【試合詳細】7・22 アイスリボン道場マッチ YuuRI&杏ちゃむ vs ミア・フライディ&海乃月雫 弓李&トトロさつき vs 松下楓歩&HisokA 星いぶき vs Yappy 柳川澄樺&神姫楽ミサ vs 鈴木ユラ&Aoi

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『アイスリボン1290』
日程:2023年7月15日(土)
開始:14:00
会場:アイスリボン道場
観衆:39人

▼タッグマッチ15分1本勝負
[1111]柳川澄樺(JTO)/○神姫楽ミサ(JTO)
9分38秒 ミサロール
●鈴木ユラ(AlmaLibre)/Aoi(JTO)

▼シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき
9分5秒 回転足折り固め
●Yappy

▼タッグマッチ15分1本勝負
○弓李/トトロさつき
11分12秒 変形ストレッチマフラー
松下楓歩/●HisokA(JTO)

▼タッグマッチ20分1本勝負
[QUEEN VALKYRIE]○YuuRI(ガンバレ☆プロレス)/杏ちゃむ(信州ガールズ)
12分12秒 スワントーン・ボム→片エビ固め
●ミア・フライディ(フリー)/海乃月雫

YuuRIが海乃との利府リボン前哨戦で勝利し「藤本つかさ選手の1日限定復帰の話題をかっさらう」と意気込み!17歳・175cmの新鋭外国人レスラー、ミア・フライディが緊急の日本デビュー戦!

第1試合


 『1111』にユラとタッグを組んだAoiが挑むJTOカラーの強い一戦がオープニングマッチで組まれた。ゴングと同時に前日が21歳の誕生日だったAoiを『1111』が急襲。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、走り込んでくる神姫楽をカウンターのビックブーツで返り討ちにしたAoiは柳川もビックブーツで吹っ飛ばすとユラに交代。神姫楽を捉えたユラはコーナーに追い込んで踏みつけるが、神姫楽はカウンターのタックルでユラを吹っ飛ばすと、代わった柳川がロープ際のユラに飛び込みニー、低空ドロップキック、ダブルニーでカバーもカウント2。柳川は串刺しエルボー、ネックブリーカーで再度、フォールに入るもカウントは2。ユラがボディスラムで反撃し、サッカーキックからカバーもカウント2。代わったAoiはビックブーツ連打からカバーもカウント2。柳川の腕を狙うAoi。ロープに逃れた柳川は片足ドロップキック、コンテンポラリーキックを決め、神姫楽につなぐ。神姫楽はタックルから闘牛ステップからの正面ドロップキック、串刺しラリアットを決め、柳川が串刺しニーからのカニばさみでAoiを倒したところに、神姫楽が柳川をジャンプ台にしてのエルボードロップでカバーもカウント2。

 神姫楽のエルボーにAoiがチョップで応戦。Aoiが背中へのチョップからフェイスクラッシャーを決めカバーもカウント2。代わったユラが低空ドロップキック、串刺しニーからサッカーキック、PKを狙うも神姫楽がスクールボーイで丸め込みカウント2。神姫楽がボディシザーズ。切り返したユラがスリーパー、低空ドロップキックでカバーもカウント2。神姫楽がブレーンバスターでカバーもカウント2。神姫楽のラリアットの腕をキャッチしたユラが飛び込み式の腕十字へ。Aoiがカットに入ろうとした柳川を脇固めに決めるが、ロープに逃れた神姫楽がカウンターのラリアットから逆エビ固めへ。これを反転してバックに回ったユラは胴締めスリーパー、高速ブレーンバスターでカバーもカウント2。

 アシストに入った柳川がユラにスピンキックを決め、倒れたユラに柳川の背中を馬飛びの形で飛んだ神姫楽がユラにプレス。そのままミサロールでカウント3を奪取。『1111』の連係が勝利を呼び込んだ。

第2試合


 8月26日後楽園ホール大会でリボンタッグへの挑戦が決定したYappyがいぶきとの3度目のシングル戦に臨んだ。これまでの戦績は1勝1敗の五分。勢いに乗っているYappyは序盤からタックルでいぶきを吹っ飛ばし、変形サーフボード、コーナーでの絞首刑スリーパー、ヒップアタックとつなぎカバーもいぶきの足がロープにかかり無効に。さらにYappyはコーナーにいぶきを詰めての踏みつけに出るが、Yappyの蹴り足を抱えたいぶきはYappyを押し倒してのニードロップでカバーもカウント2。さらにコーナーにYappyを振っての踏みつけに出たいぶきだが、Yappyはカウンターの背面ドロップキックから串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、雷電ドロップでカバーもカウント2。エルボーを打ち込んだYappy。「しまった!」という表情を見せたYappyだが、いぶきはすぐに逆水平チョップで反撃。エルボーとチョップの打ち合いとなり、Yappyがコーナーにいぶきを詰めるが、切り返したいぶきは逆にYappyをコーナーに詰めてのチョップ連打をヒット。

 背面ドロップキックでカバーもカウント2。いぶきがグランドでの変形卍固めもYappyがロープに逃げる。ロープ際での飛び込みニーをかわしたYappyはロープ際での開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。さらにYappyはファイナルカットでカバーもカウント2。いぶきがコードブレイカーを決め、片足ドロップキック、ロープ際でのニー、バックフリップからのカバーもカウント2。いぶきがダブルチョップからロープに飛ぶが、Yappyはカウンターのボディアタックでいぶきを吹っ飛ばす。いぶきもカウンターのトラースキック、さらにバズソーキックでカバーもカウント2。Yappyがファイヤーマンズキャリーからいぶきを前方に叩きつける。カバーもカウント2。Yappyがアックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyが優勢かと思われたが、いぶきが飛びつき十字固めでYappyを丸め込む。カウント2でキックアウトしたYappyだが、いぶきはすぐにYappyを回転足折り固めに決め、一気にカウント3を奪った。勢いの乗るYappyの動きを上手く切り返したいぶきの冷静さが光った。

第3試合


 王座陥落のトトロにとって再スタートとなる一戦は癒し系の弓李と組んでのタッグマッチ。先発は弓李と楓歩。手四つから楓歩の両手をマットにつけて踏みつける攻撃に出た弓李は、さらにチョークで楓歩をコーナーに押し込む。そこにトトロが串刺しを狙って飛び込むが、かわした楓歩は弓李にドロップキックを決め、HisokAに交代。代わったHisokAは馬乗りになると、弓李の手をグーにして手首を掴むと、弓李のグーで弓李を殴らせる。レフェリーの注意を受けて、一瞬、HisokAの動きが止まると、HisokAの腕に弓李が噛みつき。代わったトトロもHisokAの腕に噛みつくと、さらに動かざること山の如しからコーナーでのチョーク攻撃へ。目潰しからコルバタで反撃したHisokAが楓歩と交代。楓歩がボディスラムを狙うもトトロが逆にボディスラムを決める。さらにボディプレスも楓歩がかわしドロップキック。

 さらに串刺しエルボー、ドロップキックから再度、ボディスラムを狙うがトトロが踏ん張る。楓歩はロックを外して延髄ハイキック、HisokAが低空ドロップキックを決め、楓歩が走り込んでのサッカーキックでカバーもカウント2。トトロがファイヤーマンズキャリーも楓歩がバックに回って逃れるとエビ固めを狙うが、トトロが押し潰してカバー。カウント2でキックアウトした楓歩だが、トトロはボディプレスを決めカバー。楓歩がカウント2で返す。代わった弓李がロープワークしながら楓歩を踏みつけ、セントーン、さらにお腹に張り手を入れると、再びロープワークで走り、側転プレスからカバーもカウント2。腕4の字からの口塞ぎを決めレフェリーに怒られた弓李は、フィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、こらえた楓歩がSTOからカバーもカウント2。弓李が払い腰からカバーもカウント2。コーナーに楓歩を詰めてコーナー2段目に上がった弓李がナックル連打でまたもレフェリーに怒られる。

 再びフィッシャーマンズ・スープレックスを狙う弓李を楓歩がブレーンバスターで投げカバーもカウント2。代わったHisokAが低空ドロップキック、剣道ハンマーのコンビネーションからカバーもカウント2。HisokAが脇固め。弓李が切り返しの脇固めからアームバーも楓歩が蹴りでカット。倒れた弓李がグリップを離さずに腕十字でテイクダウン。ロープに逃れたHisokAをトトロが串刺しラリアット、弓李がネックブリーカーでカバーもカウント2。コーナーに上がった弓李を楓歩が抑え、HisokAがデッドリードライブ。楓歩が変形ブロックバスターで投げ、HisokAが変形V1アームロックに決めるがトトロがカット。HisokAが逆さ抑え込みもカウント2。トトロがHisokAに飛び込みラリアット。さらに楓歩、弓李をおんぶしてのボディプレスから弓李がHisokAをカバーもカウント2。弓李がストレッチマフラーへ。さらに足を巻き込んだまま、首を腕を絞め上げる複合技を決め、HisokAからギブアップを奪った。

第4試合


 新ICE×∞王者となったYuuRIが道場マッチに凱旋。杏ちゃむとの『Q.V.』で、7月30日利府リボンでシングルマッチを行う海乃との前哨戦に臨んだ。海乃のパートナーは復帰2戦目で初のメイン登場のしのせの予定だったが、しのせが発熱のために急遽、欠場となり代打出場となったのがこの試合で日本デビューとなるミア・フライデイ。テキサス州出身の17歳のミアは14歳でプロレス・デビュー。すでに元WWEのブッカーTのリアリティ・オブ・レスリングを経て、100試合以上の試合経験、タイトル歴もある175cmの長身レスラー。

 試合はそのミアと杏ちゃむでスタート。ロックアップから杏ちゃむの腕を取ったミア。アームホイップで投げるも杏ちゃむはロープに飛んでのクロスボディでカバーもカウント2。ミアが自らジャンプしてのアームホイップからネックブリーカーを決めるも、杏ちゃむはドロップキックでカバー。カウントは2。

 YuuRIが入り、杏ちゃむがミアを、YuuRIが海乃をコーナーに投げようとするが、逆にQ.V.の2人がコーナーから投げられてしまう。正面衝突しそうになったQ.V.だがうまく切り返しての串刺しエルボーを決めると2人同時にフェイスクラッシャー。杏ちゃむがミアをフェイスロック、串刺しダブルニーアタックからカバーもカウント2。ミアが杏ちゃむをボディスラム、スライディングエルボーでカバーもカウント2。杏ちゃむがフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。それぞれYuuRI、海乃に交代。海乃がドロップキック3連発から顔面へのショートレンジのドロップキックでカバーもカウント2。海乃がボディスラムからカバーもカウント2。海乃が変形STF。ロープに逃れたYuuRIだが、海乃は串刺しドロップキックを決め、反対コーナーへ振る。YuuRIがエプロンに立ち、飛び込んできた海乃をロープ越しのスリーパー。代わった杏ちゃむが海乃にミドルキック、ローキックのコンビネーションからキャメルクラッチ。ロープに逃れた海乃は杏ちゃむをロープ越しに追い込み、エプロンに立っての片足ドロップキックを顔面にヒット。カバーもカウント2。代わったミアが飛び込みニー。

 杏ちゃむが蹴りで応戦しカバーもカウント2。代わったYuuRIがタックル、サッカーキックでカバーもカウント2。ミアがドロップキックでカバーもカウント2。ミアが逆片エビ固め。ロープに逃れたYuuRIのネックロープから杏ちゃむが飛び込みニー、YuuRIが619を決め、ダブルのブレーンバスターでカバーもカウント2。ミアを引き起こそうとしたYuuRI。そのミアの背中に乗った海乃がYuuRIに高角度ドロップキックをヒット。続けてミアがTeen Driverを決めカバーもカウント2。ブレーンバスターを狙うYuuRI。こらえたミアがエルボーからブレーンバスターを狙うが、YuuRIがそのまま丸め込みカウント2。YuuRIがトラースキックからカバーもカウント2。ここでQ.V.が連係で勝負。杏ちゃむがダイビングボディアタックを決め、続けてYuuRIがスワントーンボムを決め、粘るミアからカウント3を奪った。


 試合後、マイクを手にしたYuuRIは「17日、横浜ラジアントホールでトトロさつきから勝ってICE×∞のベルトを持って、道場マッチに帰ってきましたーっ!私が戦っている間、杏ちゃむさんも信州女子プロレスでシングルのベルトを獲ってきました。2人でベルトを持って、こうしてリングで再会できたこと、本当に嬉しく思います。こうやってQ.V.はどんどんどんどんレベルアップして、このアイスリボン、いや女子プロレスをQ.V.がたくさんたくさん盛り上げていきますので応援よろしくお願いします。そして…海乃!やっぱお前のプロレス、わかんねえよ。7月30日の利府リボン。藤本つかさ選手の1日限定復帰。話題たっぷりだけど、私と海乃のシングル戦、その話題を私たちでかっさらえるような試合をしましょう。」と語ると海乃も「そうですね。7月30日、シングル、話題かっさらいましょうね。ところで、8月11日でしたっけ?防衛戦決定おめでとうございます。誰でしたっけ?まなせあみさん?ベルトを懸ける理由が何かあったんですね。まあ、わくわくするような試合、頑張ってください。」と語り、最後はYuuRIが杏ちゃむとのQ.V.で「ガンプロ方式で締めさせていただきます!」と観客を立たせ「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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