【試合詳細】7・15 アイスリボン道場マッチ トトロさつき&柳川澄樺vs YuuRI&海乃月雫 星いぶき&松下楓歩vs AKARI&Yappy 鈴木ユラvsキク 弓李vs Aoi vs咲蘭

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『アイスリボン1288』
日程:2023年7月15日(土)
開始:14:00
会場:アイスリボン道場
観衆:43人

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○弓李
7分05秒 ネ・コヒストラル
●咲蘭
※もう1人はAoi(JTO)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○鈴木ユラ(AlmaLibre)
4分36秒 ビクトルニーバー
●キク

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[はたちーず]星いぶき/●松下楓歩
10分13秒 体固め
○AKARI(PURE-J)/Yappy
※セカンドロープからのエルボードロップ

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○トトロさつき/柳川澄樺(JTO)
12分33秒 ラリアット→片エビ固め
●YuuRI(ガンバレ☆プロレス)/海乃月雫

ICE×∞でぶつかるトトロとYuuRIがタッグ前哨戦も海乃の不穏な裏切りで大波乱!復帰を控えるしのせがHiFlyで大会のオープニングライブに出演!

オープニング


 7月17日横浜リボンでデビュー戦以来、1年半ぶりの復帰戦に臨むしのせ愛梨紗が所属するアイドルユニットHiFlyで大会のオープニングにライブ出演。途中のMCで復帰戦に向けて振られたしのせが「やばい…いぶさんと戦うんですけど、絶対に痛いじゃないですか、チョップ。もう本当にそれが一番嫌なんですぅ。アイドルなんで…。」と語ると、いぶきが即、「アイドルじゃねえ!プロレスラーだ!」とその場でダメ出し。さらにびびるしのせだった。

第1試合


 7月1日『1286』大会に続き、弓李と咲蘭がトライアングル戦で対戦。今回はAoiがここに加わっての一戦はアームホイップの仕掛け合いから、エルボーすかし合いの流れで弓李と咲蘭がAoiにダブルのエルボーを決め、Aoiをロープに振るが、Aoiが返ってくる前に咲蘭が弓李をスクールボーイで丸め込む。さらに弓李とAoiをマットに倒した咲蘭は2人の足をからめて動きを取れなくすると、2人まとめておてんばダッシュ、フットスタンプとやりたい放題。咲蘭が自ら2人の足を外し、弓李を場外に落とすと、Aoiにドロップキック3連発、手の甲へのフットスタンプと攻め込む。しかしロープに飛ぼうとする咲蘭の背中にチョップを叩き込んだAoiはフェイスクラッシャーからアームバーへ。

 弓李がコールドスプレーをAoiに噴射してカットに入るが、その弓李もテイクダウンさせたAoiは2人まとめてアームバーで絞め上げる。ロープに逃れた弓李にニー、アームバーと攻め込んだAoi。カウンターの払い腰でAoiを倒した弓李がカバーに入ると、咲蘭がカットに。その咲蘭に目突きを見舞った弓李は咲蘭にバッククラッカーを決めながら、Aoiの上に落ちる。Aoiが場外に逃れたところで咲蘭にネックブリーカーを決めた弓李がカバーもカウント2。コーナーに咲蘭を振るも飛び込みをかわされて、咲蘭が高角度回転エビ固めもカウント2。カットに入ったAoiが咲蘭を丸め込めば、そのAoiを弓李が丸め込む。いずれもカウントは2。咲蘭が弓李に逆さ押さえ込みを狙うが、2人の足を刈ったAoiが弓李と咲蘭をまとめて丸め込むがカウントは2。追撃を狙うAoiを場外に落とした弓李は咲蘭の攻撃をかわし、咲蘭を転がせると、一気にネ・コヒストラルで3カウントを奪い、リベンジを狙った咲蘭を返り討ちにしてみせた。

第2試合


 現役高校生のユラと現役主婦のキクの昨年11月23日横浜リボン以来、2度目の年の差シングルマッチが実現。試合前、握手を交わしたキクがそのままユラを引き込みスクールボーイ。3連発もいずれもカウントは2。怒ったユラがキクをロープにはりつけにして、自らエプロンに出てのミドルキック3連発からはりつけニーでカバーもカウント2。ユラのつま先を踏みまくったキクがユラをロープにはりつけてのフライパン攻撃からはりつけドロップキック。カバーもカウント2。キクがドロップキックをヒットもロープに飛ぶところをユラがカニばさみでテイクダウンさせると、変形デスロックで絞め上げる。さらにキクの膝裏に蹴りを連打しカバーもカウント2。

 さらに向かい合いからユラが膝裏狙いのローキック。キクもエルボーで応戦も、ユラの徹底した膝裏へのローキックに動きを止められてしまう。キクがドロップキック2連発からカバーもカウント2。キクがボディスラムからカバーもカウント1。キクがダブルニークラッシャーからサッカーキックでカバーもカウント2。ダメージの残る膝は蹴りを繰り出すことで、さらにダメージを増していることは明らか。ユラはビクトル投げから再びキクの膝をキャッチすると膝十字固め、さらにクラッチを変えてのビクトルニーバーでフィニッシュ。徹底した膝攻撃で勝利をモノにした。

第3試合


 前回の道場マッチで星ハム子からフォールを奪い、チームとして6戦6勝と負けなしでリボンタッグへの挑戦を表明したAKARIとYappyがいぶき&楓歩のはたちーずと対戦。王座挑戦の舞台までは負けられないAKARI&Yappyに対して奇襲攻撃に出たはたちーず2人でYappyをロープに振りダブルドロップキックを狙うが、Yappyがロープを掴んで自爆させるとAKARIと2人で同時ラリアットを狙うが、これをかわしたはたちーずが同時ドロップキックをヒットさせる。しかし、はたちーずをコーナーに追い込んだAKARIとYappyはいぶきと楓歩をコーナーでの絞首刑攻撃で絞め上げる。さらにYappyが楓歩にヒップアタックを決めてカバーもカウント2。Yappyが変形サーフボード。切り返しの丸め込みに決めた楓歩だがカウントは2。楓歩がバズソーキックからカバーもカウント2。代わったいぶきが串刺しジャンピングニー、ドロップキックをヒット。Yappyがエルボーで反撃もいぶきはチョップで応戦。強烈な連打を叩き込み卍固めへ。楓歩もカットに入ったAKARIに卍固めを決める。

 ロープに逃れたYappyはいぶきのエルボーをガードし、ドラゴンスリーパーからファイナルカット。ギロチンドロップでカバーもカウント2。いぶきがカウンターのニーからDDTでカバーもカウント2。ロープに飛んだいぶきにYappyが飛び込みラリアットを決め、開脚ヒップアタック。ギロチンドロップでカバーもカウント2。代わったAKARIがブレーンバスターを狙うもいぶきがこらえる。AKARIがハイアングルキックでカバーもカウント2。AKARIがフェイスロック。楓歩がカットに入り、いぶきと2人でAKARIをバックドロップ。さらに2人でジャックナイフを決めてカバーもカウント2。いぶきが飛び込みニーもAKARIがかわし619。かわしたいぶきが飛び込みニーでカバーもカウント2。

 いぶきがカウンターのダブルチョップでカバーもカウント2。代わった楓歩がドロップキック、コーナー2段目からのミサイルキックでカバーもカウント2。ハタチーズが連続サッカーキック4連発から楓歩がブレーンバスターを狙うもAKARIがこらえる。楓歩がAKARIをコーナーに振るも飛び込みをAKARIがカウンターのハイアングルキック、さらに蹴りを連打してカバーもカウント2。ロープ際の楓歩にYappyが開脚ヒップアタック、AKARIが619。倒れた楓歩にYappyが雷電ドロップを決め、AKARIがノーザンライト・スープレックスでホールドもカウント2。AKARIが楓歩を肩口に抱え上げようとするも、楓歩が高角度回転エビ固めでカバーもAKARIが反転。そこにいぶきが蹴りを入れ、再度、楓歩がエビ固めもカウント2。AKARIにいぶきがハイキック、楓歩が延髄ハイキックを決め、楓歩が変形ブロックバスターでカバーもカウント2。AKARIがカウンターの飛び込みラリアットでカバーもカウント2。AKARIが楓歩をボディスラム。そこにYappyがロープ2段目からのボディプレスを決め、続けてAKARIがコーナートップからのダイビングエルボードロップ。怒涛の連係攻撃が決まり、AKARIが楓歩からカウント3を奪取。AKARI&Yappyが連勝を「7」とした。

第4試合


 7月17日横浜リボンのメインでICE×∞王座戦を行うトトロとYuuRIの前哨戦タッグマッチがこの日のメイン。試合は熱波師パフォーマンスで入場した柳川と海乃でスタート。腕の取り合い、ヘッドロックの仕掛け合いでブレイクし、早くもトトロvsYuuRIの直接対決へ。トトロにエルボーを連打するYuuRI。これを受けて立ったトトロはYuuRIをボディスラムで叩きつけてボディプレスもYuuRIがかわす。YuuRIが正面片足ドロップキックからカバーもカウント2。代わった海乃がトトロの背中に張り手、さらにキクのフライパンでメッタ打ちにし、チョーク攻撃を仕掛ける。しかしトトロもタックル1発で海乃を吹っ飛ばすと背中に張り手を見舞い、エプロン際に引きずっていくと踏みつけようとするも、これはレフェリーが制止。代わった柳川が片足ドロップキック、ボディスラム、ダブルニーからカバーもカウント2。切り返した海乃が変形STF。ロープに逃れた柳川にエプロンに出た海乃が片足ドロップキックでカバーもカウント2。柳川が串刺しジャンピングニー。

 さらにトトロを呼び込みおんぶプレスから柳川がカバーもカウント2。海乃がコルバタを決め、代わったYuuRIがドロップキック2連発から619。サッカーキックを狙うも蹴り足をキャッチした柳川がコンテンポラリーキック、ネックブリーカーからカバーもカウント2。ハイキックをかわされた柳川がコンテンポラリーキックを決めカバーもカウント2。代わったトトロがボディスラムからボディプレスでカバーもカウント2。トトロが逆エビ固めへ。トトロの髪を掴んでこらえるYuuRI。ロープに逃れるもトトロがファイヤーマンズキャリー。ばたついて着地したYuuRIにトトロがエルボーもバックに回ったYuuRIがトトロの足を払い尻もちをつかせるとサッカーキック3連発からPK、飛び込み低空ドロップキックでカバーもカウント2。エプロンに立ったYuuRIがトトロを挑発。トトロが近づいたところをスリーパー、コーナーに頭を叩きつけ、串刺しエルボー、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。

 YuuRIがボディスラムを狙うもトトロがこらえる。アシストに入った柳川がバックハイキックを決めトトロがカミカゼ。カバーもカウント2。さらにコーナー2段目からのダイビングセントーンでカバーもカウント2。トトロがYuuRIを肩口に上げるもYuuRIが逃れる。そこに海乃がスワン式ドロップキック、続けてYuuRIがミサイルキックを決め、海乃が対角のコーナーに上がる。トトロを後ろからYuuRIが抑えるもトトロがかわす。同士討ちを避けてコーナーを降りた…はずの海乃がなぜかYuuRIの正面に立つと無防備のYuuRIのボディに蹴りを叩き込む。

 ダメージの残るYuuRIにトトロが飛び込みラリアットを決めカバー。3カウントが入りトトロが前哨戦で直接、YuuRIから勝利したものの、勝ったトトロも敗れたYuuRIも納得のいかない表情をみせる。

 試合後、マイクを手にしたトトロは「水差されるとは思ってへんかったよ。今日の勝ち方では納得できない。あさって横浜で1対1やから、そこで決着つけましょう。」と語り、YuuRIは「お前、1人で勝てないからって、海乃と組んでたんだろ。どういうことだよ、海乃!おい!」とコーナーで佇む海乃に怒りをぶつけるも、海乃は無表情のままリングを降り、1人花道を引き揚げてしまった。「帰るんじゃねえ!てめえ、負けたじゃねえか!おい!」と激怒するYuuRIにトトロは「あさって、誰の邪魔も受けないシングルマッチで決着つけましょう。」と語るが、怒りの収まらないYuuRIは「絶対にこのベルト、獲ってやるからな!」と言い返し、トトロに襲い掛かる。セコンドが入り、2人を分け、1人リングを降りたYuuRIは「海乃、てめえもぶっ殺してやるから待ってろよ。」と捨て台詞。

 不穏な空気の中、トトロは「この勝ち方は正直、もやもやするけど、今日は私が勝ったので締めます。」と語り、「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。海乃の謎の行動の真意は何なのか、そしてトトロvsYuuRIのICE×∞戦はどのような結果となるのか、様々なことが動き出す7月17日横浜大会は新たな波乱を含んで、その当日を迎えようとしている。

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