世界ヘビー級王者・西村修が「飛んだり跳ねたりするのはプロレスじゃない」と苦言

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 11日、全日本プロレス『2017 ダイナマイトシリーズ』後楽園ホール大会にて西村修が不動力也を相手に!BANG!TV 世界ヘビー級選手権の防衛戦を行った。

 ドリー・ファンク・ジュニアが提唱するこのタイトルは、初代王者がウェスリー・ブレイク、二代目王者がダルトン・デリックとなり、今年5月に西村修が第3代王者へ。このベルトに並々ならぬ思いを持つ西村は、試合も倒立などを行わず不動のボディスプラッシュやラリアットを受けきったうえでグラウンド式アバラ折りで勝利。

 防衛に成功した西村は「攻めるときは攻めて、受けるときは受けませんと。これこそが本来の伝統のプロレスですから。思い切りこっちは受けて受けて受けて、全て受けきりましたけど、これもプロレス。飛んだり跳ねたり新体操みたいなのはプロレスじゃないんだ、ハッキリ言って。そういうこともこのベルトを通して訴えていきたいと思います。ドリー・ファンク・ジュニアのくれた、TNAでもないWWEでもない、NWA世界チャンピオンの方が創設したベルトですから、その人の思いをまた伝えていかなきゃいけないんですよ。『これこそがプロレスなんだ』とね。もしかしたら私の試合はものすごくタイムスリップした試合かもしれない。でもこれもプロレスなんだ。これこそがプロレスなんだ。飛んだり跳ねたりするのはプロレスじゃない。それを私はずっと言い続けて参ります。そのためのベルトです。今の時代で風化されてない『これこそがプロレス』と言える理念の人と(防衛戦を)やりたい。プロレスは変わっちゃってる。良くも悪くも」と現代のプロレスに苦言を呈した。

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