【試合詳細】4・18 全日本プロレス後楽園ホール大会 安齊勇馬vs斉藤ジュン 宮原健斗vs綾部蓮 青柳優馬vsデイビーボーイ・スミスJr. 本田竜輝vsロード・クルー 諏訪魔vs斉藤レイ

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『チャンピオン・カーニバル2024【開幕戦】』
日程:2024年4月18日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,157人

▼アクトレスタイム
○惡斗/福永莉子
8分54秒 ACTスペシャル→片エビ固め
●水嶋さくら/かなみっく

▼タッグマッチ 30分1本勝負
ライジングHAYATO/●立花誠吾(フリー)
10分9秒 パワーボム→エビ固め
○田村男児/井上凌

▼6人タッグマッチ  30分1本勝負
黒潮TOKYOジャパン(フリー)/ハートリー・ジャクソン(フリー)/●土方隆司(フリー)
8分18秒 リバーススプラッシュ→片エビ固め
鈴木秀樹(フリー)/○サイラス/MUSASHI(フリー)

▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
○諏訪魔【1勝0敗=2点】
8分31秒 バックドロップ→体固め
●斉藤レイ【0勝1敗=0点】

▼チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負
○芦野祥太郎【1勝0敗=2点】
7分2秒 アンクルロック
●大森北斗【0勝1敗=0点】

▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
●本田竜輝【0勝1敗=0点】
2分12秒 変形無双→体固め
○ロード・クルー【1勝0敗=2点】

▼チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負
○青柳優馬【1勝0敗=2点】
15分38秒 前方回転エビ固め
●デイビーボーイ・スミスJr. 【0勝1敗=0点】

▼チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負
●宮原健斗【0勝1敗=0点】
12分17秒 デスルーレット→片エビ固め
○綾部蓮【1勝0敗=2点】

▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
○安齊勇馬【1勝0敗=2点】
15分18秒 ギムレット→片エビ固め
●斉藤ジュン【0勝1敗=0点】

三冠王者の安齊が新必殺技解禁でCC開幕戦勝利!綾部が宮原から勝利のロケットスタート!青柳がスミスから技アリ勝利!

アクトレスタイム


 12人のアクトレスガールズが登場しまずは『Love Riddle』でダンスアピール。センターダンスをかなみっくと水嶋さくらが務め、そのまま青コーナーに控える。
 続いて惡斗と福永莉子がBE∀STZREBELLION(ビースツリベリオン)の曲で入場。

 先発は惡斗とさくら。さくらが走り込みエルボー連打でロープに押し込み、ロープに振ろうとするが惡斗が髪を掴んで引き倒すと走り込むが避けたさくらがロープに飛んでドロップキック。さくらはロープに振ろうとするが、惡斗がロープにチョークで押し込んでから髪をひねっての首投げ連発。そのまま背中を踏みつけていくが、レフェリーが注意しブレイク。
 惡斗は莉子にタッチ。

 莉子はドロップキックからコーナーに振って串刺しバイシクルキック。さらに背中に水面蹴りからフォールも2。
 莉子はハイキックも、避けたさくらがカニバサミから鎌固め。かなみっくが出てきて倒立プレスからさくらがロープに飛んでかなみっくを踏み台にしてのフットスタンプからフォールも2。
 さくらはかなみっくにタッチ。

 かなみっくは引き起こすとガットショットから大外刈り。さらにロープに飛ぶが、惡斗が場外から足を掴んで引き倒し、そこへ莉子がケンカキックを叩き込む。
 莉子は横入り式腕ひしぎで捕らえるが、かなみっくが逃れると莉子が背中を蹴りつけてコーナーに顔面を叩き込む。
 莉子はカサドーラから前方回転して丸め込むもさくらがカット。
 莉子は惡斗にタッチ。

 惡斗はかなみっくの手を踏みつけ、なんとか立ち上がったかなみっくがエルボー連打。惡斗は余裕で受けきりエルボーで吹っ飛ばすと、ボディスラムからコーナーに登る。だがかなみっくが必死に正面に登ってエルボー連打。惡斗は髪を掴んでエルボーで落とし、ミサイルキックからフォールも2。
 惡斗はフロントネックで捕らえるが、かなみっくが抜けるとスクールボーイも2。
 かなみっくはRKOからさくらが低空ドロップキックで追撃し、かなみっくがコーナーに登るとダイビングサンセットフリップ。フォールも莉子がカット。
 かなみっくはボディスラムで叩きつけてmic mic knifeも2。
 かなみっくはさくらにタッチ。

 さくらはダイビングクロスボディからフォールも2。
 さくらはロープに飛ぶが、惡斗がコンプリートショットで迎撃しフォールも、ブリッジして抜けたさくらが走り込むと丸め込むが2。
 さくらはキルスイッチを狙うが惡斗がスクールボーイも2。

 惡斗はそのままマフラーホールドで捕らえるがかなみっくがカット。
 惡斗は担ぐが、着地したさくらがキルスイッチで叩きつけフォールも2。
 さくらはロープに振って笑顔120%スクールボーイも莉子がカット。
 かなみっくは莉子をジャーマンで投げ捨てて排除し、さくらがノーザンライトスープレックスホールドも2。
 さくらが投げようとするが、フロントネックで捕らえた惡斗がそのまま惡朱螺で投げ捨てフォールも2。
 惡斗はACTスペシャルで叩きつけフォールし3カウント。

曙太郎さん追悼セレモニー&チャンピオンカーニバル選手入場式


 4月11日に心不全で54歳で亡くなった曙太郎さんの追悼セレモニーが行われ、和田京平レフェリーが遺影を持ちリングにあがり追悼の10カウントゴングが行われた。

 続いてチャンピオンカーニバル選手入場式となり、前年度覇者の芦野からトロフィーの返還が行われた。
 退場時にサイラスが大暴れし、宮原を投げ捨てると綾部と睨み合う。さらに安齋にもアピールするが、安齋は相手にせずに斎藤ジュンと睨み合った。

第1試合


 先発は立花と男児。男児がリストをとってひねりグラウンドに持ち込むが、男児はヘッドシザースで切り返す。立花が抜けてヘッドロックを狙うが、男児がすぐに抜けて距離を取る。
 手4つから男児がタックルも、立花が受け切りHAYATOにタッチ。
 男児も井上にタッチ。

 バックの取り合いからリストの取り合い。HAYATOが強烈なチョップからコーナーに振ろうとするが、逆に井上が振るもHAYATOが走り込んできた井上を飛び越えてヘッドロック。ロープに飛ぶも井上がドロップキックで迎撃。
 井上は走り込むが、HAYATOがショルダースルーで場外に投げ捨てるとトペを狙うかに見せて、ライオンサルトでリング中央に戻りポーズを決める。その横で立花もヤンキー座りでポーズを決めて井上を挑発。

 男児が立花を蹴りつけるが、HAYATOが男児をロープに振るも男児はショルダータックルで迎撃。男児は立花にケンカキックも、立花は起き上がりこぼし式のヤンキー座りで挑発。だが男児はエルボーで倒しストンピング連打で場外に蹴り出し排除する。

 井上はHAYATOにミドルキック連打でコーナーに押し込み、コーナーに振って串刺し攻撃。避けたHAYATOがバッククラッカーを突き刺し、コーナーに叩きつけて強烈なチョップ。
 HAYATOは立花にタッチ。

 立花はケンカキックからロープに振ってバックエルボーで倒しフォールも2。
 立花はコーナーに振ってHAYATOにタッチ。

 HAYATOはチョップからロープに振ってアームホイップからフォールも2。
 HAYATOはキャメルクラッチで捕らえ、井上はなんとかロープを掴みブレイク。
 井上はエルボーを打ち込んでいき、HAYATOはチョップで返すも、井上は延髄切りを叩き込み男児にタッチ。

 男児は串刺しショルダータックルから逆コーナーに振って追走串刺しショルダータックル。さらにブレーンバスターからフォールも2。
 男児は担ぐが、着地したHAYATOにガットショットからコーナーに振ろうとするも、切り返したHAYATOがジョン・ウーで吹っ飛ばす。
 HAYATOは立花にタッチ。

 立花は串刺しエルボーからロープに振ってマンハッタンドロップからヤンキー座りで挑発。ロープに飛んでビッグブーツからSTOで叩きつける。
 HAYATOとともにコーナーに振っていき、HAYATOが串刺しドロップキックから立花が串刺しエルボー。ロープに飛んでスピアーからフォールも井上がカット。
 HAYATOを井上がロープに振ってソバットからロープに飛ぶが、HAYATOはドロップキックからロープに飛ぶも、井上はレッグラリアートで迎撃。
 立花と男児はエルボーの相打ち連発から男児がバックドロップで叩きつけ、さらに左右のエルボー連打からローリングエルボー。男児はショートレンジラリアットからロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールもHAYATOがカット。
 男児はパワーボムで叩きつけ3カウントを奪った。

男児「ちょっといいですか?ちょっとマイクいいですか?新時代とか言われてますけど、ずっとベルト流出してるんですよ。所属じゃないのに撮影会とかして、今度GAORAの中継っていつですか?5月6日の横浜BUNTAI?後楽園?流出したGAORAのベルト、挑戦させてください。おねがいします!」
立花「(リングに倒れながら)テメー、ナメてんじゃねーぞこの野郎!(マイク)自分で持てるわボケ!テメー、こんなもんじゃねーぞこの野郎。今日はちょっとだけ、ちょっとだけ負けちまったけどな、次に俺が本気出したらよ、テメー1ミリも動けなくなって、休業するぐらいボコボコにしてやるからな!5月6日後楽園で覚悟しとけ!ボケ!」

<試合後コメント>

田村男児
「GAORAに挑戦させてくださいと、立花誠吾に言いました。今日直接3カウント獲ったんで、文句ないでしょ。あとは全日本プロレス、会社に決めてもらって。お願いします。それとアジアタッグ。これからもアジアタッグの防衛戦していこうと思うんで、これからしっかり高めていきます。ありがとうございました」

立花誠吾
「全然痛くもかゆくもねーよ!あんなボケのパワーボムなんてなぁ、食らったってなぁ、屁でもねーよコンニャロー!今日はちょっとだけ、ちょ~っとだけ手加減して負けてやっただけだよ。5月6日、GAORA防衛戦。2月にやってから3ヶ月も開いちまったけどな、田村男児、絶好の相手だよ。アイツは間違いなく日本のジュニア、全日本だと105kg以下の人間だったらおそらくメチャクチャつえーぞ!メチャクチャつえー!アイツは!久々にジュニアの人間に当たり負けした。お前そんなことは置いといてよ!5月6日はあのボケをボコボコにしてやるから。テメーら楽しみにしとけ。あぁ~ん?……あ~痛くねえクソッ!」

ライジングHAYATO
「パートナーが負けちゃたね。助けられなかった俺も悪いんだけど。ちょっと俺の話していい?昨日、愛媛で震度6弱の地震があって。もちろん俺の友達や家族、よくしてもらった人、みんな被害にあってる。俺はプロレスでこっちに出てたからたまたま被害にあわなかったけどさ、やっぱりこうやって毎日プロレスが出来るっていうのは当たり前じゃないんだ。今日応援してくれたみんな、ありがとう。そして、愛媛のみんな、一緒に頑張ろう」

第2試合


 黒潮が入場パフォーマンスをしているが、南側通路でサイラスが奇襲し場外乱闘。なぜかそのままゴングが鳴り、リングでは土方とMUSASHIがエルボーで打ち合いに。
 MUSASHIがロープに振ってドロップキックを叩き込むと、土方は場外に転がりそのまま場外乱闘へ。
 サイラスと黒潮がリングに戻り、なぜかサイラスが鈴木にタッチ。

 鈴木は黒潮の髪をひねってコブラツイスト。これはジャクソンがカット。
 鈴木は黒潮の足に絡みつき、サイラスがスリーパーで捕らえると鈴木はMUSASHIにタッチ。

 MUSASHIはストンピングから首投げで倒し顔面にフットスタンプ。フォールも2。
 MUSASHIは片逆エビ固めで捕らえ、黒潮がなぜかサイラスの手をタッチするように握るとサイラスはエプロンに引きずり込んでスリーパー。
 ぐったりする黒潮のボディをMUSASHIが蹴りつけ、串刺し攻撃を狙うが黒潮が避けると土方にタッチ。

 土方は首投げからサッカーボールキック。さらにPKからコーナーに振って串刺しハイキック。土方はネックチャンスリーからフォールも2。
 土方はフィッシャーマンスープレックスを狙うが、耐えたMUSASHIがチョップ連発。土方はミドルキックからハイキックも、避けたMUSASHIが延髄切り。MUSASHIはサイラスにタッチ。

 サイラスはボディスラムからコーナーに上り、リバーススプラッシュを投下するが土方が避けると黒潮がサイラスの脳天にチョップ連発。さらにナックルから土方を呼び込んでロープに振るが、サイラスはダブルラリアット。黒潮が避けてジャケットパンチからロープに飛んでクロスボディも、キャッチしたサイラスがチョークスラムで投げ捨てる。
 ジャクソンがサイラスにショルダータックル連発からロープに飛ぶが、鈴木が足を掴んで場外に引きずり落とし、MUSASHIと鈴木で土方をコーナーに振ってMUSASHIが串刺しエルボー。鈴木が串刺しバックエルボーからサイラスがキャノンボールで圧殺しフォールもジャクソンがカット。

 サイラスはリバーススプラッシュを投下し3カウントを奪った。

<試合後コメント>

サイラス
「俺がオールジャパン、チャンピオン・カーニバルに参戦した理由はただ1つ!6人タッグでもタッグでもシングルでもなんでもいい!俺はトロフィーを獲りに来ているんだ!俺のものだ!俺のものにしてやるからな!!」

黒潮TOKYOジャパン
「……チャンピオン・カーニバルにぃ、出るのをやめました。やめましょう。ええ。やめましょう。昨日は勢いよく『三冠巻くぞ!今のイケメンさんがチャンピオンをぶっ倒してジャケット男が三冠を巻くのも新時代だよ』って言ったんだけど、チャンカン出るのをやめました。こえぇ~……」

第3試合


 ロックアップからレイがロープに押し込むがクリーンブレイク。
 手4つから諏訪魔がガットショット連発。ロープに飛ぶもショルダータックルのぶつかりあいになり、諏訪魔が四方からショルダータックル連発もレイは全て受け切るとショルダータックルでなぎ倒す。
 場外に転がった諏訪魔を追ったレイが諏訪魔を鉄柵に叩きつけ、リングに戻るとチョークしながらフォールも2。

 レイはロープ際に諏訪魔をセットしてボディに乗って踏み潰すがレフェリーが注意しカット。
 レイがサイドバスターからフォールも2。

 レイはロープに振ってラリアットも、避けた諏訪魔がジャンピングショルダーアタック。受けきったレイが走り込むも諏訪魔はコンプリートショットで迎撃する。
 諏訪魔はダブルチョップ連発からロープに飛んでラリアットでなぎ倒し、バックドロップを狙うがレイは耐える。
 諏訪魔はエルボーからロープに飛ぶが、レイが追走ショルダータックルから突っ張り連発でコーナーに押し込み、チョップ連発からチョークスラム。ロープに飛んでボディプレスからフォールも2。

 レイは投げようとするが、諏訪魔がリバース。レイは走り込むも、諏訪魔は足を伸ばしてカットしドロップキックからバックドロップで叩きつけフォールもし3カウント。

<試合後コメント>

諏訪魔
「よっし!幸先いいな。1勝、まず1勝できた。今旬の斉藤レイに勝ててよかったなぁ。幸先いいよ。気付けば全日本に出てる中で一番年が上だし。でもまだまだ元気だぞってのは見せてかないとね。ベテランのさぁ、枠ってのかな?その枠ってのを1個独占しちゃうよ。チャンスだな。みんな今若いから、そこだけ隙間あいてんだ。そこ行かせてもらう。流石に重いな。若い力ってののね、怖さも分かったし。でもまだまだ跳ね返してやりますよ。ウィ!ありがとうございました!」

斉藤レイ
「ヴァアアア!クソッ!つえーな、アイツ!だがいいか、オイ!まだチャンピオン・カーニバルは今日始まったばかりだ。最後はこの俺、斉藤レイが笑ってビール飲んでやるぜ。楽しみにしてろ!ヴァー、いてぇ……」

第4試合


 芦野が入場すると北斗が背後から奇襲しRKO。さらに場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 リングに戻ると北斗がスリーパー。逃れた芦野をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、芦野はエルボースマッシュで迎撃し、エルボースマッシュ連発からスライディングエルボースマッシュ。さらに俵返しからフォールも2。

 芦野がバックを取るが、北斗がバックエルボーで逃れ、走り込んできた芦野をレフェリーを盾にして避けるとエルボーの撃ち合いからホイップして急所蹴り。そのまま丸め込むも2。

 北斗はドラゴンスープレックスホールドも2。

 北斗は担ぐが、着地した芦野が走りこんで来た北斗の足をキャッチしてアンクルホールド。さらにぶっこ抜いて投げ捨てジャーマンからラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 芦野はフロントスープレックスからフォールも2。

 芦野はアンクルホールドで捕らえ、これで北斗はギブアップ。

<試合後コメント>

大森北斗&馬マスクさん
北斗「馬マスクを馬鹿にしやがって!『馬マスクがスベってるよ』『つまんないよ』……お前らがそうやって油断したときに俺と馬マスクさんの恐ろしさに気づくんだァ。覚悟しとけ!クソッ!」

芦野祥太郎
「オーケェ~イ♪まずは1勝。もう1歩1歩行くしか無いんで。去年の優勝から7ヶ月間欠場して、やっとこんだけシングルマッチがたくさんできる時間が出来た。チャンピオン・カーニバルがやって来た。まずは大森北斗からの1勝。まあ当たり前かな?俺のビッグボールがちょっと痛かったけど。まあ、そんなんじゃ負けないね。金的なんて根性出せば大丈夫なんだよ!北斗!プロレスに自信がないからあんな馬被ってよ、わけわかんないの連れてくんだろ?まっすぐプロレスしろよ。チャンピオン・カーニバル、どんなデカイ奴ともまっすぐ逃げずに闘うぞ。サイラス、デイビーボーイ・スミスJr.、青柳、宮原健斗、綾部蓮、全員俺よりでけーよ。全員ぶん投げて、全員極める。ブレイク・ザ・レッグだよ。足首へし折ってやる。以上ッ!」

第5試合


 クルーがショルダータックルでふっ飛ばし、ストンピングから正面ロープに押し込むとお株を奪う「1・2・3・4!」と言いながらのエルボー。
 本田は怒って正面ロープに押し込み後頭部に膝を押し付けてレフェリーと反則カウントの合唱。
 本田がエルボー連打もクルーがエルボーから左右のボディブロー連発。さらにナックルを顔面に叩き込み、串刺し攻撃を狙うが本田はラリアットで迎撃しフォールも2。

 本田は担ぐが、着地したクルーがジャンピングキックからジャーマンで叩きつけフォールも2。

 クルーはナックルからロックボトムで叩きつけ3カウント。

<試合後コメント>

ロード・クルー
「驚くべきことはなにもない。俺はやると言ったことをやっただけの話だ。本田竜輝をぶっ倒すのは楽な仕事だった。リングのど真ん中で、1!2!3!これはチャンピオン・カーニバルの間はずっと続いていくだろう。俺の邪魔をするな」

本田竜輝
「ヴォーッ!クソッ!なんだあの外人!初戦負けた!次気合で勝つぞ!クソッ!」

第6試合


 ロックアップからスミスがロープに押しこみクリーンブレイク。
 リストの取り合いからスミスがキムラロックで捕らえ絞り上げ、逃れようとする優馬にヘッドロック。さらにロープに飛んでショルダータックルからロープに飛ぶが、優馬がエルボーで迎撃しロープに飛ぶも、スミスはアームホイップ連発。
 バックの取り合いから優馬がヘッドロック。だがスミスはバックドロップで叩きつけて逃れると、場外に転がり出た優馬を鉄柵に叩きつける。エルボーの打ち合いから場外ブレーンバスターで叩きつけリングに戻る。
 スミスはストンピングからフォールも優馬はロープに足をかけてブレイク。再度フォールも優馬はロープに足をかけてブレイク。

 イラついたスミスはボディスラムから踏みつけフォールも2。

 スミスはクロスアームサーフボードストレッチも優馬はロープに足をかけてブレイク。

 スミスは背中にエルボーからエルボー。優馬もエルボースマッシュで返して打ち合いになるが、スミスはストンピング連打からスリーパー。優馬はロープに足を伸ばしブレイク。

 スミスはブレーンバスターを狙うが、着地した優馬がバックを取る。逃れたスミスはロープに飛んで、優馬のドロップキックをスカしてロープに飛ぶが、優馬は再度ドロップキックを発射し迎撃。
 優馬は串刺しジャンピングエルボー2連発からコーナーに上り、ダイビングクロスボディからフォールも2。

 優馬は投げようとするが、スミスは逆にブレーンバスター。
 エルボーの打ち合いから優馬がエルボースマッシュ。スミスもエルボースマッシュで返すと優馬は倒れ、スミスはコーナー上に優馬を座らせると正面に登る。だが優馬は耐えるとエルボー連打で落とす。
 だがスミスはボディにヘッドバッドから担ぐが、着地した優馬がスクールボーイも2。

 スミスはラリアットも、優馬は逆さ押さえ込みも2。

 優馬はロープに飛ぶが、スミスはパワースラムからフォールも2。

 スミスはギロチンドロップ連発からコーナーに上りダイビングギロチンドロップ。フォールも2。

 スミスは正面に登り、雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。

 スミスはぐったりとした優馬を再度フォールも2。

 スミスは髪を掴んで引き起こし、ロープに飛ぶが優馬は前のめりに倒れてしまう。
 スミスは再度髪を掴んで引き起こし、パワーボムを狙うが優馬が丸め込み3カウント。

 優馬は嬉しそうにリングの周りを回ってアピール。そのまま南側客席通路まで行ってアピールし、

<試合後コメント>

青柳優馬
「(※ベンチに倒れ込みながら)グェ~ッ!……勝ったぞ!作戦勝ち!デイビーボーイ・スミスJr.に作戦勝ちだ!初戦にしてはダメージを負ってしまったけど、いい勝ち方したんじゃないか?もうこれ優勝だろ。もう優勝トロフィー、俺のものだ。ほぼほぼ俺のものだ。次だ。初戦いい感じにスタート切ったから、次も行かないとな。次、誰だっけ?浜松で黒潮TOKYOジャパン。黒潮TOKYOジャパンか。こぉ~いがはっしり~だっしったら~♪……はぁ。サクっと終わってやる!」

デイビーボーイ・スミスJr.
「青柳の野郎!レフェリーを買収しやがったな!スーパープレックスで完璧に投げてやったんだ!あのダイナマイト・キッドのように!なのに金に目がくらんだレフェリーは俺に素早く1!2!3!カウントを叩きやがった!次に闘うときにはただじゃおかないからな。Aブロックの連中は全員このデイビーボーイ・スミスJr.が倒してやる。そしてこの俺が優勝の栄光を掴むんだ」

第7試合


 ロックアップから綾部がロープに押し込むが、宮原が切り返してクリーンブレイク。
 ロックアップから綾部がロープに押し込むが、頭をポンポンしてブレイク。

 綾部のガットショットをキャッチした宮原がロープに振ってビッグブーツ。だがすぐに綾部がショルダータックルで倒し、宮原は場外でのたうち回る。
 そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻ると宮原が綾部のラリアットを避けて低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
 宮原は走り込むが綾部はネックブリーカードロップで迎撃する。
 綾部はミサイルキックでふっ飛ばし、エプロンに転がった宮原を引き起こすとエルボー。さらにビッグブーツも、キャッチした宮原が低空ドロップキックからエプロンへのパイルドライバー。
 ぐったりとする綾部だったが、カウント9でリングへ。

 宮原が走り込みケンカキックも、すぐに立ち上がった綾部が見下ろしてエルボー。エルボーの打ち合いから、宮原がビンタ。さらにヘッドバッド連発から投げようとするが、綾部が逆にブレーンバスター。
 綾部は串刺しビッグブーツから投げようとするが、宮原が丸め込むも2。

 宮原はジャンピングブラックアウトを突き刺し、ブラックアウトからフォールも2。

 宮原はシャットダウンを狙うが、耐えた綾部がロープに飛んだ宮原をドロップキックで迎撃。
 綾部がロープに飛ぶが宮原は追走ジャンピングブラックアウトから走り込むも、綾部がエルボーからジャーマンスープレックスホールドも2。

 綾部は旋回式ファルコンアローで突き刺し3カウントを奪った。

<試合後コメント>

綾部蓮
「見たろコノヤロー!チャンピオン・カーニバル開幕戦、宮原健斗から3カウント、文句なし。獲ったぞ!まあ先月の大田区で全日本プロレス入団のキッカケになったのは間違いなく宮原健斗だよ。でもそのとき言われたように、ここから上がるも下がるも自分次第なんだよ。新しい全日本プロレスの綾部蓮ってのは、今日の開幕戦で見せられたんじゃないかと思います。最高のスタートで。最高のスタートでチャンピオン・カーニバル2024、まだ1戦終わったばかりだから、このまま綾部蓮に注目してずっと最後まで見ていてください。優勝だコノヤローッ!」

宮原健斗
「俺は何年連続負けスタートだ?それくらいお前、開幕戦は俺に、神様は味方してくれねーな。綾部ェ!俺が入団のキッカケを与え、スター街道への切符も与えてしまったようだ。まあいい。綾部蓮、今日の負けは認めよう。さあ、この次だ。俺は今日の綾部蓮も入るが、新時代を叩き潰す使命がある!そして日本全国のプロレスファンがこの宮原健斗の再浮上を今か今かと待ってんだ。こっから全勝や。クソッ」

第8試合


 ロックアップからジュンがロープに押し込み、切り返しあいからジュンがクリーンブレイク。安齋がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ロープに飛んでショルダータックルも、ジュンは受け切りショルダータックルの打ち合いへ。打ち勝ったジュンがロープに飛ぶが、安齋はアームホイップからエルボー連打でコーナーに押し込み串刺しジャンピングエルボー。
 ジュンがコーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットした安齋がコーナーに登るもジュンがビッグブーツで場外に蹴り落とす。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻り、ジュンがロープに振ってバックエルボー。フォールも2。

 エルボーの打ち合いから安齋がエルボー連打。ロープに飛ぶが、ジュンはカウンターのボディスラムからエルボードロップを投下しフォールも2。

 ジュンは踏みつけて髪紐を解いてアピール。さらにロープ際で踏みつけていき、これを離すと髪を掴んでの首投げからケンカキック。フォールも2

 ジュンは串刺し攻撃も、安齋は足を伸ばしてカットしミサイルキック。
 さらに串刺しジャンピングエルボーからフロントスープレックスで投げ捨てフォールも2。

 ジュンがエルボー連打からロープに飛ぶが、安齋はドロップキックで迎撃し投げようとする。だがジュンはリバースすると串刺しビッグブーツ。
 ロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒し、ブレーンバスターからフォールも2。

 ジュンはチョークで捕らえるが、逃れた安齋がエルボー。エルボーの打ち合いからジュンがチョップを叩き込みヘッドバッド。
 ジュンは串刺しビッグブーツからコーナーに上るが、安齋が蹴りつけると正面に登る。
 コーナー上でエルボーの打ち合いから安齋がヘッドバッドを叩き込み雪崩式ブレーンバスターから走り込むが、ジュンはスピアーで迎撃し、ジャックハマーからフォールも2。

 ジュンはスリーパーも、逃れた安齋が走り込んできたジュンを高速ドラゴンスープレックスからロープに振ってジャンピングニー。フォールも2。

 安齋はバックを取るが、逃れたジュンに走り込むもジュンはラリアットで迎撃。
 ジュンはチョークスラムで叩きつけフォールも2。

 ジュンはサイコブレイクを狙うが、切り返した安齋がジャンピングニーからジャーマン・スープレックスホールドも2。

 安齋は新技のギムレット(※片方の肩に担いでから放つシットダウンパワーボム)で叩きつけ3カウント。

安齋「チャンピオンカーニバル、初戦、勝ったぞ~!初戦、勝ったってことは、このまま、誰が優勝するかわかりますよね?誰が優勝すると思いますか?俺がこのチャンピオンカーニバル、勝つ相手はBブロックだけじゃない。Aブロックの奴らと、時代も、歴史も、記録と全部闘って、俺が絶対勝ってやる。だから、このチャンピオンカーニバル、全日本プロレスを、俺のことを、俺だけのことを見ててください。男の、約束です」

<試合後コメント>

安齊勇馬
「チャンピオン・カーニバル2024、初戦白星スタート!相手は世界タッグチャンピオンの斉藤ジュン!最高の滑り出しだろ!リング上で言った通り、俺はBブロックの相手だけに勝つとか考えてない。もちろんAブロック、闘えないやつもいるけど別の方法で勝つ!それ以外にも、記録とか歴史とか時代とか全部ひっくるめて俺が必ず勝ちます!このチャンピオン・カーニバル2024、俺だけを見ていてください!ありがとうございました!」

――最後の技は新必殺技?
「そうですね。チャンピオン・カーニバルのための新必殺技ですね」

――名前はありますか?
「名前はギムレットにしようと思います。意味は……調べてください(笑)意味は2通りあるので、是非考えてみてください」

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