全日本プロレスに入団した石川修司が諏訪魔とともに世界タッグを防衛!関本大介&岡林裕二が挑戦を表明!
2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2019 NEW YEAR WARS【開幕戦】』にて、諏訪魔&石川修司vsジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムスの世界タッグ王座戦が行われた。
全日本プロレスでは、昨年12月に冬の風物詩たる世界最強タッグリーグ戦が行われ、決勝戦でジョー&ディランが世界タッグ王者の諏訪魔&石川組を撃破し、13年ぶりとなる外国人チームでの優勝を果たしていた。
この日は、勢いに乗って王座を奪取したいジョー&ディランが、これ以上負けられない諏訪魔&石川に挑む注目の王座戦となっていた。
この日のオープニングで全日本プロレス入団を発表した石川の所属第一戦ともなったこの試合、石川は序盤からディランと正面から打撃で打ち合っていくが、ジョーが普段は見せないコブラツイストなどで加勢し、石川を集中攻撃。
石川を救出に飛び込んだ諏訪魔が孤軍奮闘している間に石川は復活。諏訪魔とローリングサンドイッチラリアットなどの豪快連携技を見せ、石川がカミゴェ、背中にカミゴェ、ランニングニー、ジャイアントスラムと怒涛のラッシュで畳み掛け、ディランからカウント3を奪った。
世界最強タッグ決勝の雪辱を晴らして喜ぶ諏訪魔&石川の前に現れたのは、大日本プロレスの関本大介&岡林裕二。関本が「1月13日、大日本プロレス後楽園ホール大会で世界タッグのベルト持ってこい。そこで俺らに挑戦させろ。どうだ?」と挑戦を表明すると、石川は諏訪魔の返事を待たずにこれを受託。5度目の防衛戦を決定した。
バックステージに戻った石川は「せっかく入団したんだからいっぱいお客さんに認めてもらってどんどんどんどん全日本プロレスを面白くしていって、僕が入団してよかったと思われないと意味ないんで。今年一年も身体が壊れない限りは戦っていきたいと思います」と入団の抱負を語る。
これを聞いた諏訪魔は心底嬉しそうに「石川修司とさ、さんざんシングルやって、タッグも色々ね、やってきてさ!その石川修司がさ、所属になってくれるなんて俺はすごく嬉しかったなぁ。(入場式で)リングに入ってきた時さぁ、笑みが出ちゃった。嬉しいんだよね。いやあ、あんな焼け野原の全日本プロレス、ここまで復活してきて、なんか嬉しくなった」と満面の笑み。
そして石川は、13日の関本&岡林組との防衛戦について「僕らと対抗できる他団体のタッグチームって関本&岡林かなと思うんで。タッグリーグで俺、関本に取られてるんで負い目があります。負い目は返さないと」と語り、諏訪魔も「乗り込みに行くのは俺も得意だからね?ベルトそっちのけでやっちゃうよ!」と気合を漲らせた。