【試合詳細】8・30 アイスリボン道場マッチ 勝愛実&りこ vs 若菜きらり&叶ミク トトロさつき vs 松下楓歩 Yappy&杏ちゃむ vs 緋彩ませ&緋彩もえ 神姫楽ミサ vs 柳川澄樺 vs しのせ愛梨紗

『アイスリボン1439』
日程:2025年8月30日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:42人
▼トライアングルリボン15分1本勝負
○柳川澄樺(フリー) /○しのせ愛梨紗(hotシュシュ/飛鳥)
5分56秒 2人で神姫楽を押さえ込む→エビ固め
●神姫楽ミサ(フリー)
▼タッグマッチ15分1本勝負
[Bad Butts]○杏ちゃむ(信州ガールズ) /Yappy
9分13秒 反則
緋彩ませ(hotシュシュ)/●緋彩もえ(hotシュシュ)
※もえが凶器攻撃?
▼シングルマッチ10分1本勝負
△トトロさつき
時間切れ引き分け
△松下楓歩
▼タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実/●りこ
13分13秒 きらミクレボリューション
[きらミク]○若菜きらり/叶ミク(T-HEARTS)
ICE×∞で防衛に成功した勝にきらミクが挑み見事勝利!トトロvs松下は時間切れ引き分けに!
第1試合

8月24日の後楽園ホール大会で勝とICE×∞王座戦を終えた神姫楽は、勝からのタッグ結成の誘いに快諾。この様子をリングサイドで悲しげに見ていたのが、神姫楽と1111を組んでいる柳川と、ちあぷりを組んでいる愛梨紗。試合後の握手回りでリングを降りた神姫楽は不安げな2人を抱き寄せたが、わだかまりがなくなったとは思えなかった。まして、8月31日の横浜リボンでは早くも勝と神姫楽がタッグを結成。しかも、その対角には柳川と愛梨紗が立つことになった。気持ちが揺れ動きまくりの3人が横浜大会の前日にトライアングルリボン戦で対戦。
試合前から神姫楽に敵意をみせる柳川と戸惑い気味の愛梨紗。柳川は愛梨紗を強引に誘い、神姫楽にダブル攻撃を仕掛けるが、ダブルのフロントキックのはずが愛梨紗は攻撃できず。愛梨紗に詰め寄る柳川。まだ困惑気味の愛梨紗。神姫楽が柳川をタックルで吹っ飛ばすと、「ちあぷり、いくぞ!」と愛梨紗を誘う。これには素直に答えた愛梨紗が神姫楽とのダブルタックル、ダブルエルボードロップを決めるも、神姫楽はハグしようとする愛梨紗を首固め。カウントは2。
神姫楽が仕掛ける形でのタックルの打ち合いは神姫楽が愛梨紗を倒し、コーナーに振ると猪ムーブからの飛び込みも、柳川がリング下から飛び込みカウンターのスピンキックを神姫楽にヒット。柳川と愛梨紗が神姫楽を2人でコーナーに振り、ダブルの猪ムーブから愛梨紗が串刺しボディアタック、柳川が串刺しジャンピングニーを決め、柳川が神姫楽をカバーもカウント2。
柳川と愛梨紗が神姫楽にダブルの脇固め。ロープに逃れた神姫楽を柳川と愛梨紗がロープに振る。クローズラインをかわした神姫楽が2人にラリアットも柳川がかわし、神姫楽を丸め込み。カウントは2。
神姫楽と柳川が口論しながらのエルボーの打ち合い。柳川がカウンターのスピンキックからバックスピンキックで倒し、ダブルニーで神姫楽をカバーもカウント2。
柳川がフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、着地で逃れた神姫楽がロープに飛んでのラリアット。神姫楽が柳川にミサトンクラブ。愛梨紗がカットし、柳川が場外エスケープ。愛梨紗が神姫楽にタックル。愛梨紗がカバーもカウント2。
リングに戻った柳川に神姫楽が串刺しスピアー。愛梨紗にセントーンを決め、カバーもカウント2。
神姫楽のラリアットをかわした愛梨紗がバックに回っててぃーかっぷろーるも神姫楽がキックアウトして上体を起こしたところに、柳川がランニングダブルニーアタック。柳川の後ろから愛梨紗がカバー。柳川と愛梨紗がダブルフォールで神姫楽からカウント3を奪った。
試合後、絆を深めた柳川と愛梨紗は神姫楽と、神姫楽に駆け寄った勝の前に立つと宣戦布告。翌日の横浜リボンでの勝利をアピールした。
第2試合

8月24日の後楽園ホール大会でリボンタッグ王座V2に成功したBad Buttsに緋彩シスターズが挑んだ。もえがバケツ2個、ませがパイプ椅子を持って入場。後から入場してきたBad Buttsがリング上でコールを受けている背後から2つのバケツの中身をBad Buttsの頭上からぶちまける。リング上に散らばったのはおもちゃのブロック。奇襲を仕掛けようとする緋彩シスターズだが、Bad Buttsに動揺はなし。逆に緋彩シスターズを蹴散らすと、ブロックおもちゃを杏ちゃむが中央に寄せて、その上にYappyがませ、もえの順にボディスラムで叩きつける。「自分たちで片付けろ!」とBad Buttsが緋彩シスターズに指示。リング上に散らばったブロックをバケツに片付けた緋彩シスターズに再びBad Buttsが襲い掛かる。
杏ちゃむがませの髪を掴んで投げ、サーフボード、コーナーに投げての踏みつけ。Yappyが入り、2人でませをロープに振る。Yappyのバックに回ったませがYappyを杏ちゃむにぶつけようとするが、Yappyが動かない。Bad Buttsがませにレフェリーをぶつけ、レフェリーがコーナーに吹っ飛ばされる。杏ちゃむがませにとびかかるが、ませがカニばさみで杏ちゃむを倒す。杏ちゃむの頭がコーナーにうずくまるレフェリーの股間を直撃。レフェリーが場外に落ちる。ませが杏ちゃむに低空の正面ドロップキック。もえが入り、杏ちゃむにドロップキック。ここで杏ちゃむがチェーンを持ち込む。奪おうとする緋彩シスターズ。そこに緋彩シスターズのセコンドのタニーマウス、Yappyが加わり、綱引き状態に。
緋彩シスターズがタイミングに合わせて手を離し、Bad Buttsが倒れる。チェーンを手にした緋彩シスターズが杏ちゃむをチェーンでくくり、ませが正面ドロップキックでカバー。もえがレフェリーを呼び込むが、チェーンを使用しているため、レフェリーがフォールを認めない。その場に座り込んで杏ちゃむが急に泣き始める。Yappyが「何、泣かせてるの!謝りなさい!」と緋彩シスターズに指示。2人で並んで杏ちゃむに「ごめんなさい。」。杏ちゃむがチェーンを自分たちのコーナーに戻すように指示。
試合はYappyvsもえで再開。もえがドロップキックもYappyがかわす。もえがYappyをコーナーに振るが、Yappyがもえの飛び込みを蹴散らし絞首刑。ませがカットに入り、なんとかもえを引き離す。Yappyがもえにヒップアタックもませがカット。もえが正面ドロップキックでカバーもカウント2。
もえが飛びつきのヘッドシザースもYappyがコーナーに叩きつけ、もえを逆さ吊りにする。杏ちゃむが串刺しドロップキック。続けてYappyが串刺し開脚ヒップアタックももえがかわす。もえがコーナーロープを掴んでのフットスタンプ。四つん這いで起き上がろうとするYappyにもえがまたがると、ませも加わってダブルの馬乗り。起き上がって2人を落としたYappyがコーナーの杏ちゃむが出した足にもえを叩きつける。代わった杏ちゃむがサッカーキックからスリーパー。さらに口を塞いでの窒息攻撃。ロープに逃れたもえに飛び込みビックブーツを決めた杏ちゃむが飛び込み低空ドロップキック。カバーもカウント2。
コーナーに上がった杏ちゃむをませがカット。もえと2人で叩き落すと、緋彩シスターズがダブルのアームブリーカードロップ。続けてコーナーからませがダイビングボディアタック。もえがコーナーロープを掴んでの旋回式ボディプレスでカバーもリング下からYappyがレフェリーの足を取って場外に落とす。リングに入ったYappyがBad Buttsのプレートを持って、トップロープに振り落とし打撃音を響かせると、それに合わせて杏ちゃむがリング中央で大の字に。Yappyがプレートをもえに渡すと、そのタイミングでレフェリーをリングに戻し、もえがプレート攻撃をしたとレフェリーにアピール。緋彩シスターズがチェーンを使った時点で「次に凶器を使ったら反則負けにする」と警告していたレフェリーは、即、もえの反則負けのジャッジ。納得のいかないもえが涙目でアピールも判定は覆らず。Bad Buttsがしてやったりの笑顔で勝ち名乗りを受けた。
第3試合

8月24日の後楽園ホール大会で王座獲りに失敗した2人の仕切り直しのシングルマッチ。試合はロックアップでスタート。渾身の力で押す楓歩だが、トトロは動かない。徐々に押し込まれてロープ際に。ブレイク後、手探りからの力比べ。ここでもトトロが圧倒する。切り返してトトロをロープに振ろうとする楓歩だが、トトロはロープを掴んで動かない。楓歩がエルボーからロープに振りアームホイップを狙うが、またもトトロが動かない。
切り返したトトロがアームホイップを決める。トトロが楓歩を踏みつけ、ロープ際での物置攻撃。トトロはロープを掴まず、腕組みして全体重を楓歩にかける。中央に楓歩を戻してボディプレスも楓歩がかわす。倒れたトトロに、ストンピングからロープ際に引っ張る楓歩だが、トトロは動かない。仕方なく、その場で物置攻撃のお返し。楓歩が逆エビ固めもトトロが足の力で返し、逆に楓歩に逆片エビ固めを決める。ロープに逃れた楓歩の背中に張り手を入れるトトロ。さらにコーナーに楓歩を叩きつけての1人満員電車。追撃の串刺しラリアットをかわした楓歩がハイキック、串刺しエルボーでカバーもカウント2。
楓歩がフェイスロック、脇固め、アームブリーカーと関節技を仕掛ける。ロープに逃れたトトロに飛び込みニーで楓歩がカバーもカウント2。
楓歩がSTOを狙うが、踏ん張ったトトロが逆に楓歩を叩きつける。トトロがセントーン。続けてボディプレスも楓歩がかわす。楓歩がバズソーキック、側頭部にフロントキックを入れてカバーもカウント2。
楓歩の飛び込みをトトロがカウンターのボディアタックで吹っ飛ばす。トトロがセントーン。カバーもカウント2。
トトロがカミカゼでカバーもカウント2。楓歩がトトロのクロスボディアタックをドロップキックで阻止し、膝立ちのトトロにバズソーキック2連発、ミサイルキックでカバーもカウント2。
トトロがカウンターのラリアットでカバーもカウント2。
トトロがファイヤーマンズキャリーも楓歩がバックに回ってのエビ固めを狙う。潰したトトロがカバーもカウント2。
トトロがラリアットでカバーもカウント2。
トトロが飛び込みラリアットでカバーも楓歩が反転。カウント2。
楓歩がバズソーキックでカバーもカウント2。
再度、カバーもカウント2。ここで10分時間切れとなった。
試合後、マイクを手にしたトトロはお互いのパートナーと組んでのタッグマッチでの再戦を要求し、これに楓歩が応える。BIG☆DEKAI!!!とPrime Linkのタッグ戦が実現するのか。
第4試合

8月24日の後楽園ホール大会でICE×∞王座V5に成功した勝がりことタッグを結成し、きらミクと対戦。きらミクにとってこの日はシングル王者と、そして翌日の横浜リボンではタッグ王者と、タイトルホルダーとの2連戦というビックチャンス。握手を交わし終わると、きらミクがその流れで奇襲攻撃に出る。勝を場外に落とすとりこをコーナーに振ってきらり、ミクの順で串刺しドロップキック。きらりがりこをカバーもカウント2。
きらりがりこをボディプレス、髪を掴んでコーナーに詰めての踏みつけ。きらりが首投げ3連発からりこの背中に低空ドロップキックでカバーもカウント2。
代わったミクが首投げからヘッドシザース、サーフボード。代わったきらりがエルボー、首投げからダイヤル固めもカウント2。
きらりがはりつけドロップキックでカバーもカウント2。
きらりがりこをキャメルクラッチから鼻フック。代わったミクがりことエルボーの打ち合い。ミクがボディスラムでカバーもりこが切り返してカバー。カウント2。
りこが膝立ちのミクにドロップキック。ロープに飛んだりこにミクがドロップキック。ミクがボディスラムでカバーもカウント2で勝がカット。
きらりが入り、勝をきらミクがロープに振ってのダブルドロップキック。再度、勝をロープに振るが勝が2人まとめてタックルで吹っ飛ばし、りこがミクをカバーもカウント2。
代わった勝がミクを膝の上にバックブリーカーで叩き落し逆エビ固め。きらりがカットに入るも、りこがアシストに入り、きらりをクリストに決める。ロープに逃れたミクを勝がコーナーに振る。勝の飛び込みをかわしたミクが丸め込み。カウント2。
勝が再度、ミクをコーナーに振るがミクがコーナーに飛び乗り、振り向きボディアタックでカバーもカウント2。
代わったきらりがドロップキック。きらミクが勝をロープに振り、ロープワークからのサンドイッチドロップキック。きらりがローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
きらりが足決めアームロックもりこがカット。きらりが旋回式スタナーでカバーもカウント2。
勝がスタナーからのトラースキックも蹴り足を払ったきらりがスタナー。代わったりこがドロップキック4連発でカバーもカウント2。
りこがボディスラムでカバーもカウント2。きらりとりこのエルボーの打ち合い。ロープに飛んだりこにきらりがカウンターのドロップキック。ロープに飛んだきらりに勝が飛び込みラリアット。りこが619、DDTでカバーもカウント2。きらりが勝、りこにボディアタックも2人がキャッチ。きらりの後ろからミクがドロップキックで押し倒す。きらりがりこにドロップキック3連発でカバーもカウント2。きらりが脇固め。りこがロープに逃れる。きらミクがりこをロープに振ってのダブルフライングクロスチョップ。ミクがカニばさみで倒し、きらりがサイドからの低空ドロップキックでカバーもカウント2。ミクがサマーソルトドロップ、きらりがフットスタンプでカバーもカウント2。きらりがミサイルキックでカバーもカウント2。勝が入るが、きらミクがダブルドロップキック、ダブル外掛けで倒す。りこがきらりを首固め、横入式エビ固めで丸め込むもカウント2。きらりがドロップキックでカバーもカウント2。きらりが十字固め、ミクが飛び込んでのきらミクレボリューションでりこからカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
きらり「きらミク、3連勝したぞーっ!明日も私たち組むので、次は4連勝目指して、絶対に頑張るぞーっ!」
ミク「久しぶりに今日はきらミクレボリューションできらりと一緒に決められて、嬉しかったです。明日は因縁のBad Butts。あいつらが持っているチャンピオンベルト、私たちが獲り返すためにも、明日、絶対に勝つぞ!」
きらり「じゃあ、締めに入りたいと思います!勝さん、今日は負けなかったので、締めてみますか?」
※きらりが勝にマイクを渡そうとする。
勝「締めるでしょ、そんなこと言われたら。」
きらり「締めますか?じゃあ、どうぞ。」
勝「(生き生きとした表情になって)きらり、優しいね。じゃあ、全選手、リングに上がって…。」
※きらりが勝からマイクを奪い取る。
きらり「ばーか!ばーか!勝なんかに締めさせるわけねえだろ、ばーか!」
※表情が固まった勝の横で翌日の試合でトリオを組むトトロとミクと共に、きらりが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。