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【DDT】ビアガーデンプロレス最終日・DDT本興行

カテゴリ:DDT

【DDT】ビアガーデンプロレス最終日・DDT本興行

ビアガーデンプロレス〜DDT本興行
日時:2014年8月1日(土)開始:17:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:661人(超満員札止め)

今年のビアガーデンは過去最大の動員数!暑く熱く両国に向けて
闘い・歌い・食べて・飲んで・そして最後は踊りまくれー!

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  • ユニオンプロレス公開会見
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       DDTビアガーデンプロレス最終興行の開始前、ユニオンプロレスの三富政行とチェリーが登場して公開記者会見を行うことに。第1回が好評だった街コンプロレスの第2回大会を9月7日に恵比寿で行うことが決定したと発表(開始:12:30)。
       第1回大会に自費でエントリーしたチェリーは、自分は人見知りなのでカップルにはなれなかったが、週刊プロレスの加藤記者とサムライTVの村山ディレクターが楽しそうだったと報告。今回はゲームやハードな試合などパワーアップする予定とのこと。

  • オープニング
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       超満員に膨れあがったビアガーデン最終日の本興行。まずは鶴見亜門GMが登場し、「このちょっと暑い中ですので、途中で気持ちが悪くなったり、具合が悪くなった場合はすぐに言っていただき、水分補給をこまめにしていただき、在庫ゼロで終われればいいなと思っています」と挨拶。
       続いて今年からドラマティック総選挙と名称を変更し、個人に加えてユニット別選挙もあるということ。立候補の締め切りがこの日の前半戦終了までということで、まだ土壇場で駆け込み立候補がありそうな雰囲気。なお、選手に関して両国大会で重要な発表があるという。

       続いてGMが宮武練習生を呼び込むと、宮武のズボンの前後がびしょ濡れに。「先輩にいやられたのか? 俺、そういう嫌いだからガツンと言ってやる。誰にやられたんだ?」と聞くと、宮武は「坂口さんです」。じゃあしょうがないということになり、改めて両国大会から発売される新グッズとして、飯伏とHARASHIMAとディーノのキューピー人形を紹介。各キューピーは選手のコスチュームと同じ素材で出来たコスチュームを着ている。手作りということもあり、1体につき限定2〜3個しかなく、しかも1個3万円だという。
       チケットも2階B席が残りわずかとなり、完売寸前に。8.24春日部大会から次期KO-D無差別級王座挑戦者決定トーナメントを行うという。参加選手はGMの独断で石井、彰人、遠藤、竹下の4選手。新宿大会で決勝戦を行い、9.13大阪大会でKO-D王座に挑戦する。

       8.24春日部大会ではKO-Dタッグ選手権試合を行うことも決定。ゴールデン☆ラヴァーズに挑戦するチームは両国大会の結果を踏まえて決めるとのこと。続いて欠場中の飯伏が登場し「順調です。練習もいい感じで、病院で決められたことをやっています。6段階中4ぐらいまで来てます」と現状を報告した。
       そこにメインで抽選組み合わせ6人タッグマッチを行う6選手がリング上へ。飯伏が持った選手の名前が書かれたボールの入った箱をお客さんの前まで持っていって引いてもらうと、まず最初に引かれたのはケニー。さらにディーノ、竹下、KUDOという順にボールが引かれていき、HARASHIMAが引かれたところで、ケニーとは別のチームになると、最終的にKUDO&ケニー&入江vs.ディーノ&竹下&HARASHIMAという組み合わせに決定した。

       そして飯伏の音頭でリング上の選手と観客で乾杯をして大会開始を宣言。

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▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
彰人/○遠藤哲哉
10分29秒 トーチャーラック・パワーボム→エビ固め
大鷲透(フリー)/●勝俣瞬馬

  • 試合詳細
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       大鷲からの握手を彰人は無視。遠藤が応じようとすると、大鷲からスカしてみせた。ロープに押し込んだ遠藤は離れ際に逆水平チョップ。受け止めた大鷲も逆水平チョップを返しすとチョップ合戦から連打してなぎ倒す。だが、ショルダータックルのぶつかり合いになると、勢いをつけた遠藤が大鷲の巨体をなぎ倒す。
       タッチを受けた勝俣は彰人にドロップキックを叩き込むが、彰人もすぐさま反撃。クイックタッチで勝俣を追い詰める。

       彰人の串刺し攻撃をかわしたサマードルトキックを決めた勝俣は、ダイビング・クロスボディーを決めた勝俣はようやくおわしにタッチ。ドラゴンスクリューからのど輪落としを狙うが、彰人は振り払って俵返しで投げていく。
       続いて遠藤は勝俣をお姫様抱っこしてから投げようとするが、うまく着地した勝俣。だが、遠藤は勝俣の反撃をかわしてバックドロップで投げると逆片エビ固めに。どうにかロープに逃れた勝俣。

       すると大鷲が入ってきて串刺しラリアットから勝俣と合体攻撃。さらに大鷲の延髄斬りから勝俣がXファクター(=相手の頭を掴んでジャンプして決める開脚式フェースバスター)。続くミサイルキックをかわした遠藤はその場跳びムーンサルト。大鷲がカットに入るが、彰人が蹴散らして勝俣に変型go2sleep。続いて遠藤がトーチャーラックボムで叩き付けて3カウント。

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
佐々木大輔/●伊橋剛太
11分44秒 HVS
○中澤マイケル/松永智充

  • 試合詳細
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       「DDT大相撲・横綱」と紹介された松永は嬉しそうに四股を踏む。佐々木とマイケルがロープワークからドロップキックの相打ち、ヘッドスプリングで立ち上がるところまで互角の展開。続いて松永と伊橋がショルダータックルで互角にぶつかり合うと、松永が伊橋を散々ロープに走らせ、伊橋をあっさり弱らせる。
       グロッキー状態の伊橋をしつこくカバーしていった松永に続き、マイケルは「喉が渇いたのか?」と言って缶コーラを開けてぶっかけてから、何度もコーナーにホイップして対角線をダッシュさせる。

       松永も同じように走らせると、マイケルがハットトリックを決めるとコーラで乾杯をし始めるが、背後から伊橋が攻撃。さらに体当たりからレッグラリアットを叩き込むと、佐々木にタッチ。松永が入ってきてトレイン攻撃を狙ったが、かわして松永をコルバタで投げた佐々木は、マイケルをドロップキックで場外に追いやってから飛ぼうとするが、伊橋がエプロンから先にプランチャを投下。
       リングに戻ったマイケルは佐々木に回転足折り固めで抑え込むが、カウント2で返した佐々木。反撃しようとした佐々木だが、伊橋が「決めるのは俺だろ! イエーイ、カモーン」とタッチを要求。

       渋々佐々木がタッチすると、伊橋はラリアットでマイケルを吹っ飛ばしてから佐々木に出て来るように指示。佐々木は伊橋をオンブすると、崩れ落ちるようにマイケルの上に落下。しかし松永が観客から奪い取った爪楊枝でカットに入ると、マイケルがアルティメット・ベノムアームを狙うが、伊橋がどうには防御すると、伊橋がアンダータイツを奪い取ってアルティメット・伊橋アームを狙う。
       これが助けようとした松永に誤爆するが、マイケルはもう一枚アンダータイツお脱いでアルティメット・ベノムアームで対抗。ガンマンの決闘によういに、三歩歩いてから同時にアームを延ばした両者だが、そこに松永が投げ込んだ佐々木が挟まれて誤爆!

       さすがに戸惑う伊橋だが、そこでマイケルがアルティメット・ベノムスリーパーで絞め上げて伊橋をKOして勝利。すると松永「伊橋さん、やっぱりあなたは素晴らしいレスラーだ。あなたの人気、実力すべて欲しいだ。そっちにいたら足手まといとか豚とか思われているんですよ」と勧誘。
       それを聞いた佐々木は「確かに豚でデブで足手まといだけど、お前は飯伏さんとケニーさんの大事な友達だろ? 俺もお前のこと、ちょっとだけ好きだよ。お前はゴールデン☆ストームライダーズに必要なんだよ」と告げる。

       だが、松永は「伊橋さん、よく考えてください。巨人の2軍とベイスターズの二軍とどちらがいいですか?」と尋ねると、伊橋は「俺はゴールデン☆ストームライダーズが好きだ!」と絶叫しつつ、佐々木のバックを取ってジャーマンで投げ捨てると、「俺は一番になりたいんだ! 俺の実力はアイツらに埋もれていただけなんだよ」と言うと、GMに向かってこの3人でやっていくことを宣言。
       ユニット名が付いていることが選挙出馬の条件のため、リーダーである伊橋がその場で考えることに。「俺たちは闇のヒーロー、つまりダークネス・ヒーローズだ!」と宣言するが、マイケルが「みそっかすがいっぱいいるってことでミソッカーズっていうのはどうですか?」と提案。観客の反応はそこそこだったが、松永の提案した「豚ing(ブーイング)」を提案。

       観客の拍手とブーイングの大きさで投票を行った結果、「豚ing」に決定。松永は早速「お前ら、ブーイングの雨を降らしてやるぜ!」と某外道ばりに言い放つと、最後は伊橋が「3、2、1、ブー!」で締めくくった。これにて新ユニット「豚ing」が誕生した。

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  • 試合後コメント
    • 「豚ing」
      松永「ブーイング表記から説明しましょうか。豚!小文字でingだね。それで、「」にして、カッコ、漢字の豚、ローマ字のingで括弧閉じ、「豚ing」。いいじゃないですか! いい名前、よく思い浮かびましたね」
      伊橋「これね、一番頭もキレるからね。俺が一番」
      松永「だいたいね、皆伊橋さんのことわかってないんすよ。こんだけモテる男はいないですからね」
      マイケル「埋もれてた伊橋さんは」
      松永「伊橋さんはね、女性の顔見たらその人の経験人数当てられるんですよ。そんなのなかなかいないですよ? じゃあ今からね、ヒップホップ剛ちゃんがね、今後の、今後の展開をヒップホップにして歌うんで! OK! GO!」
      伊橋「YO! YO! 俺たち三人「豚ing」。俺たちが、一番、俺たちが、一番モテる、一番ツエ〜「豚ing」! 俺たちが!世界をセイフクする! 「豚ing」! オゥイェー」
      ――早くから伊橋さんに目をつけていた?
      松永「そうそう、だって一週間前に言ってるでしょ? あの人しかいないって」
      マイケル「あいつしかいないってね」
      松永「それはもうわかってる通り、伊橋さんの事だから、伊橋さんは本当にね、恵まれないですよ毎日毎日、焼きそば焼いて鉄板焼いて、でもね、使えねーって怒鳴られて、でもね、こんな使える男はいないですよ」
      マイケル「こんなところで埋もれてちゃ良くないんですよ」
      松永「マイ包丁持ってるんですよ!料理の心は、母心って言いますからね。それではね、なんだ?それではリーダー、カメラに向かって、バトルメンの三田さんに向かって愛のラップを披露して!」
      伊橋「俺たち三人揃って「豚ing」! 三田さ〜ん、俺たちの、凄さ、強さ、カッコよさ! 感じてくれよ、ヘ〜イ! 俺たちが! 「豚ing」! …以上だ」
      松永「ということでね、これからも「豚ing」、俺たち「豚ing」を応援よろしくお願い致します。それでは会見終わらせていただきます。ありがとうございました」

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○葛西純(FREEDOMS)
7分11秒 パールハーバー風スプラッシュ→体固め
●DJニラ(在野)

  • 試合詳細
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       いきなりニラが花道でもシャッターが空いているほうでもなく、逆に壁からフラリと登場。ニラは葛西が登場してコーナーでアピールしているとことに奇襲攻撃を仕掛けていくが、場外に落とした葛西がエプロンのニラの足を掴んで引きずり降ろすと、場外乱闘をやり始まるが、なぜか葛西はニラを見失い、セコンドの勝俣や宮武をニラと間違えて鉄柱に叩き付けていく。
       するとニラが「テメーは一体何と向き合っているんだよ? 誰のためにプロフェッショナルレスリングに向き合っているんだよ?」と尋ねると、葛西は「家族のためだよ」と答えたため、ニラが「ここにいるファンのためじゃないのか?」と聞き返すが、葛西は「こんなバカたちのためじぇねぇよ!」と反論。

       するとニラも葛西の意見に同調。改めて葛西をリング内に迎え入れて勝負しようとするニラに「本気出しちゃうぞ」と言いながらロープをくぐろうとした葛西だが、ニラはロープを蹴り上げて急所攻撃。さらに隠し持っていたストッキングでチョーク攻撃。これにはさすがの葛西も「いくらデスマッチをやり馴れている俺でも、それはないだろ」とビビってたじろぐ。
       だが、ニラは不意を突いたロケットパンチからDJタイム。葛西もラリアットで反撃すると、パールハーバー・スプラッシュを狙ってコーナーに登っていく。しかし追いかけていったニラはゴーグルを奪い取ると、それを投げ捨ててからマットに大の字に。

       「シュワッチ!」が出来ず飛べない葛西に下からロケットパンチを放ったニラは、雪崩式の垂直落下式ブレーンバスターを狙ったが、スッポ抜けて転落。そこに葛西はニラが持っていたストッキングを頭から被り、ゴーグルの代わりにしたパールハーバー風スプラッシュを投下して3カウント。
       ここで前半戦が終了したため、ユニット総選挙の受付を終了しようとすると、リング上に残っていたニラが「俺は一人でやるって決めてるんだよ! 何でユニットを組むなんていう一番難しいことをやらないといけないんだよ!」と言いながら、「一人でユニットやればいいんだろ!」と言い出し、ユニット名も「ヤス・ウラノ連盟」と言い出すが、GMが却下して「ニラ連盟」に訂正してニラの出場も承諾。これで全11ユニットが立候補するカタチとなった。

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ヤス・ウラノ
11分59秒 スク〜ルボ〜イを押し潰す→エビ固め
●MIKAMI

  • 試合詳細
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       リングインするなりマイクを持ったヤスが「皆様、ご来場ありがとうございます。DDTに来てから何年か経つんですけど、ここまで大盛況のビアガーデンは初めてです。そんなDDTは夢が溢れた団体だと思うんです。夢を追う人は貴くて素晴らしい人だと思うんですけど、夢にすがりついている人はどうかと思うんです。……さあ皆さん、試合をしましょう!」と意味深なマイクアピール。
       腕の取り合いからいぶし銀な切り返しを見せるMIKAMI。ヤスのスリーパーもうまく切り返してショルダータックルでぶつかっていってなぎ倒す。すかさずチンロックに捉えていったMIKAMIはサーフボードストレッチに移行。

       だが、ヤスもどうにか脱出すると、MIKAMIをコーナーに叩き付けてから踏みつける。サッカーボールキックからMIKAMIの左腕を徹底的に痛めつけていったヤスは、トップロープを使ってのアームブリーカーから口に含んだ水を霧状にして噴射。さらにダイビング・フットスタンプを投下したヤスは、敢えて「MIKAMI」コールを煽る。
       ヤスのブレーンバスターを逃れたMIKAMIが逆に投げていくが、ヤスもエルボー合戦を仕掛けていく。ジャンピングソバットを返したMIKAMIはミサイルキックを発射。そこからスティンガーに捉えるが、ヤスはロープに脱出。

       MIKAMIは執拗にヤスの背中に飛び付いてスリーパーへ。どうにかロープに逃れると、MIKAMIはムーンサルトプレスを投下。続くスワントーンボムをかわしたヤスは延髄斬りからバックドロップで投げていく。ツームストンパイルドライバーを狙ったヤスをスク〜ルボ〜イで丸め込もうとしたMIKAMIだが、ヤスは後転して低空ドロップキック。
       MIKAMIもデュランダルからスク〜ルボ〜イを狙ったが、丸められる前に押し潰したヤスがエビ固めで3カウントを奪い、両国大会の前哨戦を制した。

       するとMIKAMIは「クソッ! また負けだよ。何回負ければ気が済むんだ。だけど俺は何ひとつ諦めていないよ! 確かにみんな強くなって俺の居場所がなくなってきてるよ。DDT旗揚げからずっと成長を見てきて、俺のDDTの夢は両国クラスの会場でDDTを行うことだった。そしてそれは実現しました。あとは俺、個人の大きな目標の夢をもう1回持ってもいいんじゃないですか? 40? 年齢? 年長? 関係ねぇよ! 俺はそういうのとどんどん闘って、壊していって、8月17日の両国ではスク〜ルボ〜イが火を噴いてGENTAROと勝利するから」とどん底からの巻き返しを宣言した。

▼第5試合 ロックンロールデスマッチ 30分1本勝負
○A.YAZAWA
13分21秒 成り上がりキック→エビ固め
●平田一喜
※残りの2人は大石真翔と高木三四郎

  • 試合詳細
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       曲がかかったところで、それぞれのロックンロールを全身全霊で表現しなければいけなロックンロールデスマッチ。まずは平田が滾りながら登場すると、自身のテーマ曲をエア演奏しながら大石が登場。そして高木が「ファイアー!」と場内のボルテージを上げまくると、YAZAWAが矢沢永吉の曲に乗って、外に出て客を煽りまくって登場。
       これでかなり疲れてしまったYAZAWAだが、大石が側転を披露すると、高木、平田も側転を披露。ロックなYAZAWAは他人の真似をしない。ここでT2ひーの高木と平田が共闘しようとするが、大石とYAZAWAが切り返して激突させる。

       YAZAWAがスペンダーを使ったゴムパッチン攻撃を決めると、ロックな曲がかかり、YAZAWAがロックを表現するが、曲が止まったところで、高木が大石にフライング・クロスチョップから619。すかさず平田がコーナーに登っていくが、ここでロックな曲がかかる……ところが、音響トラブルが起こり、これから先はどんな曲がかかるか分からないという。
       いきなりバラクーダの『日本全国酒飲み音頭』が流れ、場外に雪崩れ込んだ高木が大石に観客から奪い取って酒を飲ませていく。リング上ではYAMAZAWAが高木、平田、松井レフェリーにもサスペンダー攻撃。しかし平田がサスペンダーをクロスさせてYAMAZAWAの首を絞めていく。

       “落ちそう”になるのを踏み止まったYAMAZAWAだが、またも『日本全国酒飲み音頭』がかかり、平田がようやく立ち上がった大石の口に酒を注ぎ込む。高木はストーンコールドばりに一気飲み。リングに戻った大石が平田をランニングエルボーでなぎ倒すと、『ギンギラギンにさりげなく』のカラオケがかかり、気持ち良く歌い出したが、高木が缶ビールで殴打していく。
       ここで高木は大石と平田をまとめて抱え上げてスピコリドライバーを狙うが、『Ya-Ya-yah』のカラオケがかかったため、三四郎&真翔で歌い出す。なぜか会場も一体となって拳を突き上げる。

       さらに平田がYAZAWAにドロップキックを放ったところで“あの曲”がかかったが、途中で止まってしまい踊ることが出来ず。そんな平田にジャンピングエルボーを返したYAZAWAは成り上がりキック(=スウィート・チン・ミュージック)。キャッチした平田にバイオニックエルボーを狙ったYAZAWAだが、平田がブロックしたところで再び“あの曲”がかかり、平田はマグナム級のダンスをしながら襲いかかってくる選手たちをなぎ倒していく。だが、踊り終えたところにYAZAWAが成り上がりキックを叩き込んで3カウント。

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▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
坂口征夫(坂口道場一族)/○マサ高梨
11分50秒 タカタニック→エビ固め
石井慧介/●高尾蒼馬

  • 試合詳細
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       高梨と石井の先発で試合開始。ガブり合戦からお互いに譲らず。続いて坂口と高尾がリングイン。坂口がニーリフトを突き上げるが、高尾もドロップキックを返すと、石井がエプロンに坂口を寝かせていき、そこに高尾がビールをマーライオンで浴びせていく。
       「耳に入っただろ!」と怒った坂口は高尾から缶ビールを取り上げるが、口に含んだところで思わず飲んでしまう。すかさず石井と高尾はDDTとフェースクラッシャーの合体技からダブルの低空ドロップキック。

       石井が弓矢固めに捉えると、高尾が口に含んだビールをうがいしてからマーライオン。執拗にカバーしていった高尾に続き、石井もしつこく丸め込む。そこからサマーソルトドロップを落とした石井は変型go2sleepからロープに飛ぶが、坂口はドロップキックで迎撃。
       パンチ攻撃から脳天に低空ドロップキックを叩き込んだ高梨は、トラースキックを狙ったが、エプロンから高尾が妨害。だが、高梨は高尾をリング内に投げ込みつつ、石井と一緒に倒すと2人まとめてSTFに捉える。

       続いて坂口が石井にチキンウイング・フェースロックを狙うが、決められる前にロープに逃れた石井はおおきく振りかぶってからのチョップを叩き込む。坂口もミドルキックで対抗すると、ジャンピングミドルで蹴り倒す。石井もタイガースープレックスの体勢に入るが、坂口が踏ん張ると延髄斬り。
       続いて高尾が背中へのダイビング・フットスタンプから側頭部に低空ドロップキック。しかし坂口も高尾をスリーパーに捉えるとFKを叩き込み、猛致度スリーパーへ。その横で高梨が石井にコブラツイストを狙ったが、石井が必死に防御すると、もつれるように倒れ坂口に激突してしまう。

       それでも高梨は坂口とトレイン攻撃を決めると、坂口の蹴りから高梨が丸め込む。さらに高尾をコーナーの上に寝かせると、坂口が串刺しニーリフトを狙ったが、横から石井がジャンピングニーで飛び込んできて「オー」。だが、坂口と石井が場外にもつれるように出て行くと、高梨と高尾は丸め込みの応酬に。
       そこから高尾がジントニックの体勢に入ったが、坂口が戻ってきて腹パンを叩き込むと、高梨がズバリとタカタニックを決めて3カウント。

▼第7試合 ビアガーデン名物!抽選組み合わせ6人タッグマッチ 30分1本勝負
HARASHIMA/●男色ディーノ/竹下幸之介
15分59秒 片翼の天使→片エビ固め
○ケニー・オメガ/KUDO/入江茂弘

  • 試合詳細
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       ビアガーデン名物!抽選組み合わせによる6人タッグマッチには、現KO-D無差別級王者のHARASHIMA、両国大会で3WAYながら同王座に挑戦するケニー・オメガ、現DDT EXTREME級王者の男色ディーノ、現DDT6人タッグ王者のKUDO、現アジアタッグ王者の入江茂弘、そして両国では棚橋弘至と対戦する竹下幸之介が出場。
       オープニングで行われた公開組み合わせ抽選会の結果、HARASHIMA&ディーノ&竹下vs.ケニー&KUDO&入江というカードに。

       ディーノは超ハイテンションで何度も缶と缶をぶつけてビールを撒き散らし、HHHばりに口から水を吹き出しながら登場。リングに乱入した虫をKUDOが捕まえ、遠藤が羽交い締めにした宮武のTシャツの中に放り込み、開始前から大騒ぎ!
       そして試合はいきなりHARASHIMAvs.ケニーでスタート。ガブり合戦からハンマーロックに捕らえたケニーだが、投げて脱出したHARASHIMA。ここでKUDOと竹下がリングイン。サイドキックからロープに飛んだ竹下を追走したKUDOはキチンシンク。だが、竹下もカウンターのフラップジャックを決めてディーノにタッチ。

       男色クローをかわしたKUDOだが、ディーノもカカト落としを肩でキャッチ。ナックルで殴り倒したディーノはナイトメアー。入江が入ってきてエルボーを叩き込むが、ディーノはKUDOに顔面騎乗。入江はディーノのお尻をペンペン叩きながら場外乱闘へと雪崩れ込む。外に出て乱闘する者たち、花道でやり合う者たちと、各所で大騒ぎになる中、HARASHIMAがKUDOをリングに戻すと、ケニーに通路ダッシュ・フロントキックを見舞った竹下がリングに戻ってHARASHIMAとサンドイッチ攻撃。
       ディーノと入江はいつの間にか頭にストッキングを被った状態で殴り合う……ところが、いつのまにか入江を攻撃していたのはストッキングを被り、男色タイツを穿いた黒人ガイジン! 入江のバックを取った腰を振っていった黒ディーノは、発音がやたらいい「ナイトメアー!」と叫んでからの男色ナイトメアー。

       KUDOのエルボーを食らって入江に顔面騎乗した黒ディーノは「オメガ!」と叫んでケニーにリップロックを狙ったが、かわしたケニーはフランケンで投げていく。さらにヒザへの低空ドロップキックからコタロー・クラッシャー(=馬跳び式フェースクラッシャー)。黒ディーノも男色クローから男色エクスプロイダーで投げると竹下にタッチ。ダイビング・クロスボディーを決めた竹下はアームホイップ&ニーリフトからハーフハッチで投げていくと串刺しフロントキック。
       キャッチしたケニーはエルボー合戦を挑んで行くと、カウンターのスパインバスター。低空ドラゴンスープレックスを狙ったケニーだが、踏ん張った竹下はトラースキックからフロントキック、ブルーサンダーと決めてHARASHIMAにタッチ。

       ダイビング・カンフーキックで入江を吹っ飛ばしたHARASHIMAは、KUDOと激しく蹴り合うとハイキックの相打ちに。ここでディーノ(本物)が戻ってきてタッチを受けると、『J』が流れる中、ジャンピングニーを決めて「オー」を連発。しかしケニーもジャンピングニーを返して「オー」。ディーノは男色スクリューを返すと、ビールを口に含んでから口移し。
       しかしビールミストで男色ドライバーを回避したケニーは低空ドラゴンスープレックス。ディーノも波動拳をビールミストで防いだが、KUDOが入ってきてハイキック。続けて入江がブレーンバスターで投げると、KUDOがダイビング・ダブルニードロップを投下し、ケニーがダメ押しの片翼の天使(=エレクトリックチェア式ドリラー)で叩き付けて3カウント。

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  • エンディング
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       マイクを持ったケニーが「ディーノさんはもう起きれないと思うからもう締めようか。普段はカウント取った人が締めるけど、この3人一人一人が何か言ったほうがいいかもいsれない。今週、私にはビアガーデンの試合全部楽しくて、無事に今週の試合全部出来て楽しかった。お客さん、本当にありがとうございました。まあ痛いところがいっぱいあるけど、必ず両国までにケガを治して、HARASHIMAさん、イサミさん……イサミさん、聞こえるかい? 両国で私の100全部を持って行く。だからいい試合をしよう。そして間違いない。いまいるのはDDTファン、大プロレスファンだから必ず来てください!」。

      KUDO「今日はお客さんの抽選でこの組み合わせになったんですけど、すごい新鮮で楽しかったです。でも次は横にいるデブっちょと6人タッグのベルトをかけて闘います。こんな格好のヤツに負けるわけにはいかないんで」

      入江「僕たち一番仲のいいチーム・ドリフでベルトを獲りたいので、両国であなたを倒します」とKUDOじゃない方向を見ながら言い放つ。

      HARASHIMA「ビアーガーデン今日が最後で、次は両国だよ。両国は僕がいまチャンピオンなんだよ。一番強いんだよ。必ずケニーとイサミに勝って、ベルトを巻いてリングを降りるから。100%の試合よろしく!」と言ってケニーとがっちり握手。

      竹下「2臆万年の一人の逸材、竹下幸之介です。調子に乗るのはこれくらいにしておきます。プロレスファン、誰も僕が勝つと信じていないと思います。だけど今日ここに来た人は信じてください。僕が棚橋弘至に勝ってDDTプロレスリングが最強であることを証明します!」

       そして出場選手全員がリングに集合。

      坂口「飲み過ぎました。飲んでやります! 殺(や)ってやります!」
      松永「本当にね、いままで33年間生きてきてこんないいことがあるなんて思っていなかったんですよ! プロレス続けててよかったです!」
      遠藤「ケガせずに終われてよかったです。今年は左肘も完璧なんで、両国もアイアンマン獲れるように頑張りたいので応援よろしくお願いします」
      高木「ロックンロールデスマッチ中に酒を4杯くらい飲んでいたら本当に回ってきちゃいました。脱がないように気を付けます……脱いでもいいかー!」と叫ぶが、GMストップがかかる。

       最後は全選手、観客が飲み物を手にすると、HARASHIMAが「ビアガーデンマイン員のお客さん、本当にありがとうございます。DDT、次は両国大会。これからもどんどん突っ走っていきます。両国まで突っ走ってってやるさー! 両国のあとはさいたまスーパーアリーナまで突っ走ってってやるさー! そして来年もまたビアガーデンやるさー! なんでかって? それは鍛えているからだー! 乾杯!」で2014年のビアガーデンプロレスを締めくくった。

  • 試合後コメント
    • HARASHIMA
      「今日ね、ビアガーデン最終日終わりまして、一応ね、大きな怪我もなく終われたのかなと。次は両国大会、完璧な状態で、皆で行きたいと思います。飯伏もね、復帰するし。今日最後ね、自分は前哨戦、ケニーとね、最後6人タッグだけれども対戦する機会があって、ただでも実際それほど絡むことはなく、まあね、ほんとは当日闘うだけです。ケニーとイサミと3WAY、サバイバル。3人で闘うとはいえ、もう強い人間ガッツを持ってるんで、2人を倒して自分がチャンピオンとしてリングに上がり、チャンピオンとしてリングを降りたいと思います」
      ――お客さんの抽選でああいうタッグになりましたが、闘ってみていかがでした?
      「やっぱりあの普段結構ユニットで組んでるんで、ほんと普段組まないメンバーと組んでるんで、もう今日はね、ディーノが味方で良かったなと思いました」
      ――今までで一番人数が多く一番熱いビアガーデンだったと思いますが。
      「多かったですねーなんかその、やっとね、僕らがやってることが届いたというか、皆がいっぱい集まってくれてほんとに嬉しいですね。もっともっと皆に見てもらって楽しんでほしいと思います」
      ――両国もチケットソールドアウト間近です。
      「もうね、両国をパンパンにして、その中でいい試合をしたいと思います」

      ケニー・オメガ
      「このビアガーデンはいいトレーニングになったと思うけど、その試合の全てがいい勝負になった。ほんとにその試合のそれぞれが怪我するところだったけど、まあ怪我してない、よかった。次の試合は両国なんですが、必ず私の100%精一杯頑張って必ずベルト取ります。DDTの武道館で飯伏さんとメインイベントやったけど、両国はまだやったことないから、この次の試合をすごい楽しみにしてます。もちろんベルト獲りたいけど、いい試合もしたいし、なんかお客さんのいい思い出を作りたいです。もちろん、両国の全部で色々選手がいい試合ができたけど、できればこの次の珍しい3WAYマッチで、一番いいメインイベントやりたい。理想は、全部が終わってから私がベルト持ってリングの真ん中に立ちたい。それだけですね」

  • 大会総括
    • 高木三四郎
      「今年は例年以上にお客さんがいっぱいだったなという、すごいありがたいお声もある中で、もう10年近くになるんですかねここでやることになって。2004年ぐらいからやり始めてるんで、10年近くなるんですけども、やっぱりそのこんだけ大きいイベントになってきちゃって、今までのシステムじゃ回らない部分もあるんで、会場の方々と色々相談していて、来年はね、全席指定席にしないといけないのかなと思っています。ほんとはね、気軽に会社帰りとかにフラッと来れる環境みたいなのでこのビアガーデンプロレスっていうのやったんですけど、なかなかそう気軽にできない関係もあったんで、テーブル席もね、バラして、来年はもう全席指定で、コレ嬉しい事かなと思って。DDT旗揚げして17年にしてビアガーデンプロレス色々やってきた中で、今回が一番の集大成だったと思うんですよね。だから、やっぱりこの勢いのまんま、いいところはどんどん取り入れて改善していきたいなと思ってるんで、やっぱりその炎天下の中でお客さんに待ってもらうっていうのもきついんで、ほんとはフラッとお客さんに会社帰りに来てもらうっていう軽いスタイルのビアガーデンプロレスっていうのあったんですけど、全席指定を導入しようかなと思っています。テーブル席もバラして行こうかなと思ってます。ただ盛り上がりに関しては例年以上に盛り上がったんで、今日の東京アイドルフェスティバル『TIF』が裏にある中で、ちょっと大丈夫かなと思ったんですけど東京女子も満員で入りましたし、DDTのこれも『TIF』関係なく入ったんで、あまりアイドルファンに関係ないんだなと思って、『TIF』の影響でDDT半分ぐらいなんじゃないかなってビクビクしてたんですけど、あまり『TIF』関係なかったですね。僕だけが関係あったみたいですねやっぱり、行きたかったんですけど、なかなかあって行けなかったということで。とりあえずあの、両国に向けてまっしぐらということで、2階席Bも残り僅かという表示も出せるようになってきました。2階席Cもまだあるんですけど、なんとかね、前売り段階で完売に近い形でやりたいなと思っています。でもやっぱり、周りの中で完売とかしたらすごいじゃないですか。だからやっぱり、そこに向けて頑張って行きたいなと思っています。プロレス界もっと盛り上げていかないといけないと思ってるんで。やっぱりそういう部分ではビアガーデンプロレスっていうのはやっぱりそのプロレス初めて見たって人が多かったと思うんで、そういう受け皿になれればいいのかなって思ってます」
      ――すっかり定着したイベントになりここまで大きくなるとは…
      「毎回半ケツ出したりとかいろんなことやってるんですけど、それもビアガーデンならではということで。ビアガーデンで思いっきりはじけて両国に行くと。さいたまスーパーアリーナが控えてるんで」
      ――社長の中でMVP決めるとしたら?
      「まあ平田ですかね〜。平田じゃないですか、MVPは。試合の意味でのMVPは…毎日出てたの誰ですかね?」
      ――ディーノさんが1日だけ出てないです。
      「じゃあディーノなんですかね。でもやっぱり平田じゃないですか? やっぱり認知されたんで。その認知の意味はよくわかんないですけど(苦笑)。まあ平田とディーノにあげたいですね」

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