【試合詳細】11・1 アイスリボン道場マッチ トトロさつき&しのせ愛梨紗vs海乃月雫&若菜きらり 松下楓歩vs緋彩もえ 大空ちえvsりこ ビッグ春華vs緋彩ませ

『アイスリボン1453』
日程:2025年11月1日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:28人
▼シングルマッチ10分1本勝負
○ビッグ春華(JTO)
7分14秒 ニュークリアドロップ→エビ固め
●緋彩ませ(hotシュシュ)
▼シングルマッチ10分1本勝負
○大空ちえ(PURE-J)
7分14秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド
●りこ
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○松下楓歩
9分49秒 ファンファーレ
●緋彩もえ(hotシュシュ)
▼タッグマッチ20分1本勝負
○トトロさつき/しのせ愛梨紗(hotシュシュ/飛鳥)
12分48秒 動くこと雷霆の如し→エビ固め
●海乃月雫/若菜きらり
トトロときらりのICE×∞挑戦権前哨戦はタッグで対決しトトロ側の勝利!アイスリボンの次世代ホープの松下がhotシュシュの14歳もえと対決し粘り勝ち!
第1試合

後楽園ホール大会明け最初の道場マッチはキッズレスラー3人のチャレンジマッチがラインナップされた。まずはhotシュシュの最年少レスラーのませ。128cmの現役小学生のませに対し、対角に立ったのは173cmの現役大学生の春華。リング中央でませに対した春華は、腕を高々と挙げ、ませを挑発。何度、ジャンプしても届かないませはコーナーに上がって「来い!」とアピール。
コーナーに上がって、ほぼ同じ高さとなったませだが、力比べで圧倒されてしまい、コーナーを降りると、エルボーで攻撃。両手を広げて受けて立った春華に、ませは足踏み攻撃も、これも効果は今ひとつ。春華が攻撃を仕掛けるも、かがみながら走ってかわしたませは春華の股下をスライディングでくぐると、バックに回ってローキックも春華に捕まり、抱え上げられてしまう。スイングDDTで逃れたませは再度、エルボー連打からキャメルクラッチへ。春華を起き上がらせたませはロープに振ろうとするが、春華は動かない。逆にロープに振られてのハイアングルキックを浴びてしまう。春華がカバーもカウント2。
春華がヘッドロックからロープにませの顔面をこすりつけると、コーナーに詰めての顔面ウォッシュ。場外に逃れたませが春華の足を引っ張ってエプロンに叩きつけ、さらにロープに足をからめて絞め上げる。逆エビ固めを狙うませだが、決めることができず、春華のストンピングを浴びる。春華が首投げからのチンロックでカバーもカウント2。
春華がドラゴンスリーパー。さらにそのままジャイアントスイングでぶん回し、さらに絞め上げカバーもカウント2。春華がませを抱え上げるが、バックに回ったませがエビ固めで丸め込むもカウントは2。
ませがヘッドシザースドロップ、ロープに飛んでの前転式エビ固めもカウント2。
春華がボディスラムからギロチンドロップでカバーもカウント2。
春華がニュークリアドロップ(=起き上がったませの後頭部へのギロチンドロップ)でカウント3を奪った。
第2試合

10月26日の後楽園ホール大会で涙の自力初勝利を飾ったりこは大空と対戦。試合はロックアップでスタート。大空がロープに詰める。力比べから腕の取り合い、大空がヘッドロック。ロープに振ったりこだが、カウンターのタックルを浴びる。大空がカバーもカウント2。
大空がりこの髪を掴んでコーナーに叩きつけるが、顔面を踏もうとしてとどまる。起き上がったりこが大空をコーナーに叩きつけると、躊躇なく顔面を踏みつけまくる。大空が首投げからのスリーパー。ロープに逃れたりこにロープにからめてのパロスペシャルを決めた大空が逆エビ固めへ。ロープに逃れたりこが大空の飛び込みを切り返してのレッグロールでカバーもカウント2。
大空が串刺しエルボー。対角コーナーに振ろうとするが、りこが切り返し串刺しエルボー。りこがドロップキック。大空の股下をくぐって、背中にドロップキック。膝立ちの大空にドロップキックを決めカバーもカウント2。
りこがボディスラムを狙うが、こらえた大空がボディスラムでカバーもカウント2。
大空がミサイルキックもかわしたりこがオクラホマロール。カウントは2。
りこがエルボーから、大空のエルボーをかわしてのクリスト。ロープに逃れた大空にりこが619でカバーもカウント2。
りこがミサイルキックでカバーもカウント2。
大空がフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うがこらえたりこが首固め。カウントは2。
りこがエビ固めもカウント2。
りこが逆さ押さえ込みを狙うが、大空が切り返して逆さ押さえ込みにいくが、後転で逃れたりこがドロップキック。カバーもカウント2。
大空が飛び込みのエルボースマッシュでカバーもカウント2。
大空がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドしカウント3を奪った。
第3試合

ませの実姉で、10月29日に14歳の誕生日を迎えたもえが挑むのは、後楽園ホール大会でICE×∞王座に挑戦した楓歩。試合前、握手を求めたもえは、楓歩が応じると、その腕を引き込んでの丸め込み。カウントは2。
もえが串刺しローリングエルボーを決め、ドロップキック4連発も4発目を払い落とした楓歩がグランドでフェイスロックから「誕生日おめでとう!」とたこ焼き。さらに「よし、14回、回すぞ!」と楓歩がダイヤル固めを狙うが、後方に押し倒したもえが楓歩のバックに回り、ダイヤル固め。左方向に10回転、さらに左方向に4回転し、自ら14回転成功もカウントは2。
ダメージから這いながら場外に逃れた楓歩が客席後方で息を整えるも、もえが追いかけ、強引に楓歩をリングに入れる。エルボーの打ち合いから、楓歩がもえをロープに振り、丸め込みもカウント2。
楓歩がクロスフェイスロック。逃れたもえが逆さ押さえ込みもカウント2。
もえがドロップキックからボディスラムを狙うが楓歩がこらえてボディスラム。起き上がったもえがエルボー連打も楓歩がボディスラム。すぐに起き上がったもえがエルボー連打からコーナー2段目に乗ってのミサイルキックを決め、ボディスラムでカバーもカウント2。
もえが卍固め。バックフリップで返した楓歩がカバーもカウント2。
楓歩が逆エビ固め。もえがロープに逃れる。楓歩がSTOを狙うが、もえが足を刈って丸め込み。カウント2。
もえがラ・マヒストラルもカウント2。
続けてラ・マヒストラル連発もカウントは2。
楓歩が飛び込みPKでカバーもカウント2。
楓歩がファンファーレで粘るもえからカウント3を奪った。
第4試合

メインは11月3日のインイタ大会でICE×∞王座次期挑戦者決定戦を行うトトロときらりの前哨戦。先発に出たきらりは無言でトトロを睨みつける。これに応える形で先発に出たトトロ。ロックアップからトトロがロープに追い込むも、反転したきらりがエルボー連打もブレイク。トトロがロックアップからヘッドロックを決める。きらりがロープに振るもトトロがカウンターのタックルで吹っ飛ばす。きらりがカサドーラで丸め込み、フットスタンプを決め海乃に交代。
トトロがタックルで海乃を吹っ飛ばし、愛梨紗に交代。愛梨紗が串刺しボディアタック、タックル。2発目を狙うが海乃がバックを取る。愛梨紗がバックを取り返すが、海乃がDDTを決め、ロープ際に逃れた愛梨紗に顔面ウォッシュ連打。ロープに飛んでの飛び込みは愛梨紗がかわし丸め込むもカウントは2。
愛梨紗が低空クロスボディでカバーもカウント2。
海乃がカウンターのボディブローから袈裟斬りチョップ、クレイモアでカバーもカウント2。
代わったきらりがドロップキック。コーナーのトトロにつっかかるもトトロが捕まえ、愛梨紗がエルボーからロープに振るが、きらりがドロップキック。カバーもカウント2。
愛梨紗がカウンターのタックルでカバーもカウント2。
愛梨紗がトトロを呼び込み、きらり、海乃を重ねてロープ際に寝かせるとダブルの物置攻撃。きらりが膝へのドロップキックからローリングネックブリーカードロップ、フットスタンプでカバーもカウント2。
愛梨紗がチンクラッシャー、フェイスクラッシャーでカバーもカウント2。
愛梨紗がフットスタンプを決め、トトロに交代。トトロが串刺しラリアット。トトロがファイヤーマンズキャリーも逃れたきらりがエルボー。打ち合いからきらりがスタナー、ドロップキック、エルボー連打、クリスト。マットに押し倒して逃れたトトロがセントーンでカバーもカウント2。
トトロが腕を持ってのラリアット。ロープに飛んでのラリアットをかわしたきらりがスタナー、ポンスタナー、ミサイルキックでカバーもカウント2。
きらりがトトロの上を取ってのエルボーの打ち落とし連打。きらりがロープに飛ぶも、トトロがボディアタックで吹っ飛ばす。トトロが飛び込みラリアット、腕取りラリアット。トトロがコーナーからの飛び込みラリアットもきらりが飛びついての十字架固めもカウント2。
きらりがフットスタンプを決め海乃に交代。海乃がヘッドシザースドロップ、ロープ際に追い込んでの顔面ウォッシュから飛び込み顔面ウォッシュでカバーもカウント2。
愛梨紗が入り、串刺しボディアタック、トトロが串刺しラリアット。トトロがボディプレス。カバーもカウント2。
海乃が飛びつきの十字架固めから腕十字固め。きらりがフットスタンプのアシスト。愛梨紗がカットに入る。きらりがダイビングフットスタンプ、海乃がリバーススプラッシュでカバーもカウント2。
海乃がクレイモアでカバーもカウント2。
海乃がコーナーに上がるが、愛梨紗がカット。トトロがカミカゼでカバーもカウント2。
きらりがカットに入るが、トトロがきらり、愛梨紗をおぶってのおんぶプレス。カバーもカウント2。
カットに入ったきらりをトトロがラリアットで場外に落とし、海乃を抱え上げる。海乃が頭上で回転してウラカン・ラナを狙うが、トトロが抱え上げてパワーボムで叩きつける。カバーもカウント2。
トトロが動くこと雷霆の如しを決め、海乃からカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にしたトトロは「おい、きらり!試合終わって突っかかってくる元気があるなら、その元気、試合でみせろ!今日、自分からチェンジ行ってたやろ?みんながきらりに期待しているのは知っている。ぶっちゃけ、私もきらりが引っ張るアイスリボン、絶対、キラキラしているし、楽しみにしている。でもなあ、キラキラした部分ばっかり見てて、それだけで強くなれるんですかね。私は8年半、入門からだと約10年、アイスリボンにいて、いいところ、悪いところ全部見た上で、きれいなものも、ぐちゃぐちゃなものも、全部背負って明後日、あなたを完膚なきまでに潰すから。楽しみにしています。」ときらりに語った。その言葉を受けてきらりは「キラキラだけじゃ、フレッシュなだけじゃやっていけないことなんて、わかっていますよ。私が今ここでキラキラだけでやっていると思いますか?私は自分の良さはキラキラだけじゃない…きらりのどす黒い、黒く光ったキラキラで、明後日、潰してやるよ。」と切り返した。トトロは「明後日、私ときらり、勝った方が勝愛実に挑戦する。明後日の試合が勝愛実に、そして今、アイスリボンを見ている人たち、これからアイスリボンを見に来る人たちに届くような試合をするから、明後日、インイタ大会は絶対に、絶対に現地に応援に来てください!」と語り、トトロが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めたあと、もえのバースデーケーキが用意され、全員でもえの14歳のバースデーを祝福。抱負を聞かれたもえは「たくさん練習して、たくさん成長して、強くなる年にしたいです!」と語り、最後はもえが初めて「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。
















