高橋ヒロムがみちのくドライバーIIを継承?!TAKAみちのくからスゴく大事な物を防衛し1・4東京ドーム決戦に秘策アリ!
19日、東京都・国立代々木競技場にて『タカタイチ2人合わせて50周年記念興行』が開催され、TAKAみちのくと高橋ヒロムが特別ルールで対戦した。
昨年のBEST OF THE SUPER Jr.でヒロムが咄嗟に出したことで生まれた丸め込み技“名も無きヒロムロール”はヒロムの攻撃の幅を広げ、多くの勝ち星をもたらしてきた。
この技に幾度も苦杯を喫してきたTAKAは、この日のヒロムとの決戦を【名も無きヒロムロールまたは、みちのくドライバーIIを返したら100万円懸賞金マッチ 3本勝負】と題し、両者100万円の札束を持って登場。TAKAは裸の札束を手に持ち、ヒロムは“スゴく大事な物入れ。”と書かれた段ボールに札束を入れて現れた。
試合が始まると、TAKAは「ヒロムー!初めての握手しようぜ」と要求。ヒロムは疑いながらも観衆の声に押されて握手を交わすと、TAKAが当然の権利のようにサミングを見舞って丸め込み。ヒロムもこれをキックアウトし、TAKAのサミングを自爆させて名も無きヒロムロールでカウント3。
2本目の勝負はTAKAもシリアスに攻め込んでいき、スーパーKから掟破りの名も無きヒロムロールを見せ、みちのくドライバーIIで突き刺すもまさかのカウント2。ヒロムが100万円を獲得。
なりふり構わぬTAKAがさらにサミングを狙っていくが、ヒロムが逆にサミングを決めて名も無きヒロムロールもカウント2。TAKAも100万円を獲得。
これで火が点いたヒロムはスーパーキックをクリーンヒットさせ、TIME BOMB IIで3カウント。2本先取でヒロムの勝利となり、互いの100万円をそのまま保持してプラスマイナスゼロという形で終わった。
試合を終えたTAKAは、「100万円、死守したようなもんだよな。試合に負けたかもしんねーけど。ただ!それと引き換えに俺の必殺技、失ったようなもんだ。『必殺技が決まんなかったらお前が死ね!』。これが俺の教えだ」と肩を落とすも、「まだまだ!諦めない!レスラーは諦めたら終わりだ。30周年?それがなんだ。ちょっと前、ここでよ、50周年やった人(※藤波辰爾)いたよな?まだ20年もある」とさらなる飛躍を誓う。
一方、ヒロムは「みちのくドライバーII、あれ良い技だなあ~。効いたよ、ものすごく。アレ、もらっちゃおっかな~?アレ、使いやすそうだし、決まれば相当な破壊力あるし、この俺でさえ、結構あの瞬間一瞬記憶ないよ。良い技だねえ!みちのくドライバーII。もらっちゃおっかなあ~!1月4日、東京ドーム、4WAYの秘策にしちゃおうかなあ~?100万円も獲れなかったし、もらっちゃおっかなあ~?みちのくさ~ん!みちのくドライバーII、もらっていいですかぁ~?(※裏声で)イイヨー!……ハイ、オッケーです。頂きましたぁ~!みちのくドライバーII、ヒロムちゃんのものになりました。ヒロムドライバーIIとして使わせていただくことになるかもしれないです」と勝手にみちのくドライバーIIを継承。
2023年1月4日の東京ドーム大会で行われる、石森太二vs高橋ヒロムvsエル・デスペラードvsマスター・ワトのIWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチでは、ヒロムの今までなかった見せ場が生まれることになるかもしれない。