ジェイク・リーが10ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾る!「NEXTREMEとの戦いで自分と岩本選手の可能性を導いていきたい」
24日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2018 SUPER POWER SERIES』が行われ、ヒザの負傷で約10ヶ月欠場していたジェイク・リーが復帰戦を勝利で飾った。
ジェイク・リーは、昨年7月にヒザを負傷し欠場。後に「左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨挫傷」と診断され、手術を伴う長期欠場に入っていた。その後、今年3月のさいたまスーパーアリーナ大会にて登壇し復帰を宣言。所属していたNEXTREMEを抜けることも表明し、満を持しての復帰戦を迎えた。
試合はセミファイナルで野村直矢&ヨシタツvs岩本煌史&ジェイク・リーのタッグマッチで行われ、ヨシタツと野村は故障明けのジェイクを集中攻撃。
ヨシタツはスワンダイブ式ミサイルキックやスイングDDTと躍動し、野村もノーザンライトスープレックス、フロッグスプラッシュと畳み掛け、ノムレーザーを狙う。
しかし、ヨシタツを振り切ってリングに上った岩本が孤高の芸術でアシストすると、ジェイクがPKからのバックドロップで復帰戦を勝利で飾った。
バックステージに戻ったジェイクは「実戦は10カ月ですけど、まだまだ武術との融合を組み合わせきれていない自分がいます。一発で相手を仕留めると言う緊張感がまだ僕には足りない」と勝利に浮かれることなく緊張感ある面持ちでコメント。
パートナーの岩本は「10カ月のブランクがあって『大丈夫かな』という不安が全然出ていない。むしろ海外に行ってたんじゃないかっていうくらい強くなって帰ってきた。NEXTREME、抜けて正解だったと思うよ。客に媚びてる試合をNEXTREMEでやってちゃダメだよ。やらされてるよ、野村は。青柳も」とジェイクを称賛し、NEXTREMEを批判。
ジェイクも「これからもNEXTREMEと組まれてるカードが多いです。その中で岩本選手と組むことも多くなる。俺は自分の可能性と岩本選手の可能性を導いていきたい。もちろん自分の可能性が一番だけど」
さらに岩本は「世界ジュニアも俺は忘れていないから。沖縄終わってからの青木さんを見ているとどこかさみしそうな感じが。やっぱり青木さん、近藤修司からベルトを防衛した時に『次は岩本だな』って言ってたでしょ?俺も整えてきてる。青木さんのさみしさを俺が消してあげます」と世界ジュニア獲りを宣言。
全日本プロレスを改革せんと燃える若手選手の活躍に今後も期待したい。