宅建持ちの不動産OLレスラー・トトロさつきが悲願の王座初戴冠!「日本全国、世界中、宇宙からも挑戦受け付けてます!」

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 9日、神奈川県・横浜武道館にて『アイスリボン15周年記念大会』が開催され、トトロさつきがトライアングルリボン王座初戴冠を果たした。

 トライアングルリボン王座とはアイスリボンの3WAY王座であり、現AEWの里歩(当時:りほ)が初代王者となって歴史がスタート。豊田真奈美や高橋奈七永などの女子プロレス界のビッグネームや、現在WWEにてハチマンの名で活躍する鈴木秀樹など男子レスラーも戴冠してきた王座である。


 この日は、トライアングル戦の名手である王者・テクラにトトロさつきとラム会長が挑戦。
 変幻自在のトリッキーな動きで翻弄するテクラと、小柄な体躯を生かしてスピードと相手の裏をかく撹乱ファイトを展開するラム会長に対し、トトロはその大柄の体を駆使した一本気なパワーファイトで対抗。
 終盤にはテクラがトトロへ旋回式ダイビングボディプレスからバズソーキックを連打して試合を決めに行くが、ラム会長が怨霊直伝のエクトプラズムを噴射してカット。テクラも対抗してグリーンスライムを投擲するも、これを回避したトトロが得意のセントーンから動くこと雷霆の如し(※ベルディゴと同型)で叩きつけて王者のテクラから3カウント。

 トトロは不動産会社勤務のOLとしてアイスリボンのプロレスサークルに参加し、2017年3月にプロレスラーデビュー。昨年12月には宅地建物取引士の資格を取得し、プロレスラーとしては戴冠こそ無かったものの幾度も王座へ挑戦するチャンスを掴むなどOLとプロレスラーを両立しながらキャリアを重ねていき、アイスリボンに無くてはならない存在となっていった。

 昨年から積極的にトライアングル王座戦線に参入し、今回は3度目の正直で悲願の王座戴冠を果たしたトトロは「ずっと前からベルトを巻きたい、チャンピオンになりたい、ベルトを巻いて大阪に帰りたい。そう言っていたので、まずは今日その第一歩がかなって嬉しい。そしてなにより、応援してくれるお客様、選手、スタッフ、家族、みんなへの感謝の気持ち、表したかったので、こうやってベルトを負けてホンマに嬉しいです!」と満面の笑み。
 そして「道場マッチでも、他のビックマッチでも、大阪大会より前、8月、9月にやるビッグマッチでも、どこでも挑戦受け付けてます!日本全国……いや、世界中、なんなら宇宙から『我こそは』という猛者がいましたら挑戦受け付けてます!」と早くも王者として堂々と“いつなんどき”の精神を見せた。

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