、覚悟決めてもう少しプロレス頑張りたいなと思ったさなかでちゃんと勝てて本当に良かったです。ありがとうございます!」
長谷川「芸能やってるってところで、私も芸能やってるんですけど、ちょっとプロレスに対してお客様の反応が良くなかったりするんですけど、今日はもうプロレスラーとして勝ってるのでメチャメチャかっこよかったです!」
古川「2人のアシストのおかげ!そして南の誤爆のおかげ!(笑)」
長谷川「でも勝ちは勝ちなんで、勝ちグセを付けてプロレスラーとして成長していきましょう!」
古川「はい!それが全部糧になると思ってるんで!今後も頑張ります!」

――今後の目標は
古川「そうですね……やっぱり、頑張ってきた証がほしいです、私も。芦田だけじゃないことを見せたいです」

――ということは、ベルトを狙っていく?
古川「そらそーだろッッ!!頑張りたいと思います!」

――花屋選手はこれからどうプロレスと向き合っていきますか
花屋「両立っていうところで、出来るようで難しい部分はあるので今後の仕事の状況を見ながらプロレスと一緒に歩んでいけたらいいなと思ってます」

――長谷川選手、今日勝ったということで映画の出演権を勝ち取った?
長谷川「あっ!そうだ!自力で勝たないといけないとは書いてないですからね?」
古川「勝ったら、(枠が)空くってことですか?」
長谷川「藤滝さんが負けたぁ」
2人「おぉ」
長谷川「その枠が空くぅ」
2人「おぉ」
長谷川「それで~?」
3人「入れるぅ」(※全員で長谷川を指さして)
長谷川「ありがとうございます♪まだ撮影とかじゃないですよね?ってことはまだ私にも希望があるってことですよね?希望のリングですから!勝ったことで発言権が得られる!」
古川「強いやつしか言葉を発しちゃいけないですからね!」
長谷川「(古川に)勝っていただいたけど、私もこのタッグチームで勝ってるんで。じゃあ3人が主役ということでよろしくお願いします♪」

小池真優香&藤滝明日香&南ゆうき
――節目の1戦は悔しい結果に終わりました
藤滝「いやぁ~……芦田だけじゃなく、奈苗さんに負けてしまうとは。メチャメチャ悔しいですね。なにがダメだったんだろ。まだまだ、まだまだ修行が足りないってことだと思うので、これからも藤滝は今までよりももっと試合参戦回数を増やして成長に拍車をかけるんで、いつかギャフンと言わせる選手になろうと思っておりますので今後とも宜しくお願いいたします」

――小池選手、南選手は今後プロレスとどう向き合っていきますか
南「うーん、色々な人からこの質問をしていただくんですけど、私の気分で決めたいなと思っております。節目ですけど、これまでのプロジェクトとして団体にもファンの人達にも、先輩とかコーチとかゼロから教えてくれた方々に感謝しつつ、プロレスも初めて触れて楽しかったですけど、今後のことは自分の気分で決めたいと思います」
小池「もうデビューして、もうちょっとで1年経つ中でせっかく希望のリングで明日香が一番頑張ってる中で、明日香におんぶに抱っこになっちゃって……ごめんね」
南「ごめんねぇ~」
藤滝「お前……っ!マジでドロップキックもっと性能上げて?!(笑)(※南の頭をつつきながら)」
南「私はここだと思ったんだけどな」
藤滝「そうだよね」
南「明日香のここ(胸板)にはいい感じにあたったから」
藤滝「そうねぇ。威力はすごかったよ。性能よくしてもらって」
南「ごめんなさぁ~い」
小池「なので、もっと自力で明日香のサポートじゃなくて並べるようになりたいと思いつつ、まず映画の部分とか、まだ節目といっても中々終わってない部分が結構あるので。プロレスを続けるかどうかも映画次第ってところもあるんで。ただ、プロレスを初めて格闘技に対する見方が変わったので、もし希望のリングをやることで他にもそういう見方が変わるものがあれば、それはもっと広げていきたいと思います」

――まず「映画を早く決めてくれ」と
南「映画が中々撮れないとか、なにかしらのアクシデントが起きるっていうのは付き物ではあるんですけど、ただそれに対する対応とか……まあ、最初のオーディションの時点で元々どういう準備が出来てたんだろうってのはあるんですけど。……っていうところも含めて気分次第です♪」

第4試合


 ロックアップから一度離れ、真白が手4つを要求すると、真琴と松下が真白の腕を捻っていく。真白は回転して真琴と松下の腕を絡めるとまとめて丸め込むが2。

 松下が真白にソバットから真琴とともにロープに振っていくが、真白はまとめて足を刈って倒し同時に片逆エビ固め。松下と真琴が反対のロープを掴もうとしたため真白がおさえきれずに離してしまう。
 真琴が真白にストンピングからキャメルクラッチ。松下がロープを往復すると真琴の背中にサッカーボールキックを叩き込み、間違えたとアピールする松下が再度ロープを往復すると真琴の背中を蹴ろうとするも、真琴が振り返ると松下は悲鳴を上げて逃げるが、真琴がガットショットからボディスラムで叩きつける。
 真白が走りこむが松下に引っかかってコケてしまい、真琴が真白を場外に投げ捨てようとするが真白がロープを掴んで戻ると松下と真琴を丸め込もうとするが一度離れる。
 真琴が真白を羽交い締めにして松下が走り込むも、真白がまとめて場外に投げ捨てると、エプロンを走り込んで場外クロスボデイ。真琴と松下はキャッチして真白をリングに戻すと、真白は動揺しながら再度エプロンを走り込んでのクロスボディ。真琴と松下はキャッチしてリングに戻し、真白は混乱しながら三度目のエプロンを走り込んでのクロスボディ。真琴と松下はそのまま場外に投げ捨てる。

 真琴のセコンドの松澤さんが真白をボコボコにしていき、レインメーカーを狙うが真白はサミングで迎撃。真琴が真白を蹴りつけてリングに投げ入れると、松下と真琴でストンピングから松下が首投げからサッカーボールキック。真琴が背中にサッカーボールキックを叩き込んでいき、松下と交互にサッカーボールキックからサンドイッチサッカーボールキック。松下がフォールも2。

 真琴と松下は真白をロープに振ろうとするが、真白は真琴を逆にロープに振ってドロップキック。松下が走り込むと真白がカニバサミで真琴に叩きつけ、松下の足を使って真琴にキャメルクラッチ。さらにまとめてフォールも2。

 真白は松下のラリアットを巻き込んで腕ひしぎを狙うが、松下はロープに足を伸ばしブレイク。

 松下は真白のボディに膝蹴りから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。さらにPKを狙うが、真琴が場外から足を掴んで倒し、真白が松下にストンピングから真琴とともにコーナーに振り、真白が串刺しエルボーから真琴が串刺しビッグブーツ。さらに真琴が松下を投げようとするが、真白が変な場所について一緒に投げようとする。真琴が怒って組み直して投げようとするも、耐えた松下が走り込むが真白と真琴は両側から脇固めで捕らえる。松下はロープに足を伸ばしブレイク。

 真白が真琴をコーナーに登らせるが、真白がそこへ走り込んで髪を掴んで動きを止めると、松下が真琴の正面に上り雪崩式ブレーンバスター。だが真白が松下にダビングヒッププレスを投下してフォールも2。

 真白と松下はエルボーの打ち合いから松下がエルボー連打。真白もエルボー連打からソバットを叩き込み、投げようとするが松下がリバース。真白が丸め込もうとするが松下は潰してフォールも2。

 真白はジャベで捕らえるが真琴がまとめてフォールも2。

 真琴は松下と真白をまとめてコブラツイストも、真白がロープを掴みブレイク。

 真琴はブレイジングチョップを2人に叩き込み、真白をダブルアームスープレックスで投げ捨てフォールも2。

 真琴が走り込もうとするが真白はなかなか立ち上がらず、「起きろ!」と真琴が叫び続けるが動かない真白を引き起こそうとするも真白は引き込んで丸め込むが2。
 真白はサミングから腕を取るが、松下が真白にミサイルキックから真琴をブロックバスターホールドも2。

 松下は真琴にバズソーキックからファルコンアロー。フォールも真白が松下を背後から丸め込むも2。

 真白はサムソンクラッチを狙うが、切り返した松下に特盛クラッチで3カウント。

<試合後コメント>

真白優希&古河奈苗
真白「おしゃぁ~!勝ったぞぉ!V7ですね!V7成功しました!やった!これからも防衛し続けたいと思います!途中の松澤さんはよくわかんないんですけど、私とやりたいんですかね?そこはちょっと取っておきましょう」

――記録上では防衛ではなく、新王者誕生です
真白「……?そうですね?ずっと持ってたんですけど、懐かしい感じはしますね」

――収まるべきところに収まったと
真白「あっ!それです!」

――今後の防衛ロードに関して
真白「このベルトは世界に1つだけしか無いと思ってるので、どんどん防衛していってもっと価値を高めていきたいと思います。で、歴代最高の持ってる年数と防衛回数を私が一番上げて見せたいなと思います」

――記録上ではどちらもリセットされています
真白「なんと!そうなんですか?!」

――これからまた数字を重ねていくと
真白「そうです!これから7なり8なり10なり、どんどん防衛していって私がこのベルトを死ぬまで巻き続けたいと思います」

――それを成していくことが目標に挙げている女子プロレス大賞受賞への足がかりになると
真白「足がかりになってると思います!地道な努力が成功の鍵だと思っているので!女子プロ大賞を狙っているので、お願いします!」

――ウナギ・サヤカ選手の名前を挙げていましたが、それについて
真白「スゴいじゃないですか、後楽園も全員埋めて。私、すごい見てたんですよ。あの人の行動力が私はアイスに無いものだと思っているので。その方と試合したらなにか私も得られんじゃないかと思って名前を出させていただきました」

――もしそれが叶ったら、絶対に負けられない戦いになる
真白「負けられないですね。絶対負けられないと思うので、あの……かかってこいっ!何も決まってないですけど!」

(※突如古川が乱入)

古川「ちょっと待ったァ!わっしょい!真白さん、おめでとうございます!新王者……新・王・者、おめでとうございます!」
真白「新王者じゃないですよ。まだ私は第45代目です」
古川「1つそれは置いといて。黄色いベルトがアイスリボンにあるとずっと聞いてました。ずっと憧れてました。でも、見たことがございませんでした!」
真白「私が復帰したてのときは無かったですよね。私も『あれっ?私のベルトが無い』と思ってて」
古川「おうちに持って帰ってたんですよね?」
真白「……?あっ、そうですそうです」
古川「ということで!復活したということで!そのベルト、黄色い私が挑戦させてもらっていいですか?!」
真白「おぉ!たしかに全員黄色い!ちょっと(上に着たジャージを)脱いでみて?おぉ~!黄色い!メチャメチャいい挑戦者じゃないですか!」
古川「黄色いベルトが帰ってきたら絶対挑戦しようと思ってました!」
真白「そしたら私の権限で、4月6日の大田区大会でやりましょうよ!」
古川「いいですか?ちょっとお腹だけ黄色なくて寂しかったんで、黄色、いただいちゃいます」
真白「させませんよ。分かりました。じゃ、待ってます。お帰りください」
古川「よろしくお願いします!わっしょい!」

(※古川が去っていく)

――古川選手の挑戦を受けて立つと
真白「はい!受けて立ちます!黄色いベルト、ふさわしいですね!……?あ、間違えた!」

(※遠くから古川が「ありがとうございます!」と返答)

真白「黄色いベルトの挑戦者としてふさわしいと思っていますので、またもう1人考えてきたいと思います!4月6日、これが決まりました。V8するぞっ!」

――今のところ、黄色さでは負けている
真白「黄色さでは負けてますね!でも私は染まってるので。見えないだけで。黄色に染まってるので。特殊な人には見えます」

第5試合


 弓李と芦田が突撃するが、トトロとまなせは微動だにせずに弾き返して試合開始。
 弓李と芦田をまとめると、トトロがまなせを背負い2人分の体重でボディプレス。
 トトロは芦田にフェイスバスターから背中にのっていき、これを離すと反対サイドのロープ際に寝かせて上に乗っていく。これにまなせも加わるとレフェリーが急いで反則カウント。
 トトロは芦田をコーナーに叩きつけまなせにタッチ。

 まなせはコーナーに振って串刺しラリアット。フォールも2。
 まなせはトトロにタッチ。

 トトロはボディスラムからまなせにタッチ。
 まなせはボディスラムからトトロにタッチ。
 トトロはボディスラムからまなせにタッチ。
 まなせはボディスラムからフォールも2。
 まなせとトトロはサンドイッチして抱きしめると、そのまま回転しながら圧殺。ぐったりと倒れた芦田をまなせがフォールも2。
 芦田はエルボー連打も、まなせが強烈なエルボー。ロープに振るが、芦田はドロップキックを叩き込み弓李にタッチ。

 弓李は右ストレートを顔面に叩き込み、トトロにも右ストレート。
 まなせが頭をはたいて怒り、トトロとともにロープに振るが、弓李は2人のボディへナックルを叩き込んでいき、トトロをリングに倒れたまなせに叩き込み後頭部へナックル連打。くわわろうとした芦田に弓李はナックルを叩き込み、唖然とする芦田を場外に蹴り出すとロープに飛んでまなせにクロスボディ。だがまなせはキャッチしてリングに叩きつけるとフォールするが、弓李はブリッジして抜けるとロープに飛んでドロップキックからナックル。弓李は芦田にタッチ。

 芦田はドロップキックからロープに飛んでのドロップキック連発。さらにエルボー連打から投げようとするが、まなせが逆に担ぐも、着地した芦田が背中にエルボーからボディスラムを狙うが、耐えたまなせがボディスラム。フォールも2。
 エルボーの打ち合いから芦田がエルボー連打。まなせが強烈なエルボーでふっ飛ばし、引き起こしてロープに振るとラリアット。避けた芦田がドロップキックからコーナーに上り、ダイビングフットスタンプを投下するがまなせが避ける。芦田はロープに飛んでビッグブーツからフォールも2。
 芦田はコーナーに振って走り込むが、まなせはショルダータックルで迎撃しトトロにタッチ。

 トトロはボディプレスからフォールも2。
 トトロはコーナーに振って串刺しラリアットからロープに飛んでいくが、芦田はコンテンポラリーキックからスクールボーイを狙う。耐えたトトロがヒッププレスで潰しフォールも2。
 トトロは投げようとするが、弓李が芦田を踏み台にトトロを蹴りつけてカットし、弓李はさらにダイビングクロスボディ。芦田がボディへの回転蹴りから、顔面への回転蹴り。フォールもまなせがカット。
 芦田は投げようとするが、トトロが耐えるとまなせに振り、まなせはボディアタック。お互いに芦田を振り合いボディアタックでふっ飛ばしていき、フラフラと立ち上がった芦田にサンドイッチラリアット。トトロがフォールも弓李がカット。
 トトロはロープに振ってラリアット。フォールも2。
 トトロはコンバインで捕らえるが弓李がカット。
 芦田は弓李にタッチ。

 弓李はドロップキックも、受けきったトトロがショルダータックル。トトロがロープに飛ぶが、弓李はクラッカー攻撃からフォールも2。
 弓李は横入り式エビ固めも2。
 弓李はスクールボーイも2。
 弓李は変形ラ・マヒストラルもまなせがカット。
 弓李はまなせにローキックから芦田とロープに振るが、まなせはダブルラリアットでなぎ倒し、弓李にバックフリップからトトロがボディプレス。フォールも2。
 トトロとまなせは弓李にダブルのパワーボムからフォールも芦田がカット。

 トトロは担ぐが芦田がハイキックでカットし、弓李が丸め込むも2。
 トトロは走り込んできた弓李をラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 トトロは動くこと雷霆の如しで叩きつけ3カウント。


<試合後コメント>

弓李&芦田美歩
――残念ながら初防衛に失敗という形になりました
芦田「悔しい……っ!」
弓李「あしだがわるい」
芦田「私が弱かったですね」
弓李「次があるとすれば、連携は考えましょう」
芦田「私もしっかり強くなって、またこのタッグのベルトにキューさんと挑戦して、そのときにはキューさんに『やっぱり芦田と組みたい』『芦田を頼りにするよ』って言ってもらえるように頑張ります。悔しい!」
弓李「わたしがあしだをたよりにすることはいっしょうないよ。いままでありがとう」
芦田「って言ってるじゃないですか?絶対そこの言葉を後悔するくらい私は強くなるので。言ったこと覚えといてくださいね」
弓李「じゃあ期待して待ってるよ」
芦田「はい。期待してください」

――希望のリングとしては3月で一区切りですが、今後について
芦田「私はプロレスを続けようと思ってます。(※涙で声をつまらせながら)……でも、驚愕切りっていうのは分かってて、試合が終わったあとに希望のリングのメンバーが言ってきてくれて。このメンバーで頑張ってこれてよかったなって思います。デビュー前から怒涛の日々だったんですけど、ホントにこの日々を、あのみんなと過ごせてよかったなって思います。人生の宝物です」

――今後の目標は
芦田「今後の目標は、もう1度ベルトを獲ること。(※週プロ記者を見つめながら)そして週プロの表紙を飾ること!です!(笑)“プロレスでハッピー!アイスリボン!”って言葉があると思うんですけど、プロレスってホントに人をハッピーに出来る力があると思うので、これからも自分のためって言うより誰かのためにプロレスを続けていきたいです」

――ベルトというのは弓李選手とのタッグも含……
芦田「(※食い気味に)はい!もちろんそうです!」

(※芦田が目力を込めて弓李を見つめると、弓李は遠慮するように手を突き出す)

芦田「欲を言えば、タッグでもシングルでもベルトを獲れるくらい強くなりたい。ここ(腰)に2つ巻きたい」

――弓李選手、行けると思いますか
弓李「おことわりします」
芦田「ふふふ(笑)シングルのベルト、私行けそうですか?」
弓李「もーちょっとプロレスのルールを覚えれば絶対行けると思う」
芦田「わかりました!!」
弓李「やべっ、絶対って言っちゃった……」
芦田「弓李さんからお墨付きをもらったんで、行けますね!ねっ!キューさん?」
弓李「おうえんしてます」
芦田「明日からまた修行をします!してきます!また組んでくださいね?」
弓李「おことわりします」
芦田「お断りされました!」
弓李「いままでありがとうございました」
芦田「って言ってるだけなんで大丈夫です(笑)」

まなせゆうな&トトロさつき
まなせ「座っていいっすか!!立つほうがいいな!!トトちゃん!!何ヶ月ぶり?」
トトロ「1年と10ヶ月、11ヶ月ぶりくらいかな。戴冠は一昨年の5月でしたから」
まなせ「そうか!!」
トトロ「いやあ、私今日1つ思ったことがあるんですよ。芦田美歩、芦田が新人というかプロレスの経験がないことに救われたところもあるかなっていうのはちょっと思ってます。我々とは全然真逆のタイプでしたから。ああいう何してくるか分からないタイプ、私は結構苦手なんですよ」
まなせ「ああ、そうだろうね」
トトロ「結構ね、『絶対獲ったな』『決まったな』って思ったのに肩を上げられたりとかして。ビックリしたけど、最後勝つことが出来てよかった。そして、BIG☆DEKAI!!!でベルトを巻いたということは!ビッグででっかい世界中の色んなやつと闘いたいし、色んなところに羽ばたいていきたい!私たちはベルトの価値をもっと高めていきましょう!」
まなせ「そうだよ!!悔しかっただろ!!芦田!!どうなんだよ芦田!!あと藤滝明日香!!見てたんだろ!!どうだよ?!」
トトロ「セコンドで見てただろ藤滝!」
まなせ「急に出てきた私に獲られて悔しいだろ!!明日香!!聞いてんのか!!私はね!!日本ガンバレ☆連合とドンどす(ドンドコどすこいーず)とも防衛戦やりたいんだよ!!なんだって出来んだよ!!プロレスは!!ウチらみたいにでっかいんだ私は!!」
トトロ「そうだ!」
まなせ「だから私は!!いててっ!!叫ぶと頭痛い!!アイツ、グーで殴っただろ!!プロレスはグーだめよね?!どーなってんだ!!でもそんだけ本気で来てくれた2人に勝てたんだから、私たちは自信を持って防衛していき、今日悔しかったら私たちにいつでも来ればいいから!!待ってますよ!!待ってますよ、チアベル!!また闘えるのを!!質問ありますか!!」

――前回と今回の違いというか、今回はどのような防衛ロードを歩んでいきたいですか
まなせ「どーお?!」
トトロ「まずは私が新木場大会で突き放した藤滝明日香。シングルで勝てように強くなれとは言いましたけど、もっともっと強くなって、それまでベルト防衛し続けるんで挑戦してきてほしいと思います。先輩に対して挑戦してほしいとか、我々が先輩に挑戦するとかあるけど、後輩に対して名指して来て欲しいなって思うのは彼女くらいかなと思うので来て欲しいですね。お待ちしています」
まなせ「お待ちしています!!」

第6試合


 会場がハム子コールに包まれる中で試合開始。
 ロックアップからリストの取り合いとなり、ハム子がヘッドロックで絞り上げる。いぶきが取り返すもすぐにハム子が突き飛ばしてロープに振るが、うつぶせになったハム子にいぶきがストンピング。お互い投げようとするが、ハム子がアームホイップで投げ捨てると走り込むも、いぶきが足を刈って倒しフォール。1で抜けたハム子が実の娘にセクシーポーズでアピール。
 
 色々ダメージを負ったいぶきが走り込むが、ハム子は避けるとセクシーポーズ連発。「恥ずかしくねーのかお前!」といぶきはケンカキックも、ハム子は受けきり「はぁ~い」と甘い声で挑発。いぶきは「うざいなお前!」とケンカキックを連発するが、キャッチしたハム子が「なめんな!」と投げ捨ていぶきの腕に噛みつく。
 レフェリーに注意されるとコーナーに叩きつけ「お前はこのお腹から生まれてきたんだ!」と顔面に腹ウォッシュ。
 苦しむいぶきをコーナーに振って串刺しボディスプラッシュからお・し・り・だー!!を叩き込むが、いぶきは背中にビッグブーツからロープに飛んで顔面へのジャンピングブロンコバスター。フォールも2。

 いぶきは逆エビ固めで捕らえるがハム子は力任せに弾きとばし、正面ロープにくくってロープに飛ぶと背中にドロップキック。
 すぐにいぶきも正面ロープにくくると背中へのドロップキックを突き刺し、上半身をエプロンに寝かせると場外を走り込んでのランニングニーを顔面に叩き込む。そのまま場外乱闘へ。ハム子がコーナーからのプランチャを投下すれば、いぶきも場外へのDDTで突き刺し一進一退へ。
 リングに戻り、いぶきがダイビングクロスボディアタックからフォールも2。

 いぶきはコーナーに振っていくが、ハム子がショルダータックルで迎撃し逆エビ固め。いぶきはなんとかロープを掴みブレイク。

 ハム子のエルボーにいぶきがチョップ連発。さらにハム子のエルボーをガードして巻き込むと卍固めで捕らえる。ハム子はロープを掴みブレイク。
 いぶきはハム子の顔面にランニングニー連発からフォールも2。

 いぶきは担ごうとするが、耐えたハム子が突っ張り連発。ロープに振っていくが、いぶきがランニングエルボーでなぎ倒しフォールも2。

 いぶきはマウントをとってダブルチョップ連発から引き起こし、ライトニング・スパイラルを狙うが、切り返したハム子がベイダーハンマーからショートレンジ・ラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 ハム子がロープに飛ぶも、いぶきがニールキックで迎撃。再度ニールキックからフォールも2。

 いぶきはハイキックを放つが、避けたハム子がバックを取り投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったいぶきがランニングダブルチョップでなぎ倒すが、ハム子も立ち上がるとラリアットでなぎ倒す。両者ダウン。

 カウント7で立ち上がるとエルボーの打ち合いに。ハム子がダブルチョップから担ぐとバックフリップ。フォールも1。

 いぶきが担いでバックフリップで叩きつけフォールも1。

 エルボースマッシュの打ち合いからいぶきがラリアットをビッグブーツで迎撃しライトニングスパイラル。フォールも2。

 いぶきがコーナーに登るも、ハム子がエルボーから正面に上り雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。だがハム子がなかなかフォールにいけず、やっとフォールも2。

 膝立ちで手を握り合いながら、いぶきのチョップとハム子のショートレンジラリアットの打ち合い。立ち上がるとハム子がショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも1。
 いぶきがチョップ連打でロープに押し込み、ロープに飛ぶがハム子がボディアタックで迎撃する。
 ハム子は腹ウォッシュからシャイニング腹ザードを叩き込みフォールも2。

 ハム子はノーザンライトスープレックスホールドも2。

 ハム子はコーナーに登りダイビングボディプレスを投下するが、避けたいぶきが丸め込もうとするもハム子が潰してフォールも2。

 ハム子はハムロールも、切り返したいぶきがフォールも2。

 いぶきがいぶロールも2。

 いぶきはグッド・いぶニングも2。

 いぶきは顔面にソバット連発から、後頭部への蒼魔刀。さらに正面から蒼魔刀を突き刺しフォールも2。

 いぶきはいぶニング・スターで叩きつけフォールも2。

 いぶきは近づくが、ハム子が掟破りのグッド・いぶニングも2。

 いぶきが走り込むもハム子が女の執念も2。

 ハム子はハムどんで叩きつけフォールも2。

 ハム子はコーナーに上り、ダイビングボディープレスを投下しフォールも2。

 ハム子はタイガースープレックスの体勢も、切り返したいぶきにローリングラリアットからフォールも2。

 ハム子はシャイニング腹ザードを狙うが、いぶきがカウンターのジャンピングニーで迎撃。
 いぶきはトラースキックからランニングニーを突き刺しフォールも2。

 いぶきはランニング式の飛びつきスクールボーイも2。

 いぶきはいぶニング・スターで叩きつけ3カウントを奪った。

いぶき「星ハム子に、初めて勝ってベルト防衛したぞー!今日勝って、星ハム子を越えたわけではない。でも!でも、すごく、自分にとって、自信になりました。星ハム子が、いや、ママが!プロレスラーになって、一緒に過ごせない時期もあって、プロレスはだいっ嫌いでした!でも、今は、プロレスが、めちゃくちゃ大好きになりました!こんなに、夢中にさせてくれるとは、ね?でもね、星ハム子が、言ってた。腹をくくってるとか、覚悟を決めてるとかって、それって、プロレス、辞めないよね?」
ハム子「あー悔しい悔しい悔しい!悔しい!いぶきに、負けた時は、プロレスを、引退する時かなって、前に言いました。でも、今日いぶきに負けて、こんな悔しい気持ちのまま、プロレス辞められない。プロレス、大好きだわ。星いぶきも大好きだわ!アイスリボン、広めたい。満員にしたい!親子レスラー、もっとこの世に知らしめたい!」
いぶき「その言葉を待ってたよ星ハム子!まだまだ、これからもずっと、一緒に、プロレス続けましょう!星ハム子も、ママも、大好きだよ」

 いぶきが正面に立つと、動揺するハム子にキス。

ハム子「いや照れるね。まだまだ、私達頑張っていこう。アイスリボンもっともっと大きくして広めていこうね!」

いぶき「今日はありがとうございました(お互いリングで座礼)はい、今日参戦した選手が皆様のもとに握手に参りますのでぎゅっとぎゅっと握り返してください。(握手を終え)はい、みんな揃いました?揃いましたね。はい、6月23日にまた後楽園ホール大会があります。今日以上にお客さんをもっともっと入れてお客さんを盛り上げていくので、みなさんも一緒に頑張っていきましょ~!えいえいおー!もう一回、えいえいおー!ではしめます!自分たちがプロレスでハッピーと言いましたら、皆様もアイスリボンと叫んでください。プロレスでハッピー!アイスリボ~ン!」

<試合後コメント>

星いぶき&星ハム子
いぶき「星ハム子に勝ったぞ~~!!イエーイ♪」
ハム子「ムカつく……悔しい……」
いぶき「シングルでやっと勝つことが出来ました。でも、星ハム子を超えていく超えていくって言っていたけど、今日勝っただけで超えたわけではないので。これからもいつまたシングルをどこでやるか分からないけど、そのときは自分が絶対勝って今度こそ『星ハム子を超えた』って言いたいと思います!」
ハム子「悔しいですね。プロレスってやっぱり、勝ったら嬉しくて、負けたら悔しいんですよ。でもね、久しぶりにいぶきとタイトルマッチという形でシングルが出来て。年齢だけじゃなくてプロレスラーとしても成長したと感じて。チョップ、ヤバいですね。でもね、母親の意地もあって『負けるか!』とも思ったんですけどね。最後の最後にやられてしまって。私『いぶきに負けたらプロレス辞めよう』って思ったんですけど、今日もっとプロレスやりたくなっちゃって。このタイミングでいぶきとタイトルマッチで来てよかったなと思います。私、まだまだ一緒にプロレス続けます!はい!」

――いぶき選手のなにが一番変わったと感じますか
ハム子「なんて言うんだろ。やっぱり、向かってくる気持ちとか。技が増えただけじゃなくて、気持ちの面でも強くなったなって。この子、心が弱かったんですぐ諦めたりしたんですけど、何度も何度もやってきて。技が失敗したなと思ってもまだまだやってきたりとか。とにかく気持ちの面でも強くなったなって思いました」

――いぶき選手は「アイスリボンの顔になる」と宣言していますが、やってくれると思いますか
ハム子「やって欲しいですねえ!やってくれそうっていうか、やってもらいたいですねえ!(笑)母がエース的な存在ではなかったので、娘に託しますか」

――「母・ハム子選手と後楽園のメインでベルトをかけてのシングルで勝つ」という目標を達成しました
いぶき「こんな早く叶える日が来るとは思わなかったんで(笑)」
ハム子「ふざけんじゃねーよ(笑)」
いぶき「自分がキャリア10年くらいになった頃かなって思ってたんですけど」
ハム子「そんとき私は何歳だ(笑)」
いぶき「思ったより早く実現ができたので、またさらに大きな目標を掲げてアイスリボンの顔として頑張りたいと思いました!」

――この先の目標は何になるのでしょう
いぶき「このベルトを最多防衛。藤本つかさの防衛回数を超えることと、このベルトを持って海外に行ってアイスリボンをもっと広めたいという目標が出来ました!」

――リング上では集客の問題も叫んでいました
いぶき「まだまだアイスの選手1人1人の個々の力があると思うので、それを出してホールを、コロナ前みたいな、オレンジシートを埋める。そんなアイスリボンの大会にしたいと思いました」

――お母さんにキスをされましたが、どのようなお気持ちですか
いぶき「会見で人生年表があったと思うんですけど、それでチューをしてる写真があったんですよ。もし勝ったらしたいなと思ったんですけど、ちょっとヤバいな、やりたくないなって思ったけど!」
ハム子「どういうこと……?」
いぶき「でも行ってやろうと思って。ちょっと後悔はしましたけど、そこだけ昔に帰れたかなと思います」

――あれは感謝の気持を込めたもの?
いぶき「感謝しか無いですよね。自分をプロレスの道に導いてくれてありがとうみたいな感じですかね?」

――この1戦を終えて2人の関係はどうなっていくのでしょう
いぶき「変わらないんじゃないですか?」
ハム子「ケンカもするし、仲良くもするし。ね?」
いぶき「このままが一番いいとは思いますね」
ハム子「そうだね。たまには組みたいね。もうそろそろ」
いぶき「確かに」
ハム子「ベルト狙うとかじゃなくても、闘った後は組んでもいいなみたいな。母娘としてどっかに売り出してくれッ!!」

――ドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンクが初めてシングルをやったときに、「もう2度とこんなことをやりたくない」ってあの2人は言いました。この次は有り得ますか?
ハム子「しばらくは無いと思います」
いぶき「しばらくはいいなって」
ハム子「闘うのはいいかな、1vs1で」
いぶき「お互いなにかある時でいいね」
ハム子「そうですね。もうちょっと期間置きたい。もうヤダ。チョップ。痛い!!」

――そう頻繁にやるカードではないと
ハム子「そーですよホントに。家でもケンカしてんのにリングでもケンカして。私たちどうなるの?(笑)」
いぶき「(笑)」

――いぶき選手、今後の防衛戦について
いぶき「自分は上を目指していきたいし、食いついていきたいし、下の子が来るならそれを噛みちぎってやろうかなって」
ハム子「お前は怪獣か」
いぶき「誰が来ても全然受けて立つし。でも、6月のホールはアイスリボンの周年でもあるので、そこに見合った選手が次に来てくれたらいいな~って」

――自分からは探しに行かない?
いぶき「探しには行きたいんですけど、でもそれは所属外の話ですね。所属だと下の子がどんどん来て欲しいなって。例えば、愛梨紗とか咲蘭とかはまだまだ上を目指していけると思うのに、まだ今のままで止まってるので。そういうベルトに挑戦して経験を積んでいってほしいので、下の子が率先して挑戦してきてほしいと思います」

――しっかりした娘さんになりましたね
「ダメだよ(笑)私は試合前にずっと吐きすぎて気持ち悪かったもん……。やっと終わりましたね。疲れた。気持ち的に疲れました」

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