【訃報】がん闘病中だった西村修さんが死去 現役文京区議会議員で昨年8月にステージ4の状態で電流爆破参戦

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 28日、食道がんで闘病中であった文京区議会議員の西村修さん(53)が死去したことがわかった。

 西村さんは1991年に新日本プロレスでデビューし、ジュニア戦士として活躍。1998年9月にガン(後腹膜腫瘍)を宣告されるも、ガンと闘いながらプロレスラー生活を継続。2006年に新日本プロレスを退団し、藤波辰爾らと『無我ワールド』を設立。2007年に無我を離れ全日本プロレスへ入団し、2010年に同団体を退団して政治の道へ。2011年には文京区議会議員となり、2023年4月には4選を果たすなど政治基盤も盤石だった。だが西村さんはステージ4の食道ガンであることを告白しており、昨年8月段階では左側上半身全体に転移が見つかり既に末期ガンの状態だった。


その状態でドリー・ファンク・ジュニアとタッグを組み大仁田厚&雷神矢口を相手に電流爆破戦にも出場していたが、その後7時間半に及ぶ脳腫瘍の開頭手術などもあり参戦が決定していた大会に欠場が続き、先月末の『ジャイアント馬場没25年追善~太陽ケア引退試合~木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』には無我退団で絶縁状態であった師匠である藤波辰爾が代打出場し、西村さんは感謝の言葉を述べていた。

 2月10日に肺気腫で亡くなった永島勝司さんとも毎月面会してエールを送り合っており、16日には「プロレスで鍛えた体力がまだまだ冴え渡る。あとは、これ以上落ちれないから、上がるだけ 頭は変わらず禿げてますが、こちらも生やすだけ 落ちた筋肉も、あとは増やすのみ 人間は、諦めたらおわり。あと数日にて議会復帰します」と宣言をした最中だった。

 故人のご冥福をお祈り申し上げます

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