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【全日本プロレス】曙vs宮原の三冠戦、秋山&金丸vsドリフのアジアタッグ

【全日本プロレス】曙vs宮原の三冠戦、秋山&金丸vsドリフのアジアタッグ

2014 ドリームパワーシリーズ【開幕戦】
日時:2014年3月18日(火)開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1153人

夢の三冠に初挑戦した宮原を退けた曙はCC全勝優勝を目指す!
秋山&金丸のアジアタッグに長井&南野が挑戦表明!CCにカシンが出場

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  • オープニング
    •  まずは味方リングアナと奥田リングアナがリングに上がり、全日本プロレスの新マスコットキャラである「ジェープ」君を紹介。このキャラクターはフジテレビの深夜番組で公募し、295通の応募作品の中から決定したという。今後、このジェープ君を使ったグッズ展開もされていくとのこと。

       試合に先立ち、先日亡くなられた“人間風車”ビル・ロビンソンさんの追悼セレモニーを行うことに。遺影を持った渕正信がリングに上がり、選手たちがリングの周りを取り囲む。
       ロビンソンさんの経歴を紹介したあと、追悼の10カウントゴングと木原リングアナによる名前のコールが行われた。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
SUSHI/●めんそ〜れ親父(フリー)
9分1秒 丸め込みを切り返す→エビ固め
○井上雅央(フリー)/新井健一郎(DRAGON GATE)

  • 試合詳細
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       ドラゴンゲートのアラケンこと新井健一郎が全日本マットに参戦。寿司親父の2人が実際に歌う『寿司食いねぇ』の替え歌で登場したSUSHI&めんそ〜れ親父の寿司親父。
       先発を買って出たアラケンだが、向かってこようとするSUSHIをスカして井上にタッチ。「お前の相手なんか出来るか、バカヤロウ!」とSUSHIを挑発するアラケンを意識するSUSHIだが、ドロップキックで井上を場外に追いやると、場外ダイブに行くと見せかけて「ヘイ、らっしゃい!」。

       そこにアラケンが走り込んでいくが、フロントキックで迎撃したSUSHIは「ヘイ、らっしゃい!」。さらに親父と合体フェースクラッシャーを決めて「あ〜り乾杯」。井上からタッチを受けたアラケンは、親父のあり乾杯(=ウラカン・ラナ・インベルディダ)をブロックしてオリオンビールを奪い取ると、グイッと一気飲みして親父の顔面に向かって噴射。
       さらに井上とダブルのカウンターエルボーを叩き込んだアラケンはチョップ合戦を挑んでいく。その勢いのまま控えのSUSHIにもチョップを見舞ったアラケンは、親父をジャイアントスイングで回していく。

       「まだ回せる、回せる!」と檄を飛ばす井上だが、SUSHIが入ってきてラリアット。さらに親父がカウンターのドロップキックを叩き込んでSUSHIにタッチ。SUSHIはアラケンの串刺し攻撃をかわしてスワンダイブ式ミサイルキック。そこに井上が入ってくるが、SUSHIはニールキックで撃退。
       アラケンをブレーンバスターで投げたSUSHIはダイビング・ヘッドバットを投下するが、かわされて自爆。皿の上の赤身に噛みついていったアラケンは「食えねぇだろ!」と叫びながらDDT。

       しかし井上の串刺し攻撃を蹴りで迎撃したSUSHIは、地獄突き、チンクラッシャー、トラースキックと見舞って親父にタッチ。ミサイルキックを発射した親父はSUSHIとトレイン攻撃を決めると、合体ブレーンバスターから2人同時にコーナーに登って、SUSHIのダイビング・ヘッドバット→親父のダイビング・フットスタンプを時間差で連続投下。
       SUSHIがアラケンを場外に連れ出している間に、親父は井上に親父ぬい(=不知火)を狙うが、井上は必死に防御。ならばとトラースキック3連発を叩き込んだ親父だが、アラケンが飛び込んできてカット。親父は延髄斬りから回転エビ固めを狙ったが、井上はロープの反動を利用して逆にエビ固めで切り返してみせ3カウント。

       「してやったり」の表情のアラケンに対し、どうしても勢いに乗れない寿司親父だ。

  • 試合後コメント
    • 井上雅央&新井健一郎
      ――初タッグでしたが。
      新井「初めてでしょう! ダイヤモンドリングで1回あったかもしれないですけどね(苦笑)。まあほぼ初と言うか、ちょっとこんな大先輩差し置いてチョット色々喋らせてもらってね、忍びないですけどね、なんですかせっかくほんとにDRAGON GATEから! 新井健一郎が来たのに! なんで渕正信が休んどるんじゃ、コラ! 俺は渕正信に触れたくて触れたくて、今日辿り着いたのに。なぜボディスラムで試合が成立するのか、そういうのを俺は今日、確かに全日本にしろ、めんそ〜れ、もっと上には鼓太郎とか、今風な素晴らしい選手いっぱいいるよ。でも、俺は別に大技、技の出し合いっことか別にここじゃなくてもできるよ。なんで来たかっつったら、やぱ渕正信でしょ! それ以外考えられない。いずれ渕さん、是非この新井健一郎の名前、今日は覚えて帰ってください。今日はそんなとこです」
      井上「俺は喋ることないですよ(苦笑)」
      新井「そういうとこで、ありがとうございました」

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○大森隆男/田村和宏(HEAT-UP)
9分14秒 アックスボンバー→片エビ固め
西村修(フリー)/●那須晃太郎(U-FILE CAMP)

  • 試合詳細
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       かつてアックスボンバーズというユニットを組んでいた大森と田村和宏が久し振りにタッグを結成。豹柄のワイルドタイツこそ捨てたが、『Get Wild』に乗り、跨ぎガウンを羽織って登場した大森。
       大森の腕を取って固めていく西村だが、大森はヘッドシザースで切り返す。すると西村は倒立から脱出。続いて田村が西村に組み付いていくが、軽くいなされてしまう。ならばとローを蹴っていった田村だが、西村は那須にタッチ。

       ミドルキックを蹴り合った両者。蹴り倒した那須が西村にタッチすると、西村はエルボースマッシュでカチ上げる。さらにダブルアーム・スープレックスで投げた西村。那須のローの連打にダウンした田村をコーナーに貼り付けた西村は、エルボースマッシュでカチ上げてから対角線上のコーナーにホイップするが、飛び乗った田村はウルトラタイガードロップを返して大森にタッチ。
       ニールキックを叩き込んだ大森は、西村とエルボースマッシュ合戦。しかし西村はカウンターでコブラツイストに捕らえていく。これを腰投げで逃れた大森だが、西村はアリキックからドラゴンスクリュー。

       さらにスピニング・トーホールドから足4の字固めの必殺フルコースへ。悶絶しながらも反転してロープに逃れた大森に対し、那須がミドルキックを連打。さらに串刺しランニングエルボーからのサッカーボールキック。だが、那須のバックドロップを防御した大森はチョップからエルボースマッシュ、フロントキック、フルネルソンバスターと畳みかける。
       さらに大森が那須を抱え上げると、コーナーから田村がミサイルキックを発射。さらに田村が那須をロープに飛ばすと、走り込んだ大森がアックスボンバーを叩き込んで3カウント。

  • 試合後コメント
    • 大森隆男&田村和宏
      大森「おう、元気そうだな」
      田村「もしかしたら誰も気づいてないかもしれないですけど、あの僕、今日入場した時に、アックスボンバーズのTシャツを着てたんですけど。大森先生は気づいて?」
      大森「当たり前だろう。あの文字に気づかないわけないだろう。しかし田村、元気そうだ」
      田村「はい!」
      大森「こうやって、久しぶりに頑張ってる姿が見れてほんと嬉しい。またよ、機会あったらよ、組んでくれるか?」
      田村「またあの、百発受け身をぜひお願いします」
      大森「あの頃の皆、頑張ってるからな。俺たちもまだまだ負けらんねぇ。今日はありがとう」
      田村「今日はありがとうございました。(木高)イサミ、宮本(裕向)っていうのがもうドンドン上行っちゃったんですけど、僕も同じ釜の飯食ってたんで早く追いついて、どんどんヒートアップしていきたいと思いますんで。アックスボンバーズまたいつか集結したいと思います」

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●吉江豊(フリー)/入江茂弘(DDT)
6分13秒 ハイパーニー空牙→片エビ固め
○長井満也(ドラディション)/南野タケシ(フリー)

  • 試合詳細
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       DKの一員となった長井が舎人一家の南野タケシとタッグを組んで、吉江&入江の巨漢コンビと対戦。長井&南野が奇襲攻撃を仕掛けていき、吉江を捕まえて合体攻撃を仕掛けていくが、吉江はダブルラリアットで迎撃。
       さらに南野に体当たりを見舞って吹っ飛ばすと、エルボードロップを投下。入江がヒッププッシュを見舞って行くと、吉江が「違う、違う!」と言って見本を見せる。だが、南野も入江のエルボーに対してナックルパンチを返すと場外に投げ捨てる。

       すかさず長井が入江を鉄柵や鉄柱に叩き付けていく。リングに戻された入江になおもナックルパンチを見舞っていった南野は、長井とトレイン攻撃。さらに南野がスタンディングのシャイニング・ウィザードを叩き込む。
       「入江」コールを受けた入江はブレーンバスターを狙った長井を逆に投げてみせると吉江にタッチ。トレイン攻撃を決めた巨漢コンビは、入江が寝かせた長井に吉江がローラーで押し潰してから入江がカチ上げ式のラリアット。

       そこに吉江がジャンピング・ボディプレスを投下するが、カウント2で南野がカット。ならばと吉江はオクラホマ・スタンピートで叩き付けるが、長井は辛くもカウント2で返す。ここで場外の南野が背後からイス攻撃。さらにそのイスで長井が吉江の腹を突いていくが、吉江はビクともしない。
       だが、背後から南野が急所攻撃を見舞っていくと、長井がキャプチュードで叩き付けてからハイパー・ニー・空牙を発射して3カウント。吉江にとっては何とも悔しい黒星となってしまった。

  • 試合後コメント
    • 長井満也
      「ダークキングダムのKENSO、総帥一人から俺が増えて、次に南野タケシが増えたように、3人……これから4人、5人と増えて本隊を喰って、俺たちが面白くしてやるよ!」

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ジョー・ドーリング
5分51秒 セコンド乱入→反則
●KENSO

  • 試合詳細
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       KENSOのセコンドには試合を終えたばかりの南野がつく。これは南野もDK入りしたという意思表示か? 長井もKENSOのセコンドにつく中、ドーリングはもの凄い形相で入場。
       するとKENSOがビッグブーツで奇襲攻撃を仕掛けていき、さらに張り手を連打するが、ドーリングはカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばすと、場外に出たKENSOを追いかけていって逆水平チョップ。

       しかしKENSOも張り手から鉄柵攻撃を返すと、鉄柵の外に出たイスを振り下ろす。さらに観戦していたタレントの山田邦子さんにも襲いかかったKENSOは、観客の飲み物を奪ってドーリングに向かってブチまけてからブレーンバスターの体勢に。
       しかし逆に持ち上げたドーリングはイスの山に向かってKENSOを投げつける。すかさず長井と南野がドーリングを捕まえて鉄柵に何度も叩き付けてからリングに戻すと、KENSOは朦朧としながらもターンバックルを外しにかかる。

       ドーリングはそこに逆水平チョップ。KENSOも逆水平チョップを返していくが、ドーリングはエルボーからロープへ。KENSOはカウンターのラリアットで迎撃すると、ドーリングを姉崎レフェリーに叩き付けて失神させる。そこに長井と南野が乱入してくるが、ドーリングはクロスボディーで迎撃。
       しかし、その間にターンバックルを外していたKENSOがドーリングをコーナーの金具に叩き付けてから葉隠れ2(=クローホールドSTO)。レフェリーのカウントが遅れたこともあり、カウント2で返したドーリングはデスバレーボムからレボリューションボム(=スパイラルボム)で叩き付けるが、カウント2のところで長井がレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。

       これでセコンドの介入によりドーリングが反則勝ち。鬼のような形相のドーリングを見て長井と南野はあっという間に退散。KENSOは練習生を鉄柵に叩き付けてから引き上げていった。

  • 試合後コメント
    • KENSO
      「今日、ダークキングダム重大発表がある。以上」

  • チャンピオン・カーニバル出場選手発表
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       第4試合終了後、特報として4月13日から開幕する『2014 チャンピオン・カーニバル』の出場選手が発表された。Aブロックは曙、諏訪魔、大森、宮原、西村、Xの8選手。Bブロックは秋山、潮崎、ドーリング、KENSO、吉江、初参戦のゼウスの8選手。
       開幕戦では諏訪魔vs.大森、潮崎vs.KENSO、秋山vs.ゼウスが行われる。するとAブロックにエントリーされたXが来場しているという。『デンジャーゾーン』が鳴り響き、場内がざわつく中、曲が『スカイウォーク』に変わると、そこに登場したのはケンドー・カシン!

       「SAVE ALL-JAPAN PRO-WRESTLING」と書かれたTシャツを着てリングに上がったカシンは、木原リングアナからマイクを受け取ると……何か言うと思わせておいて、何も言わずにマイクを木原リングアナに返す。そして意味ありげに人差し指を突き立ててから引き上げていった。

  • バックステージコメント
    • ケンドー・カシン
      ――10年ぶりの全日本プロレス参戦ですが、どういう経緯で。
      「いやいや、全日本。その……ん〜、アレだな。白石オーナーに会ってみたかったからかな。それとIGFがMMAとプロレスを分ける、その路線に対してちょっと憤りを感じてるな。そこで今回は俺一人かもしれないけど、S氏をもしかしたら手配するかもしれないな」
      ――TシャツにSAVE ALL JAPAN PROWRESTLINGと書いてありますが、全日本を救いたいという気持ちが?
      「その通り。そして全日本を救うために来たんだ。ちなみに俺は誰とやるんですか?」
      ――曙、諏訪魔、大森、宮原、西村さんですかね。
      「そして最終的にはもう一度、世界タッグのチャンピオンに世界ジュニアのチャンピオンでもある。別に俺は負けてベルト失ったわけじゃない。できればもう一度世界タッグに挑戦したい。その時のパートナーはもちろん、言わなくてもわかるだろ? 彼はきっと来る! 何を置いても来てくれる」
      ――昨年、分裂騒動がありましたが、その時の全日本のことは聞いたりとかは?
      「いやまぁ人づてには聞いてたね。ただ今回IGFも全日本もきちんとした契約書を作ってくれた。きちんとした待遇をしてくれたっていうのが今回の参戦の決まり手になったね」
      ――IGF側とは何か問題が?
      「IGF側は問題ないだろう。別にIGFと喧嘩してるわけじゃない。Show大谷は問題がある。なんで書かないんだ、Show大谷のことは? つまらないからか?」
      ――白石さんとは会われていない?
      「白石オーナーと? これから会う」
      ――今日いらっしゃってますけど。
      「そう? いたの? 呼べばよかったな」
      ――何を話したいんですか?
      「大学の事を」
      ――早稲田の?
      「そうそう。一緒に校歌歌いたいな」
      ――白石オーナーにはどのような印象が?
      「白石オーナーにはどういう印象?(苦笑)。一応、全日本を彼も救ったんだろ? 全日本を。やっぱりな、オーナーとして、あまり悪く言うこと自体が間違ってるんじゃないか?」
      ――ひとまずチャンピオン・カーニバルだけですか?
      「そうそう、今の契約はチャンピオン・カーニバルのみ」
      ――チャンカーへの意気込みは?
      「それはもう、言わなくても分かってるだろ?」
      ――興味のある選手は?
      「やっぱりアレだろ? 秋山、諏訪魔、曙、やっぱそこらへんが試合したこと無いからね。あとは元NOAHの選手とかね。あと白石オーナー。このへんが興味がある」
      ――カシン選手が出てらした全日本と、今の全日本は印象は違います?
      「だって会社自体が違うんでしょ? 全日本プロレスシステムズだからね。武藤(敬司)ちゃんとかどこ行ったの? まぁ(武藤)久恵さんとも色々あったからね」

▼第5試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]秋山準/○金丸義信
13分8秒 タッチアウト→エビ固め
[挑戦者組]●石井慧介(DDT)/高尾蒼馬(DDT)
※第93代王者組のバーニングが2度目の防衛に成功

  • 試合詳細
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       秋山準&金丸義信の持つアジアタッグ王座には、DDTのチーム・ドリフから石井慧介&高尾蒼馬が挑戦。プロレスラーになる前から秋山ファンだったという石井の熱い思いはどこまで通じるか?
       秋山&金丸はお揃いのバーニングマスクを被って登場。金丸と高尾の先発で試合開始。金丸の突進をリープフロッグでかわした高尾はカウンターのドロップキック。タッチを受けた石井はアームホイップからドロップキックで場外に追いやるとロープに飛ぶが、素早くリングに戻った金丸はカウンターのアームドラッグ。

       しかし石井もウラカンホイップから延髄斬りを返すと、高尾と合体DDT。しかし石井のミサイルキックを金丸がかわすと、秋山が走り込んできてランニングニー。そこに金丸がディープ・インパクト。
       さらに秋山のエクスプロイダーから金丸がダイビング・ボディプレスを投下。何とかカウント2で返した石井はタッチアウトを狙った金丸を逆に丸め込む。逆さ押さえ込みをカウント3寸前で返した金丸は石井の顔面に低空ドロップキック。

       場外に出た石井を鉄柵に叩き付けた秋山は、石井をリングに戻すと脳天にエルボー。さらに場外に放り投げると金丸が鉄柵に叩き付けてから、鉄柵の上に飛び乗ってのレッグドロップ。さらに秋山と場外でのハイジャック・パイルドライバー。
       高尾が救出に向かうが、金丸が鉄柵に叩き付ける。その間にリング上では秋山が石井にランニングニー。辛くもカウント2で返した石井だが、金丸がキャメルクラッチに捉える。さらに秋山が逆エビ固めからシャチホコ式で痛めつける。

       何とかロープに逃れた石井だが、秋山はヘッドバット。石井もフロントキック、エルボー、ランニングエルボーを返すが、秋山はカウンターのラリアットで吹っ飛ばすとバックドロップ。後方に着地した石井はコーナー二段目からのミサイルキックを返すと高尾にタッチ。
       サイドキックから背中へのフットスタンプを投下した高尾は、飛び付きスイングDDT。さらにミサイルキックを発射すると、シュバインを狙うが、秋山は踏ん張る。延髄斬りからロープに飛んだ高尾だが、秋山はジャンピングニーで迎撃。

       続いて金丸がヒザへの低空ドロップキックからダイビング・クロスボディー。さらにハリウッドスタープレスを投下した金丸はバックドロップを狙う。後方に着地した高尾はコーナーに登った金丸に倒立で飛び付くとそのまま投げ捨てて石井にタッチ。ミサイルキックを発射した石井はジャーマンで投げ捨てる。
       10分が経過し、突進してきた石井をトラースキックで迎撃した金丸だが、石井も強引に金丸を投げていくと、高尾のトラースキックと石井の延髄斬りを同時に叩き込んでから石井がニールキック。

       カウント2で秋山がカットしたが、高尾が秋山を場外に連れ出すと、石井は金丸にオーバーヘッドキック3連発からタイガースープレックス。カウント3寸前で何とか肩を上げた金丸。すると秋山を鉄柵に叩き付けた高尾が戻ってきて、金丸を肩車。石井がコーナーに登るが、金丸が脱出すると秋山が高尾にバックドロップ。金丸は石井に雪崩式ブレーンバスター。
       さらに石井の背後から秋山がランニングニーを叩き込むと、金丸が垂直落下式ブレーンバスター。さらにバックドロップで叩き付けるがカウントは2。高尾がカットに入ってくるが、秋山がラリアットで迎撃してエクスプロイダーで投げると同時に、金丸が石井にタッチアウトを決めて3カウント。

       試合後、寿司親父が現れ、エプロンからマイクを持ったSUSHIが「てやんでい! 秋山、金丸! 俺たち寿司親父! もう1回挑戦させろ!」と挑戦表明。それを聞いた秋山が「よし分かった。お前、入場曲、アレじゃダメだよ。あんなやる気のない歌ダメだよ!」と入場曲にダメ出し。
       すると、そこに長井と南野が入ってきて、長井がブーイングを飛ばす観客に向かって「ブーブーうるせぇな。俺はこのチャンピオンが防衛したあらおめでとうを言いに来たんだよ」と言ってから秋山&金丸に向かって「オイ、チャンピオン。こんなクソみたいな奴の挑戦受けたって、防衛回数重ねるだけだろ? 俺もアジアタッグチャンピオンだった男だよ。次は俺のタケシの挑戦受けろ!」と挑戦表明。

       2組から挑戦表明された秋山は「皆さんに聞きます。コイツらとアイツら、究極の選択だけどどっちの挑戦を受けたほうがいい?」と観客に尋ねる。大歓声を浴びて、観客の後押しを受けた感のあった寿司親父だったが、秋山は寿司親父に向かって「アイツらだ」と吐き捨てて引き上げていった。

  • 試合後コメント
    • 秋山準&金丸義信
      ――最後はSUSHIコールも起きましたが、DKを相手に選んだ理由は?
      秋山「いや、この前(寿司親父には)勝ったばっかりだし。あいつらのね、やりたいという気持ちは分かるけど、でもまぁそんなね……どうだ? (観客の声は)半々ぐらいだよな? ブーイングもあったし、『早い早い』ってのもあったし。まぁ俺の個人的なことを言えば、やってない人間とのほうが(いいと思って)」
      金丸「そうっすね」
      秋山「あいつらも、いつもやってるようなしょうもない試合したら二度とやらなくなる。チャンピオンなんで絶対やらせないですけど。必ず防衛して、また防衛したらぶち壊す。その時また考える」
      ――金丸さんも意見は同じ?
      金丸「そうっすね。いつもみたいなね、試合はもちろんさせないし。しっかりと、正面から行って防衛したいと思います」
      ――チームドリフの二人については。
      秋山「いい選手だと思うよ。いい選手だと思うけど、まだ俺らを分断するまでの何かアイディアというのがやっぱり薄いのかな。まだ2人が……金丸がやられてる時は俺は元気だし……っていうか俺がほとんど元気。45歳のおっさんが元気だったらな、45歳のおっさんを一番最初に息上がらせないと。そしたら次どうするか考えたらいいし。そんなまぁあいつらがやりたいって言ってくれたことに関してはすごく嬉しかったし、とくに石井は色々俺たちへのリスペクトって気持ちがあるけど。ただ、その気持ちだけじゃやっぱり試合には勝てない。そこは勝負の世界だから。リスペクトだけじゃ」
      ――チャンピオンカーニバルのXがカシン選手でした。
      秋山「いやまぁあの……まさに掴みどころのない選手だけど、まぁでも、ひとつ何しでかすか分からない人間が入ってるのもまぁまぁ面白い」

▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/梶トマト(K-DOJO)
9分38秒 ラ・マヒストラル
青木篤志/●土方隆司(フリー)

  • 試合詳細
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       まずは梶が1人で登場して全日本マットでトマトダンスを披露。Xceedを離れて一匹狼となった青木はウルティモに手招きして挑発していくが、梶が先発で出て来ると先発を土方に譲って場外に出てしまう。
       ロープに押し込んでいった土方は離れ際に張り手。梶がウルティモにタッチすると、「俺が行く!」とタッチを要求する青木。土方がこれに応じてタッチすると、青木は腕を取っていくが、ウルティモはトリッキーな動きからアームドラッグで脱出。

       手四つの力比べになると、青木がパワーで押し込むが、後転してから形勢逆転したウルティモはコークスクリュー・シザースで投げていく。梶にタッチしたウルティモはダブルのカウンターエルボー。そこから梶が串刺しショルダーからハーフダウンの青木に低空ドロップキック。
       青木もカウンターのドロップキックを返すと、控えのウルティモにもエルボー。ウルティモもリング内に入ってきて揉み合いになると、土方が梶に垂直落下式ブレーンバスター。

       さらに梶をトップロープに逆さ吊りにした青木はロープに飛ぶと見せかけて、またも控えのウルティモに攻撃。そのまま梶を無視してウルティモを場外に連れ出してブレーンバスター。その間にリング上では土方が梶に串刺し式ハイキックから腕十字。どうにか耐えた梶だが、土方はミドルキックを連打。
       続いて青木がヘッドバットから串刺し攻撃を狙ったが、蹴りで迎撃した梶はロープに飛び乗ってのミサイルキックを返してウルティモにタッチ。ローの連DNAからドロップキック、ショルダースルーを決めたウルティモ。

       さらにローリングソバットからソバット、アサイDDTを狙ったが、青木は腕固めで切り返す。梶がカットに入るが、青木はヘッドバットで梶を蹴散らす。青木はウルティモにラリアットを叩き込むが、梶がミサイルキック。しかし、その梶を土方がハイキックで蹴散らしてからウルティモにフィッシャーマンバスター。
       カウント2で返したウルティモだが、背後からニーを叩き込んだ土方は顔面にソバット。カウント2で梶が飛び込んでカットしたが、青木が梶に張り手。だが、梶は青木を場外に引きずり出す。

       その間にウルティモはアサイDDTを狙うが、土方はワキ固めで切り返そうとする。しかしウルティモはそこをラ・マヒストラルで丸め込んで3カウント! してやったりのウルティモだが、青木がなおも殴りかかる。馬乗りになってウルティモのマスクに手をかける青木だが、梶やセコンドが必死で青木を引き剥がす。
       マスクを死守したウルティモは怒りの表情で青木を睨み付ける。すると青木は「オイ、ウルティモ・ドラゴン! お前、世界ジュニア持っているだろ。俺はどうしてもそれが欲しいんだよ。だから当たったときはもちろん、当たってないときも狙っていくから気を付けろよ! もちろん、俺が獲る! 全日本のジュニアを面白くするのは俺だ。佐藤光留でも誰でもない。必ず俺が獲るからな!」と言い放った。

  • 試合後コメント
    • ウルティモ・ドラゴン&梶トマト
      ――青木選手が意識されて、試合後アピールがありました。
      ウルティモ「でも俺がやってやるじゃなくて、やらしてくださいじゃないの? ね? 1回勝ってるし。まぁ別に誰でもいいけど、俺も意地を見せて防衛戦したばっかりで。それで別に誰が来たって負けないでしょう。誰でもいいですよ、別に。青木でもいいし、鼓太郎でもいいし、誰でもいいですよ。トマトでもいいし。誰でもいいですよ」
      ――試合を通して青木選手に関しては。
      ウルティモ「普段通りじゃないですか? もうこっちも向こうも同じだろうけど、こちらも歴史で完成させた関節技あるんで、負ける要素はないです」
      ――トマト選手は全日本のベルトには?
      トマト「先月から(全日本に)上がらせてもらって、今シリーズも呼んでいただいて、世界ジュニア、狙いたいって気持ちはものすごくあります。でも、まだ実績もなんもないんで、今シリーズで結果を残して挑戦に名乗りを上げていきたいと思います」

▼第7試合 Evolution VS Xceed タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔/●佐藤光留(パンクラスMISSION)
14分51秒 タイガードライバー→エビ固め
潮﨑豪/○鈴木鼓太郎

  • 試合詳細
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       佐藤光留が加入したEVOLUTION。合同特訓などを行い絆を深めた諏訪魔と光留が、Xceedの潮崎豪&鈴木鼓太郎と激突。
       EVOLUTIONのフラッグをマント代わりにして入場した光留は黒のショートタイツにレガース姿。タックルに来た鼓太郎の腕を取って潰した光留だが、鼓太郎もエルボー。

       光留もエルボーからタックルを返すとアキレス腱固めへ。すぐにロープに逃れた鼓太郎だが、光留はローキック。ドロップキックを返した鼓太郎だが、光留はカウンターのミドルキックからランニングロー。これをかわした鼓太郎が潮崎にタッチすると、光留も諏訪魔にタッチ。
       ロックアップから押し合いになると、潮崎がコーナーまで押し込んでいくが、体勢を入れ替えた諏訪魔。揉み合いながらタックルでテイクダウンした潮崎だが、諏訪魔もすぐに脱出。

       ショルダータックルで潮崎をなぎ倒した諏訪魔に対し、タッチを受けた鼓太郎が顔面にドロップキック。そこからスリーパーに捉えた鼓太郎は立ち上がってエルボー。だが、諏訪魔はダブルチョップ一発でなぎ倒すと、光留にタッチ。潮崎が飛び込んできて諏訪魔に殴りかかるが、諏訪魔は潮崎を場外に連れ出して鉄鎖宇に叩き付ける。
       その間に光留は鼓太郎にスリーパー。諏訪魔と潮崎は東側最後方まで移動して、お互いに相手を壁に叩き付ける。リング上では光留がサッカーボールキックから鼓太郎をコーナーに押し付けて踏みつける。

       諏訪魔と潮崎はなおも場外で大乱闘を展開していたが、諏訪魔が戻ってきたところで光留がタッチ。諏訪魔はレフトハンドラリアットで鼓太郎を吹っ飛ばすと、バックドロップを狙ったが、鼓太郎は後方に着地。さらにブレーンバスターを狙った諏訪魔を逆に投げて潮崎にタッチ。
       諏訪魔のフロントキックをかわしてジャンピングショルダーを決めた潮崎は、串刺し式逆水平チョップからフィッシャーマンバスター。拳を握った潮崎はローリング逆水平チョップから逆エビ固め。諏訪魔も額をくっつけて睨み付けると逆水平チョップをお返し。

       さらにダブルチョップからエルボーを叩き込んだ諏訪魔にラリアットの相打ちに持ち込んだ潮崎だが、キャプチュードで投げた諏訪魔は光留にタッチ。ミドルキックを連打する光留に対し、チョップで迎撃した潮崎は逆水平チョップでなぎ倒して鼓太郎にタッチ。
       ビット(=ハンドスプリング・エルボー)から串刺しジャンピングニー、地獄の断頭台と決めた鼓太郎はドラゴンスクリューから潮崎との連続攻撃から潮崎のローリング袈裟斬りと鼓太郎のランニングエルボーの合体攻撃。

       しかし光留もランニングエルボーを狙った鼓太郎に飛び付き腕十字を決めると、諏訪魔が入ってきて鼓太郎をホイップ。光留がミドルキックを叩き込むと、諏訪魔がジャーマンで投げ捨て、そこに光留がランニングロー。カウント2で潮崎がカットしたが、その潮崎が諏訪魔が場外に連れ出す。
       リング上では光留が水車落としから腕十字を狙うが、鼓太郎はうまく丸め込む。カウント2で返した光留いタイガードライバーを狙った鼓太郎だが、これは諏訪魔がカット。さらにEVOLUTIONのトレイン攻撃を鼓太郎がかわすと、潮崎が諏訪魔にダイビングショルダー。

       Xceedは潮崎のトルネードボムと鼓太郎のダイビング・アッパー掌底の合体攻撃から鼓太郎がワンツーエルボーからのローリングエルボー。カウント2で返した光留だが、鼓太郎はタイガードライバーで叩き付けて3カウント。
       試合後、なおも潮崎に殴りかかっていく諏訪魔だが、セコンド陣が必死に両者を分ける。すると諏訪魔は場外でグロッキー状態の光留のもとにいって介抱しながら潮崎に一騎打ちを要求。最後は朦朧としながら花道で四つん這いになる光留の上で、スタイナーブラザースばりに両腕を突き上げてみせた。

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  • 試合後コメント
    • 諏訪魔&佐藤光留
      諏訪魔「俺が求めてる試合、佐藤はやったよ。結果が結びついてないだけだ。それは誰でもあるし。ここまでね、佐藤のポテンシャルというものが高いと、正直思ってなくて俺はビックリした」
      佐藤「いや、諏訪魔さん! 俺はポテンシャルじゃないっすよ! 勝たなきゃダメっす!」
      諏訪魔「まぁ今、佐藤が言ったように、俺ら勝つためにね、こうやってね、ユニット組んだし。ベルト総獲り……このね、考えは変わらない。逆にね、ベルト巻きたい奴、強くなりたい奴、俺らのところに来りゃいいんだよ。佐藤だって変化してんじゃねーか」
      ――今日、チャンピオン・カーニバル出場者が発表され、同じブロックにカシンさんが入っていますが。
      諏訪魔「そんなん、誰であろうと俺は自分のプロレスやるだけ。誰でもいいんだよ。ただ確実に白星あげさせてもらう。全勝優勝だな、チャンピオンカーニバルは。調子いいし。あとはどう結果に結びつけるか。それだけ」
      ――カシンさんにはどのような印象が?
      諏訪魔「あ〜…やっぱね、まぁ俺が(全日本に)入った時にね、いた先輩だったんだけど、掴みどころがないというかね、俺、正直知らないわけで。まぁ当たるのは楽しみですね。どういう考え持ったレスラーなのか。あぁいうタイプはね、もう何回もやってるから、他にも。今までやった曲者たちと同じような結果にしたいと思います」

▼第8試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○曙
9分24秒 ヨコヅナインパクト→体固め
[挑戦者]●宮原健斗
※第47代王者・曙が4度目の防衛に成功

  • 試合詳細
    • 140318_AJPW-10.jpg

       メインでは曙の持つ三冠ヘビー級王座に宮原健斗が初挑戦。宮原が勝てば25歳での三冠王座戴冠は史上最年少となる。
       三冠が統一された年に生まれたという宮原が、夢である三冠に謙虚な姿勢で挑戦表明。その姿に「ドキッとした」という曙。

       腰にベルトを巻き、実に厳しい表情で入場してきた曙は花道でガウンを脱ぎ捨てると、気合いの雄叫びをあげてからリングイン。ずっと睨み付けていた宮原を睨み返していった曙。
       ゴングと同時に宮原がドロップキックで先制攻撃。さらに曙の張り手をかわしてドロップキックを連打していった宮原だが、曙は宮原を突き飛ばす。なおもフロントキックで向かっていった宮原だが、カウンターのラリアットでなぎ倒した曙はエルボードロップを落とす。

       さらに倒れた宮原を踏みつけていくと、堪らず宮原は場外にエスケープ。しかし追いかけていった曙は宮原を鉄柵に叩き付けると突進。カニ挟みで倒し、曙を鉄柵に激突させた宮原は曙の右腕を鉄柱に叩き付けるとリングに戻す。右腕にストンピングを落としていった宮原は走り込むが、曙は体当たりで迎撃。
       エプロンに出た宮原に対し、ロープ越しののど輪落としを狙った曙だが、宮原が踏ん張ると曙はショートレンジラリアットで鉄柵の外まで宮原を吹っ飛ばす。腹部を抑えて苦しそうにリングに戻った宮原にコーナースプラッシュからエルボードロップを落とした曙。

       カウント2で返した宮原だが、曙はもう一度エルボードロップ。これをかわして右腕に低空ドロップキックを連発した宮原は曙の右腕にパントキック(=下から顔面を蹴り上げる)を叩き込んでから串刺しジャンピングエルボーを叩き込むと、バックを取ってジャーマンを狙う。
       曙が踏ん張ると、右腕にフロントキックを叩き込んでから三角絞めを狙うが、スネークリミット(=三角絞めからの腕十字)には移行出来ない。すると曙は64で叩き付ける。ロープを掴んで何とか立ち上がった宮原にコーナースプラッシュからボディプレスを投下した曙。

       どうにかカウント2で返した宮原だが、曙は首をかっ斬るポーズからヨコヅナインパクト(=ジャンピングパイルドライバー)を狙う。どうにか逃れてフロントキックを叩き込んだ宮原は串刺しジャンピングニーからスワンダイブ式ミサイルキック。それでも倒れない曙を強引にジャーマンで投げようとするが、曙は後方のコーナーに押し込んでいって脱出。
       朦朧とする宮原に対し、曙はヨコヅナインパクトを狙うが、リバースで切り返した宮原は一気にスネークリミットに捉える。千載一遇のチャンスだが曙は転がってロープに脱出。

       宮原はトラースキックを叩き込むが、曙は張り手。それでもフロントキックを返した宮原だが、強烈な張り手を叩き込んだ曙は、そこから一気にヨコヅナインパクトで叩き付けて3カウント。
       まさしく玉砕だった宮原は大の字に倒れたまま。ベルトを受け取った曙が宮原を見つめると、立ち上がった宮原は自ら曙に歩み寄っていき、両手で握手をして頭を下げた。マイクを持った曙は「お客さん、今日はたくさん来ていただいてありがとうございました。もっともっと強くなって、もっともっと全日本を引っ張っていきます! これからもよろしくお願いします!」と挨拶して締めくくった。

  • 試合後コメント

    • 「(宮原は)若さありましたよ。技とかどうでもいいですけど、あぁやって気持ちを当たってくれる人が最高ですね。今までの三冠戦で一番短かったけど、一番しんどかったね」
      ――かなり右腕攻められましたが。
      「でもね、やっぱ相手を考えさせるチャンピオンでいたいし、毎回毎回同じことしかしないんじゃ見てるお客さんも面白くないし、やってる本人もやり甲斐がないんですよ。ただね、もうチョットね、やる前に(この技で倒す的な発言は)言わないほうがいいんじゃない? ほんとリング上がるまで。何回も言ってるんですけど、若手でもないからもう1回食らったらどんな威力なのかって分かるんですよ。これが技とかではないんですけど、上手くハメられて。今日もちゃんと逃げ道を作ったし、ちゃんと来るのが分かってて。若いっすね、気持ちいいっすね」
      ――試合後、言葉をかけてましたが。
      「俺は『ありがとう』って言ったんですけど、本人も『もう1回やらしてくれ』って。『どうぞ』って。多分初めての三冠戦でどんなもんかって、初めて自分の肌で(味わったと思う)。ずっと見てて、実際やるのは全く違うんですよね。プレッシャーの中とか、自分も負けるつもりまったくないし、たぶん今日勉強になって、もっともっと練習してもっともっと強くなると思うんですよ」
      ――試合前に出場メンバー発表されて、チャンピオン・カーニバルにむけての意気込みを。
      「いや、もう三冠チャンピオンとしては優勝したいし、試合前にその話聞かれたんだけど、とりあえず今日の一番は何としても勝たないといけないし。最近ね、三冠チャンピオンが出て、チャンピオン・カーニバル優勝してないと思うんですよね。全勝優勝目指して、次、三冠挑戦者が現れないようにしたいとは思ってます(苦笑)。今日もね、ちょっと誰も名乗り上げてくれなかったんで、ちょっとビックリしましたね。今までだと終わってすぐ次の挑戦者がもうリングサイドで見てて。まぁ沖縄でも言ったし、今日も言います。いま現全日本の横綱は曙ですよ」

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