ビンタで失神のブレイキングダウン選手が症状が悪化し緊急搬送!くも膜下出血発覚で「状態は良くないです」
- 2025-12-15
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12月15日、ブレイキングダウンファイターの【北のデンジャラスドラゴン/北海道喧嘩自慢】竜がくも膜下出血が発覚したことを報告した。
12月13日の『BreakingDown18』前日計量にて、対戦相手の【轟打のシンフォニー/千葉喧嘩自慢】江口響がフェイス・トゥ・フェイス時に不意打ちのビンタ。これで竜は失神して倒れ、後頭部が床に打ち付けられた。このダメージを見て翌日の試合は中止となり、朝倉未来CEOは江口を2大会出場停止処分に。
12月14日の『BreakingDown18』大会開始前にケージに現れた竜は「みなさんこんにちは。昨日の前日記者会見で、ちょっと千葉喧嘩自慢の江口に叩かれて、ちょっと自分昨日北海道の雪の影響で結構減量も、クリアしたんですけど、体調的にそんな優れて無くて、普段だったら絶対倒れないんだろうけど、ちょっと体調の方もあまり優れてない中で、ああいう風になると江口ばっかり悪く思われるかもしんないんですけど、ここはブレイキングダウンだし、あのあそこは俺がもらうだろうって想定でいればよかったんですけど、油断してたっていうのが、あの~今回俺が試合できなくなったところだと思うんで、どうですか皆さん?江口、ここのリングの上でぶっ倒す所見たくないですか?千葉喧嘩自慢もよ、不意打ちってよ、一番ダセェだろ男として。だったらリングの上でよ、やるのが男だろ?なぁ?名古屋大会でも次回の大会でもよ、やれんだろお前ら?俺は全体この上で、アイツのことしめてやるんで、皆さん引き続きブレイキングダウンよろしくお願いします。今日は楽しんでってください。ありがとうございます」と挨拶していた。
大会後にはSNSにて「今回の件を通じて、私自身が強く感じたのは「減量後という特殊な状態での張り手行為が、想像以上に危険である」という現実です。計量後の選手は、一般的に
•脱水状態
•低血圧
•低血糖
•反射・バランス能力の低下
といった、極めて不安定な身体状態にあります。これは格闘技関係者であれば、誰もが理解している前提です。その状態で、顔面・顎・頸部への張り手(ビンタ)が加わると、単なる痛みやパフォーマンスの問題では済まなくなります。
張り手は
•頸動脈
•迷走神経
•顎関節
といった部位を同時に刺激し、一瞬の意識消失(失神)を引き起こす可能性がある行為です。特に減量後は、この反射が通常時よりも強く・急激に出やすいことが知られています。今回、私自身が経験したように、失神を伴えば、自身の意思とは無関係に転倒が起きます。問題はその「二次被害」です。後方へ倒れた場合、
•後頭部
•脳幹・小脳に近い部位
をコンクリートなどの硬い地面に強打する危険性があります。これは競技上の攻防ではなく、生命に直結する外傷リスクを伴います。実際に私は、計量後の出来事により試合は中止となり、医師の判断で数ヶ月間の出場停止を余儀なくされました。ここで強調したいのは、誰かを責めたいのではないという点です。今回の経験を通じて私が伝えたいのは、
•減量後の選手は「戦える状態」ではないこと
•計量後は、いかなる身体的接触も重大事故につながり得ること
•興行・競技の安全性は、選手の自制と運営の明確な線引きで守られるべきこと
この3点です。格闘技は命を削る競技です。だからこそ、試合以外の場面で命を危険にさらす行為が起きてはならない。今回の出来事が、今後の大会運営や選手同士の振る舞いを見直す一つのきっかけになればと思っています。意識がない中動いてくれた選手 関谷選手 山本選手 西島選手 自分のことで精一杯なのに必死に救命して頂きありがとうございました。死ぬ事がなくて本当によかったです」と提言した。
しかしその約12時間後、「症状が悪化して、緊急で運ばれて連絡対応遅くなります。申し訳ありません」と病院で点滴を受けて居る状態で投稿。さらにそこから約1時間後、「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです。暖かいメッセージありがとうございます。」と投稿があった。
千葉喧嘩自慢を束ねる【関東最大級ギャングの元ボス】田中雄士も「昨日の記者会見で、うちの喧嘩自慢の江口響が不適切な行き過ぎた行為をしてしまったこと、自分も厳しく叱っておきましたが、関係者の皆さん本当に申し訳ございませんでした」と謝罪していたが、事態は悪化の一途を辿っている。
竜が無事回復することを祈りたい。
















