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【DDT】HARASHIMAvsケニーのKO-D無差別戦、6人タッグ王座戦、石森参戦

カテゴリ:DDT

【DDT】HARASHIMAvsケニーのKO-D無差別戦、6人タッグ王座戦、石森参戦

Road to Ryogoku 2014
日時:2014年7月20日(日)開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1950人(超満員札止め)

HARASHIMAvsケニーは壮絶両者KO!両国のメインは3WAYに
ディーノがマッスル坂井との対戦を表明!酒呑童子が6人タッグ王座奪還

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  • オープニング
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       まず鶴見亜門GMがリングに上がり、欠場中の宮武をアシスタントにして新グッズを紹介。そしてブラウザゲーム『リング☆ドリーム』の美少女化計画第3弾として、KUDO、DJニラ、男色ディーノの3人がリング上へ。
       KUDOはメガネっ子キャラで「これ羨ましかったんですよ」と言って嬉しそう。ニラはロケットパンチしている姿だが「ふざけんじゃねぇぞ! 聞いてねぇぞ! こんなの買った奴の家の前には汚物まいてやるぞ!」とまくし立てる。そしてディーノは“女色ディーノ”と名前まで変えられ、何とも妖艶なキャラクターとなった。KUDOとニラはこれまで通りTシャツ化されるが、ディーノはボクサーパンチ化されて両国大会から発売されるとのこと。

       そして今大会を欠場することになった飯伏幸太がリング上へ。「今日から復帰するはずだったんですけど、ドクターストップになり欠場すうることになりました。万全な状態で復帰するときは今まで以上に狂って頑張りますので、応援よろしくお願いします」と挨拶。両国大会で復帰する予定。

       続いて2014年下半期に関する戦略発表会ということで、高木大社長がリングへ。毎年恒例の総選挙に関して、今年は『DDTドラマティック総選挙』と名称を変更して8.31新宿〜9.28後楽園が選挙期間となる。今年から個人のほかにユニット総選挙も行われることになり、1位になると後楽園ホールでの興行権が進呈される。
       高木は「装いも新たにいつまでも48とか言うといろんなところから言われるので、これはうちのオリジナルです!」と言うと、例えば高木&大鷲&平田のような名もなきユニットもあるが、基本的に名前があるユニットが対象になるという。1位ユニット主催興行は赤字が出た場合はGMが赤字分を負担すると、大社長が勝手に発表。

       そしてPCやスマホでチケットが購入できるペーペーレスチケット、その名も「マルチデジタルチケット」の導入も発表された。これだと手数料などが一切かからないのが特徴。担当の浜野さんが「今まで私たちのチケットではエイベックスさんのチケットなどを取り扱ってきましたが、スポーツ界ではDDTさんが初めてです。お客様に喜んでもらえるような企画を考えてもらえますか?(笑)」とリクエスト。
       高木は某アーティストのライブで導入されているのを知って取り入れたとのこと。「これのいいところは我々のほうでチケットが委託できることと、手数料が一切かからないこと」と力説し、9月か10月頃にまずはガンバレ☆プロレスで試験的に導入し、11月くらいからDDT本隊で本格導入していく予定。

       続いて8.17両国大会に関してDDTグッズの更なる充実をはかることを発表。帽子やチケットホルダー、さらに宮武のズボンを脱がして、下に穿いている男色ブリーフも発売されるという。ここでチーム・ドリフの3人が登場し、アニメ『パワーパフガールズ』とコラボしてTシャツを発売することが発表された。しかし公開されたTシャツデザインは緑、ピンク、水色ということで、高尾の赤がないため、大社長から「お前両国だけ水色にしろ」と強権を発動されてしまう。
       そして両国大会に参加するアーティストとして、アップアップガールズ(仮)がTシャツバズーカ、LiLiCoはアイアンマンバトルのリングアナを担当するという。アイアンマンバトルにはK-1ファイターの才賀紀左衛門の参戦も追加発表。GMからTシャツバズーカの担当は大石だと告げられた大社長は「あいつ誰でもいいんだな。DDだな!」。

       最後にさいたまスーパーアリーナの2015年スケジュールが土日祝すべて埋まっていることがテレ玉の『さいたまースラム』で放送されたことに触れ、その後半部分をスクリーンで上映。たまアリにはコミュニティアリーナというものがあり、かつて『ハッスル』が興行を行ったことが告げられる。コミュニティアリーナでも5000人クラス入る上に、2月15日(日)だけが空いていることが判明。
       その場でさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナを押さえた大社長は「というわけで2月15日に我々DDTはいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナに進出します! 5000人クラスといっても充分ビッグマッチクラスです。恐らく来年も大きなところでやります! アメリカの某団体のように年に2回ビッグマッチを開催します! 2月8月は興行にとって鬼門だー! 興行にとって鬼門! でもそんなの関係ねぇ! 2月も埋めて8月も埋めて、さらにデカイところに進出するぞー!」と8月の両国・武道館クラスのビッグマッチに加え、2月のビッグマッチも恒例化していくことを宣言した。

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▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●MIKAMI/松永智充
8分59秒 ヘッドロック
○ヤス・ウラノ/GENTARO(FREEDOMS)

  • 試合詳細
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       飯伏の欠場で急遽出場することになったGENTAROはヤスとのタッグということでかつて組んでいたユニットの「Granma(グランマ)」Tシャツを着て入場。先発はGENTAROと松永。腕を取って捻りあげた松永はヘッドロックでグラウンドに持ち込むが、GENTAROはヘッドシザースで脱出。
       GENTAROがヤスにタッチし、松永もMIKAMIとタッチすると見せかけてヤスをアームドラッグで何度も投げてから観客に向かって拍手を要求。そしてMIKAMIにタッチする。

       MIKAMIとヤスもグラウンドでの攻防を見せると、MIKAMIがフランケンシュタイナーからセントーンを投下。ヤスがMIKAMIをコーナーに押し込んでGENTAROにタッチすると、GENTAROはボディスラムからカウンターエルボー。さらにブレーンバスターで投げてからヤスにタッチ。
       フットスタンプを落としたヤスは後頭部にバズソーキック。続いてGENTAROがアームホイップからセントーン。GENTAROは控えの松永を牽制しながらMIKAMIに腕十字。MIKAMIがクラッチするとマウントを取って殴っていったGENTARO。

       MIKAMIもヤスにエルボースマッシュで反撃するが、ヤスはボディスラムで叩き付ける。続いてGENTAROがダブルアーム・スープレックスからシャープシューターへ。ここで松永が入ってきてエルボーでカット。松永を場外を投げ捨てたGENTAROがヤスにタッチすると、ヤスはチンクラッシャーから延髄斬り。
       だが、デュランダルを返した三上はオルフェーヴル(=変型腕固め)へ。GENTAROがカットに入ってバックドロップで投げるが、松永が飛び込んできてラリアット。さらにヤスをバックドロップで投げた松永はGENTAROを場外に連れ出す。その間にMIKAMIがヤスにミッキーブーメランからスワントーンボム。

       これをかわして自爆させたヤスはヘッドロックで絞め上げると、ニークラッシャーから再びヘッドロック。ヤスがこめかみのところをギリギリと絞めていくと、MIKAMIはタップアウト。最近負けが込んでいるMIKAMIはすぐにリングを降りてしまうが、GENTAROが追いかけていってMIKAMIに語りかける。
       それでもMIKAMIが引き上げようとすると、GENTAROはMIKAMIを無理矢理リングに上げてから「おめぇ、どういうつもりだ? おめぇ、こんな惨敗してこれでいいのか? お前もっと強かったじゃねぇか。何でなんだよ。なんだこのザマは! こんなの見たくねぇよ! お前、もしかしてやる気がねぇのか? やる気ねぇのか? もうやりたくねぇのか。俺はなあまり言いたくねぇけど、脳梗塞から戻ってきたんだぞ。もうやる気満々だぞ。まだそんなに言葉はしゃべれないけど、俺はこのプロレスをやってすごい幸せなんだぞ。お前、なんだよ!」と涙ながらに訴える。

       するとヤスが「GENTAROさん、あなた間違ってます。あなたが辛い状況から戻ってきたもの凄い努力、それは本当です。でもあなたが気にけけるべき相手はこんな人じゃない。確かに昔は輝いていたかもしれない! あなたが身体を壊して復帰するまでのあいだ、DDTは若手も努力して、みんなドンドンあがってきたんです。でもこの人はあの頃から何も変わってないです。MIKAMIさん、教えてください。あのときより成長しているんですか? あのときよりも上にいると思っているんですか? ただ何の努力もしないで衰えているだけでしょ。分かったでしょ、GENTAROさん。GENTAROさん、おかえりなさい。あなたがすべきことはこんなどうでもいい人間を気にかけることじゃない。今日は勝ったんです。帰りましょう」と言うと、GENTAROはヤスを突き飛ばすと、「MIKAMIはこんな奴じゃねぇぞ! こいつはスゲー奴だぞ!」と反論。

       それは過去のことでGENTAROのいいときの記憶だというヤスに張り手を見舞ったGENTAROは、拳を握ったMIKAMIに「やれ! やれ!」と言うと、ヤスに合体攻撃を狙うが、ヤスはうまく回避して場外へ。するとMIKAMIが「GEN、やってくれるのか? 俺はまだ終わってねぇぞ!」と叫ぶ。それを聞いたGENTAROが「当たり前だろ!」と返事をすると、GMがその場で両国大会でMIKAMI&GENTAROvs.ヤス&Xを行うことを決定した。

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  • 試合後コメント
    • MIKAMI&GENTARO
      MIKAMI「ありがとう! 感謝の気持ちしかないよ。正直負け、負け、負け。後輩にも負け続けて、もう俺は本当終わったと思ってた。今日やられても正直俺の中で何もなかった」
      GEN「MIKAMI、MIKAMIさんは俺の永遠のライバルだよ。この15年、ずっと一緒だったよ。俺がいない間にスランプになっちゃったかもしれないけど、俺らまだ40だよ。昔と比べたら今の人はもっと若いんだよ。まったく20、30なんか小僧だよ」
      MIKAMI「俺とGENの初期メン(バー)の力を見せてやろうぜ」
      GEN「レジェンド軍、それでいいよ」
      MIKAMI「GENだってカムバックしてきた。ここで俺がカムバックしないで、どうするんだこの野郎! 俺はちょっと一人だった。一人だったんだよ」
      GEN「あまりDDTの人間模様は知らなかったけど、今日の試合を見たら『あれ? この人、孤独と戦ってるんじゃ?』って思った。でも確かにキャリアあるからね。三(四郎)ちゃんと別で考えたら、この人一人だったのかもしれない。俺、久しぶりに参戦したでしょう?」
      MIKAMI「いろんな巡りあわせでこうなったというのも俺とお前の縁が結び付けたものがあるのかもな。DDT初期のメンバー同士で、(飯伏の欠場で)カード変更でこうなって。まぁすべて巡りあわせ。本当そう思うわ」
      GEN「脳梗塞で欠場して、今ここにいるということは、それも巡りあわせだ。それに俺たちは若いんだからね。20代、30代なんか小僧だよ」
      MIKAMI「なんだよ、本当に。どんだけおっさんなんだよ。確かに負けが込んでて後輩にそう受け取られていた部分は絶対あるから。まぁそれはやっぱり素直に認めて。でもこれで百人力だな。強いよ。負けたら恥ずかしいしな。よしやろう! オリジナル・レジェンド軍だ」

▼第2試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○木高イサミ(ユニオンプロレス)
10分31秒 腕取り裏足4の字固め
●彰人

  • 試合詳細
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       KING OF DDT 2014優勝者の木高イサミvs.彰人のスペシャルシングルマッチ。まずはイサミがヘッドロックでグラウンドに持ち込むが、彰人はヘッドシザースで切り返す。頭を抜いたイサミは再びヘッドロックに捉えるが、彰人も頭を抜くとガブっていく。しかしイサミもうまく脱出してスタンディングへ。
       タックルでテイクダウンを奪った彰人だが、イサミは下になった状態から羽根折り固めを狙う。これをストレッチマフラーで切り返した彰人。腕までロックされて悶絶するイサミだが、回転エビ固めで切り返す。

       だが、釣り鐘ストンピングをブロックした彰人はカニ挟みから足4の字固めへ。ロープに逃れたイサミだが、彰人はイサミの右足を徹底的に痛めつける。だが、イサミはクロスヒールホールドで応戦。ならばと彰人もイサミの両足をクロスさせ、変型足4の字固めで対抗。先にロープに逃れたのはイサミ。
       ボディスラムで叩き付けたイサミだが、彰人は下から脚に絡みつきアンクルホールド。のたうち回りながらどうにかロープに逃れたイサミだが、彰人は俵返しを狙う。これを丸め込みで切り返したイサミはブレーンバスターを狙うが、彰人は逆に投げようとする。

       背後に着地したイサミはリバースのインディアンデスロックから弓矢固め、そして足4の字固めへ。必死でロープに逃れた彰人だが、イサミはドラゴンスクリュー2連発からリング中央で足4の字固め。だが、彰人が反転して形勢を逆転すると、イサミはロープに脱出。串刺し攻撃を狙ったイサミだが、かわして回転エビ固めで丸め込んだ彰人はそこからサソリ固めを狙うが、さらに回転したイサミが逆にサソリ固め。
       だが、彰人もプッシュアップしてサソリ固めを決め返す。続く投げ捨てジャーマンを着地したイサミはヨーロピアンクラッチを狙うが、彰人が防御すると外道クラッチへ。だが、足を掴んだ彰人はアンクルホールドに捕らえると、逃れようとするイサミを足4の字固めで捕獲。

       イサミは彰人の手を掴むと、捻り上げながら反転して形勢逆転。さらに腕を取ったまま自らの身体を捻っていき、彰人の足がすごい方向に曲がりタップアウト。試合後、両者は正座をして一礼。彰人は再戦をリクエストした。

▼第3試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/大鷲透(フリー)/○石森太二(NOAH)
10分10秒 450°スプラッシュ→片エビ固め
石川修司(ユニオンプロレス)/佐々木大輔/●伊橋剛太

  • 試合詳細
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       10周年記念試合で飯伏とタッグを組む予定だったプロレスリング・ノアの石森太二は、高木三四郎&大鷲透と“ルチャトリオ”を結成して、石川修司&佐々木大輔&伊橋剛太と対戦。しかもこの試合は両チームの強い要望によりルチャルールで行われることになったとアナウンスされ、早くも「ルチャ」コールが起こる。

       一旦入場した高木&大鷲だが、すぐにバックステージに戻っていくと、まず石森が登場。背後からソンブレロを被った高木と大鷲が近づいてきて石森にソンブレロを被せて入場。ルチャコールが起こる中、石森vs.佐々木で試合開始。スピーディーなロープワークからアームドラッグで投げ合った両者は、ドロップキックの相打ちからヘッドスプリングで立ち上がる。
       大鷲と石川がリングに上がると「T2P」コールが起こり、大鷲と石川も石森と佐々木のようなロープワークを披露しようとするが、どうに息が合わない。諦めてタッチしようとするが、どうにか思いとどまり大鷲の腕を取った石川。そこから大鷲が足を払い、さらに前転して見合う、“それっぽい”動きを披露。

       高木はソンブレロを被ったまま伊橋をカニ挟みで倒すと619を狙うが回転が足らず転落。佐々木が高木のソンブレロを客席に投げるとドロップキック。続いて石川が高木の上に乗って踏みつけると、伊橋も一緒に乗っかって加勢。低空ドロップキックを叩き込んだ伊橋は佐々木にタッチ。
       佐々木は大鷲に「貸せ」とソンブレロを要求すると、客席に投げてしまう。「ソンブレロ〜」と嘆きながら今度は619を決めた高木。タッチを受けた大鷲は石川をドラゴンスクリューで投げると、佐々木と伊橋をマスカラス式のヘッドシザースで投げて場外に追いやる。

       ここで高木と石森も入ってきて3人同時ダイブと見せかけてから後転して「ビバ、メヒコ〜」。そこから石森だけブエノ・デ・アギラを発射。だが、リングに戻った石川はクロスボディーで高木と大鷲をなぎ倒すとコーナーへ。高木は下からのドロップキックで石川をエプロンに転落させると、ロープ越しにぶっこ抜きブレーンバスター。さらに大鷲とのトレイン攻撃からサンドイッチ・ラリアット。
       大鷲の延髄斬りから高木がスタナーを決めると、石森はスーパースターエルボーを狙ったが、キャッチした石川は投げ捨てジャーマン。さらに佐々木はトップロープに逆さ吊りにしいておいてのドロップキック。だが、石森もハンドスプリングからの飛び付きスタナーを返してロープに飛ぶ。

       そこに石川が飛び込んできてニーリフト。伊橋がレッグラリアットで続くと、佐々木に合体攻撃を指示。佐々木が伊橋をオンブして石森の上にボディプレス。さらに伊橋は本部席の飯伏に向かって「10周年おめでとう!」と叫んでからムーンサルトプレスを投下するが、石森がかわして自爆。すかさず高木がスタナー、大鷲がのど輪落としを決めると、石森が450°スプラッシュを投下して3カウント。
       勝ったルチャトリオはソンブレロを被って勝利をアピール。そこに飯伏が上がってきて石森と握手をすると、石森が飯伏にソンブレロを被せ、4人で勝利をアピールした。

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      高木三四郎&大鷲透&石森太二
      高木「ビバ・メヒコ、アミーゴ!」
      大鷲「アミーゴ!」
      高木「OK! 今日強力なアミーゴがやってきたぜ!」
      石森「メジャーのタイチ・イシモリ! 今日ブラザーのために」
      高木「ブラザー! アミーゴ! もう疲れちゃったよ」
      大鷲「もういいかな?」
      高木「なんかクエスチョン(ある?)」
      ――急遽対戦相手が変わっての闘いでしたが。
      石森「見ての通り、このようなタッグになりました(苦笑)。ただ、ね? こういう感じでやるみたいだったんで、こういう感じになりました。アミーゴ!」
      大鷲「アミーゴはね、今日久しぶりにタッグ組みましたけどね、昔おんなじ団体でやってたんで、ルチャリブレの先輩としていいところが見せられてよかったと思います。アミーゴ」
      高木「まああのこういう感じになっちゃったけど、飯伏が復帰したらまた」
      石森「また是非」
      高木「お願いしますね。今回すいませんでした。本当に」
      石森「次はこれ(※ルチャテンション)やめますけど(苦笑)」
      高木「OK、グラシアス!」

▼第4試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
男色ディーノ/大石真翔/○スーパー・ササダンゴ・マシン(新潟プロレス)/DJニラ(在野)
11分0秒 垂直落下式リーマンショック→片エビ固め
中澤マイケル/平田一喜/星誕期(フリー)/●勝俣瞬馬

  • 試合詳細
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       スクリーンではディーノが8人タッグ出場選手に向かって「この試合はただの消化試合ではございません。両国でカード決まっている? 残念ながらアタシ、EXTREMEの防衛戦の相手が決まってないのよね。今日の試合で勝った人はタイトルマッチの挑戦者に名乗りをあげる権利をあげなくもないかな。ということで、本日のこの試合は意味のある消化試合となります」と演説する姿が映し出される。

       さらにディーノ、大石、ニラ、ササダンゴの4人がホモであるというアナウンス。マイケル組が奇襲攻撃を仕掛けて試合開始すると、マイケルはディーノに「来いよ、オラ」と挑発。ディーノがナックルを見舞っていくと、熱くなってきたマイケルが早くもアルティメット・ベノムアームを狙ったが、タイツを取り上げたディーノはリング外に投げ捨てる。
       しかしササダンゴにスピアーを決めたマイケルはロープに飛ぶ。カウンターのラリアットを叩き込んだササダンゴはディーノに向かって「どうでしょうか?」と猛アピール。平田と大石もロックアップしながらディーノに向かって猛アピール。

       必死にアピールする大石の背後からバックドロップで投げた平田は、ミュージックをリクエストするとマグナムHIRATAのなってマグナムダンスを踊りながら大石、ニラ、ササダンゴを蹴散らす。しかし、背後から仲間であるはずの勝俣が襲いかかり串刺し攻撃。しかし大石も攻撃しようとしたところで平田がかわし、誕期がコーナースプラッシュ。
       だが、マイケルが誕期のカバーをカットすると、勝俣がダイビング・クロスボディーで大石とマイケルをまとめてなぎ倒す。その勝俣の背後から平田が攻撃していくが、大石がランニングエルボーを返してニラにタッチ。

       ダウンブラフから不意を突いてのロケットペンチで勝俣とマイケルを蹴散らしたニラだが、誕期にはかわされてしまう。しかし誕期の顔面にカトちゃんくしゃみを発射したニラはロケットパンチからDJタイム。しかしDJタイム2を止めたディーノは「今日もこれだけはやります」と言って自らタイツを脱いでコーナーに登り、ケツを突き出す。
       そこに誕期がニラの顔面を押し付けると、大石が入ってきて誕期とニラを蹴散らしてから「大石真翔です。キッス・アスさせていただきます!」と言って自らディーノのケツに顔を埋める。それを見たマイケルが大石をどかして自らディーノのケツに顔を押し付ける。

       ササダンゴもわざわざマスクをめくって口を出してディーノのケツにキス。誕期までディーノのケツにがっちりキスすると、ニラは傘をディーノのケツに突き刺してから熱烈なキス。すると平田が勝俣に向かって「DDTで生きるというのはこういうことだ、見てろ!」と叫んで自らディーノのケツに顔を埋めてからダウン!
       しかし勝俣はギリギリのところで決断出来ず「お母さーん!」と絶叫。「無理です!」と言う勝俣に「可愛い顔してるじゃない。これで許してあげる」と言ってリップロックしたディーノ。するとフラリと近づいてきたササダンゴが放心状態の勝俣に垂直落下式リーマンショックを決めて3カウント。

       完全にグロッキー状態の勝俣の上に覆い被さったディーノ。目を覚ました勝俣が必死に逃走すると、リング上ではササダンゴが「あの……ディーノ選手、ということで試合に無事勝利することが出来ましたので、8月17日のDDT両国大会で貴殿の持つEXTREME級タイトルに挑戦させていただきたいと思います。メリットとしましては煽りパワーポイントで……」とプレゼンしようとするが、ディーノは「アタシの中で両国の相手は決まっているのよね」と告げる。
       そこでササダンゴはアイアンマンバトルに入れてほしいと言うが、亜門GMはササダンゴに両国大会に出場してもらう予定はないと非情宣告! 「DDTは下請けを斬り捨てる! はい、そういうの慣れています」と言ってリングを降りたササダンゴだが、ディーノは「これは完全にワタシのわがままなんだけど、マッスル坂井とやりたいんだけど」と告げる。

       GMはすでに引退して新潟で家業を継いでいるし、あれだけ華々しく引退興行までやったのに坂井に限って復帰するわけがないとディーノを説得するが、そこに懐かしのテーマ曲に乗ってロングホーンをつけたマッスル坂井が登場!
       「亜門さん、ディーノ! 久しぶり! 新潟からずっと気になって応援してたよ! 立派んなって、2人とも。DDTが気になってずっと毎月後楽園に顔を隠して観に来ていたんですよ!」と涙ながらに訴えると、GMが「ディーノが両国で坂井と……」と言ったところで、坂井は食い気味に「よろしくお願いします!」と承諾。ディーノも「よし、やろうか。やろうか!」と言って、2人は拳と拳を合わせてから、EXTREME級のベルトを挟んで正座してから一礼。

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  • 試合後コメント
    • 男色ディーノ
      「何もないのよ、これ以上」
      ――なぜマッスル坂井という名前を出して彼を指名したのでしょう?
      「う〜ん、なんだろうな。いつまで今があるかわからないからかな。これは完全にわたしのわがままなんだけど、もうちょっとでもひっかかってることがあったらなんでも口に出してやろうと思ってて。できるうちに、あの時やっておけばよかったなという後悔は絶対したくないから。だから今口に出したんでしょうね。やりたいというか、やんなきゃいけない。わたしの中では。で、ブランクのある人に対して『やろうよ』『じゃあやろう』という関係だったのがすごくうれしい。それ以上のものはわたしの中でないから。たぶんこうだった。彼の環境もそうだったし、わたしの環境もそうだった。それが今」
      ――彼との間にまだやり残したことがあるとか?
      「やり残したというのもおかしなことで、ここ何年かはやりたいことがどんどん増えていっていて、今後もそう。たぶんそれを言い出したらお互いやるい尽くすことはないけれど。今だってやりたいことがあるようで、ないようで、それはわからない。その埋め合わせをするというか。ちょっと概念的な話になっちゃうんだけれど。ただわたしの人生の中で、やっぱり避けては通れない場所。だから両国というあの頃なかった舞台で彼とやる。わたしは筋通ってると思う。見てる人は唐突だろうけど、ここは(ベルト)を持っているわたしのわがままで」
      ――エクストリームの王者ということはルールも特別なものを?
      「何かやるかもしれないし、ひょっとしたらわたしと彼の共通認識で、通常のルールが一番エクストリームだと思っているからそれでいくのかもしれない。わからない。まともに直球でプロレスをやる人をうらやましかったのね。わたしたち。その歪んだ心を吐き出した時に何年か前のアレが生まれたんだと思う。まぁ今更そこに戻る気もないし、ここは久しぶりに会って、じゃあ一杯やってく?って感覚」
      ――お互いを確認し合う作業ですか?
      「かっこよく言えばそうなんだけど、わたしはあまり埋め合わせる気はないんだけど、最近こうですよっていう近況報告かな。結局プロレスラーはリングでしか語れない部分があるから、それをプロレスのリングでやっちゃおうという、ただそれだけですよ。わがまま言って申し訳ないけど、(ベルトを)持ってるってそういうことだから。自分のわがままを通したいんだったら、というメッセージもあるのよ。だから今回の両国は持ってるわたしがわがままを言わせてもらう」

      マッスル坂井
      ――今回久しぶりに名前を呼ばれてリングに上がった気持ちはいかがですか?
      「もう、ディーノが言っていた通り、ディーノはやらなきゃいけないことって言ってましたけど、今の自分にプロレスのリングでできることは、完全にやりたいことじゃなくて、やらなきゃいけないことをやることが自分にできることだし、俺にできることはやらなきゃいけないこと。逆もそうです。十分わかっています。一回リングを降りて、田舎に帰って。何かをやったことの埋め合わせでもなんでもなくて、今できること。誰もやっていないことをリングで見せることが僕の仕事だと思ってるし、唯一できることだと思ってるし。思い切り男色ディーノの胸を……いやア○ルを借りに行こうと思います。男色ディーノの肛門を借りに行きます」
      ――今のマッスル坂井が……
      「今のマッスル坂井って基本的にいないんですよね(笑)。たまたま降ってわいた話でして。今のDDTでやらなきゃいけないことはあるし、見せて作ることが自分にできることだしそれをやれってことなんじゃないですかね。こんなチャンスはないですから。頑張ります。それだけです。コンディションはとてもいいです。新潟のおいしいものを食べ、規則正しい生活をして朝早く起きて、ちゃんと早く寝て、三食食べて運動もしていますから。大丈夫だと思います。間違いないと思います」
      ――マッスル坂井としてリングに上がれる喜びはありますか?
      「あります。すごくうれしいです。上がっていいのかなとか、そんな常識的な部分を取っ払って楽しいことをやりたい。気持ちいいことをやりたい。みんなに怒られるようなことをしたい。うれしいですし、めちゃくちゃやってやろうと思います。めちゃくちゃやってやろうと思います。失うものはないんで……あるけどね!」
      ――復帰されるということですが……
      「復帰!? 復帰ですかね(笑)? 割と建設的な言葉を……。そこはオブラートに包めないですか? 盆休みなんですよ。スタンス的にはプロレスはアルバイトなんですよ。申し訳ない気持ちでいっぱいです。バイトレスラーです」
      ――ちなみにバイト料は何に使うのですか?
      「バイト料ですか? これまた生々しい話ですけど、新居のローンの繰り上げ返済に使わせていただこうと思っています。それか会社の売り上げにしてしまおうかと思っています。DDTから坂井精機の方に売り上げを起こせば問題ないと思っています。講演とかと一緒ですから。以上です(笑)」

▼第5試合 KO-D6人タッグ選手権試合 3WAYマッチ 60分1本勝負
[王者組]アントーニオ本多(フリー)/竹下幸之介/●遠藤哲哉
11分30秒 タカタニック→エビ固め
[挑戦者組]KUDO/坂口征夫/○マサ高梨
※もう一組は[挑戦者組]石井慧介/入江茂弘/高尾蒼馬
※第11代王者組が初防衛に失敗。酒呑童子が第12代王者となる

  • 試合詳細
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       7.13大阪大会で酒呑童子を破り、KO-D6人タッグ王座を奪取したアントーニオ本多&竹下幸之介&遠藤哲哉のハッピーモーテル。後楽園大会では初防衛戦として前王者の酒呑童子に、石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬のチーム・ドリフを加えた3WAYマッチを行う。なお、この試合は勝者が出た時点で試合終了となるトリプルスレッドルール&ノータッチルールが採用された。

       王者チームはハッピートレインで入場。そしてリング下で円陣を組んでからリングイン。竹下、高梨、高尾の先発で試合開始。三つ巴の力比べから互いに牽制し合った状態で、遠藤、KUDO、石井がリングイン。石井が遠藤を場外に投げ捨てKUDOを攻撃していくと、遠藤がリングに戻り3人が目まぐるしく攻守を入れ替える。
       そこに竹下とアントンが入ってきてハッピーモーテルがダブルのエルボー(アントンは手を添えただけ)。酒呑童子もKUDOと高梨がエプロンからアントンを合体ブレーンバスターで投げようとするが、遠藤がアントンに加勢。さらにアントンに呼び込まれて入江と石井が加勢するが、酒呑童子側は坂口も加わる。そこを高尾が竹下を捕まえながらロープ歩きして全員を踏みつける。

       遠藤と竹下がほかの6人を場外で捕まえると、何とアントンがケブラーダの体勢に。しかし、エプロンに転落。すかさず石井と高尾がエプロンのアントンにサンドイッチ・ドロップキック。アントンをリングに戻すとドリフと酒呑童子がトレイン攻撃。ダウンしたアントンに坂口と入江がダブルのカウンターエルボー。さらにダブルのエルボードロップを決めると、思わず坂口も入江とハイタッチ。
       だが、アントンが入江のタックルを坂口に誤爆させると、入江にテーズドロップ。さらに坂口にエルボーを落としたアントンは竹下にタッチ。ダイビング・クロスボディーを決めた竹下だが、KUDOが入ってきて合体攻撃を狙う。

       竹下がトラースキックで迎撃するが、坂口が飛び付き三角絞め。しかし竹下は持ち上げてコーナーに叩き付ける。背後から石井はドロップキックで竹下に襲いかかり、ワンハンドバックブリーカーからサマーソルトドロップ。しかし竹下もハーフハッチスープレックスを返すと、そこに遠藤がその場飛びムーンサルト。しかし入江が遠藤をブレーンバスターで投げると、高尾がマッドスプラッシュを投下。
       石井が高梨にgo2入江sleepを狙うが、坂口がカットして入江にランニングキック。そこから入江がエルボー、坂口が蹴りを打ち合う。入江がビーストボンバーでなぎ倒すと、KUDOが入ってくるが、ハッピーモーテルの3人が入ってきて3人で連係してのバイオニックエルボー。

       遠藤のムーンサルトプレスをKUDOがかわして着地するが、背後から石井が投げ捨てジャーマン。しかし高梨が石井をコーナーをセットすると、KUDOの8×4(=走り込み串刺しジャンピング肘打ち)から坂口が串刺しランニングニーリフト。さらに竹下がFromコーナーtoコーナーを発射。アントンのバックブリーカーから遠藤がムーンサルトプレスを投下するが、ドリフが飛び込んできて丸め込みの応酬。
       その間に高梨をジャーマンで投げた竹下がアントンと一緒にプランチャ。遠藤は高梨にトーチャーラックボムを狙ったが、DDTで切り返した高梨はタカタニックをズバリと決めて3カウント。酒呑童子が一発で6人タッグ王座奪還に成功!

       鶴見GMが祝福しようとすると、入江が入ってきて酒呑童子に襲いかかるが、GMが「試合終わったから! トリプルスレッドルールだから」と説明するが、入江は「聞いてないですよ! 僕たち負けてないもん! 関係ないわ!」と言い張るが、GMが「関係あるわ!」と一喝し、石井から「試合は終わりました」と言われるとふて腐れる入江。
       だが、石井は「でも負けていないのは確かです。だからこのチームともう1回やらせてください」と主張。それを聞いた高梨は「ドリフ、マイクの腕あげたじゃねえかよ。それに免じてお前らの挑戦受けて……やーんない!」と言うが、坂口が「上等だよ。殺(や)ってやるよ」と言い出すと、高橋も「ゆ、征夫さんがそう言うならやってやるよ!」と承諾したため、GMはその場で酒呑童子vs.チーム・ドリフの6人タッグ選手権を8.17両国で行うことを決定した。

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  • 試合後コメント
    • 酒呑童子
      高梨「何人いようがベルトは結局酒呑童子のもとに帰ってくる。ドリフの連中、特に緑のデブはやってやるからな! 楽しみにしとけ! あいつらは所詮酒もタバコもできない連中だ! これが大人の世界だ! 坂口さん、なんか言ってやってください!」
      坂口「ぶっ殺してやる」
      高梨「以上!」

      チーム・ドリフ
      石井「両国で6人タッグのタイトルマッチができてすごく光栄です。過去2回戴冠してるんで、三度目の戴冠を目指します」
      高尾「うちらも初代の王者で。まぁすぐ落としちゃったけど。で、8代王座も獲ったけどまたすぐ落として。でもまた自分たちの手にあの白いベルトを取り返したいと思います」
      入江「高尾くんは両国でほとんど負けたことがない?」
      石井「勝ったことしかない」
      入江「逆に僕は両国でほとんど勝ったことがない」
      高尾「組たくないなぁ」
      入江「去年の両国の1日目しか勝ったことがない」
      石井「自分も2011年の両国以来勝ったことがない」
      入江「だから両国をいい思い出の場所にしたい」
      石井「ゲンのいい場所にしたい」
      入江「あ、それ。6人タッグの、トリオは僕らが一番だって証明したいです。僕たちが一番仲いいですから。他はグループLINEがあるのかって話ですからね。僕たちはチーム・ドリフっていうグループLINEがあるんです。でもアイコンの画像は伊橋剛太なんです」
      高尾「伊橋さん同期なんです。それくらい仲がいいってことです!」
      ――高尾選手はパーソナルカラーを変えて試合に臨むわけですが?
      高尾「さっきはエー!って思ったんですけど、逆にどうなるかはわからないですけど変わった自分が出てきたらとりあえず印象には残るんじゃないかなって思います」
      入江「でもパワーパフガールズの中で水色はバブルス。バブルスは僕がパワーパフガールズの中で一番好きな子だから。でも僕は緑のバターカップがいるから。それが楽しみです。」

▼第6試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]▲HARASHIMA
19分27秒 両者KO
[挑戦者]▲ケニー・オメガ
※第48代王者HARASHIMAが2度目の防衛に成功

  • 試合詳細
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       8.17両国国技館大会前、最後の後楽園大会ということで、KING OF DDT 2014で優勝して、すでに両国のメインでKO-D無差別級王座に挑戦することが決まっている木高イサミの挑戦を受ける王者が決まる。その王者は現王者のHARASHIMAか? それとも最後のいつでもどこでも挑戦権を行使するケニー・オメガか?

       本部席からイサミが見つめる中、まずはKO-Dタッグのベルトを腰に巻き、腕にいつでもどこでも挑戦権の証をつけたケニーが入場。続いていつにも増して険しい表情で王者HARASHIMAが入場。
       ガッチリと握手を交わしてから試合が始まると、まずはケニーがHARASHIMAの腕を取っていく。足をすくって倒したHARASHIMAはレッグロックに捉えるが、ケニーは腕十字で切り返そうとする。HARASHIMAも腕十字を狙うが、ケニーはロープに脱出。

       HARASHIMAはトーキックからロープに飛び、リープフロッグを狙ったケニーをドロップキックで撃墜。しかしケニーもショルダースルーでHARASHIMAを場外に追いやるとプランチャを投下。HARASHIMAの腰をエプロンに叩き付けていったケニーは、リングに戻してから腰にストンピング。さらにシュミット流バックブリーカーからエルボーで反撃しようとするHARASHIMAを前蹴りでコーナーまで吹っ飛ばす。
       さらに逆水平チョップから串刺しジャンピングエルボー。ケニーの逆水平チョップにエルボーで対抗したHARASHIMAは、蹴り脚をキャッチしてのガットバスターからコーナー下にケニーを追い詰めてダブルニーを落としていく。

       コブラツイストに捕らえたHARASHIMAは、ブレーンバスターの体勢へ。しかしケニーは逆に持ち上げると、踏ん張るHARASHIMAに対して一度屈伸してそのバネを利用してブレーンバスターで投げていく。ダブルハンマーで殴り倒したケニーはスパインバスターから蒼い衝動(=変形フィッシャーマンバスター)を狙ったが、ヒザを落として防いだHARASHIMAが逆にファルコンアロー。
       続くスワンダイブ式ボディプレスを剣山で迎撃したケニーは、ノータッチ・トペ・コンヒーロを発射。HARASHIMAをリングに戻したケニーはコーナーからダイビング・クロスボディーを発射。だが、回転して逆にフォールしたHARASHIMAはジョン・ウーでケニーをコーナーまで吹っ飛ばすと、ケニーをコーナーに乗せていく。

       一度は突き落としたケニーだが、もう一度追いかけていったHARASHIMA。だがケニーは雪崩式回転エビ固めから、そのまま対角線上のコーナーにターンバックル・パワーボムで叩き付けると、クロイツ・ラス(=エレクトリックチェア式ジャーマン)の体勢に。背後に逃れたHARASHIMAはバッククラッカー。そこからエルボー合戦になると、HARASHIMAはミドルキックにスイッチ。
       ケニーはSTOP!エンズイギリ(=「ストップ!」と手と声で相手の動きを止めてからの延髄蹴り)を狙ったが、その手を払ったHARASHIMAはハイキック。ケニーも返す刀で低空ドラゴンスープレックスで投げていったが、HARASHIMAは走り込んできたケニーに延髄斬り。

       エプロンに出たケニーを追いかけていったHARASHIMAはブレーンバスターの体勢に。踏ん張ったケニーは逆水平チョップを打つが、HARASHIMAも蹴りを返す。背を向けたケニーに対して、背後から飛び付いたHARASHIMAは何と奈落式リバースフランケン! 15分が経過したが、エプロンから後ろ向きに場外に転落した両者は大きなダメージを負った状態で何とかリングに戻る。
       明らかに朦朧としているケニーが張り手を叩き込むと、HARASHIMAも目を覚ましたとうに張り手を返し、さらに顔面へのフロントキック。ケニーもカウンターでの飛びヒザを返すが、HARASHIMAはラリアットを狙う。一度は腕へのフロントキックで迎撃したケニーだが、HARASHIMAはショートレンジラリアットでケニーを吹っ飛ばすと、ササダンゴマシンに散々食らった垂直落下式リーマンショック。

       だが、2発目を防御したケニーは低空ジャーマンからリバースフランケンで投げると、クロイツ・ラスを決めたがカウントは2。ならばともう一度肩車したケニーだが、HARASHIMAはリバースフランケンで切り返そうとする。だが、踏ん張ったケニーはそのまま背後にジャンプしてHARASHIMAを脳天からマットに突き刺す。
       それでも立ち上がったHARASHIMAはその場飛び蒼魔刀。ケニーも走り込んでのニーアタックを返す。さらに立ち上がったケニーはジャンピングニーアタックを叩き込むが、HARASHIMAは返す刀で蒼魔刀を発射。ダブルダウンのまま松井レフェリーはカウント10を数えて両者KO!

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  • エンディング
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       記録上はHARASHIMAが防衛。よって両国ではHARASHIMAのベルトにイサミが挑戦することになるが、試合後も両者ともなかなか立ち上がれないほどのダメージ。亜門GMは「王者防衛という形になりますので、両国はHARASHIMAvs.挑戦者・木高イサミで決定になります」と告げる。だが、HARASHIMAは「勝ってないですよ。ケニーに勝ってないです、自分。決着つけよう、ケニー。いまやるよ!」と言い出すが、GMは「もうやめてください。絶対無理です。HARASHIMAvs.イサミで決定なんです」とストップ。
       するとHARASHIMAは「ケニーとやって、イサミとやります。勝ってないよ、今日は」とムチャクチャなことを言い出す。そこにイサミがリングに上がってきて、HARASHIMAに「ちょっと落ち着いてください。いまの試合、見てました。凄かったです。僕はHARASHIMAさんともやりたいです。ケニーともやりたいです。楽しい試合になると思います。みんなまとめてやればいいんじゃないですか!」と言い出す。

       GMが3WAYマッチによるKO-D無差別級選手権を提案すると、HARASHIMAもケニーも承諾。するとイサミが「3WAYはいいんですけど、僕はケニーにも勝ちたいんですよ。HARASHIMAさんにも勝ちたいんですよ。だから僕が勝ち残るまでやらせてください」と主張したため、勝ち残り式のサバイバル3WAYで行われることが決定した。
       イサミがHARASHIMAに向かって手を差し出すと、拳を合わせるのか握手なのかを迷った挙げ句、握手。ケニーも握手を交わすと、GMは両国大会に参戦する選手にリングに上がるように言う。

       高木大社長が「8月17日の両国大会まで1か月を切りました!」と言うと、2階席以外のチケットが完売したことを発表。「両国大会をDDTがはじめてから過去最高の売れ行きだ! この勢いなら前売り段階で全席完売も夢ではない! いや、全席完売を目指す! 俺たちDDTが前売り段階で両国国技館全席完売もししたら、こんなにプロレス界にとって盛り上がっていることねえだろ! どこか1個の団体がプロレス界を盛り上げているんじゃない! 俺たちだって盛り上げているんだ! 俺たちだって真夏に熱い試合やっているんだ! 俺たちは絶対負けねえぞ! いいか、お前ら! チケットを売って売って売りまくれ! お前らDDTユニバース! チケットを買って買って買いまくれ!」と叫ぶと、「いいか、プロレス界なんて盛り上がっているんだっていう“盛り上がっている感”をテメーらで演出しろ! お前ら一人一人が一人一人のソーシャルメディアを使って、プロレス界が盛り上がっているんだってことを発信しろ!」と強権発動!

       最後は大社長が「8.17両国大会のチケット完売を目指して売って! 売って!」と言うと、観客が「売って! 売って!」と叫び、「買って! 買って!」と叫べば「買って! 買って!」と返すコール&レスポンスで両国前の後楽園大会を締めくくった。
       リング上では大社長を中心に円陣を組んで士気を高めると、総立ちの観客も手拍子をして盛り立てた。そしてリング上に最後まで残ったHARASHIMAとケニーはガッチリと握手を交わした。そして場内が暗転し、スクリーンで両国大会の全カードが発表された。復帰を予定している飯伏は、試合はシングルマッチだが、対戦相手は「X」と発表された。

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  • 試合後コメント
    • HARASHIMA
      ――まずはタイトル防衛おめでとうございます。
      「防衛って言ったって……。僕は納得いっていないです。勝ってないんですよ。負けてないけど勝ってないんで。記録上は防衛ですけど、全然納得いかないですね。あの後延長でも自分は全然良かったんで。決着つけたかったです。お医者さんはこうしてましたけど」
      ――お客さんの反応としては不満もなく結果を受け入れていたように思えましたが?
      「でもどっちも勝ってないんですよ。勝負ついてないんですよ。でも両国で決着戦ができるんで。絶対勝ちます。勝ち残ります」
      ――これまでHARASHIMA選手は二度両国大会のメインを張り、ベルトの防衛失敗と奪取しています。つまりタイトルの防衛成功はしたことがないのですが?
      「はい。チャンピオンとしてリングに上がり、チャンピオンとして帰ってきますよ」
      ――3WAYという試合形式が決''''定しましたが?
      「はい。もう負けなければいいんで。2人倒せばいいんで。全然もう。結局3WAYだって普通の試合だって負けなければ勝ちなんで。さすがにね、引き分けとかもう嫌なんで。絶対僕が最後まで立っています。今日のケニー、やっぱ強いですね。強かったです」
      ――そのケニー選手ともうひとり、タイプの違うイサミ選手と一緒に戦うというのにやりづらさはないでしょうか?
      「イサミに関してはほとんどシングルで当たったことがないんで。それこそ路上プロレスで大人数のタッグで当たったくらいなんで。でもやっぱりいろんなリングでベルトを巻いてる。そしてあのトーナメント。あのトーナメントに勝ちあがってきた、本当に実力もある、テクニックもある選手なんで警戒してます。タイプとしては苦手なタイプじゃないと思ってますんで。絶対負けないんで。頑張ります!」

      木高イサミ
      「これ(3WAYでのタイトルマッチ)はたぶん今までにないですよね。そういう前代未聞とかが結構大好きなので。やっぱりリングに上がってそういうのが決まった時に、お客さんの中で3WAYを望む声が絶対あったと思うんで、そしたらひとりひとりとやって最後のところまで。それがシングルになる。僕が2人に勝てば」
      ――あの2人の中ではイサミ船主が一番軽量になりますが、そこにハンディは感じますか?
      「急過ぎてそれについてはまだ考えられないですけど、でもハンディとか負けてるとかは思わないですね。KING OF DDTとかキツイこともあったし、それをクリアしててっぺん獲った上でKO-Dに挑戦するので、それをハンディだとは思わない。すごい強い5人とやってきたんで。4人か」
      ――3WAYの経験は多くはないですよね?
      「そうですね。ほとんどやったことはないです。作戦考えてもしょうがないんで、ひとりひとり叩き潰すだけです。でもどっちとやっても、どっちが今日今日買ったとしても楽しめる自信はあったんで。これが2人になったことで2倍3倍4倍と前代未聞に楽しく。『前代未聞だよ!』って誰かが言ってたんですけど、あぁいいこと言うねって(笑)。そしたらどちらかを倒して、サバイバルなんでもう一方とはシングルになるわけですけど。やっつけるだけです。で、楽しく花道を帰ると。花道を帰るのは僕です」

      ケニー・オメガ
      「ほんとにやりたいメイン、やっとメインに入れました。3WAYになって、お客さんの反応はあまり良くなかった。でも、お客様たちには分かってほしい。その3人が命がけですごい試合頑張ったから、できればこの3人で応援してください。私がもちろん、1000%頑張る。そして、必ず、勝つ! 大きい大会で、一般的に日本には3WAYマッチは超珍しいですよね? ビッグマッチでは。ですけれども! 私がいたから絶対マシになる。だから、皆、心配しないで、いい試合をしてベルト獲る。心配しないで。今日、HARASHIMAさんがすごい恐ろしい技出した。私エプロンからリバースフランケンで落ちた。普通の人間だったら死ぬかもしれないですけど、私がまだ続けて頑張りました。だからHARASHIMAさん、前の、一番エグい技でもヤレない。イサミさん、お前は30キロしかない! その、全ての筋肉に勝ってない! しかも、アメリカではカナダにも、3WAYマッチは人気です。色んな経験あります3WAYマッチ。だから、自信がある。2人とも、すごいいい選手。絶対いい試合になるけど、勝てない。これからもっともっとトレーニングアップして、もっと筋肉増やして、一番いいコンディションで両国のメインでやる」

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