元セクシー女優プロレスラーへの偏見をぶっ飛ばす激闘!虎牙のん(八神のえみ)がちゃんよたと感情剥き出しのデビュー戦!

9日、東京都・新宿FACEにてPPPTOKYO『Galaxy Revolution―夢幻なる宴―』が開催。元セクシー女優の虎牙のん(とらがのん)がプロレスラーとしてデビューを果たした。
『PPPTOKYO』は慶應義塾大学卒の元・博報堂レスラー三富兜翔が総帥としてプロデュースしている新進気鋭のプロレス団体。
2021年には筋肉系YouTuberやセクシー女優としても活躍していたちゃんよたがプロレスラーデビューし、同じく生え抜きの“胸毛ニキ”こと八須拳太郎とともに『BreakingDown』に出場して一気にPPPの一般知名度を高めた。
さらに、世界中のムービースターが集まる『コミックコンベンション』で外国人来場者へ日本の文化とも言えるプロレスの試合を見せるなど多方面での活躍を見せ、プロレス界の外に向けて大きな話題を振りまいてきた。
その団体に新たに加わったのが虎牙のん(とらがのん)。虎牙は今年1月に八神のえみの名でセクシー女優としてデビューするが、9月に引退。ちゃんよたの主催する究極生命体スクールの一期生となり、半年間の練習生期間を経て女子プロレスラーデビューが決定。対戦相手は師匠であるちゃんよたに。
これについて虎牙は「初の弟子として入らせていただいたので、実際に師匠に成果を見ていただけるのと、やっぱり皆さんにも成果を見ていただけるということで、ちょっとプレッシャーはありますが、精一杯12月成果を見せられたらいいなと思います。ちゃんよたさんが師匠なので、力を見せれるような、強さを見せれるような技をやってみたいなっていうのはあります。NABBAというボディコンテストの大会経験者っていうのもあって、力強さっていうのはテーマとして持っていきたいなとは思っています」とコメント。
さらに「先駆者としてちゃんよたさんが元セクシー女優としてプロレスラーとして活躍しているんですけど、私も同じ経歴で元セクシー女優という人間がまた同じ道を歩くということで、セクシー女優とかそういった偏見を少しでもより払拭できるんじゃないかなっていうのは考えています。やっぱり最初はどうしても偏見あると思うんですけど、自分の今後の技術とか、見せ方とか、立ち回りでどうにでもなっていけると信じているので、リングでどうにでもなれると示していきたいです」と語り、プロレスと真剣に向き合う覚悟を語っていた。

虎牙はしっかりと肉体改造を経て臨んでいるということもあってか、ロックアップやショルダータックルでの力比べではちゃんよたと互角。
しかし、打撃戦となると実力差は歴然。雄叫びを上げながらエルボーを猛連打する虎牙に対し、ちゃんよたは両手を広げて「もっと来いよ!」と喝。虎牙をコーナーに叩きつけてエルボーを猛連打するちゃんよたは、コーナーブレイクを告げに来たレフェリーを突き飛ばして攻撃を続けるなど珍しく熱くなった姿を見せる。

ちゃんよたは早々にアルゼンチン・バックブリーカーでの決着を狙うが、必死で逃れた虎牙がエルボー連打からランニング・ネックブリーカー・ドロップ。丸め込みの連発で粘りに粘るが、すべてを返したちゃんよたがスライディング・ラリアットからアルゼンチン・バックブリーカーで捕らえてギブアップを奪った。
2人は肩を組んでバックステージに現れ、ちゃんよたは「すごい感情が出てたし、エルボーもメチャクチャ痛かった。久々に自分のデビュー戦を見返してみたんですけど、それよりも全然100倍くらい素晴らしかったと思います」と虎牙を絶賛。

虎牙はデビュー戦のプレッシャーから解放された直後ということもあってか、目に涙をためつつ声も身体も震えながらコメント。「すごいあっぷあっぷになるかと思ったんですけど、意外と落ち着いては出来たかなって。心配とか不安とかあったんですけど、このデビュー戦という日を無事に終えられたっていうのは感謝して、今後もっとプロレス界にい続けられるように頑張りたいと思いました」と語る。
そして「負けず嫌いなので誰にもナメられたくないっていう気持ちがあるので、感情を震わせることの出来る選手になりたい」と語り、師匠であるちゃんよたのようなパワーファイターを目指していく覚悟を語った。
















