身長差23cm、体重差30kg。キャリア4年のジュニアのエース・仁木琢郎が無差別トーナメントを制し佐藤耕平の持つ王座に挑戦決定!

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 24日、千葉・2AWスクエアにて『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT2023 準決勝戦・決勝戦』が開催。仁木琢郎が優勝を果たし2AW無差別級王座を持つ佐藤耕平に挑戦状を叩きつけた。

 『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT』は2AWシングル最強を決めるトーナメント戦。全15選手が4日間に渡る短期間の激戦を駆け抜けていった。

 今トーナメントでは1回戦から真霜拳號vs吉田綾斗という注目カードが実現するも時間切れ引き分けで両者脱落するという波乱の幕開けとなり、自ずと新世代の躍進が期待されるものに。
 今大会では準決勝および決勝戦が行われることとなり、まずは滝澤大志vs若松大樹、羆嵐vs仁木琢郎の準決勝が実施。

 “ぶっとべ☆ミサイルキッカーズ”としてタッグを組む滝澤と若松の対戦は、最近活躍の場を広げ勢いを増している若松がキャリアと実績の差を覆して勝利。
 仁木も羆嵐との元WRESTLE-1先輩後輩対決で下剋上。30kg近い体重差を覆して決勝に駒を進める。

 決勝戦は2019年デビューの同期である仁木と若松の対戦に。
 互いにライバル心を燃やす両者の対戦は序盤から技を出し惜しむこと無く全力でぶつかっていくハイスパートな試合に。若松がガンガン攻め込んで幾度も3カウントを奪う機会を得るも、仁木がド根性で跳ね返して吶喊。最後は仁木が必殺のマッドスプラッシュを決めて勝利を収めた。

 仁木はトーナメント開始前には「優勝したら佐藤耕平の持つ2AW無差別級ベルトに挑戦する」ことを宣言しており、早速佐藤に挑戦状を叩きつけて有言実行。
 佐藤も仁木の優勝を讃えつつ挑戦を認め、10月29日の『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』での王座戦が行われることが決まった。

 また、同大会では本田アユム&CHANGOが持つ2AWタッグ王座に笹村あやめ&吉野コータローが挑戦することも決定された。

 KAIENTAI DOJO時代からの古豪が数多く所属している2AWだが、シングル最強の座をキャリア4年の若手が争うことになるなど世代交代が驚きのスピードで進行中。
 現在のシングル王者は佐藤耕平、タッグ王者は本田アユム&CHANGOとベテランが保持しているが、一気に名実ともに世代交代が起きることも十分にありえる。2AWの歴史が大きく変わる可能性があるTKP大会に期待が高まる。

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