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2.2『パンクラス256』に向けて伊藤崇文と近藤有己のチームITO(?)が公開練習

2.2『パンクラス256』に向けて伊藤崇文と近藤有己のチームITO(?)が公開練習

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 1月24日午後、神奈川県横浜市のパンクラス横浜道場で、伊藤崇文と近藤有己(ともにパンクラスism)が公開練習をおこなった。2月2日開催の『パンクラス256』(ディファ有明)で、伊藤は原昭仁(坂口道場一族)と、近藤はKAZZ(グラバカ)と対戦する。両選手は2分1ラウンドのスパーリングのあと、チームITOとして(?)お揃いの伊藤Tシャツで質問に答えた。

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 このところ、パンクラスism所属選手の大会出場が少なくなっている中、2選手の出場は久しぶりだ。伊藤は「新年だからとか、あまり関係ない。3月も上がる気でいる」と言う。パンクラスは、今年3月の横浜文化体育館大会を最後にリングを封印、ケージに移行する。伊藤は「金網がパンクラスに馴染むとは思わない。パンクラスらしいのはリングだと思う。パンクラスに終わりはないけど、3月で(リングが)最後なら必ず出たいし、“欲しいもの”を獲ってやります」と意欲を見せる。
 「欲しいもの」とは、もちろんパンクラスのベルトだ。現在のライト級チャンピオンはISAO(坂口道場一族)だ。伊藤は現在ランキングに入っていないが「そんなの関係ない」と言う。「パンクラスのベルトというのは、パンクラスが大好きだということが大事。現チャンピオンは来てくれると思うし、チャンピオンを信じている。チャンピオンがパンクラスを大好きというのはよくわかる。お互いの、パンクラスを大好きな気持ちが通じれば、やれると思う」と語る。
 ここ5戦負けなしだが、過去は振り返らない。「そんなことより、次の試合が大事」と言う。伊藤は最近テンションが高いと言うが、その理由はコンディションの良さにある。「長いことやっているから、どこか痛いところはあるけど、練習に影響するほどのものじゃない。誰かに“元気ですかっ!?”と訊かれたら、元気です!! と答えます(笑)。年齢のことも言われる(※41歳)けど、そういうことは理解した上でのこと。これからも元気でやりたい」と意欲満々だ。
 今回はチャンピオンと同じ坂口道場一族の原昭仁が相手だ。原は昨年のネオ・ブラッド・トーナメントで優勝している。「上り調子な感じ。怖いです。それは、昨日今日出て来た選手でも、キャリアのある選手でも、チャンピオンでも同じこと。リングに上がるのは怖い、だから練習する。ベストを尽くします」と話す。ネオ・ブラッド第1回優勝者としても負けるわけにはいかない。また、伊藤は昨年9月、坂口道場の総帥・坂口征夫からアームロックで一本勝ちを上げている。原はそのリベンジも込めてぶつかってくることだろう。伊藤は「その気概も感じる。でも、そんなことは言っていられない。勝つしかない。絶対に勝って、3月のリングに上がります!」と勝利を誓った。

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 一方の近藤は飄々とリラックスした顔で「今年は僕が東京に出て来て20年。つまり伊藤さんと出会って20年なんです。その年に一緒の大会に出られるなんて、こんな幸せなことはない。そこが一番のモチベーションですね」とチームITOの一員らしく先輩を持ち上げた。
 伊藤は3月の出場も望んでいるが、近藤は「僕のリングでの試合は2月で最後になるという思いがある。これまで90戦くらいしていて、金網の試合もいくつかあるが、リングでは80戦以上やってきた。そんなにやらせてもらったリングに感謝の気持ちを表したい。リングにお礼が言えるような試合にしたいですね」と語った。
 体調は良い。公開練習前のシャドーを見ても、身体や動きにもキレがあると感じた。近藤は「僕は今年39歳。20代のころ、39歳なんて、もうもう本当にオッサンだなと思っていたけど、なってみたら全然変わらない。男はいつになっても17、18歳くらいのままなんですね(笑)。今、生きているのが楽しい。毎日が楽しいし、今までの人生の中で格闘技が一番好きになっていると思う」と笑った。
 相手のKAZZはパンクラスで3連勝中。昨年のネオ・ブラッド・トーナメントで優勝している。近藤もまた、第2回の優勝者だ。近藤は「映像も見たが、強いと思う。組みも強いし、打撃もできる選手。精一杯やろうと思っている。昨年は勝ち星がなかったけど、勝ちたいのはいつだって勝ちたい。負け→引き分けと来ているので、次は勝ちだと思う。去年はエキジビションを除くと2試合しかしていないので、今年は3〜4試合くらいしたいと思う」と話した。
 近藤にギラギラした雰囲気はなかったが、好きなことに打ち込んでいる幸福感を強く感じた。格闘技をやる一番の資格は、格闘技が好きであることだと思う。『パンクラス256』では、好きなように、思うように闘う近藤が見られそうだ。

【写真・文/佐佐木 澪】

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