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『アイスリボン1336』
日程：2024年3月16日(土)
開始：12：00
会場：埼玉県・アイスリボン道場
観衆：39人

▼シングルマッチ10分1本勝負
○神姫楽ミサ(JTO)
7分3秒 ミサトンクラブ
●古川奈苗

▼タッグマッチ15分1本勝負
真白優希／○咲蘭
10分41秒 変形ラ•マヒストラル
松下楓歩／●しのせ愛梨紗

▼シングルマッチ10分1本勝負
○Yappy
6分44秒 タラサ•インピエルノ→体固め
●藤滝明日香

▼タッグマッチ20分1本勝負
星いぶき／●弓李
14分14秒 タイガースープレックスホールド
○星ハム子／トトロさつき

メインはICE×∞王座戦＆リボンタッグ王座戦のダブル前哨戦！ハム子が弓李に完璧なブリッジを決め華麗な勝利！Yappyと藤滝のパワー系対決はYappyが実力差を見せ勝利を飾った！

試合前

　入場式の前、リングサイドに立った藤本がこの日の大会を客席に座って観戦するとし、そのパートナーとして呼び込んだのが、つくし。「神栖から来ました～。久々で西川口の出口を間違えちゃいました。」と語り、久々のドロップキッカーズ揃い踏みとなった。今月からアイスリボンに広報として復帰した藤本。今回のつくしの来場は藤本以外には誰にも伝えずのサプライズだったことを明かした。もちろん、これは藤本が広報として動き出した具体的な行動と言っていい。と同時に藤本らしいプロレス頭の謎かけも含まれている。広報・藤本の今後の動きはやはり要チェックだ。

第1試合

　今大会唯一の他団体からの出場選手となった神姫楽は古川との初シングルマッチ。古川の差し出す握手の手をきっちりと握り返した神姫楽。試合はロックアップからロープに追い込まれた古川だが、すぐに反転し、神姫楽にエルボーを連打。ヘッドロックの取り合いから古川が神姫楽をロープに振るが、神姫楽はカウンターのタックルで古川を吹っ飛ばし、腰にエルボードロップを落としボディスラムからエルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。神姫楽が串刺しラリアット。再度、距離を取って猪ムーブからの突っ込みを古川がかわし、串刺しエルボーからの御神輿攻撃。

　エルボーの打ち合いから古川が神姫楽のエルボーの腕をキャッチしてグランドに持ち込んでの脇固め。ロープに逃れた神姫楽の腕をロープにからめて絞め上げた古川はスタンドに戻ると神姫楽の腕を取って蹴り上げる。ボディスラムを狙う古川。こらえた神姫楽が低空ブレーンバスターで投げカバーも下から古川が三角絞め。上体を起こして神姫楽がカバーもカウント2。古川がダブルハンマーでカバーもカウント2。古川が腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れた神姫楽を抱え上げようとする古川、神姫楽がこらえると古川が横入り式エビ固め。カウント2で神姫楽が返すと古川が丸め込み2連発。いずれもカウント2で返した神姫楽が体当たり式のラリアット2連発でカバーもカウント2。神姫楽が逆エビ固め。ロープに逃げようとする古川を中央に戻した神姫楽は古川の両足を交差させての変形逆エビ固め＝ミサトンクラブでフィニッシュした。

第2試合

　3月23日後楽園ホール大会でトライアングルリボン王座戦を行う真白と楓歩の前哨戦。さらに同日、オープニングマッチで対戦が決まっている咲蘭と愛梨紗も前哨戦となる。若いアイスの選手4人のタッグ戦は真白vs楓歩でスタート。正面に立って「来い！」と右手を挙げる真白だが、楓歩はこれを無視してエルボー、蹴りを叩き込む。腕の取り合いからホイップの攻防。両者がにらみ合って咲蘭と愛梨紗に交代。咲蘭のドロップキックを払い落とした愛梨紗が咲蘭の髪を掴んでコーナーに叩きつけての顔面踏みつけ。これに楓歩が加勢。リング中央に引き込まれた咲蘭だが、愛梨紗の頭を掴んで押し倒すと両手の甲にフットスタンプ。ロープ際に逃れた愛梨紗の手に低空ドロップキックを入れ、さらにエプロンに出ての手の甲へのヒップドロップ。代わった真白がドロップキック、串刺しドロップキック。愛梨紗がカウンターのタックルで吹っ飛ばしてカバーもカウント2。愛梨紗がタックル3連発でカバーもカウント2。

　愛梨紗がエルボー。真白のエルボーをかわしてのチンクラッシャーから愛梨紗がドロップキック。カバーもカウント2。代わった楓歩がタックル、ドロップキックでカバーもカウント2。楓歩のボディスラムを逃れた真白が膝カックンからのドロップキックでカバーもカウント2。真白がキーロック。楓歩が反転してカバーもカウント2。真白がキーロックを離さず再度、上になって絞め上げ。反転した楓歩。カウント2で反転した真白がカバーもカウント2。再び楓歩が反転してカバーもカウント2。真白が一本背負いからカバーもカウント2。代わった咲蘭がエルボー連打からドロップキックでカバーもカウント2。楓歩の蹴りをかわした咲蘭がバックに回ってのパロスペシャル。真白が愛梨紗にサーフボード。ロープに逃れた楓歩がブレーンバスターを狙うもこらえた咲蘭が楓歩にだっこの体勢で足を絡めるとフロントチョーク。力任せにブレーンバスターを狙った楓歩だが、咲蘭が丸め込みもカウント2。楓歩が咲蘭をコーナーに振るも、楓歩の飛び込みを咲蘭が高角度回転エビ固めでカバーもカウント2。楓歩がSTO、PKでカバーもカウントは2。代わった愛梨紗がドロップキックから逆片エビ固め。ロープに逃れた咲蘭がおんぶスリーパー。愛梨紗がロープに逃れエルボーの打ち合い。咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。真白が入り、愛梨紗をロープに振っての足払いからサンドイッチドロップキック。咲蘭がカバーもカウント2。カットに入った楓歩が咲蘭をブレーンバスター。愛梨紗がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。愛梨紗が咲蘭をファイヤーマンズキャリーも咲蘭が高角度回転エビ固めでカバーも愛梨紗が切り返してカバー。カウント2で咲蘭が反転してカバーもカウント2。咲蘭が♡さらんらっぷ♡を狙うが愛梨紗が踏ん張る。真白が入って愛梨紗に目突きを狙うが、愛梨紗がかわし咲蘭に誤爆。倒れた咲蘭を愛梨紗がカバーもカウント2。愛梨紗が咲蘭の首を巻き込もうとするがこれを切り返した咲蘭が変形のラ・マヒストラルを決め、カウント3を奪った。

第3試合

　3月3日新木場大会でトトロからシングルマッチでの経験を積むようにアドバイスされた明日香が同じパワー系のYappyと対戦。ロックアップからタックルの打ち合い。明日香が右手を挙げて力比べを誘う。Yappyが合わせようとすると明日香がジャンプ。3度目の攻防でYappyがジャンプした明日香にストンピング、タックルで吹っ飛ばす。Yappyが変形サーフボード。ロープに逃れた明日香にYappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット。明日香がジャンピングボディプレスでカバーもカウントは2。明日香が串刺しボディアタック、ROCK YOU串刺しスピアーでカバーもカウント2。

　タックルの打ち合いからバックに回った明日香が丸め込みもカウント2。明日香がタックルでカバーもカウント2。Yappyがスタナー、ヒップアタック、ドラゴンスリーパーからのファイナルカットでカバーもカウント2。Yappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。Yappyがチョークスカルスラムを狙うも明日香が踏ん張って逃れるとストンピングからバックフリップ。ダブルアームバスターを狙うもYappyがこらえ、アックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。Yappyが2段目のロープに上がっての振り向き式ボディプレス＝タラ・サ・インピエルノでカウント3を奪った。

第4試合

　この日のメインは3月23日後楽園ホール大会でのICE×∞王座戦＆リボンタッグ王座戦のダブル前哨戦。試合はいぶきvsハム子でスタート。ロックアップからヘッドロックの取り合い、アームホイップの投げ合いからハム子がセクシーポーズもいぶきはノーリアクション。代わった弓李が代わったトトロの太もも目掛けてのドロップキック。膝立ちのトトロに低空ドロップキックを決め、4選手の場外戦へ。弓李がトトロを攻め、いぶきとハム子は花道奥でつかみ合い。ここでハム子がいぶきを羽交い絞めにし、つくしを呼び込む。客席にいたつくしが立ち上がり、いぶきに強烈なエルボー。今度はいぶきがハム子を羽交い絞めにし藤本を呼び込む。藤本がダブルチョップを決め、いぶきと2人で両手を挙げてポーズ。リングサイドで４選手がもみ合い、ハム子とトトロがサンドイッチボディアタックを決め、「ベルト獲るぞーっ！」と2人でアピール。リングに戻ったトトロが弓李に串刺しラリアットからボディプレスを狙うが、かわした弓李がコードブレイカー。トトロがカウンターのボディアタックで弓李を吹っ飛ばしエルボー。弓李がトトロの頭を抱えての首固めでカバーもカウント2。

　代わったいぶきがドロップキック、ランニングネックブリーカードロップ。トトロがボディスラムから逆エビ固めも弓李がカット。カットに入った弓李をハム子が逆エビ固めに決め、トトロと2人で四股踏みからの逆エビ固め。ロープに逃れたいぶきにトトロがボディプレスでカバーもカウント2。代わったハム子がボディプレスでカバーもいぶきがカウント1で返す。トトロがハム子をおぶっての串刺しボディアタックからダブルのお・し・り・ダー！を決める。ハム子を後ろから蹴飛ばしたいぶきが逆水平チョップを狙うが、ハム子がかわして突っ張り。いぶきがカウンターのダブルチョップでカバーもカウント2。いぶきがライトニングスパイラルを狙うがハム子が踏ん張る。いぶきがトラースキック、飛び込みのエルボーでカバーもカウント2。いぶきがライトニングスパイラルでカバーもカウント2。ハム子が腹攻撃連打から往復ラリアット連打、シャイニング腹ザードでカバーもカウント2。ハム子がアッパーエルボー、いぶきがカウンターの膝蹴り、ハム子がラリアットを決めれば、すぐに起き上がったいぶきがダフルチョップ。両者ダウン。代わった弓李がハム子にクロスボディ、ヘアーでカバーもカウント2。

　弓李がビクトル投げからの変形ヘッドシザース。ロープに逃れたハム子にいぶき、弓李が飛び込み顔面ウォッシュの連係から弓李がネックブリーカードロップ。カバーもカウント2。ハム子が後頭部ラリアットからロープに弓李をはりつけてのボディアタック、そして客席の藤本にアピールしてからのはりつけドロップキックでカバーもカウント2。ハム子のラリアットをかわした弓李がバッククラッカー。起き上がったハム子にいぶき、弓李が連続ダイビングボディアタック。弓李がカバーもカウント2。弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。トトロが弓李といぶきにロープに振られるも2人まとめてラリアットで吹っ飛ばし、ハム子が弓李にミサイルキック。カバーもカウント2。ハム子がラリアットでカバーもカウント2。ハム子がファイヤーマンズキャリーも弓李がバックに回っての高角度回転エビ固め。カウント2。弓李が丸め込みもカウント2。弓李がぐるんちょもカウント2。トトロがラリアット、ハム子が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。ハム子がタイガースープレックスでホールド。完璧なブリッジで弓李からカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
ハム子「いぶき、まだまだね、あんたに負けてられないんだよ！何度も言う。かあちゃんの名に懸けて！星ハム子の名に懸けて！ベルトを獲ります。私はね、このタイトルマッチ、腹くくってんだよ！覚悟決めてるから！」
いぶき「お前の腹くくってるって何なんだよ！覚悟って何なんだよ！言ってみろよ！」
ハム子「プロレスラーとしての覚悟に決まってんだろ！23日、結果出してやるから。」
いぶき「楽しみにしてます。」
トトロ「ハムさんの言っていることもめっちゃ気になるけど、私がもっと気になっているのはこの（弓李が持っているリボンタッグの）ベルトですよ。今日は直接、決着つきませんでしたね。23日、私があなたからそのベルトを獲るんで、よろしくお願いします。」
※トトロがロープにもたれている弓李に手を差し出し、2人が握手。
※最後は一度、ハム子が「プロレスでハッピー！アイスリボーン！」で締めるも、MIOレフェリーがバースデーケーキを持って花道へ。藤本とつくしが一緒に観戦していたスタッフの牛木さんを連れてリングに上げる。
トトロ「今日、3月16日は我々が大好きなスタッフ牛木さんのリアルバースデー！」
※全員で牛木さんのバースデーを祝い、最後は全員で「プロレスでハッピー！アイスリボーン！」で大会を締めた。