世界中のぽっちゃり女子に勇気と希望を与えるまなせゆうなが王座を防衛しプラスサイズ女子の聖典『la farfa』進出の夢を叫ぶ!

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 26日、東京都・後楽園ホールにて、アイスリボン『雨のち、リボン2022』が開催され、“BIG☆DEKAI!!!”まなせゆうな&トトロさつきがインターナショナルリボンタッグ王座の3度目の防衛に成功した。

 王者としてリボンタッグ戦に臨んだ “BIG☆DEKAI!!!”のまなせゆうな&トトロさつきは“ぽっちゃり”をキーワードに固く熱い絆で結ばれており、以前から親交は深かったものの今年1月のシングルマッチを経てタッグ結成へ。重量級がいなくなったアイスリボンに於いて突如最強の一角へと躍り出たチーム。5月の横浜武道館大会でリボンタッグ王座戴冠を果たし、“ぽっちゃりが主人公”の世の中を作るべく驀進している。

 この日、挑戦者として名乗りを上げたのは“1年9組”朝陽&松下楓歩。
 2人は高校の同級生であり、先にアイスリボンでデビューした朝陽を追って松下もプロレスデビュー。デビュー前からの友情で結ばれた2人の勢いはアイスの次の時代を創るものとして期待を集めており、19歳の2人が団体のトップを獲れるかどうかに注目が集まっていた。

 圧倒的なパワーを持つBIG☆DEKAI!!!に対し、1年9組の2人はスピードで対抗。
 しかしデカい2人は耐久力も高く、1年9組の怒涛のエルボー連打やドロップキック連打を耐えきった上でぶっこ抜きブレーンバスターで叩きつけたり、まなせが松下のノーザンライト・スープレックスのクラッチを強引に振りほどいてぶん回したりと大暴れ。
 これを受けた1年9組の2人は後の先を取る戦法に変え、BIG☆DEKAI!!!の攻撃を誘って多種多様な丸め込みでスタミナを奪った上で得意のドロップキックを叩き込んで巻き返していくものの、不沈艦・まなせを倒すには至らず。最後はまなせの怒涛のラリアット連打が松下を襲い、3カウントが叩かれた。

 まなせは1年9組の大健闘を讃えつつ、「私は他団体だからこそ勝ち続けないとここに上がれないの。だから絶対負けるわけにはいかなかった。まだやりたいこといっぱいあるからね。私はね、まだやりたいことがここにあるの。このアイスリボンのリングからプロレス界、そしてプロレス界の外に向かってこのベルトを知らしめていきたいんだよ!」とガンバレ☆プロレス所属でありながらアイスリボンの王者として団体の価値を上げる覚悟を叫ぶ。

 すると、アイスリボンで最も古株となった星ハム子が、かつてアイスリボンのエースであったフリーの真琴を引きずってリングイン。
 マイクを取ったハム子は「私、行くときは行くって言いましたよね?真琴さん、アイスリボンのベルト、11年ぶりに、私と一緒に巻きませんか?古株の力、見せつけましょう!」と真琴に挑戦呼びかけ。
 これを受けた真琴は「私、他にタッグベルトを巻いてる人(※SEAdLINNNGタッグ王座のパートナー、朱崇花)がいて、そういうDD(※この場合は「浮気」の意)とか八方美人みたいな真似はしたくないんですけど、ハム子さんとだったら話は別!ハム子さん、元アイスリボンの名にかけて!」と呼応。トトロが王者権限で7月31日の後楽園ホール大会でのリボンタッグ王座戦を決定した。

 バックステージに戻ったまなせは、「『la farfa』っていうプラスサイズの雑誌があるんだけど。その雑誌とかはプラスサイズのバイブルなんで、そういうとこに出たいから。言っといてもらっていいですか。『BIG☆DEKAI!!!っていうのが出たいって言ってる』って。そういうとこにどんどん広めてアイスリボンのインターナショナルのタッグベルトを広めていきたい。私はそう思っています」とリボンタッグ王者としてプロレス界の外へと進出していく野望を語った。

 文友舎が奇数月に発行している日本初のぽっちゃり女子向けファッション誌『la farfa』の編集部にまなせの声は届くのか。
 プラスサイズモデルとしても活躍し、“ぽっちゃり”に誇りを持って堂々たる勇姿を見せることで世界中のぽっちゃり女子に勇気と希望を与え続けてきたまなせの挑戦の行方に注目が集まる。

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