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【WRESTLE-1】TNAとの全面対抗戦、三大タイトルマッチ

【WRESTLE-1】TNAとの全面対抗戦、三大タイトルマッチ

FIGHTING ENTERTAINMENT WRESTLE-1 開戦〜OUTBREAK〜
日時:2014年3月2日(日)開始:17:00
会場:東京・両国国技館
観衆:5800人

W-1初の両国大会、TNAとの対抗戦で真田がXディビジョン王座奪取!
武藤のパートナーXとして現れたのは何と太陽ケア!

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  • オープニング
    •  まずは公式サポーターのCheer-1が登場し、3月3日はひな祭りということで観客にプレゼントがあるという。四方の観客に歓声を煽って場を盛り上げたCheer-1に続き、恒例のカウントダウンがビジョンに映し出される。
       そしてオープニングVが終わると、リング上にはマッチメーカーの征矢が登場し、「WRESTLE-1でようこそ! マッチメーカーの征矢学です。初の両国大会にご来場ありがとうございます。今回はvs.TNAとの対抗戦になっています。武藤JAPANのみんな張り切っております。ではWRESTLE-1、スタート!」と開会宣言。

第1部

▼第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○宮本和志(フリー)/NOSAWA論外(東京愚連隊)/MAZADA(東京愚連隊)
3分38秒 ミリオンダラーバスター→体固め
大和ヒロシ/アンディ・ウー/●稲葉大樹 with パンニャン

  • 試合詳細
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       まずは最初に登場には“ジャパニーズ・ミリオンダラーマン”宮本和志。東京愚連隊の論外&MAZADAを従えてリングインした宮本が「両国国技館の諸君、私がジャパニーズ・ミリオンダラーマンこと宮本だ。今日、私とやってきたのが職人コンビの東京愚連隊。そんな私たちに挑戦したいという骨のある奴がいたら、さっさと出てきたまえ」と言い放つと、アンディとパンニャン、さらに稲葉と大和が登場。
       まずはアンディがMAZADAをロープワークで翻弄しての水面蹴り。だが、論外が入ってきて愚連隊の連係攻撃で形勢逆転。

       パンニャンが救出に入ってきてヘッドシザースで愚連隊の2人をまとめて投げると、アンディがドロップキックで場外に追いやってからパンニャンがケブラーダを発射。大和も宮本にミサイルキックを発射すると、スピアーをお見舞い。
       そして足を踏みならした大和だが、背後から勝手に稲葉がタッチして大和とのトレイン攻撃からブレーンバスターで宮本を投げる。愚連隊が入ってきてカットすると、合体式のフラップジャック。さらに宮本がラリアットでなぎ倒すが、カウントは2。ならばとミリオンダラーバスター(=フェースバスター)で叩き付けて宮本が3カウントを奪った。

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●菊タロー(アキバプロレス)
2分32秒 ハマケツ→体固め
○浜亮太

  • 試合詳細
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       スクリーンでは浜の唐揚げを菊タローが盗んだらしく、浜が「返せよ!」と詰め寄るが、菊タローは「知らない」の一点張り。
       そのままリングに場所を移すと、菊タローは「相撲で勝負しろ、コラ!」と無謀な挑戦。あっさりうっちゃった浜だが、菊タローもカニ挟みで浜を倒すと、フラッシング・エルボーを落としてからブレーンバスターの体勢に。

       「宴もたけなわですが」と挨拶してから投げようとした菊タローだが、やっぱり逆に投げていた浜は、スティンクフェイスからボディプレス。カウント2でどうにか返した菊タローは急所クローから回転エビ固めを狙ったが、回転させるわけがない浜がハマケツ(=雷電ドロップ)を落として3カウント。

       試合後、菊タローが浜の勝利を称えていると、崔とKAZMAが乱入! 「今日の相手、誰だか分からねぇけど、今日もラクに勝ってやるよ。それにしても反応鈍いな。お前ら大丈夫か?」と観客を挑発。

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
崔領二(ZERO1)/●KAZMA SAKAMOTO(フリー)
6分10秒 ワイルドボンバー→片エビ固め
○征矢学/吉岡世起

  • 試合詳細
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       すると『GetWild』が鳴り響き、征矢が吉岡を連れて登場。奇襲攻撃を仕掛けていったDESPERADOだが、吉岡はKAZMAにスライディングキックからダイビング・クロスボディー。
       だが、背後から崔が攻撃していくと、崔は逆エビ固めに捉える。さらにリフトアップした崔は吉岡を投げ捨てる。続いてKAZMAが股間を顔面にぶつけて挑発するが、吉岡も崔にカウンターのゼロ戦キックを叩き込むと、足を掴んでタッチを阻止するKAZMAに延髄斬り。

       タッチを受けた征矢はカウンターチョップから一人空手ポーズ。さらに串刺しラリアットから「ワイルドにいこうぜ!」と叫びながらのショルダーネックブリーカー。だが、崔もブレーンバスターを狙った征矢を逆に投げていく。突進してきたKAZMAにスピアーを決めた征矢。
       吉岡もエプロンからの延髄斬りでアシストすると、征矢はぶっこ抜きブレーンバスター。吉岡が崔を場外に追いやってプランチャを投下。その間に征矢はKAZMAを垂直落下式デスバレーボムで叩き付けてからワイルドボンバーを叩き込んで3カウント。

▼第4試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●中之上靖文
9分4秒 ラリアット→体固め
○小島聡(新日本プロレス)

  • 試合詳細
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       昨年11.16後楽園大会でまさかのタッグを組んだ中之上靖文と、全日本プロレス時代の先輩である小島聡がシングルマッチで対戦する。
       小島はNWA世界ヘビー級王座のベルトを腰に巻いて登場。改めて向かい合うと、体格おもコスチュームもそっくりな2人。ロックアップからロープに押し込んだ中之上は、離れ際にチョップを連打。

       だが、すぐにショルダータックルでなぎ倒していった小島は、中之上を場外に連れ出して鉄柵に叩き付ける。さらに奈落式DDTで叩き付ける。リングに戻ってもDDTからのエルボーで中之上に攻撃させない小島は、フロントネックロックに捉える。
       マシンガン逆水平を見舞った小島は、「よーし」から串刺しジャンピングエルボー。そして行っちゃうぞエルボーを投下。中之上も必死にチョップを打っていくが、チョップからのエルボーを返した小島。

       気合いで立ち上がった中之上は、コーナーを叩いてからエルボーで向かっていくが、またも小島がエルボーでなぎ倒す。それでも中之上はブレーンバスターを狙った小島を逆に投げてみせると、コーナーからダイビング・エルボードロップを投下。さらにバックドロップからラリアットを狙ったが、小島はコジコジカッターで切り返す。
       すかさず垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けた小島は、右腕のサポーターを外してラリアット。これを腕へのエルボーで迎撃した中之上はKNOCK AWAY(=ランニングエルボー)。

       カウント2で返した小島にスライディング・ラリアットを叩き込んだ中之上は、小島から譲り受けた右腕サポーターを外してロープに飛ぶが、小島がカウンターのラリアットで迎撃! そのまま3カウントを奪った。試合後、小島は握手をして中之上の健闘を称えた。

  • 試合後コメント
    • 小島聡
      ――W−1最初のビッグマッチでこのような形での参戦でしたが?
      「ある意味第一部と第二部で対TNAという部分で勝負かなっていうのもあったんで、正直。その辺のところはやってみないとまだわからないんで。今自分ができること、中之上に対してやれる事というのはやれたと思っています」
      ――ダイビング・エルボーといい、サポーターを投げ捨てたりといった小島さんをコピーする動きがいくつかありましたが?
      「あれは結局今は真似かもしれないけど、いつか自分のものにすればいいんですよ。俺だって全部そうだった。人の真似から入る。今のレスラーの数から言ったら必ず技もかぶるものだからさ。それをいかに自分の技だっていうのを認知させるかは本人の継続と力、努力。そういうものと思ってるんで。必ず誰かしら技はかぶるのでそれはいいと思ってるんですよ。結局そこに自分なりのオリジナリティーを会得すればいいと思ってるんでね。中之上にはそういうものを得てほしいなと思っています。まだ若いんだしね」
      ――小島選手もそうやってラリアットを自分の必殺技にしたわけですね
      「その使うタイミングだったり使い方だったり、あとは誰から教わるというのも含めていろんな技があると思うけど、中之上には11月からの続きがあったんで。それは自分の中で昇華させたいと思っていたんで、今回。これから先、また続くかは分からないけれど、何かしらはこうやって繋がっていること。中之上もそうだし、もしかしたら武藤さんと何か繋がってるかもしれないし。そんなものはこのプロレス界にいたらどうなるのかはわからない。たぶんファンの人もわからないし、俺自身もわからないから。だから面白いんだなあって思っています」
      ――前回譲り渡したサポーターを中之上選手は使っていましたが?
      「帰りに持って帰る時、どっちがどっちか分からなかった、どっちでもいいんだけど(苦笑)。まぁそういうのもあってね。俺にとっては中之上がプロレスをしてるってことで俺も彼に対しての思い入れというものができているんで、俺に対して何かあるかもしれないし、ないかもしれないけど、俺は少なからず中之上に対しての思い入れがあるんでね。新日本がホームリングだからそこで頑張るのは当たり前ですけど、それ以外のものも頭の中、心の中に入れて頑張っていきたいと思います」

 スクリーンでは次回のビッグマッチとして、5.4東京ドームシティホール大会、7.6両国国技館大会が発表された。

第2部

  • オープニング
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       第2部のオープニングでサモア・ジョーと共にDESPERADOが登場。河野はブーイングを飛ばす観客に向かって「豚ばっかりいるのかスモウアリーナは!」と言い放つと、サモア・ジョーを紹介した上で「こいつはTNAのすべてのベルトを持ったことがある。武藤敬司の最後の相手に相応しい。引退試合に持って来いのメンバー揃えたぞ。そっちのXだが、国内の団体、フリー選手のスケジュール全部調べたがXに該当する選手はいねぇぞ!」と言い放つと、引き上げていった。

▼第5試合 WRESLE-1vsTNA タッグマッチ 30分1本勝負
●田中稔/金本浩二
10分43秒 Bad Elimination→片エビ固め
○クリストファー・ダニエルズ(TNA)/カザリアン(TNA)

  • 試合詳細
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       田中稔&金本浩二の「ジュニア☆スターズ」はリストファー・ダニエルズ&カザリアンの極悪タッグ「バッド・インフルエンス」と対戦。
       稔vs.ダニエルズで試合開始。ロックアップからコーナーに押し込んだ稔がなかなか離れないと、突き飛ばしていったダニエルズ。逆にダニエルズがコーナーに押し込むと、素早くクリーンブレイク。ヒザに低空ドロップキックを入れた稔は金本にタッチ。ニーリフトを叩き込んでいった金本は、カザリアンにはソバットからバズソーキック。

       さらに金本は顔面ウォッシュを見舞っていくが、エプロンからダニエルズが蹴ってカットすると、掟破りの顔面ウォッシュを仕掛ける。だが、かわした金本はダニエルズにも顔面ウォッシュ。さらにカザリアンがコーナーに乗せていくと、エプロンからダニエルズがダッシュするが、金本はドロップキックで迎撃。
       そこにカザリアンがドロップキックを見舞ってから馬乗りナックル。さらにバッドイ・インフルエンスが合体攻撃を決めてからスリングショット攻撃を連続投下。金本を捕まえたバッド・インフルエンスは、ダブルの串刺し攻撃を狙ったが、金本はドロップキックで迎撃。

       さらにカザリアンを垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けた金本はムーンサルトプレス。カザリアンがかわすと着地した金本だが、続く蹴りとパンチは相打ちになると稔にタッチ。フェイントを入れてからカウンターのドロップキックを叩き込んだ稔は、ミサイルキックを発射。
       だが、ダニエルズも金本を場外に追いやると、ハリウッドスタープレス式のケブラーダを発射。稔もコーナーからケブラーダを発射すると、ダニエルズをリングに戻し、顔面への低空ドロップキック。さらにダニエルズをコーナーに乗せた稔は、最上段から雪崩式ダブルアーム・スープレックス。

       カウント2で返された稔はFIREBALLスプラッシュ(=ファイヤーバードスプラッシュ)を投下するが、場外からカザリアンがレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。するとバット・インフルエンスは稔にライガーボムとRKOの合体技。さらにダニエルズがムーンサルトプレスを投下するが、稔は足をあげて迎撃。
       稔が一気にミノルスペシャルにいくと、金本もカザリアンにアンクルホールド。何とか脱出したバット・インフルエンスは、稔にフライングラリアットと水面蹴りのサンドイッチ攻撃を決めて3カウント。

  • 試合後コメント
    • ジュニア☆スターズ
      ――結果は敗れたものの、試合全体はジュニスタが支配していた印象でしたが?
      稔「まぁでも負けているんで。対抗戦の一発目、負けちゃいけないところだからね。内容どうこうじゃないからね」
      金本「クソアメリカ! はっきり言って俺、ナメてた。ナメてたよ。おい! もう一回組め! シングルでもタッグでもいいからもう一回組め!」

▼第6試合 TNA提供試合 女子シングルマッチ 30分1本勝負
●マディソン・レイン(TNA)
5分26秒 Eat Defeat→片エビ固め
○ゲイル・キム(TNA)

  • 試合詳細
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       マディソンがエルボーの連打からゲイルの肩に飛び乗って高角度前方回転エビ固め。さらにハーフハッチスープレックスで投げていく。カウント2で返したゲイルは、マディソンの蹴り足をキャッチして足へのスタナーを決めると、キチンシンク。
       さらにシュミット流バックブリーカーから串刺し攻撃を決めるが、マディソンも雁之助クラッチで丸め込む。カウント2で返されるとすぐにブレーンバスター。

       「待った」のポーズをするゲイルは、突進してきたマディソンをコンプリート・ショットでコーナーに叩き付けると、鉄柱に足を巻き付けて痛めつける。しかしゲイルの串刺し攻撃をかわしたマディソンはスピアー。
       エルボー合戦からラリアットを叩き込んだマディソンはコルバタを狙うが失敗。ならばと延髄斬りからビッグブーツを叩き込んだマディソンだが、突進してきたところを丸め込んだゲイル。カウント2で返したマディソンは急角度DDTで脳天からゲイルをマットに叩き付けるが、カウント2で返したゲイルはリアリティチェック。

       さらにフラップジャックでマディソンをトップロープに叩き付けたゲイルは、右足をマディソンの顔面に押し付けてのコードブレイカーを決めて3カウント。

▼第7試合 WRESTLE-1vsTNA シングルマッチ 30分1本勝負
▲高山善廣
6分45秒 両者反則
▲アビス(TNA)

  • 試合詳細
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       試合前、スクリーンでは高山にアビスの画鋲攻撃に備えて防具などを装備したほうがいいとアドバイスする愚連隊の様子が映し出される。しかし高山はいつも通りのスタイルでアビス戦に挑むという。
       ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けていったアビスは、ナックルからチョーク攻撃。さらにコーナースプラッシュを食らった高山は堪らず場外にエスケープ。追いかけていったアビスだが、高山もエルボーで応戦。しかし高山を鉄柵に投げつけたアビスは、高山をリングに戻す。

       ハンマーを振り下ろしていったアビスはラリアットを狙うが、かわした高山はジャンピングニー。さらに串刺しジャンピングニーからスロイダーで投げた高山はレッグドロップを落とすと、バックを取る。場内がざわめく中、どうにかクラッチを外してバックエルボーを見舞ったアビス。
       場外にエスケープした高山を追いかけていったアビスは、リング下から黒い袋を取り出すと花道で高山と殴り合い。そこからステージに高山を投げつけたアビスは袋から大量の画鋲をステージ上に撒き散らすと、チョークスラムの体勢に。高山はバックを奪い返すが、踏ん張ったアビスは画鋲の山の上に高山をボディスラムで叩き付ける。

       しかし、続くジャンピング・ボディプレスをかわして自爆させた高山は、画鋲の上で殴り合う。止めに入ろうとする笹崎レフェリーを両者が突き飛ばし、なおも殴り合いを続けるため、レフェリーは両者反則を告げるゴングを鳴らした。

▼第8試合 WRESTLE-1vsTNA シングルマッチ 30分1本勝負
○船木誠勝
11分27秒 アンクルホールド
●ボビー・ルード(TNA)

  • 試合詳細
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       船木誠勝は元TNA世界ヘビー級王者のボビー・ルードと対戦。まずは試合直前インタビューを受けている船木の前にルードが現れ、至近距離での睨み合いをする姿がスクリーンに映し出される。
       船木のハイキックを間一髪でかわしたルードは「キックボクシングじゃないんだぞ!」とレフェリーに猛抗議。ヘッドロックに捉えてグラウンドに持ち込んだルードは、ロープに振って逃れた船木をショルダータックルで吹っ飛ばす。

       腕を取って捻り上げたルードだが、ヘッドスプリングから切り返していった船木。睨み合いからお互いを突き飛ばし合うと、船木がミドルキックで蹴り倒す。場外にエスケープしたルードはリング上の船木を挑発。近づいてきた船木の足をすくって場外に引きずり出すと鉄柵攻撃。
       さらに船木をリング上に寝かせて、左腕を鉄柱に叩き付けていったルードは、なおも左腕を蹴ったり、ロープに巻き付けたりして痛めつける。そしてブレーンバスターからニードロップを投下したルードは船木のお株を奪うような腕十字へ。

       クラッチした防御した船木はロープに逃れると、突進してきたルードにカウンターのソバット。そこからミドルキックの連打で追い込んでからランニングロー。一気にハイブリッド・ブラスター(=リストクラッチ式変型ツームストンパイルドライバー)を狙うが、踏ん張ったルードに船木は掌底。
       しかし腕をキャッチしてアームブリーカーで叩き付けたルードはクロスフェース。逃れようとする船木を横十字で丸め込んだルードだが、辛くもキックアウトした船木はアンクルホールドへ。だが、ルードもクロスフェースで切り返す。

       あおもアンクルホールドを狙った船木に延髄斬りを叩き込んだルードはスパインバスター。ファイアーマンキャリーで担ぎ上げたルードだが、ヒザを入れて脱出した船木は再びアンクルホールドへ。これがリング中央で決まり、ルードはタップアウト!
       勝った船木は「日本がまず1勝しました。次、TNA、カート・アングルとお願いします!」とカート・アングル戦をアピールした。

  • 試合後コメント
    • 船木誠勝
      ――ルード選手は予想外に細かいテクニックも使ってきましたが?
      「やっぱりキャリアが最多防衛記録の選手だけあって、うまくお客さんと絡みながら試合する感じだったんで、その辺は全く付き合わずに。ただ組んだ時力がすんごいんですよ。ものすごい力ですね。自分のグラウンドを警戒もしていたんでしょうけどね。ヘッドロックでも全然離してくれないです。組んでみてびっくりしました。あんなに力があるなんて」
      ――アンクル・ロックで試合を決めて、試合後にはカート・アングル戦をアピールしていましたが?
      「自分の中でTNAと言えば彼しか見えないんで。今回は来なかったですけど、2回目、3回目とチャンスがあればと思って彼のオリジナルで。これが海を越えて伝わるかは分からないですけど。ただアンクルホールドというのは自分がパンクラスで(ケン・)シャムロックに教えて、シャムロックがWWEで使って、それをアングルが受け継いでいるものなんで。一周してまたこっちの、本家ですよね。出してみようかなと思いました。やるんであれば自分はカート・アングルに出てきてもらいたいです」

▼第9試合 WRESTLE-1vsTNA スペシャル6人マッチ 30分1本勝負
○武藤敬司/太陽ケア/ロブ・テリー(TNA)
13分34秒 シャイニングウィザード→体固め
サモア・ジョー(TNA)/河野真幸/●レネ・デュプリ

  • 試合詳細
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       「負けたら引退」と発言したという武藤敬司はロブ・テリー&Xと組んで、サモア・ジョー&河野真幸&レネ・デュプリと対戦。
       まずは河野とデュプリがサモア・ジョーと共に登場すると、「早速武藤敬司引退試合をはじめましょう!」と言うと、スクリーンではKAZMAと崔に襲撃される武藤とテリーの姿が映し出される。そこに救出に現れたXは、何と太陽ケア! そのままW-1のTシャツを着たケアが武藤&テリーと共に入場。

       先発を買って出たケアはサモア・ジョーと腕の取り合い。コーナー際での激しいエルボーとナックルの打ち合いからケアがフロントキックを叩き込めば、サモア・ジョーもエルボーを返す。続いてテリーとデュプリがリングイン。ドロップキックを顔面に叩き込んだデュプリは河野との合体ブレーンバスターを狙ったが、これはテリーが逆に投げていって武藤にタッチ。
       河野にフラッシング・エルボーからSTFを決めた武藤は、ケアにタッチ。逆水平チョップからドロップキックを叩き込んだケアに続き、武藤がスリーパー。だが、河野がロープに飛ばすと、エプロンからデュプリが蹴っていく。

       タッチを受けたデュプリはフィストドロップを落とすと、武藤を場外へ出す。河野が羽交い締めにした武藤にKAZMAたちが攻撃していくと、サモア・ジョーが割って入り武藤をリングに戻してDESPERADOを睨み付ける。
       サモア・ジョーは武藤にヘッドバット、逆水平チョップ、セントーンを見舞っていくと、胴絞めスリーパーへ。ケアとテリーがカットすると、河野とデュプリが場外に連れ出す。その間にサモア・ジョーが武藤にニードロップを投下。

       カウント2で返した武藤はサモア・ジョーのラリアットをかわしてドロップキック。そしてケアにタッチすると、ケアは串刺しジャンピングエルボーからラリアット。河津落としで叩き付けたケアはロープに飛ぶが、サモア・ジョーはパワースラムで叩き付けて河野にタッチ、串刺しニーからバックドロップで投げた河野だが、ケアもハリケーン・スパイク。
       タッチを受けたテリーはラリアットを連打すると、コーナースプラッシュから滞空時間の長いジャックハマー。さらに筋肉をアピールしてからのエルボードロップを落とすと、豪快なブロックバスターで投げ捨てる。

       河野も串刺し攻撃をかわしてデュプリにタッチ。しかしテリーはショルダースルーで豪快に投げると武藤にタッチ。ヒザへの低空ドロップキックから、飛び込んできた河野とサモア・ジョーを連続ドラゴンスクリューで投げた武藤は、デュプリにドラスクからの足4の字固め。これを河野がカットすると、武藤はデュプリに串刺し式シャイニング・ウィザードからドラスク。
       さらにシャイニング・ウィザードを発射するが、KAZMAと崔がカウントを数えるレフェリーを場外に引きずり出す。さらに乱入して武藤にトレイン攻撃を見舞っていくと、サモア・ジョーは拒否してDESPERADOに中指を突き立てる。

       さらにデュプリからイスを取り上げてヘッドバットを見舞っていくと、そのままリングを降りて試合拒否。続けてテリーがKAZMAと崔をダブルラリアットで吹っ飛ばす。そこからケアがデュプリをTKOで叩き付けると、武藤が狙いを定めてのシャイニング・ウィザードを発射して3カウント。
       勝った武藤はステージ上でLOVEポーズ。隣でケアもハワイアンポーズを決めてみせた。

  • 試合後コメント
    • 武藤敬司&太陽ケア&ロブ・テリー
      武藤「このパートナーのおかげで今日、無事に引退せずに済みました。サンキュー・ソーマッチ。俺、引退を賭けていたんだよ」
      ケア「リアリィ? マダマダ、マダマダ・ゼンゼン・ダイジョウブ」
      武藤「何か質問は?」
      ――パートナーのXがケア選手だった事は正直驚きだったのですが?
      武藤「……あ、そう? まぁ……それも狙ってたかもしれないけど、こっちは……当たり前の風景にしか思えない、今日は」
      ――参戦はどちらからのアプローチだったのですか?
      武藤「こちらからのアプローチに決まってるじゃん。だってスクールで忙しいんだから」
      ――いつくらいから考えていたのですか?
      武藤「いつくらい……。まぁまぁまぁまぁそんないつくらいじゃなくて、常に俺の心の隅に太陽ケアっていうのはいるからさ。いつの時点でどうとかいうのはないですよ」
      ――ケア選手にとっては久しぶりのリングになるかと思いますが?
      ケア「ソウ、ヒサシブリ。スゴイ・シアワセ。気分いいね。コンディションもいいし。この選択は自分にとってはハッピーさ。未来に希望もある。マダマダ」
      ――武藤さんが試合の際に引退を口にされる事自体珍しいと思いましたが、それは対戦相手に対しての怒りでしょうか?
      武藤「いや、怒りじゃなくて、昨日の記者会見でも言ったけど引退というのは常に、俺のケアに対する気持ちと一緒で、常に引退というものは脳裏に浮かんで試合しているものですから、別に今更引退を賭ける賭けないという次元じゃないからさ。向こうにの売り言葉に買い言葉で言ったけどさ。ただ正直今日がWRESTLE-1のビッグショー、スタート地点だからさ。本当の意味でワールドワイドに行かなきゃいけない中で、やっぱり俺が引退してられないだろう。あと全体的にWRESTLE-1は若いからさ、すべての面で。ケアみたいな熟練の経験豊かな選手は必要ですね。ロブにしても若いけど、猪木さんがホーガンを育てたみたいに、彼もたぶんそれだけの未来の才能があるんじゃないかなって思ってますけど」

▼第10試合 TNA世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
[挑戦者組]●カズ・ハヤシ/近藤修司
12分45秒 Bro Down→片エビ固め
[挑戦者組]○ジェシー・ガッデス(TNA)/ロビー・イー(TNA)
もう一組は[王者組]デイビー・リチャーズ(TNA)&エディ・エドワーズ(TNA)
※第32代王者組ザ・ウルブスが王座防衛に失敗。ブローマンズが第33代王者組となる

  • 試合詳細
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       デイビー・リチャーズ&エディ・エドワーズの「ザ・ウルブス」が持つTNA世界タッグ王座には、W-1が誇るナンバー1タッグ屋のカズ・ハヤシ&近藤修司の「TEAM246」が挑戦することになっていたが、前日会見の席で来日直前までタッグ王者だったジェシー・ガッデス&ロビー・イーの「ブローマンズ」が挑戦表明。その結果、3WAYタッグに急遽変更となった。
       リチャーズ、ロビー、カズの先発で試合開始。ロビーがリチャーズとカズを挑発するが、カズの逆水平チョップ一発でダウン。カズはリチャーズにいきなりファイナルカットを狙ったが、リチャーズは回避。しかしジャンピングスピンキックを見舞ったカズはロビーにマンハッタンドロップ。

       そこに近藤が入ってきて低空DDTを決めると、TEAM246はリチャーズに合体攻撃。しかしブローマンズがTEAM246を場外に引きずり出して鉄柵に叩き付ける。するとウルブスがブローマンズをフロントキックで場外に蹴落としてから、反対側の246に向かって同時トペ。
       そこからブローマンズもプランチャを投下するが、かわしたウルブスはもう一度同時トペを発射。ウルブスはカズを捕まえてダブルのヘッドバットからコーナーでのサンドイッチ攻撃。さらにリチャーズがミサイルキックを発射。

       2人同時にコーナーに登ったウルブスを叩き落としたブローマンズは、カズに合体式フラップジャック。なおもカズにトレイン攻撃からジェシーがリフトアップスラム。ジェシーはリチャーズにもリフトアップスラム。カズはブローマンズを分断すると、リチャーズをコンプリート・ショットでコーナーに叩き付ける。
       タッチを受けた近藤はエドワーズにランサルセを決めるが、ロビーがカット。だが、ロビーをKUBINAGE(=背後の選手の首をつかんで前方に投げつける荒技)でジェシーに叩き付けた近藤はもう一度ランサルセを狙うが、ジェシーはドロップキックで迎撃。

       そのジェシーにリチャーズがダメージ・リフレックス(=ロープの反動を利用しての延髄蹴り)を決めるが、カズがハンドスプリング・レッグラリアット。近藤もエドワーズにザ☆オリジナルを決めると、246はラリアットとトラースキックのサンドイッチ攻撃。ロープワークでエドワーズを翻弄した246は近藤の後頭部ラリアットからカズがトラースキック。
       しかしリチャーズがカズの延髄斬りを近藤に誤爆させると、エドワーズの延髄斬りからリチャーズがジャーマン。そこにエドワーズがジャックナイフ式エビ固め。カウント2で返したカズだが、ウルブスはダブルインパクト式バッククラッカー。カウント2でブローマンズがカットすると、カズは巻き投げ固め。

       だが、カウントは2。走り込んだ近藤をエドワーズが上空にトスすると、リチャーズがアラーム・クロック(=変形go2sleep)。しかしその直後、ブローマンズがカズにフラップジャック+フェースクラッシャーを決めて3カウント! 3WAYマッチを巧みに利用してタッグ王者返り咲きを成し遂げた。

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  • 試合後コメント
    • ザ・ウルブス
      リチャーズ「カズ、近藤はグレートなチームだった。リスペクトするよ。だがブローマンズは違う」
      ※ここでTEAM246の2人が会見場に登場
      カズ「今度は俺たちがアメリカに行ってやる!」
      エドワーズ「アメリカン・ウルブスとTEAM246、今度はアメリカでやろう!」
      カズ「今日が終わりじゃないぞ!」
      リチャーズ「始まったばかりだ!」
      エドワーズ「またやろう!」
      ※2チームが互いの拳を合わせ、246は立ち去る
      リチャーズ「彼らにはリスペクトはあるが、ブローマンズにはない。なぜなら彼らにはプロフェッショナル・レスリングそのものへのリスペクトがないからだ。そういうヤツらにリスペクトは持てない」

      ザ・ブローマンズ
      ――日本では初めての試合になると思いますが、対戦したTEAM246についての感想をお願いします
      ロビー「非常にタフな挑戦者だったね。俺たちはもっとタフだけど」
      ジェシー「近藤はストロングだけど、俺はもっとストリングだし、カズはとても動きが速いけれど、ロブはもっとスピードがある」
      ――素晴らしい試合での勝利でしたが、アメリカン・ウルブズはあなた方をリスペクトできないと言っていましたが?
      ロビー「チャンピオンをリスペクトしないなんて。それは非常に失礼な話だね」
      ――その理由としてあなた方にはプロレスへのリスペクトがないからだという事でしたが?
      ロビー「私は14年プロレスをやっているし、彼のこの体を見てくれ。これだけの体を作るのに、プロレスに対してのリスペクトなくしてできないだろう。彼らのジェラシーに過ぎないね」
      ジェシー「リングの中でも外でも自分たちのパフォーマンスは他の2チームの上を行っているよ」
      ――日本のファンはまたあなた方の試合を見たいと思うでしょうが、また来てもらえますか?
      ロビー「その答えならイエスだ。女性から『たった1日でも会いたい』と言われたならすぐに飛んでいくように、日本のファンが私たちのファイトをまた見たいというのなら、それが1日だけでもまたいつでも来るよ」
      ――その時はまたチャンピオンとして戻ってきてもらいたいのですが?
      ジェシー「君たちがそう望むならそうしよう。長期政権を約束するよ」

▼第11試合 TNA Xディビジョン選手権試合 60分1本勝負
[王 者]●オースチン・エリーズ(TNA)
17分40秒 ラウンディングボディプレス→体固め
[挑戦者]○真田聖也
※第64代王者のエリーズが王座防衛に失敗。真田が第65代王者となる

  • 試合詳細
    • 140302_W1-13.jpg

       オースチン・エリーズが持つTNA Xディビジョン王座には、18選手が参加した時間差バトルロイヤル「エクストリームロイヤル」を勝ち抜いた真田聖也が挑戦。
       エリーズが握手を求めると真田も応じる。まずはアームドラッグで投げていったエリーズ。アームホイップを狙ったエリーズにコブラツイストを決めた真田は、そのままローリングクレイドル。カウント2で返されると、コーナーに登って胸筋を揺らしてみせた真田。フラウンドに持ち込んで次々と抑え込んでいったエリーズは、いきなりホーン・オブ・エイリース(=変形鎌固め)の体勢に。

       慌てて完全に決まる前にロープに逃れた真田。腕を取られた真田はトリッキーな動きから切り返すが、エリーズも同じように切り返してから、ヘッドシザースに捉えた真田から倒立して脱出。だが、カウンターのドロップキックで真田がエリーズを場外に追いやる。
       場外ダイブを狙う真田に対し、逆にリングに滑り込んだエリーズ。真田がエプロンに着地して場外に出ると、トペを狙ってダッシュしたエリーズだが、真田はエルボーで迎撃。リングに戻ってコーナーでの馬乗りナックルからスリーパーに捉えた真田は、ナックルパートを叩き込む。

       対角線にホイップされた真田はエプロンに着地してスワンダイブを狙ったが、場外に突き落としたエリーズはコーナーからプランチャを投下。さらに花道からダイビング・エルボードロップを投下すると、リングに戻ってエルボードロップ。ハーフダウンの真田の背後からダイビングエルボーアタックを見舞ったエリーズは、逆片エビ固めへ。
       さらにリバースのインディアンデスロックから、独特なフォームからのフラッシング・エルボー。ロープで勢いをつけた真田もフォアアームを返すと、ファイアーマンキャリーで担ぎ上げるが、うまく逃れたエリーズはローリングエルボーで真田を場外に追いやってからトペを発射。

       さらにミサイルキックで真田を吹っ飛ばしてから串刺し攻撃を狙ったは、真田を蹴りで迎撃。飛び付いてきたエリーズを肩口まで担いだ真田はハワイアンスマッシャー。タイガースープレックスの体勢に入った真田だが、エリーズは後方のコーナーに押し込んで脱出。ニークラッシャーからそのままバックドロップで投げたエリーズは串刺しドロップキック。
       さらにもう一発串刺しドロップキックを叩き込んだエリーズはブレーンバスターを狙うが、真田はヒザを落として阻止。しかしローリングエルボーから串刺しドロップキック2連発を決めたエリーズ。真田もブレーンバスターを返していき15分が経過。ワンツーエルボーを連打した真田だが、エリーズはエルボーでなぎ倒してから垂直落下式ブレーンバスター。

       カウント2で返した真田だが、エリーズはホーン・オブ・エイリースへ。ロープに逃れた真田に対し、エリーズはコーナーに登って450°スプラッシュ。だが、かわした真田はコーナーに激突させてからジャーマン→ドラゴンスープレックス→タイガースープレックスと連続で投げる。
       カウント2で返したエリーズにラウンディングボディプレスを投下した真田だがカウントは2。ならばと真田はもう一発ラウンディングボディプレスを投下して3カウント! 真田がTNA3大タイトルの1つであるTNA Xディビジョンを奪取すると、エリーズも真田の腕を掲げて勝利を祝福した。

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  • 試合後コメント
    • 真田聖也
      ※W−1の選手とマッチメーカーの征矢で真田をシャンパンで乾杯
      征矢「真田! おめでとう! ハッピー!」
      近藤「真田、ひとこと!」
      真田「アイム・ハッピー!」
      征矢「WRESTLE-1のエースは真田聖也です!いいですか! Xディビジョンのベルトをよくぞ獲ってくれた。ありがとう! あとはチャンピオン1人で!」
      ※真田を残してW−1の選手は控室へ
      真田「自分の目標というのに少し近づいたというか、やっとスタートラインに立てたような感じです。Xディビジョンのベルトは日本人はまだ誰も巻いていないですよ。世界ナンバー2の団体で、そこのオリジナルのベルトなんですよね。そのチャンピオンになれたというのはすごく嬉しいです。これからの方が苦しいと思いますけど、それを乗り越えて一流のチャンピオンになりたいと思います」
      ――チャンピオンとしてどういう活動をしていきたいと思いますか?
      真田「チャンピオンになったんで、日本だけでなく海外に行くかもしれないし、行ったり来たりすると思います。日本で防衛戦できる日があればいいなと思います。今日はありがとうございました」

      オースチン・エリーズ
      「水をくれ! ないならそこにあるシャンペンでもいいぞ! ……負けたけど今日はいい試合ができた事を祝おう。今日、俺が負けた事で新しい歴史が作られた。そして試合に勝とうが負けようが、俺がこの惑星で最高の選手である事には変わりない。真田は素晴らしいレスラーだ。彼ほどのポテンシャルのある選手はなかなかいないと思っていたけれど、今日はそれを証明してみせた。新しいチャンピオンのコメントを聞いてあげてくれ。グッドナイト!」

▼第12試合 TNA世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○マグナス(TNA)
14分37秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め
[挑戦者]●KAI
※第26代王者マグナスが王座防衛に成功

  • 試合詳細
    • 140302_W1-15.jpg

       マグナスの持つTNA世界ヘビー級王座には、W-1のエースを自称し、挑戦者決定トーナメントを田中稔と船木誠勝に借りを返した優勝したKAIが挑戦。
       KAIにはW-1の選手たちが、マグナスにはTNAの選手たちがセコンドにつきまさしく対抗戦の大将戦という雰囲気。ロックアップからコーナーに押し込んだマグナスだが、まずはクリーンブレイク。

       ヘッドロックに捉えたマグナスは執拗に絞め上げるが、ロープに飛ばして逃れたKAIはドロップキックの連打で場外に追いやるとトペを狙ってダッシュ。しかしエルボー出’迎撃したマグナスはKAIをステージ上まで連れ出すと、ブレーンバスターで投げていく。
       リングまで連れてきたマグナスはブレーンバスター。KAIもロープに飛ぶが、カニ挟みで倒したマグナスはキャメルクラッチへ。さらに腰にエルボーを落としていったマグナスは、サイドスープレックスで投げる。

       チンロックに捉えたマグナスにチンクラッシャーを決めたKAIは、串刺し攻撃を狙ったマグナスにジャンピングハイ。さらにドロップキックで場外に追いやるとトペを発射。リングにマグナスを戻したKAIは、スワンダイブ式ミサイルキック。パワーボムを狙うKAIだが、踏ん張ったマグナス。
       KAIはフロントキックを連打するが、マグナスはビッグブーツ一発でなぎ倒す。KAIの三角跳び延髄斬りをかわしたマグナスはロックボトム。必殺のダイビング・エルボードロップをかわしたKAIはフロントキック。

       KAIはLAT(=変形みちドラII)でカウント2まで追い込むと、コーナーに登っていく。しかし追いかけていったマグナスは雪崩式マグナス・ドライバー(=変型みちのくドライバーII)。ダブルダウン状態からエルボー合戦になると、突進してきたマグナスにKAIがカウンターのトラースキック。
       さらに三角跳び延髄斬りからトラースキックを叩き込んだKAIは、ぶっこ抜いてのパワーボム。カウント2で返したマグナスだが、KAIはスプラッシュ・プランチャ。しかし剣山で迎撃したマグナスはラリアット。相打ちに持ち込んだKAIはジャーマンで投げ捨てるが、マグナスもマグナス・ドライバーを返す。

       カウント2で返したKAIだが、マグナスは必殺のダイビング・エルボードロップを投下。これもカウント2で返したKAIだが、マグナスは首をかっ斬るポーズ。うまく之我得たKAIはロープに飛んで、追走してきたマグナスをKAIクラッチ(=オクラホマロール)で丸め込む。しかしカウント2で返したマグナスはラリアット。
       もう一度マグナス・ドライバーで叩き付けたマグナスは、ダイビング・エルボードロップを投下して3カウント。TNAの至宝を守り抜いたマグナスは、KAIはとてもタフだったと健闘を称えた上でTNAの強さをアピールして両国大会を締めくくると、最後はTNAの選手たちも花道から手を叩いてマグナスの防衛を祝福した。

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  • 試合後コメント
    • マグナス
      ――KAI選手の印象をお聞かせください。
      「爆発するような力を持っているね。特に下半身の強さを感じたよ。下半身が安定している事への脅威を感じた。投げる時も難しかったしね。ただKAI選手は少し冷静さに欠けていたのではないかと思う。それが私が防衛できた理由ではないかな」
      ――この試合の前にはXディビジョンのベルトが移動しましたが、その事は気持ちに影響を与えていましたか?
      「自分の試合に集中する事だけを考えていた。でも我々TNAはひとつのチームとして日本で戦う気持ちでいたので、彼の敗戦は大きいショックだった。だからこそ私は必ずベルトを防衛しなくては、という気持ちが強まった」
      ――よくアメリカのファンと日本のファンではレスリングを見る目が違うと言われるのですが、それは試合をしていて感じましたか?
      「その事は知っている。ただ日本のファンとアメリカのファンのどちらが正しいのかとは一概には言えないと思う。自分の務めとしては最高の試合をして、ベルトを守る事だ」
      ――このようにたくさんの報道陣の前で試合後に会見する事もアメリカではない事ではないかと思うのですが?
      「日本に来て一番嬉しいのはプロフェッショナルなメディアが報道してくれるという事だ。自分はイギリスでデビューして、アメリカに渡って、インドなど世界各国を廻ってきたけれど、そういった意味では日本が最もやりがいのある国であるように思っている」
      ――WRESTLE-1という団体への印象は?
      「誕生したばかりの団体なのにこれだけの速さで成長している事に驚いている。またグレート・ムタは自分が子供の頃に好きだったヒーローなので、その団体に自分が上がれる事を非常に光栄に思っている。もちろんこれからも戦っていきたいし、TNAとのエキサイティングな関係をこれからも続けてもらいたいね」

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