WWEを退団したTAJIRIが全日本プロレスで日本復帰戦!
今年一月にWWEへの復帰が発表されたTAJIRIだが、4月に退団を発表しその後の進退が注目されていた。
そんな中、6・11全日本プロレス『2017 ダイナマイトシリーズ』開幕戦にTAJIRIの参戦が発表。吉江豊&田中稔とタッグを組み、秋山準&ウルティモ・ドラゴン&丸山敦と6人タッグマッチを行った。
ウルティモと高度な腕の取り合いを行ったTAJIRIは、丸山とのマッチアップになるとハンドスプリングエルボーからバズソーキック。これを避けた丸山がスクールボーイからTAJIRI公認バズソーキックも、TAJIRIはグリーンミストから本家バズソーキックを叩き込み3カウント。
見事に本復帰戦を勝利で飾ったTAJIRIは「久しぶりのマットです!4月以来です。やっぱりプロレスをどこでやるとかは問題じゃなくて、プロレスをやれるってだけですごい喜びであり、幸せであり、それをここ半年間で学びました。やっぱりWWEを去ることになってまでも上がる宿命のあった全日本プロレス。そういう気がするんですよ。アメリカでプロレス人生を成仏させるつもりだったんですけど、逆に僕の方でアメリカ(での生活)を成仏させてしまった。ここ数年、KENTA(ヒデオ・イタミ)選手とか華名(アスカ)選手とか中邑(真輔)選手たちが向こうで活躍しているのを雑誌で見て、もう一回アメリカでプロレスをやりたいという気持ちになって向こうに行ってみたんですけど、自分の中でひっかかっていたアメリカを成仏させることができたんで今後の人生にとって良かった。(BANG TV王座の)ドリーさんの映像を見て、組長とかカブキさんとかずっとやってるじゃないですか。成仏なんてないんじゃないかなって。死ぬまでやるというか生まれ変わってもやりたいなって思いましたね(笑)」と語った。
今後の全日本プロレス7月シリーズへの参戦が発表されたが「子供の時は全日本ファンだったんですよ。アジアタッグとか世界タッグとかいろいろベルトがあるじゃないですか。体格的には世界ジュニアなんでしょ?GAORA TVもあるし、西村さんのBANG王座もあるし。あとアジアタッグは一回巻いてみたい。世界タッグもあるし、三冠もある。全部獲るなんてでかい事は言わないけれど、全部とりあえずチャレンジしたいね」とベルト獲りを宣言した。