【試合詳細】2・7 P.P.P.TOKYO新宿FACE大会 三富兜翔&土井こうじ&羆嵐vs大谷譲二&吉田綾斗&大門寺崇vs田村ハヤト&チェック島谷&KAZMA SAKAMOTO ちゃんよた&山下りな&小橋マリカvs夏すみれ&雪妃真矢&安納サオリ エチカ・ミヤビ&世羅りさvs朱崇花&真琴 マジックミラー号マスクvs八須拳太郎

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『Love&Party2023~愛と恍惚の遊宴~』
日程:2023年2月7日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:400人(超満員札止め)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○竹田光珠(666)/頓所準(GLEAT)
6分53秒 ハリケーンドライバー→エビ固め
●仲川翔大(J STAGE)/ガイア・ホックス(PUZZLE)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●エチカ・ミヤビ/世羅りさ(プロミネンス)
13分12秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
[Las Fresa de Egoistas]○朱崇花(フリー)/真琴(フリー)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●マジックミラー号マスク
7分32秒 フランケンシュタイナー
○八須拳太郎

▼6人タッグマッチ
○ちゃんよた/山下りな(フリー)/小橋マリカ(フリー)
19分12秒 丸め込みを切り返す→片エビ固め
●夏すみれ(フリー)/雪妃真矢(フリー)/安納サオリ(フリー)
※OTRルール採用のイリミネーションマッチ

<1人目>
○夏すみれ(フリー)
8分29秒 エビ固め
●山下りな(フリー)

<2人目>
●雪妃真矢
11分14秒 OTR

<3人目>
○安納サオリ(フリー)
14分31秒 ポテリング
●小橋マリカ(フリー)

<4人目>
○ちゃんよた
15分37秒 OTR
●安納サオリ(フリー)

▼サドンデストリプルトルネード3WAYマッチ
[BULK ORCHESTRA]○田村ハヤト(GLEAT)/チェック島谷(GLEAT)/KAZMA SAKAMOTO(フリー)
30分29秒 ジャックハマー→エビ固め
●大谷譲二/吉田綾斗(2AW)/大門寺崇(ランズエンド)
※もう1組は三富兜翔/土肥こうじ(フリー)/羆嵐(フリー)

<1組目>
[BULK ORCHESTRA]田村ハヤト(GLEAT)/○チェック島谷(GLEAT)/KAZMA SAKAMOTO(フリー)
19分15秒 逆打ち
三富兜翔/土肥こうじ(フリー)/●羆嵐(フリー)

PPP初の後楽園大会にBULK ORCHESTRAが侵攻!ちゃんよたが憧れの夏から勝利!エチカと朱崇花が初遭遇!八須がちゃんよたとの結婚を先送りし元師匠の日高郁人と対戦へ!

オープニング


 まずは前説に三富兜翔総帥、ちゃんよた、八須拳太郎が登場。

 ブレイキングダウンで今人気の“胸毛ニキ”八須のタオルが販売されたと掲げられるが、大阪大会で3枚しか売れなかったと悲しい報告に。

 続いてハレンチシートのPPPガールズ(MIHARU、RINKO、中谷伊織、くりりん、いちか)、SOD女子社員シートのSODプロレス女子応援部(泡香ましろ、美波亜美、ゆかり、水兎まこと)がリングへ。
 さらに水着でリングアナデビューを行う小山夏希さんが登場し自己紹介。続いて現役グラドルVtuber桃宮ナツキとして2月28日にデビューが決定した事が発表された。

 最後に第3試合でちゃんよたとの結婚を賭けて闘う八須に、ちゃんよたは「正直負けてほしい」と本音を吐露。声援の練習代わりに観客からのブーイングを八須が受けて大会がスタートした。

第1試合


 先発は頓所とガイア。頓所がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すがすぐにガイアがヘッドシザースホイップ。さらにロープに飛ぶが、スカした頓所がヘッドシザースホイップ。これをハンドスプリングで受けたガイアがヘッドシザースホイップも、頓所もハンドスプリングで立ち上がり両者タッチ。

 仲川の足を刈った光珠がロープに飛ぶが、仲川がアームホイップから側頭部にドロップキック。
 仲川がロープに振ろうとするが、耐えた光珠が逆に振ってガットショットで倒す。
 光珠はボディスラムからマッスルポーズでアピール。引き起こしてロープに振るが、仲川は前方回転エビ固めを狙うも、耐えた光珠のコスチュームが脱げて尻が露わに。
 光珠はそのままフットスタンプからフォールもガイアがカット。

 頓所が出てきて光珠とともにガイアをロープに振り、ダブルのバックエルボーから再度ロープに振ってダブルドロップキック。
 頓所がストンピングから再度ガイアをロープに振るが、ガイアは掌底のコンビネーションを交互に叩き込み、光珠のボディに掌底から頓所に旋風脚。
 仲川が出てくるも、光珠は交互にチョップ。だが
仲川とガイアはダブルのガットショットからロープに飛んだガイアがシザースキックを叩き込み、仲川がドロップキック。さらにガイアがその場飛びカンクーントルネードからフォールも2。
 
 ガイアがエルボー連打も、光珠がエルボーからソバット。さらにパントキックからフラップジャックで叩きつけ、頓所が出てきてスイングDDTからフォールも2。

 頓所はフルネルソンも、ガイアが逃れて足を刈って倒すと、その場飛びムーンサルトからフォールも2。
 ガイアはブレーンバスターを狙うが、切り返した頓所がラ・ミスティカ。フォールも仲川がカット。

 頓所が仲川をコーナーに振って走り込むが、避けた仲川が延髄斬りからトラースキック。さらに串刺しバックエルボーからランニングサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 仲川は頓所をコーナーに乗せると正面に登るが、頓所がエルボーで落とすとダイビングクロスボディアタック。
 だがガイアが頓所にダイビングエルボー。そこへ光珠がダイビングフォアアーム。仲川が光珠にミサイルキックを発射し、再度コーナーに登るとスワントーンボムを投下しフォール。これは頓所がカット。

 ガイアと仲川がコーナーに頓所を振って串刺し攻撃を狙うが、頓所が避けるとガイアと仲川を同士討ちさせ、ガイアをジャパニーズレッグロックで丸め込み、カットに来た仲川をそのままジャーマンスープレックスホールドで叩きつけ二人まとめてフォールも2。

 光珠が仲川をハリケーンドライバーで叩きつけフォール。これで3カウント。

第2試合


 先発はエチカと真琴。ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いからヘッドロックの応酬となり、エチカがグラウンドに持ち込むが真琴はヘッドシザースで捕らえて抜ける。エチカは真琴をケンカキックでふっ飛ばしエプロンの朱崇花を挑発していくが、背後から真琴が蹴りつけ首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 真琴は尻を叩いてからキャメルクラッチ。さらに朱崇花が顔面を蹴りつけ、水を顔面に噴射していく。エチカはロープを掴みブレイク。
 真琴はガットショットからロープ際に転がしボディを踏みつけていくが、レフェリーが注意すると朱崇花にタッチ。

 朱崇花もボディを踏みつけていくがレフェリーがブレイクを要求。
 朱崇花は顔面に膝を叩き込んでいき、ボディスラムからフォールも2で髪を掴んで引き起こす。
 さらにエプロンの世羅にビッグブーツを叩き込むが、起き上がったエチカがエルボー。朱崇花はケンカキックから打ち込んでくるように挑発し、エチカがエルボー連打も朱崇花は一本足頭突き。
 朱崇花は髪を掴んで引き起こし、コーナーに振り走り込むがエチカがラリアットで迎撃。エチカは世羅にタッチ。

 世羅はエルボーから真琴にも走り込むが、エルボーで返した真琴がコーナーに振ろうとするが、世羅が逆に振って串刺しバックエルボー。逆コーナーに朱崇花も座らせると、往復串刺しダブルニーから髪を掴んで引き起こし、二人まとめてブレーンバスターを狙うが真琴と朱崇花が逆にブレーンバスター。さらにダブルの踵落としを投下しフォールも2。
 世羅と朱崇花はエルボーの打ち合い。朱崇花のビッグブーツと世羅のエルボーの打ち合いになり、世羅がビッグブーツをキャッチすると足裏へのナックル連発からロープに飛んでランニングエルボー。避けた朱崇花がバイシクルキックも、キャッチした世羅にスピンキック。朱崇花は真琴にタッチ。

 真琴はビッグブーツからケンカキックも、ガードした世羅が立ち上がるが真琴がDDTで突き刺しカカト落とし。フォールも2。
 真琴は担ごうとするが、耐えた世羅がセラリズムバスター。フォールも2。
 世羅はリバーススプラッシュ式ダブルニードロップからフォールも2。
 世羅が担ごうとするが、耐えた真琴がエルボー連打。世羅はエルボーで返しロープに飛ぶも、真琴はカニバサミで倒してロープを蹴り上げて顔面を攻撃すると、ロープに飛ぶが世羅はカウンターのエアーズロック。世羅はエチカにタッチ。

 エチカはショルダータックル連発で倒し、コーナーに振ろうとするが逆に真琴が振って走り込む。これを避けたエチカが、走り込んできた真琴を腰投げで倒しフォールも2。
 エチカはバタフライロックで捕らえるが、真琴はロープに足を伸ばしブレイク。
 エチカがロープに振るが、真琴がロープを掴んで挑発すると、走り込んで来たエチカを避けるとエプロンから朱崇花がハイキック。さらに真琴がビッグブーツからスピアーを突き刺し、WWニーを投下してフォールも2。
 真琴は朱崇花にタッチ。

 朱崇花はミサイルキックからエプロンの世羅をエルボーで落とし、顔面を蹴りつけ挑発。
 立ち上がったエチカがエルボー連打も、朱崇花は強烈なエルボーで倒す。エチカは再度エルボー連打も、朱崇花はビンタからロープに飛ぶが、エチカはカウンターのボディスラムからロープに飛ぶ。しかし真琴が場外から足を掴んで倒し、朱崇花と真琴が交互にケンカキック。ロープに飛んでダブルのビッグブーツから朱崇花がフォールも世羅がカット。
 朱崇花がバズソーキックからソバット。フォールも2で髪を掴んで引き起こし、トラースキックを叩き込むが立ち上がるまでコーナーで待つ。睨みつけて立ち上がったエチカにランニングスピンキックからフォールも2。
 朱崇花は担ぐが、着地したエチカが走り込んできた朱崇花にカウンターのSTO。フォールも2。
 エチカは担ごうとするが、着地した朱崇花が走り込んできたエチカにニールキックからフォールも世羅がカット。

 朱崇花はコーナー下にセットし、ムーンサルトプレスを投下しフォール。これで3カウント。

 試合後、朱崇花は握手を求めるも、エチカが応じようとした瞬間に再び水を噴射。のたうち回るエチカを尻目に軽い足取りで去っていった。

<試合後コメント>

朱崇花&真琴
朱崇花「世羅はいつものことながら、って言っても対戦も少ないけど、いつ当たってもいい試合が出来る選手だなっていうのはもちろんなんだけど、エチカ・ミヤビ。知識は無かったけど、私のデビューから10戦以内を考えたら、中々やったんじゃないかなって思うけど、色々道なき道を歩む感じになっちゃうと思うけど、また強くなったら対戦してあげていいかなって。今日はそういうレベルの試合でしたね」
真琴「私は結構PPPさんに出させてもらってて、今日はベストパートナーの朱崇花嬢とのタッグで嬉しかった!またお願いしますね!」
朱崇花「ラスエゴをどんどんこの団体にも出撃させていきたいなって私は思います」

エチカ・ミヤビ
――朱崇花選手との試合を終えていかがですか
「まずメチャクチャ強かったし、闘えたことが本当に光栄だし、このキャリアで会えたことにメチャクチャ感謝しています」

――どのようなところに差を感じたか、その上で今後どのようにしていきたいか
「私は前からプロレスの技術、レスリングのすべてに於いて届かないと思ってて。でもパワーだけは勝ってると思ってリングに上ったんですけど、パワーも勝ってるどころか全然負けてると思ってしまいました。もっともっと遠い存在って思ったので、私、もっとプロレスしてもっと勝って、絶対に負けないようになりたいです」

――朱崇花選手は「もっと強くなったら戦ってあげてもいい」と言っていましたが、望むところ?
「当たり前ですね。顔に水かけられて逃げるような女じゃないんで、もう1回リングに上って、プロレスで絶対に勝ちたいです」

第3試合


 八須がタックルからこれを切ったマジミラとグラウンドの攻防に、マジミラがアキレス腱固めも、抜けた八須が亀になるが、バックを取ったマジミラとロープ際で押し込み合い、八須が強烈なビンタ。マジミラもビンタで返しビンタの打ち合いから八須が左右のビンタ。これでマジミラが崩れ落ちると、八須はストンピング連打からフォールしようとするが、マジミラがサムソンクラッチ。2で返した八須にアンクルホールドも、八須はロープを掴みブレイク。

 マジミラはストンピングからアキレス腱固め。さらに足へのエルボーからヒールホールドも、八須はスリーパーで捕らえていくが、そのまま力付くで持ち上げたマジミラが駅弁ドライバー。
 自分もダメージを受けながらマジミラはバックを取るが、八須が取り返すとマジミラはリストを捻って抜け、コーナーに振って走り込むが八須が足を伸ばしてカットすると、左右のエルボーもキャッチしてマジミラの顔面を胸毛に押し付けていく。メンタルダメージを受けたマジミラにダイビングクロスボディアタックからフォールも2。

 八須は担ぐとスクワットバックフリップからフォールも2。

 八須はバックを取るが、逃れたマジミラを投げようとする。だが逆にマジミラがブレーンバスターの体制も、八須が耐えるとそのまま駅弁ドライバー。
 2回目の駅弁ドライバーでマジミラの尾てい骨にも大ダメージが与えられるが、なんとか立ち上がったマジミラがエルボーからチンクラッシャー。さらにちんちんクラッシャーからバックを取るも、切り返した八須をマジミラが俵投げ。
 八須がエルボーからミドルキックも、キャッチしたマジミラがエクスプロイダーからファルコンアロー。フォールも2。

 マジミラはロープに飛ぶが、八須はコスチュームを掴んで動きを止めると、マジミラはバックキックを膝に叩き込んで逃れるが、八須はコスチュームのティッシュを掴んで動きを止める。
 だがマジミラはヘッドバッドからロープに飛んで走り込むが、八須はフランケンで丸め込み3カウントを奪った。

 これによりマジミラは八須の願いであるちゃんよたとの結婚を叶えることに。

マジミラ「おい胸毛ニキ八須。今日はやられたよ。負けを認めるよ。だからさ、約束を果たさなきゃいけないよな?今一度さ、お前の、男の夢をみんなに教えてやってくれよ!」
八須「俺のね、俺の夢は!ちゃんよたと!結婚したいです!と、言いたいところなんですが、俺は実は、12年前、某プロレス団体に入門して、あまりの厳しさに挫折して、夜逃げをしました。その時に、練習のコーチとして、ものすごくお世話になっていた方が、います。その選手が、日高郁人選手です。日高郁人選手と!試合を、させていただけませんでしょうか?」

マジミラ「わかった。お前の望み、叶えてやろう」

 突如会場が暗転し、入場曲がなると日高郁人がリングに登場。

日高「PPPファンの皆さん、はじめまして。ショーンキャプチャーの日高郁人です。今回、この、ミラーさんに呼ばれて、ミラーさんに呼ばれて、八須拳太郎の夢を叶えるために来ました。かつての練習生、俺が試験官だった時の練習生です」
八須「日高選手、先程も言いましたが、是非試合をお願い致します」
日高「俺はさ、君の夢を叶えるために来たけど、そんな試合がしたいとか思い出作りじゃないんだよ。なあ。俺に勝ちたいんだろ?」
八須「はい!」
日高「俺を倒したいために呼んだんじゃないの!?」
八須「もちろんです!」
日高「だったら、もっと気持ちが見たいんだよ。俺は今年50になったけど、今でも毎日鍛えてるぞ!(スクワットを始める)」
八須「負けねーよ!(横でスクワットを始める)」
日高「よーし!よーしそうだろうよ!その気持ちが見たいんじゃないかよ!オイ!よーし!やろう!」
八須「お願いします!5月16日!日高郁人選手と試合が決まりました!僕のプロレスの人生を、10年間の思いをかけて戦います!まだ、今日はこれからも試合が続きます!引き続き盛り上がってください!今日はありがとうございました!スパーキング!」

<試合後コメント>

マジックミラー号マスク&八須拳太郎
マジミラ「いやあ、今日は完全にやられましたね。八須選手の1個1個の技、すべてに気持ちが乗っていて、なんとしても夢を叶えるんだというその思いがすべて私に伝わってダメージになりましたね。最後のアレは、フランケンですか。……返せなかったなあ。あんなに、あんなに思いの込もった押さえ込み、これまで無かったかもしれない。だからさ、今日、日高選手と決まったじゃないですか。今日と同じ、いやそれ以上の気持ちでぶつかってください!リングの上で言いましたよね?『勝ちに行く』って。それはもう日高選手とだけの約束じゃないですから。今日来てたお客さんたち全員に向けた約束ですから。じゃないとさあ、俺が夢を叶えられなかったら意味がないから。俺の夢の分も頑張ってくれ!」
(※マジミラマスクが夢を託す強烈な逆水平チョップ)
八須「うぎゃあ!ありがとうございます!」
マジミラ「おっしゃあ!」
八須「ありがとうございます!」
マジミラ「行けーッ!」
八須「はいッ!」
マジミラ「行けーッ!」
八須「はいッ!マジックミラー号マスクに勝って、ちゃんよたとの結婚ではなく、まずは後楽園ホール大会で日高郁人選手との試合が決まりました!ホントに、10年間の思いを日高選手にぶつけて必ず勝ちたいと思います!今日はありがとうございました!」

――日高選手に勝ったら自分からちゃんよた選手にプロポーズするつもりはありますか?
マジミラ「その手があったぞオイ!」
八須「……いや、もう、そうですね。ま、ホント、チャンスがあれば、自分で、ちゃんと……結婚の申込みをしたいと思います……」
マジミラ「絶対振り向いてくれるって!日高選手に勝てる男なんてそうそういないぜ?!見せてやれよ!」
八須「はい。カッコいいところを見せて、結婚を申し込もうと思います!頑張ります!」

――マジミラ選手は、今後自分でBreakingDownのオーディションに申し込むつもりはありますか
マジミラ「そうですね。こっからまたチャンスを掴む方法はいくらでもあると思いますんで。今日夢が叶えられなかったらからといって、そこで終わりじゃないですから。諦めなければ、いくらでもチャンスは転がってますから。掴みに行きますよ」

――八須選手は、日高選手に対してずっと心残りがあったということでしょうか
八須「そうですね、12年前の某プロレス団体に入ったときに、練習のコーチとして色々ご指導いただいて。でもそのときには色々と未熟で、ホントにつらい練習がある中ですぐに夜逃げしてしまったので、12年の時を経て僕の成長した姿を日高選手に見せていけたらと思っています」


日高郁人
――八須選手の夢を叶えるという形で今回登場しましたが、八須選手に対しての印象は
「そうですねえ、彼が言った通り、12年前に僕が試験官をして合格したときの練習生。当時から体力はすごかったですよ。残念ながらあのときにはプロレスラーを諦めたけど、僕も入門こそしてないけど1度諦めたこともあったし、夢を諦めきれないっていう、男はね、夢を掴みたい。僕もリングの上で言いましたけど、僕もそんなエモい気持ちで、思い出作りのために対戦してもしょうがないと思うんですよ。彼は自分よりずっと若いし、これからプロレス界で名を上げていかなきゃいけない人間なんで。どうせやるなら俺を倒すつもりで、勝つつもりでやらないと意味がないでしょ。そういう強い気持ちで闘おうと。1vs1の男の勝負です」

――PPPについての印象は
「全くもって初めてなんですけど……SOFT ON DEMANDとコラボしてるイメージです(笑)でも、リングの上じゃ関係ないですから。1vs1でぶつかり合う。どこのリングの上でも同じですよ。だからこそ僕はここに来たし、全部背負った上で俺を倒しに来いって思いますね」

第4試合


 夏たちが襲撃し試合開始。一気にOTRを狙うが、山下、マリカ、ちゃんよたは切り返してエプロンに落とす。ロープに飛ぶが、夏たちはリングに戻りビッグブーツで迎撃。
 リングには安納とマリカが残り、安納がコーナーに振るが、マリカが飛び越えてバックをとる。安納がヘッドロックで捕らえるが、マリカが突き飛ばしてバックエルボーで倒す。フォールも2。
 マリカはギロチンドロップからフォールも、ブリッジして抜けた安納がロープに飛んでビッグブーツからフォールも1。両者タッチ。

 雪妃と山下になり、お互いエルボーを避けると山下がガットショットからヘッドロック。ロープに飛ぶが、雪妃がハイキックも避けた山下にガットショット。ロープに飛ぶが、山下はショルダータックルで倒し両者リング外へ。

 リングには夏とちゃんよた。ロックアップから夏が足を刈って倒し、太ももに噛みつくがレフェリーが注意。
 ちゃんよたは乳首を掴んでお返しし、ロープに飛ぶと、うつぶせになった夏にストンピングからロープに振ろうとする。逆に振った夏にちゃんよたがショルダータックルからロープに飛ぼうとするが、夏が髪を掴んで引き倒し、ロープに飛ぶもちゃんよたがカウンターのボディスラム。ちゃんよたは場外に転がり、かわりにマリカがリングへ。

 マリカはマシンガンチョップからフォールも2。
 マリカは投げようとするが、ボディブローで逃れた夏がブレーンバスター。さらにビッグブーツからコーナーに叩きつけ安納にタッチ。

 安納は顔面を連続で蹴りつけ、夏と雪妃とともにコーナーで顔面を踏みつけるがレフェリーがブレイクを要求。
 安納がコーナーに振ろうとするが、逆にマリカが振って走り込むも、安納が足を伸ばしてカットしミサイルキックからフォールも2。
 安納は雪妃にタッチ。

 雪妃は後頭部にケンカキックからサッカーボールキック。さらにキャメルクラッチで捕らえ、安納が顔面を蹴りつけていく。
 雪妃はこれを離してバックブリーカーからうつ伏せにさせてリバーススプラッシュ式ニードロップ。フォールも2。
 雪妃はボディに膝蹴り連発からロープに振ろうとするが、逆に振ったマリカはエルボーを避けてロープに飛ぶとドロップキック。マリカは山下にタッチ。

 山下とちゃんよたは雪妃にダブルのショルダータックル。夏と安納が出てきてコーナーにそれぞれ振るが、ちゃんよたが安納を、山下が夏をショルダータックルで迎撃。
 山下が夏にDDTからフォールも2。
 山下が顔面を蹴りつけエルボー。夏も立ち上がりエルボーで返すと、山下は強烈なチョップからコーナーに叩きつけ逆コーナーに振ろうとする。だが夏が逆に振ってバックエルボーで倒すと、足を刈って倒し串刺し腰振りブロンコバスターを発射。避けた山下が背中に膝蹴りを叩き込み、コーナーに上ると断崖式フットスタンプ。フォールも安納と雪妃がカット。
 山下はロープに飛ぶが、夏がビッグブーツで迎撃し、ロープに飛ぶも山下はカウンターのインプラント。フォールも雪妃がスライディングキックでひっくり返し、そのまま3人でフォールし3カウント。山下失格。

 マリカが雪妃を、ちゃんよたが安納をコーナーに振ってそれぞれ串刺しラリアット。さらに中央に振り、マリカのドロップキックとちゃんよたのショルダータックルのサンドイッチ。さらにそれぞれエルボードロップを投下しマリカが雪妃をフォールも2。

 マリカがデスバレーからのシャイニング・ウィザードを発射しフォールも2。
 マリカは胴締めフロントネックロック。これを耐えた雪妃が逃れると、ローキックからエルボー。エルボーの打ち合いから雪妃がローからミドル。さらにローからソバットを叩き込み、ロープに飛ぶも場外から山下が足を掴んで倒す。怒った雪妃の背後からマリカがスクールボーイも2。
 雪妃はエルボー連打からロープに振って追走ニー。顔面を踏みつけ、ロープに飛ぶが山下が足を掴もうとすると雪妃はそのまま場外の山下にケンカキック。

 出てきたちゃんよたに安納とダブルのビッグブーツから、雪妃がコーナーに登り場外のマリカにダイビングクロスボディアタック。だがこれで雪妃がOTRで失格。

 安納がリングにマリカを投げ入れ、ミサイルキックから夏が背中にスライディングキック。夏はマリカに串刺し腰振りブロンコバスター。安納がマリカを四つん這いにさせて、夏が背中にムチ攻撃。悶絶するマリカを安納がフィギュアロック。夏がマリカにムチを使ったチョーク攻撃も、レフェリーがこれは注意しムチを取り上げる。
 安納がストンピングからコーナーに振り、夏が串刺し攻撃を狙うがマリカがムチを奪ってムチ攻撃。さらに走り込んできた安納にスクールボーイからのシャイニングウィザード。フォールも2。

 マリカはコーナーに上りミサイルキックからロープ駆け上がり式のDDT。フォールも夏がカット。


 夏はシャンパンを持ち出し、口に含むとマリカの顔面に噴射。そこを安納がポテリングで3カウント。マリカ失格。

 安納がシャンパンを口に含み、夏がちゃんよたを羽交い締めにすると安納が噴射するが、ちゃんよたが避けて夏に誤爆させると、ラリアットで安納のシャンパンを叩き落とし、安納をアルゼンチンで担いでエプロンに落とす。安納はロープを掴んで耐えてエルボー合戦に。安納がちゃんよたを羽交い締めにして夏がムチ攻撃も、ちゃんよたが避けて安納に誤爆。安納はムチを掴んで耐えるが、ちゃんよたが夏の背中にエルボーを叩き込むとムチを離してしまい安納が場外に落下し失格。


 ちゃんよたが担ごうとするが、耐えた夏がロープに飛ぶが、ちゃんよたはハンマーブローで迎撃しアルゼンチン。そのままバックフリップで叩きつけてフォールも2。
 ちゃんよたはコーナーに上るが、夏が走り込んでエルボー。エプロンに落下したちゃんよたにエルボー連打からロープに飛ぶが、ちゃんよたがロープをたるませて夏もエプロンに落とすと、夏はガットショットもちゃんよたはエルボー。エルボーの打ち合いから夏がリングに戻りロープに飛ぶが、ちゃんよた追走ネックブリーカードロップ。両者ダウン。
 ちゃんよたはブレーンバスターを狙うが、着地した夏が突き飛ばし、ネックブリーカードロップを叩き込むとシャイニング・ウィザードから妖乱を狙うが、耐えたちゃんよたがショートレンジラリアット連発。ロープに飛んでスライディングラリアットからフォールも2。
 ちゃんよたはロープに飛ぶが、夏が首固めも2。
 夏は走り込むと、ちゃんよたのラリアットを巻き込んで丸め込もうとするが、耐えたちゃんよたにスクールボーイからラ・マヒストラル。これをちゃんよたが切り返し3カウント。

 ちゃんよたが泣きながら握手を求めると、夏はこれに応じるもすぐに振り払ってリングを後にした。

<試合後コメント>

ちゃんよた
「(※感涙で声を詰まらせながら)はぁ……!はぁ……!やっとPPPで、自分の力で、3カウントを取ることが出来ました!ホントに、ホントに嬉しいし、やっぱりプロレスを始めたきっかけの憧れの選手から獲れたってことが、ホントに、ホントに、頑張って、練習して、筋トレもして、コツコツやってきたことが、やっと報われたなって思います。もちろん、マリカさんと山下さんの力も無かったら勝てなかったので、ホントに周りの人、一緒に闘ってくれる人、応援してくれるファンの人達、一緒に練習してくれるPPPの皆さんに本当に感謝しています。みなさんありがとうございました!こっからがやっとスタートだと思うので、また1から頑張っていこうと思います!ありがとうございます!」

――憧れの夏選手から3カウントを奪って、PPP初勝利。次の目標はどこになりますか
「次は、今日はタッグで3人だったんですけど、シングルで、自分の力だけでPPPで勝利することが次の目標です」

第5試合


 先発は土肥、大門寺、田村。ショルダータックルのぶつかりあいから土肥がロープに飛んで田村とショルダータックルのぶつかりあい。大門寺が田村に、田村が大門寺に、土肥が大門寺に次々ショルダータックルのぶつかり合い。
 3人は腕立てをはじめ、筋肉アピールから田村がロープに飛んで土肥に、大門寺がロープに飛んで土肥にショルダータックル。お互い額をこすりつけて睨み合うと、チョップの受け合いからエルボーの相打ち。さらにショルダータックルのぶつかりあいで3人同時に場外に吹っ飛ぶ。

 リングには島谷、大谷、三富。手4つをフェイントに三富と大谷が島谷にダブルのガットショット。ロープに振ってダブルのチョップから再度ロープに振って、三富がマンハッタンドロップから大谷が側頭部にドロップキック。さらに三富がココナッツクラッシュから大谷がドロップキック。ハイタッチをしようとした三富に大谷がガットショットからロープに飛ぶが、三富がエルボーで迎撃。KAZMAがリングに走り込み場外に投げ捨て場外乱闘へ。小山夏希リングアナも巻き込まれる。

 リングにKAZMAと三富が戻り、大谷が三富を羽交い締めにしてKAZMAがチョップ。今度はKAZMAが三富を羽交い締めにして大谷がチョップ。
 観客のもう一回コールからKAZMAが三富を羽交い締めにして大谷がチョップを狙うが、三富が避けるとKAZMAにそのままチョップ。KAZMAは痛がりながら大谷を場外に投げ捨て、三富がKAZMAにエルボー連打から地獄突き。ロープに飛ぶが、エプロンから島谷が羽交い締めにしてバルクオーケストラでトレインラリアット。さらにKAZMAがフットスタンプから田村がボディプレス。島谷がその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。

 大谷組がバルクをそれぞれ担いで俵投げから、三富をコーナーに叩き込み大谷がボディブロー連発。吉田と大門寺も三富にナックル連発から、大谷は吉田にタッチ。

 吉田がボディブロー連続で叩き込み3人でナックル連発から吉田は大門寺にタッチ。
 大門寺がボディにナックル連発から3人でナックルの共演。さらにフェイスバスターからフォールもKAZMAがカット。
 KAZMAがコーナーに叩きつけ、顔面を踏みつけると島谷もサミング。
 三富はふらつきながらKAZMAにエルボーを打ち込んでいくが、KAZMAはボディに膝蹴りからサッカーボールキック。フォールも吉田がカット。

 吉田とKAZMAは三富をロープに振るが、三富はKAZMAを吉田を同士討ちさせると、二人まとめてドラゴンスクリュー。三富は土肥にタッチ。

 土肥はショルダータックルでKAZMAを倒し、さらにバックエルボーから正面からエルボー。
 吉田が土肥にガットショットも、羆嵐が出てきてエルボーから二人でロープに振ると、ダブルのショルダータックルで倒し羆嵐がボディプレス。土肥がギロチンドロップからコーナーの吉田とKAZMAに往復串刺しラリアット。
 土肥が追いついてしまい羆嵐の後頭部にラリアットを叩きこむと、羆嵐がその勢いでKAZMAに串刺しボディスプラッシュ。
 仲間割れを始める土肥熊に吉田が走り込むが、土肥熊はダブルのラリアットで迎撃する。
 土肥がKAZMAに走り込むと、KAZMAは足を伸ばすがキャッチした土肥が断崖式フットスタンプ。


 土肥は吉田をアルゼンチンで担ぎ、羆嵐も大門寺をアルゼンチンで担ぎ、カットに来た大谷に投げつける。KAZMAが土肥をサミングでカットし、羆嵐を場外に投げ捨てると土肥を投げようとするが、羆嵐、田村、三富、島谷と入ってきてバルクvsPPPで投げ合いに。セコンドの八須が助けに入り、PPP軍で一気にブレーンバスターで投げ捨てる。
 だが大谷たちがリングに入りカットすると、八須に3人でガットショット連発。三富が八須を救出すると、島谷をコーナーに振って三富が串刺しバックエルボー。さらに土肥が串刺しバックエルボーから羆嵐が串刺しラリアット。三富が再度走り込むが、島谷が避けると大谷とバルクがトレイン攻撃を叩き込み、島谷が再度走り込むが大谷が避けると土肥熊が串刺しラリアットから羆嵐がアルゼンチンで担ぐ。そこへ大谷がミサイルキックを叩き込み島谷がその勢いでバックフリップで叩きつけられる。
 大谷が島谷をロープに振ると、エプロンから吉田がハイキックを叩き込み、大谷がノーザンライトスープレックスホールドも2。
 大門寺が島谷にフルネルソンバスターからフォールも羆嵐が担ぎ上げてカット。着地した大門寺がナックルパートからエルボー。三富と土肥が大門寺をロープに振ってダブルのフラップジャック。


 三富と土肥は島谷に交互にエルボーから三富が延髄斬り。土肥がショートレンジラリアットでなぎ倒し、羆嵐がセントーン。フォールもKAZMAがカット。
 羆嵐がコーナーに登り、ダイビングセントーンを投下するが、避けた島谷が逆打ちを狙うが。耐えた羆嵐を田村とKAZMAがエルボーで倒し3カウント。これで三富組失格。

 吉田が田村を担ごうとするが、田村がツイスト・アンド・シャウト。さらに吉田に走り込むが、吉田はジャンピングニーで迎撃しロープに飛ぶも、田村はエルボーで迎撃しコーナーに振り串刺しラリアット。さらにロープに飛ぶが、吉田が避けてバックを取るも、田村はDDTで突き刺しコーナーに登るとダイビングショルダーアタック。さらにエルボーも、避けた吉田はミドルキック。キャッチした田村にそのままスピンキックを叩き込み、コーナーに乗せると大谷がヴィーナスから正面に上り雪崩式フランケン。さらにスイングDDTからフォールもKAZMAがカット。

 大門寺がKAZMAにナックル連打からロープに振るが、大門寺はジャンピングラリアットでなぎ倒しコーナーに登るとダイブ。避けたKAZMAに大門寺はソバットからコーナーに振ろうとするが、KAZMAが逆に振って串刺しボディスプラッシュから後頭部にトランスレイブ。フォールも2。
 KAZMAは投げようとするが、耐えた大門寺とエルボーの打ち合い。大門寺がビンタからラリアットも、避けたKAZMAがストップ延髄斬り。

 大門寺をコーナーに振ってバルクがトレイン攻撃から、サンドイッチボディスプラッシュ。KAZMAがトランスレイブからフォールも吉田がカット。
 田村が吉田にスピアー。大谷が田村にランニングニーも、キャッチした田村がロープに突き飛ばし延髄斬り。島谷が大谷をロープに振るが、大谷はスライディングDも島谷が丸め込んでドロップキック。島谷を大門寺がフィッシャーマンズバスター。KAZMAが大門寺に膝蹴りからロープに振るが、大門寺はスピアーを突き刺す。全員ダウン。

 KAZMAと吉田がエルボー合戦。大谷と田村がエルボー合戦も、大門寺が田村をエルボーで場外に吹っ飛ばす。KAZMAと吉田がチョップの打ち合いからKAZMAが後ろ手に組んでチョップを受けていき、受けきるとビンタも吉田がロープに振ってソバットからバズソーキック。フォールも島谷がカット。

 島谷は吉田のガットショットをキャッチしサミングからロープに飛ぶが、吉田はカニバサミで倒し、大谷が島谷にランニングニーから大門寺もランニングニー。大谷が再度ランニングニーから、大門寺が後頭部にエルボーを打ち込み、吉田がロープに飛んだジャンピングラリアット。フォールも2。
 吉田と大門寺がダブルのブレーンバスターで叩きつけ、大谷がコーナーに上りフロッグスプラッシュ。フォールも田村がカット。
 吉田と大門寺が田村をロープに振るが、田村はダブルラリアットでなぎ倒すと、大谷にもボディブローからKAZMAとともにロープに振る。だが大谷は同士討ちさせると田村にスクールボーイも2。再度スクールボーイも2。
 大谷は逆さ押さえ込みを狙うが、耐えた田村に大門寺がジャンピングエルボー。大谷がそのまま逆さ押さえ込みも2。
 大谷はスライディングDを狙うが、避けた田村がロープに飛んでラリアット。フォールも2。
 田村が大谷に串刺しラリアットからKAZMAが串刺しボディスプラッシュ。さらに肩車して田村とダブルインパクト。フォールも吉田がカット。

 田村は投げようとするが、大谷が丸め込むも強引に担ぎ上げた田村がジャックハマーで叩きつけ3カウント。

田村「勝ったのは、勝ったのは!勝ったのは!!PPP初登場の!バルクオーケストラの!田村ハヤトだ!チェック、チェック、なんか喋りたそうな顔してるな。なんか喋りたそうだな。一言、頼んだ」
島谷「おいーお前相変わらず、その無茶振り、俺はしっかりと、チェック済みだよオイ~。でもよ、今日は膝が痛て~んだよ。KAZMAもなんか、言いたそうやーん」
KAZMA「て言いつつも、まだ島ちゃん話したりないっしょ!それともタムか!?」
田村「まあ、今日は俺はPPP初登場だから、喋りたい事いっぱいあるから、KAZMA!なんか言ってくれ!」
KAZMA「わかった。わかったちょっととりあえず喋らせてもらう。おい~TAKAみちのくの弟子元弟子吉田綾斗どこだ吉田綾斗。吉田綾斗、そして大門寺、大谷譲二!お前ら、なかなかつえーな最高だ。そして、土肥熊!お前らはよ、本当に、最低だけど、最高だよ!そして、PPP、5月16日、後楽園ホールで、初進出するよな?俺たち!バルクオーケストラが!その後楽園ホールに乗り込むぞー!おい、対戦相手は、誰でもいい。最高の相手を用意しとけ。楽しみにしてくよ」

 土肥がエプロンに上がり睨みつけ、バルクはポーズを決めリングから去る。

土肥「おい、お前ら試合も長けりゃマイクも長いよオイ。あとな、そこのちっこいの、お前膝いてーよなんて言うの100年早いぞこのやろう。俺の元上司なんだよこのやろう。お前らよ、KAZMAもよく聞いとけ、バルクオーケストラ、後楽園。記念すべきPPPの初の後楽園ホール大会だ。バルクオーケストラお前ら、全メンバーフルで後楽園乗り込んで来いこのやろう」
KAZMA「今ここでフルとは言えないけど、期待しててくれよ」
土肥「あいつらがもし、メンバー全員連れて来たら、こっちは、なんだ?まあ土肥熊プラス、PPP連合軍で、俺人数揃えとくからよ。どう?バルクオーケストラ対PPP連合軍、見たいか?しかもここで、完全決着にするためにただのタッグマッチではやんねーぞ。ルール考えといてくれ総帥よ」
三富「土肥さん!そういうマッチメイクも、全て含めて!誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、このPPPは俺が仕切る。ということでおい、大変なこと起きてんだよ。もう撤収時間完全オーバーするぞ。だから売店やる時間ないかもしれないからそれだけはご了承ください。今日試合した選手リング上がってください。上がりながら喋るぞ。PPPは、ほんとに、何もないゼロからスタートして、けど、今日、八須勝ちました!八須の物語を紡いでくれ!12年前叶えられなかったプロレスラーとしての夢を、5月、日高選手にぶつけてくれ。そして、ちゃんよた!今日勝ったな!」
ちゃんよた「勝ちました!」
三富「ほんとに、ちゃんよたは皆さんが思ってる以上に毎日、プレッシャーに多分押しつぶされそうで、みんなが期待してるプレッシャーが大きすぎて多分押し潰されそうだと思うけど、そういうところもひっくるめてちゃんよた、君はスターだと思ってるから。皆さんこれからもちゃんよたの背中押してください」
ちゃんよた「これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」
三富「そして行っちゃったけど譲二!プロレスにおいては、俺お前の事一番信頼してるぞ。だからおい、5対5バルクとやるならお前絶対出てくれよな。ということで、ということでおい、皆さんちょっとおしちゃってるんだけど、最後はレッツパーティーで締めたいと思うんでご起立お願いします。5月16日の前は4月3日新木場1stRingもあります。新木場も、後楽園も、ほんとに僕らは感動を作り続けます、皆さんの感動をのせて!新時代を!PPPTOKYOが創り出します。皆さん、それに、ついてきてくれますかー!?4月の新木場、来てくれますかー!?5月16日、後楽園来てくれますかー!?そして!新時代を!一緒に作ってくれますか―!?OK!3,2,1レッツパーティー行くぞ!3,2,1、レッツパーティー!」

<試合後コメント>

BULK ORCHESTRA
田村「勝ったぞォォォオオオッ!」
全員「ウォオオオオオオッ!!」
田村「PPP初登場のBULK ORCHESTRA、田村ハヤトがしっかり3カウント取ってメインを締めてやったぞ。そして!KAZMAが最後なんか言ってたけど、ちょっとあんまり覚えてないからKAZMA言ってくれ!」
KAZMA「島ちゃんも言いたいことあるべ?」
島谷「おう!俺はよ、ヒザがいてぇんだよ!」
KAZMA「MUTAぁ~!まっ、その話は置いといて。5月16日、P.P.P.TOKYO後楽園ホール大会あるなあ?ホントによ、あそこにいる大門寺とかすごいいいチームだよ。そして土肥羆、お前らも最低だけどホント最高だなあ。その祝いじゃねーけどよ、後楽園大会、俺たちBULK ORCHESTRAが参戦してやるよ!誰が来るかはお楽しみにしといてくれ。相手は誰でもいいよ。最高の相手を用意してくれ。それだけだよ。最後に、タム、締めてくれ」
田村「俺らはどんな相手でもこの肉体1つで返り討ちにしてやるよ!なぜならぁ!?」
KAZMA&島谷「なぜならぁ!?」
田村「なぜならぁ!?」
KAZMA&島谷「なぜならぁ!?」
田村「なぜならぁ!?」
KAZMA&島谷「なぜならぁ!?」
田村「俺たちが!今世紀最高のガチムチバディ集団!BULK ORCHESTRAだぁ~!」
全員「ホイッ♪ホイッ♪ホイッ♪ホイッ♪ホイッ♪ホイッ♪うぅ~~~~っ!ボキィ~~~っ♪」

大谷譲二&吉田綾斗&大門寺崇
大門寺「悪かった。分かった、俺。お前と試合しかしてこなかったけど、組んだらおもしれーわ。吉田さんも初めて組みましたけど、なんか楽しかった」
吉田「うん、いいチームなんじゃない?これは」
大門寺「でも、楽しかったで終わらせたくないんですよ。悔しいっすよ」
吉田「もちろん」
大門寺「おい!お前がこの中で唯一のPPPやぞ。悔しくないのか!あんなにやられてよ!」
大谷「悔しいだろオイ!いいとこもってかれたよ」
大門寺「このまま後楽園も乗っ取られちまうぞ」
吉田「俺ら呼んでくれよ」
大門寺「いくらでも力貸す!お前のためなら!」
大谷「マジで?」
吉田「もちろん」
大谷「マジで?」
大門寺「やったるわオイ」
大谷「全力でやってくれる?」
大門寺「もっと強くなろうぜ俺たちで!可能性感じたぞオイ!」
大谷「だけど、俺らこ~んなに汗かいて……吉田さん、汗かいてないじゃないですか!おいおいおい!汗かいてないじゃないか!」
吉田「お前、汗だけで測るなよ、そういうことを。お前のためにやった。俺は。やれることやった。鼻先だけとか言うな」
大谷「次はもっと全力で……」
吉田「全力出してたわ」
大門寺「でも、一発目で、これ。もう、1回やってんだぜ?」
大谷「たしかに!ポジティブ!」
大門寺「次は、俺たちで……(※3人で拳を合わせる)PPP、バルクから奪い返そうぜ!PPP所属のお前ががんばれよ!」
大谷「おう!見とけよ!見とけよ!サポート頼むぞ!サポート頼むぞ!」
大門寺「OK!(※大谷の背中をビシバシ叩く)」
大谷「いたい!痛い痛い!なんだよぉ~!」

三富兜翔
――長丁場の大会になりました
「そうっすね、メイン、我々チームは力及ばずでしたけど、今日思ったのは、PPPには磁場がある気がしますね。GLEATさんのBULK ORCHESTRAにしろ、2AWチャンピオン・吉田選手にしろ、大日本にレギュラー参戦してるランズエンドの大門寺選手。そしてP.P.P.TOKYOの大谷譲二が本当にいい試合してくれて。僕と土肥羆は途中で抜けちゃいましたけど、今このリングは磁場があると思ってます。グラビテーションがここにあると思ってます。この勢いを、新木場、そして後楽園ホールに向けて繋いでいきたいと。そしてなにやら、後楽園ホール、BULK ORCHESTRA、まだリーダーは復帰してないですよね。復帰が間に合うならぜひ連れてきてほしいですよね。そして今日あんだけ試合がスイングしてた、大門寺、吉田、土肥羆、そしてウチの大谷をぶつけたいと思いますんで。僕は一線を引いて、別のカードで頑張ります」

――今日の流れから、5月の後楽園ホール大会ではPPPvsBULK ORCHESTRAの対決になると
「そうですね。PPP連合軍でね」

――八須選手のカードも決まりました
「八須は八須でストーリー紡いでほしいたいですね。彼はBreakingDownでブレイクしてますけど、12年前にプロレス界に入って、もうすごい練習つらくて夜逃げしたって過去を持ってて、それは今まであんまり公にしてこなかったんですけど、これからは彼の人生をさらけ出して、それも引っくるめてPPPのリングに持ち込んで。もう磁場ですから、ウチは。いろんなうねりを創っていきたいです。日高選手とシングルマッチ決定です。これ八須には冗談抜きでマジで勝ってほしいんで。このBreakingDownの勢いをPPPのリングに持ち込んで、我々が時代の中心に向かっていきたいと思います」

――三富選手が後楽園ホール大会でやりたいカードはあるのでしょうか
「やりたいカードはありますよ。あるんですけど、それこそまさに、それを実現できるかどうかの闘いが多分一番の闘いかもしれないんで、そこが僕にとっての最大の試練になってくると思います。あと、今日はちゃんよたも夏さんに勝って。ちょっと試合は見れてないんですけど、またちゃんよたなりの新しいストーリーを作って欲しいですね。ちゃんよたは今、スターダムでタッグトーナメント勝ち上がってます。そういった部分でも、僕らが時代の中心に向かっていけるなという実感がありますんで、引き続きよろしくお願いします」

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