吉田綾斗が格闘探偵団の野村卓矢を下して2AW無差別級王座防衛!大石旭が2AWタッグ王座初戴冠!初の女子生え抜き新人・彩月悠叶が待望のデビュー!

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 23日、東京・後楽園ホールにて『株式会社コムエルプレゼンツGRAND SLAM in 後楽園ホール』大会が行われた。
 2AW無差別級王座戦線は、絶対王者・吉田綾斗の独壇場と化している。
 2AW内の強敵を続々と撃破して防衛を重ねる吉田のもとに現れたのは、格闘探偵団の野村卓矢。格闘探偵団は令和の世に『格闘探偵団バトラーツ』を1から創り上げるべく驀進する阿部史典&野村卓矢を中心とした集団。2人はメジャー・インディーを問わずタッグ王座戦線に絡み続ける超売れっ子だ。

 今大会のメインイベントでは、吉田と野村の2AW無差別級王座戦が実施。
 約10年ぶりとなる2人のシングルマッチは互いの歩んできた歴史を確かめ合うかのようなじっくりとした立ち上がりとなり、吉田が野村の足技を封じるべく徹底した足への一点集中攻撃を展開。野村も折れずに真っ向から迎え撃ち、吉田の顔面へ渾身のヘッドバッド。吉田はガクリと崩れ落ちるものの、倒れながらも足にすがりついてバックドロップ。続けて奥の手のレッグロック式バックドロップを決めて勝利をもぎ取っった。

 マイクを取った吉田が「ノムさん、約10年ぶりくらいにシングルやったけど、次やるのまた10年後くらいでええわ。あんなんずっとやってたら死んでまうわ!また10年後やりあいましょう」とへとへとの様子で語るも、野村は「10年後だと?おい、そんな待てるわけねぇだろ。無観客で明日やろう」と前のめり。
 しかし、その後は「冗談冗談。それぞれプロレスやってきて、こうやって後楽園のメインで試合できたこと嬉しいです。吉田選手、お互いトップ目指して頑張りましょう。ありがとうございました」と破顔し、2人は清々しく健闘を称え合った。

 その後、リング上には悪の【MJ2】の面々が現れ、かつては吉田の盟友として肩を並べたナカ・シュウマが吉田と対峙。
 売り言葉に買い言葉の口論の末にナカがラダーで吉田を殴打し「来月4月27日TKPや。お前のそのしょうもないブーツも、お前らの大事なブーイングも終わりや。2AWひっくり返すぞ」と『山﨑工業プレゼンツGRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』大会での挑戦を宣言してリングを去った。
 吉田はファンから愛あるブーイングを受けつつも「チャンプでエースで選手会長の俺が、さらなる高みへ連れていきますので、みなさんこれからの2AW期待してください。今日はありがとうございました!」と大会を締めた。


 セミファイナルでは、【ぶっ飛べ☆ミサイルキッカーズ】滝澤大志&若松大樹vs【大石旭】旭志織&大石真翔の2AWタッグ王座戦が実施。
 KAIENTAI DOJO時代からの古豪である挑戦者組は老獪な技術で王者組を翻弄。滝澤も意地を見せてムーンサルト・プレスを決めたり、若松との合体技であるシン・合体ガードライバーなどを決めて奮戦したものの、最後は大石旭がサボテンの花を決めて滝澤から3カウント奪取。5度目の防衛は失敗し、大石と旭が2AWタッグ王座を初戴冠。
 試合後には【MJ2】のCHANGO&本田アユムが現れて挑戦を表明。シングル王座戦と同じく4月27日の『山﨑工業プレゼンツGRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』でタッグの防衛戦も決まった。


 加えて、この日は2AWから5年ぶりに新人がデビュー。昨年7月から練習生として入団したスイタ改め彩月悠叶(さつき ゆうか)が、2AWとしては初の生え抜き女子レスラーとしてリングに立つことになった。
 笹村あやめ&彩月悠叶vsダンプ松本&ZAPという豪華なタッグマッチで行われた彩月のデビュー戦は、ダンプがフォーク攻撃で彩月を流血させるという手厳しい女子プロレスの洗礼。彩月も負けん気の強さを見せて最後まで攻めの姿勢を見せ続けたものの、最後はダンプのボディプレスを受けて3カウントを聞いた。

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