【試合詳細】6・5 アイスリボン道場マッチ 世羅りさ&藤田あかね&鈴季すずvs雪妃真矢&宮城もち&トトロさつき 藤本つかさvs真白優希 星ハム子vs松屋うの テクラvs星いぶき

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『アイスリボン1124』
日程:2021年6月5日(土)
開始:14:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:53人(満員)

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○テクラ
8分39秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ
●星いぶき
※もう1人は春輝つくし

▼松屋うの引退ロード シングルマッチ10分1本勝負
○星ハム子
7分25秒 ダイビングボディプレス→体固め
●松屋うの

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○藤本つかさ
8分53秒 ビーナスクラッチ
●真白優希

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
世羅りさ/○藤田あかね/鈴季すず
10分40秒 動くこと雷霆の如しを切返してのエビ固め
雪妃真矢/宮城もち/●トトロさつき

ハードコアミクスドタッグトーナメントに向けて闘いは過熱!真白が藤本へICE×∞王座&ガチャ王のダブルタイトル戦を要求?!

第1試合


5月3日横浜リボン、5月23日大阪大会と、2連続でトライアングルリボン王座に挑戦し敗れているいぶきが王者テクラとのノンタイトルのトライアングル戦に挑んだ。試合前、つくしがいぶきに握手を求めたことから、スタートはいぶきとつくしが共闘する形でテクラに向かっていったが、テクラが2人を分断し、早々に三つ巴の展開に。所々で共闘するいぶきとつくしだが、テクラは王者らしく、巧みに試合をコントロールしながら、自分のペースを崩すことなく試合を進めていく。中盤、つくしがいぶきを場外に足止めしてテクラとの一騎打ちに挑むも、いいタイミングで戻ってきたいぶきがテクラ、つくしをまとめて丸め込む。これをキックアウトしたつくしが、なおテクラにスクールボーイを狙ういぶきにドロップキックをヒットし、いぶきにダイビングフットスタンプを仕掛けようとコーナーを上がるところをテクラがハイキックで場外に落とす。息を吹き返したいぶきがテクラにバッククラッカー、ライトニングスパイラルを決め、勝負に出るがカウンターのバックキックをヒットさせたテクラはハイキックからのジャパニーズ・レッグクラッチ・ホールドを決め、いぶきからカウント3を奪った。
試合後、敗れたいぶきだが「今日は大阪ぶりの3WAYでした。自分は3WAYは凄く勉強にもなってるし、なんなら(テクラの)その黄色いベルトも諦めてないんで、またよろしくお願いします。」と前向きに語り、つくしも「自分は3WAYがとっても苦手でして、今年の2月ぐらいに同じカード組まれて同じ結果に終わってるんです。本当に苦手なんですけど、自分もその黄色いベルト狙ってるんで、よろしくお願いします。」とテクラを牽制。標的とされたテクラだが「今日も楽しかったね~。私もタイトルマッチがしたい。次の挑戦者は誰かな?」と周りを見回して不敵な笑顔を見せた。

第2試合


6月27日後楽園ホール大会での引退試合まで残り3週間となったうのが、引退ロードとしてデビュー戦の対戦相手でもあるハム子とのシングル戦に臨んだ。ハム子に対抗するべく、濃いめのアイライン&つけまつげでハム子風メイクをしたうのはハム子の入場コスチュームでリングイン。さらに試合前の握手を交わすと同時にハム子を引き込んだうのは開始のゴングと同時にスクールボーイを決める。うののスクールボーイ3連発をなんとかキックアウトしたハム子は逆にエビ固めでうのを丸め込むと、流れを変えようとセクシーポーズを決める。ここでもうのは「自分もやりたい!」とハム子の前でうの流のセクシーポーズを披露し、ハム子を呼び込もうとするが、無防備のうのの飛び込みラリアットをヒットさせたハム子はお・し・り・だーッ!を決める。うのはハム子がダーッ!と右手を挙げたところを狙って、後ろからコブラツイストへ。ロープに逃れたハム子の右手を取って、ロープ越しの腕十字に決めるなど、再びペースを掴むかと覆われたが、うのの追撃を強引に吹っ飛ばしたハム子は逆エビ固め、シャイニング腹ザード、ミサイルキック、さらにSTFと畳みかける。カウンターのタックルでハム子に反撃にでたうのはハム子のハムロールをかわし、掟破りのハムロールを決めると、さらに腕十字固めで勝負に出る。これをロープに逃れたハム子はラリアットの2連発からハムどんを決める。なんとかカウント2で返したうのだが、最後はダイビングボディプレスを浴び、ハム子にフォール負けを喫した。
試合後、うのは「ハムさんは自分のデビュー戦の相手でもあるんですよ。その時も潰されて負けてしまったんですけども、今日も勝手にガウンを借りて、扇子を借りて、つけまつげも付けたんですけど、負けてしまいました。試合をして思ったんですけど、ハムさん、勢いが凄いっす。ずっとまだプロレスが出来るんじゃないかなって思いました。今日頂いたダイビングボディプレス、痛かったんですけども、激励のダイビングボディプレスだと思って新しい道でも頑張ります。今日はありがとうございました。」と語り、ハム子は「久々の道場マッチがうのとの最後のシングル。うのはやりたいことをもっと進んでやった方がいいよ。残り数試合しかないから私のガウンも扇子も勝手に借りて、つけまつげも付けて来たんだったら、もっと自分がやりたいことを残りの数試合の中で出した方がいいと思います。うのとは3度目のシングルマッチだったんですけど、3回とも全部ダイビングボディプレスで私が勝利しました。今日はダイビングボディプレスで勝とうと思って狙ってました。うのがプロレスで凄い悩んでた時期があって、私は見てて分かったんですけど、何もアドバイスがしてあげられなくて、プロレスで勝つことも大事だと思うんですけど、楽しいと思って試合をすることが一番大事だと思います。だから、残り数試合はプロレスって楽しいって思って試合をしてください。」とうのにメッセージを送った。

第3試合


藤本と真白のシングル戦。昨年10月18日大阪大会以来、3度目の一戦は、ガチャ王国の国王として確実の成長している真白が開始早々、藤本に対して手四つで挑むとリストの取り合い、バックの取り合いとベーシックな攻防で、きっちりと藤本とやり合ってみせた。一度、距離を取った藤本は再度、手四つから逆エビ固め、レッグロックと攻め込むが、これをロープに逃れた真白は自身のコーナーに戻ると、ガチャ王ベルトを手にすると、藤本にベルトを振り落とそうとするが、これを奪った藤本が逆に真白の脳天にベルトを振り落とす。さらにベルトに攻撃を仕掛ける藤本。その攻撃に連動して痛がる真白を見た藤本はベルトをアバランシュ・ホールドからフォールにいく。MIOレフェリーがカウントを入れると、真白がカウント2で肩を上げる。真白を起こした藤本だが、真白はバックに回ると膝カックンからドロップキック、はりつけドロップキックと反撃に出る。しかしコーナーに上がったところを藤本に捕まり、ジャパニーズ・オーシャンの体勢に持ち込まれるが、これは必死にもがき着地した真白は藤本にエルボー合戦を仕掛けていく。これに打ち勝った藤本が串刺しドロップキックを決めるが、藤本の右足を払い上げた真白は藤本をテイクダウンさせると、なんと極楽固めを仕掛けていく。藤本がロープに逃れると、真白はホワイトボディアタック、さらにドロップキック3連発を繰り出す。これをしのいだ藤本が串刺し低空ドロップキック、アバランシュ・ホールドからPKを狙うが、これをのけぞってかわした真白は藤本に目つぶしを狙う。これをこらえる藤本。膠着状態の2人にMIOレフェリーが接近すると、その目つぶしの指がMIOレフェリーへ。目を押さえて倒れ込むMIOレフェリー。その横で藤本が真白を丸め込むがMIOレフェリーはカウントを取れず。思わず藤本がMIOレフェリーに抗議すると、そのバックに回り込んだ真白がスクールボーイへ。藤本がカウント2でキックアウトすると、再び丸め込みを決めた真白。あわやカウント3かという寸前のタイミングで返した藤本はなおも仕掛けてくる真白の動きを利用してのビーナスクラッチを決め、逆転のカウント3を奪った。
試合後、真白は「真白 今日は勝ちにこだわろうと思って、戦闘の(スタイルの)真白で挑みましたけど、なんか勝てそうだったんですけどね。くそ~。あの~、藤本さん思ったんですけど、今日の私を見て、その(ICE×∞の)ベルトと私の(ガチャ王の)ベルトでWタイトルマッチしませんか?(雪妃が「これはチャンピオンベルトなの?」と聞くと)そうです。でも、移動はしないです。私だけが持ってるものなんで。私が買ったら(藤本の)そのベルトは私のもので、私が負けてもこのベルトは私のものなんです。本気ですよ、私。本気です。うん。OK!」と藤本にダブルタイトル戦を要求。これに対して藤本は「真白さん、全然へなちょこじゃないじゃない。出来るじゃない。そうですか。Wタイトルマッチですか…。私に得はない気はするんですが、いつかやりましょうか。いつか、そう遠くない未来だと信じて真白さんとWタイトルマッチをいつかやると思うんで、楽しみにしててください。」と返した。

第4試合


ハードコア色の強い世羅&あかね&すずがトリオを結成。メインで雪妃&もち&トトロの異色トリオを対戦した。前説に登場した世羅はこの一戦に関しては「いろいろ渋滞している顔合わせ」とし、世羅&あかねのチームしまなみ、そして世羅&すずの百火涼乱が混合されているチームであること、さらにトトロを除く5選手がいずれも6月13日新木場でのハードコアトーナメントに出場するメンバーであること、またすずを除く5選手が7月7日上野での野球対決のメンバーであることから、チームとしても前哨戦としてもどこにテーマを置くかが、戦う選手にも手探りな状況と説明した。しかし、試合がいざ始まると、両チームの選手が誰かをターゲットにするというよりも、目の前の相手に挑み、さらにチームとしてのタッグワークをみせるなど、激しい攻防戦を展開。特に世羅のチームはチームしまなみの連係、百火涼乱の連係、さらに3人の連係と、目まぐるしいチームワークを駆使し、最後もあかねがトトロに捕まり、クロスボディ、ダイビングセントーンからの動くこと雷霆の如しを浴びるも、トトロがフォールに入ったタイミングで百火涼乱がリングに飛び込み、カバーするトトロの胸元に「ダイナマイトーッ!」と叫びながらのダブルエルボーを叩き込むと、そのまま体勢が逆転。まだダメージの残っているあかねが抑え込む形でカウント3を奪取した。まさに混合ではあるものの、世羅を軸とした2つのタッグチームの総合力がもたらした勝利だった。
試合後、敗れたトトロは「今日最後、動くこと雷霆の如し決めて、勝ったと思ったんですけど、あの、ダイナマイトってなんですか?最近フィニッシュが決まっているのに勝てないっていうことが続いているので、次は決めて勝てるように、そして、ダイナマイト返しを考えておくので、またよろしくお願いします。」と語り、もちは「今日はどういう意図でこのカードを組んでくれたんですか?社長。みんなでやってるローモバというゲームを意図して組まれたのか、上野の野球を意図して組まれたのか、はたまたハードコアマッチの前哨戦として組まれたのか、よく分かりませんが、普段長い時間一緒にいるメンバーなので、相手の技の出し時とか、研究してるなと、読まれてるなと、それでちょっと負けたんですけど、でも、これはこれ、6月13日は私みたいなポンコツと呼ばれているもちさんに、足下をすくわれないように気を付けてください。」と語った。そして百火涼乱の2人は「(世羅と一緒に)私たち、百火涼乱で~す。でも、(世羅の)コスチュームが違いま~す。世羅さんがコスチュームに着替えている時に、あ~!!って言うんで、何かと思ったらこれですよ。ちょっと、しっかりしてくださいよと言いたいところなんですけど、自分もライトセーバーを充電し忘れて、ただの白い棒を持って来ちゃいまして、恥ずかしい思いをしたので、今日はおあいこですね。ダイナマイト連係が決まったので、これからもちょっとやっていきましょう。そして、宮城もち!(ハードコアトーナメントでは)胸毛オジサンとお色気オバサンには負けないんで。そこは皆さん楽しみにしていてください。あかねさん、久しぶりの西日本タッグありがとうございました。」(すず)「コスチュームは忘れてしまったんですが、相変わらず連係の方は今日もバッチリ決まって、(すずに)ダイナマイト行くよって言っただけで(リング下に)待機してくれて、目が合って、ダイナマ~イトって言って(リングに入って技に)行って、ダイナマイト決まったっていう先にもちさんとユキちゃんがいたんですよ。で、(腕をエルボーの形のままにして)駆けて行ったので、二人して忍者みたいな走り方をしちゃって、でもそれでタッグってこういうことかって思いました。そして、タッグと言えば来週6月13日、世羅りさプロデュース興行第6弾、ワンデートーナメントが開催されるということで、すずちゃんとは同じブロックだし、雪妃とも1回戦で当たるし、もちさんも同じブロックだし、1回戦でユキちゃんと当たって、もちろん撃破させて頂くんですが、(すずともちの)どっちが勝ち上がってくるかということで、今日も(そういう観点で)見ていたんですが、18禁みたいなタッグがすずちゃんと当たると思ってなくて、抽選て残酷だなと思ったんですけど、私はすずちゃんが勝ち上がってくるのを凄く楽しみにしておりますので、(すずに向かって)準決勝で会いましょう。」(世羅)と語った。そしてあかねは「(トトロの技は)強烈ですね~。なんだか勝ったんだか勝ってないんだか分からないアレでしたけども、勝てたけど、トトロみたいなデカい相手をちゃんとしっかり投げて勝ってこそだと思うので、どんどん鍛えていきたいと思います。そして私今日で8連戦が終わりました。先月20試合以上して、そこから続けての8連戦だったんですけど、思ってるよりも全然いけんじゃね?と思って、終わって淋しいなと思ってる気持ちがあって、なんなら最近3日ぐらい試合が空くと何していいか分からないんです。毎日試合がしたいんです、わしは。最低でも30連戦やって、今までのレスラーの最高連戦記録がいくつかは分からないですけども、それを軽く更新するような何十連戦っていうのをやってみたいと思います。毎日試合が出来るように怪我なくやっていきたいと思います。」と語った。そしてこの日の座談会の進行役だった雪妃も「私からも一言。」と前置きし、「最近のトトロはシングルのタイトルにも挑戦して、負けてしまいましたけど凄い勢いがあって、最後の畳みかけとか、勝ってもおかしくないところを負けてしまったという。でも、これはたぶん、あちらは百火涼乱、チームしまなみというよく組む機会がある3人と、あまり組む機会がない私たち3人だったから、そこの差が出たのかなという気がするので、また組めることがあったら次は勝ちを目指していきたいと思いました。そして、タッグトーナメントが6月13日にありますけど、私は初戦で世羅さんのところと当たるわけですけど、勝者予想をした時に、雪妃殿組に期待くださってる方が結構いらっしゃるのを聞いて、本当にありがたいなと思いました。殿が実績を残しているハードファイターだということはもちろんあると思いますけども、ハードコアデビュー戦になる私が勝ち進むと期待してくださっている方がいるということで、私も13日勝ちに行きますからね。あまり舐めないでください。」とトーナメントへの思いをアピールした。

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