全日本プロレス応援大使のアイドルユニットが解散!リング上でラストライブ!
11日、全日本プロレス『2017 ダイナマイトシリーズ』が後楽園ホールにて開幕した。
2016年5月より全日本プロレスの応援大使に就任した、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがプロデュースする“罵っていいアイドル”『スルースキルズ』。はじめは全日本プロレスのファンも単発的なものと思いあまり興味を示さなかったが、毎回の大会前ライブやSUSHIとともにダンスで入場するなど徐々に浸透していき、今では入場すると各メンバーの名前がお客さんからコールされ“罵っていいアイドル”へ愛のある罵声が飛んでいた。
しかし応援大使に就任し一年がたった2017年5月、スルースキルズ自体の解散が決定。この日が全日本プロレス応援大使として最後の登場となる。
全日本プロレスとのコラボのために『明るく激しく楽しい全日本プロレス』をイメージしてキルビルPainB.B.により制作された『限界の先へ』を歌いきったスルースキルズは「皆様に応援大使退任のご挨拶をさせていただきたく少しお時間をください。去年5月25日から応援大使をさせていただきまして、本日がリングに上がるのが最後となります。ラジオのスポーツコーナーがキッカケで取材させていただいて応援大使の話をいただきました。大会開始前にライブや、SUSHI選手のダンサーとして登場したり、西村選手に罵られたり、両国国技館でのライブ、たくさんの体験を全日本プロレスさんを通してさせていただきました。本当にありがとうございます。全日本プロレスのスタッフさんの優しさ、選手の方々の温かさ、それをすごく肌で感じて全日本プロレスの団体そのものが私達はとても好きになりました。こうして応援大使ができて、秋山社長から『一番苦しい時期に華を添えてくれてありがとう』と言ってくださった言葉が何より嬉しかったです。スルスキのファンの方もプロレスにハマったよと言ってくれる言葉を聞いて、私達も少しでも力になれたのかなと思って嬉しく感じています。本日最後となりますが、全日本プロレスのスタッフさん、そして今日会場にいるプロレスファンの方々、温かく見守ってくださり、そして応援してくださり本当にありがとうございました」と丁寧に挨拶した。
するとそこへ秋山準と大森隆男が登場。秋山が「皆さんが本当に全日本プロレスの応援大使でした。皆さんのおかげで力をもらいました。これからも皆さんの未来を応援してますありがとうございました」と大森とともに花束贈呈を行い全員でオープニングコール。
今年の後楽園ホールは満員が続いているが、2016年は満員マークがつかない大会もあり厳しい年だった。この一年『スルースキルズ』は応援大使として間違いなく全日本プロレスを支え、その役目を最後まで全うした。