【試合詳細】9・14 PPP新宿FACE大会 三富兜翔&大谷譲二vs土肥孝司&羆嵐 ちゃんよたvs真琴with松本都
『P.P.P. TOKYO~SOD BASARA Presents 酒池肉林祭~』
日程:9月14日(火)
会場:東京・新宿FACE
開始:19:00
観衆:401人(超満員札止め)
▼熱血!P.P.P.男塾 20分1本勝負
植木嵩行(フリー)/●八須拳太郎
9分52秒 逆エビ固め
大家健(ガンプロ)/○今成夢人(ガンプロ)
▼The Ultimate PPP~世紀のPPP決戦~ 20分1本勝負
[“バブリー”力軍]●“バブリー”力/寧々∞D.a.i(666)/エル・ポコリーヌ(フリー)
15分20秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
[ゴージャス松野軍]ゴージャス松野(DDT)/頓所隼(フリー)/○竹田光珠(666)
▼SOD BASARA presents エクストリームメンズエクスタシー 30分1本勝負
○MEN’Sテイオー(フリー)
4分2秒 押さえ込みの応酬から→体固め
●藤田峰雄(藤田峰雄王国)
▼ちゃんよたプロレスデビュー戦 30分1本勝負
●ちゃんよた
14分4秒 盛艶のうねり→片エビ固め
○真琴(フリー)with 松本都(崖のふち)
▼株式会社AREXY presents The culmination of “P” 30分1本勝負
●三富兜翔/大谷譲二
22分8秒 人殺しラリアット→体固め
○土肥こうじ(フリー)/羆嵐(フリー)
トラブル連続のPPP2周年を札止めで成功させた三富が3年後のTDCホール進出を宣言!SOD専属女優の"筋肉Youtuber”ちゃんよたが涙のプロレスデビュー!MEN’SテイオーがSOD BASARAで攻められリング上で昇天!
オープニング
三富兜翔総帥と仲川翔太による前説からスタート。
PPPガールズの中谷伊織&RINKOと、SOD女子写真酒場から板垣あずささん&下平玲夏さんがリング上へあがり、ちゃんよたへのエールが送られた。
第1試合
三富がかつて炎上軍として暴れまわっていたガンバレ☆プロレスから代表の大家健と今成夢人がPPPへ侵攻。
お互い喧嘩腰になり、PPP所属の八須と今成で試合開始。
雄叫びを上げながらリングを回り、ロックアップから今成がヘッドロック。八須がロープに振って今成がショルダータックルも、お互いショルダータックルの受け合いへ。八須がショルダータックル連発で倒し、投げようとするが今成が逆にボディスラム。今成は大家にタッチ。
大家はコーナーでチョップ連発から顔面を踏み潰し、これがレフェリーに注意されるとボディスラム。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
大家はコーナーに叩きつけ今成にタッチ。
今成はモンゴリアンチョップ連発からブレーンバスター。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
今成はコーナーに叩きつけ大家にタッチ。
大家はコーナーでエルボー連打から首投げで倒しキャメルクラッチ。八須はロープを掴みブレイク。
大家はボディスラムからスピアーを狙うが、逆にスピアーで迎撃した八須が植木にタッチ。
植木はボディスラムから、カットに来た今成も担ぎ上げて大家に向かってボディスラム。
植木はココナッツクラッシュからDDT。さらにロープに飛んでヘッドバッドを投下。フォールも2。
植木はパワーボムを狙うが、八須がタッチを要求。タッチを植木が拒否すると、八須がカットし「俺にやらせてくれ!」と熱く要求。「お前がそんなに言うなら決めてこい!」とタッチする。
八須は投げようとするが、大家はエルボーで逃れるとコーナーに振り串刺しバックエルボー。
さらにカミカゼを狙うが、着地した八須が担ごうとするが、ハンマーブローを叩き込んで逃れた大家がストンピングから今成にタッチ。
今成は「植木!八須を逮捕させていただきます!」と敬礼すると、チョップ連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振って追走フェイスバスター。さらにコーナー下にボディスラムでセットするとリバーススプラッシュ。フォールも2。
今成はエルボー連打からロープに飛ぶとラリアット。
さらにエルボー連打からロープに飛ぶが、八須はカウンターで担ぐとスクワットからのバックフリップ。さらにコーナーに登るが大家が足を掴んで動きを止め、今成がボディブローからデッドリードライブ。
エルボーの打ち合いから植木が今成にガットショット。さらに八須に「気合い入れろ!」とビンタを打ち込むと、大家が植木の背中にチョップを打ち込み、大家と植木、今成と八須がエルボーの打ち合い。
植木が大家をヘッドバッドで迎撃し、八須がロープに飛ぶと今成がラリアットで迎撃しフォールも植木がカット。
今成はロープに飛んでラリアット。フォールも2。
今成は逆エビ固めで捕らえ、これで八須がギブアップした。
大家「おいおい、逮捕じゃね―よ!八須!八須!悔しいか!」
八須「悔しいです!」
大家「悔しいか!」
八須「悔しいです!」
大家「オイでもな!人生はまだまだ続く!お前が!負けたままで居たくない!強くなりたいというのなら!今以上にもっともっと!もっともっと!もっともっと!もっともっと!ガンバレよ!」
八須「頑張ります!」
大家「よーし!皆さん!皆さんもね!八須を鼓舞してやってください!お前ら立ってくれ!立ってくれ!いくぞ~!って言ったらオーって言ってください!八須!この先の人生も八須が頑張っていけるように!鼓舞してやろうぜ!行くぞ―!おー!ガンバレ!八須!」
第2試合
バブリー「今日のブラザーエンドシスター、バブリーがパーティーをしに帰ってきたメン!楽しみにするめん!今日は楽しいだけのパーティーじゃないメン!ゴージャス松野の処刑パーティーだからメン!そしてバブリーの周りには最強のパートナー、シスター寧々、そしてブラザー翔太がいるはずメンけど、君誰メン?ブラザー翔太いないメンよ?」
ポコリーヌ「今日の試合ポコチャという配信アプリを回しながら仲川くんが試合するはずだったんだけど、上裸が写った段階でBANすると警告が来てたんでできなくなって、ただの仲川翔太くんが試合するはずだったんですけど、私エル・ポコリーヌとなります。仲川くんの代わりに闘います。仲川くんおやすみです」
バブリー「よろしくメン!新たなブラザー!そして今日処刑されるかわいそうなブラザーメン、ゴージャス松野!出てくるメーン!」
(松野軍入場)
松野「おい、バブリー、何がバブリーだオイ。しみったれた身体して何だよそれお前。人前で見せるもんじゃねんだーよ」
バブリー「バブリーを馬鹿にしたメンね。ベストボディ」
松野「バカにしてないよ。男はよ、筋肉なんだよ。マッスル。ゴージャスボディーなんだよ。バブリーじゃねーんだよゴージャスなんだよ覚えとけよ。今日は俺たちタッグチーム、ゴージャスボディでお前を潰してやるよ覚えとけよ。そしてもう1人竹田光珠、ゴージャスボディー、入ってこい!」
光珠がイケマッチョの騎馬に乗り入場。
先発は松野とバブリー。バブリーが「メーン!」と挑発していくが、松野は無視して失笑。
「無視されると悲しいメン!」と宣言するが、松野は一切バブリーの世界にノッてこない。
手4つのフェイントからお互いリングを周り、松野がロープに飛ぶがこれもフェイント。
松野はバブリーの「メーン!」を見て「やる気なくなったよ!」とゲンナリし、ブラザーはポコリーヌにタッチ。松野は頓所にタッチ。
曲が鳴りダブスタイルになる中、ポコリーヌと頓所がアームホイップの応酬から頓所がドロップキックで倒す。
お互い足の刈りあいからポコリーヌが低空ドロップキック。両者タッチ。
光珠が寧々にヘッドロックからショルダータックルで倒しフォールも2。
寧々がコルバタで投げ捨て、ストンピングからコーナに叩きつけバブリーにタッチ。
バブリーは逆水平チョップ連発も光珠はサミングで迎撃し背中にハンマーブロー。ストンピングから頓所にタッチ。
頓所と光珠はコーナーに振ってトレイン攻撃。
頓所と光珠がダブルのアームホイップ。松野は連携の輪に入れず、ふてくされてコーナーに戻る。
頓所は首投げから後頭部に低空ドロップキック。フォールも2。
頓所は光珠にタッチ。
光珠は首投げからフットスタンプ。再度フットスタンプからその場飛びドロップキックで倒しフォールも2。
光珠は頓所の足にバブリーの顔面を叩き込み頓所にタッチ。
頓所はフェイスロックで捕らえ絞り上げ、これを離すと顔面にエルボー。頓所は光珠にタッチ。
光珠と頓所はバブリーをロープに振り、ダブルのバックエルボーで倒すと、松野が連携に入れず再度ふてくされる。
光珠はボディスラムからフォールも2。
光珠はエプロンのポコリーヌと寧々を落とし、頓所とともにバブリーに太鼓の乱れ打ち。
さらにロープに飛ぶが、バブリーが「メーン!」と挑発し動きを止めるとクラッカー攻撃も、動じない光珠と頓所がダブルのガットショットからロープに振るが、バブリーはダブルラリアットでなぎ倒しポコリーヌにタッチ。
ポコリーヌは光珠をコーナーに振り串刺しバックエルボーからPK。フォールも2。
寧々がミサイルキックからポコリーヌもミサイルキック。フォールも頓所がカット。
ポコリーヌと寧々は頓所をコーナーに振り、トレイン攻撃を狙うが足を伸ばしてカットした頓所がリングに飛び込むと二人まとめてフランケンで場外に投げ捨て、そこへ三角跳びケブラーダ。
リングに戻ると頓所がポコリーヌをコーナーに乗せるも、ポコリーヌはエルボー連打からビンタ。頓所はマスクを脱がせて正体が仲川翔太であることを晒すと雪崩式フランケンで投げ捨てる。
仲川の代わりにリングに登った寧々に頓所がガットショット。
頓所が寧々にエルボー連発も、寧々がエルボー連打からガットショットを叩き込みフィッシャーマンバスター。フォールも光珠がカット。
光珠はロープに振っていくが、寧々はニールキックで迎撃。
頓所が寧々にガットショットも、寧々がロープに振ると頓所はレッグラリアート。
仲川はトラースキックからロープに飛ぶが、頓所はオーバーヘッドキックで迎撃。
リングにはバブリーと松野。
バブリーがクラッカー攻撃も松野がロープに振ってフライングクロスチョップから、ゴージャス☆スーパースター☆エルボー。
ウエザイルが乱入し、バブリーにピープルズエルボーから松野がフォールも寧々がカット。
松野がコーナーに登り、頓所と光珠がバブリーにダブルブレーンバスターから、頓所がダイビングフットスタンプ。さらに光珠がダイビングフットスタンプを投下しフォール。松野が唖然としながらリングに降りて見守る中、これで3カウント。
バブリー「ゴージャス松野!今日の試合で負けたが、バブリーはまだお前には負けてないメン!他の二人とウエザイルの裏切りに負けたんだメン!」
松野「今日の試合はよ、ちょっと邪魔者が多かったんだよ。初めての顔合わせで、最初から噛み合わなかった。あの、いいか?俺たちは、昭和のプロレスを受け継いだ人間だ。いつかきっとよ、お前と昭和のプロレスで決着つけてやるよ覚えとけ」
バブリー「OKだメン、次は殺戮パーティーじゃなく昭和のパーティーでリングに沈めてやるメン!」
第3試合
勝利した選手がイケマッチョたちからリング上でSOD BASARAで昇天させてもらう権利を得る特別試合。
テイオーがやる気を見せず、試合開始からリングに寝てフォールされようとするがレフェリーがカウントを叩かず。
リストの取り合いからテイオーが「ギブアップ!」とタップし叫び続けるが、レフェリーが「ノー!」と認めず指導が入る。
峰雄がリングを周り、エルボーを打ち込むとテイオーは大の字になり峰雄がフォールも、レフェリーがわざと倒れたと見て指導。
次の指導でテイオーが勝ちとなることがリングアナから宣言される。
峰雄が丸め込もうとするが、テイオーが尻餅をついて峰雄の上に座るとレフェリーがカウントを叩き2。
峰雄が投げようとするとテイオーがバランスを崩してそのまま押しつぶしフォールも、2が叩かれると必死に峰雄の髪を掴んで引き起こす。
峰雄はイケマッチョをリングに誘い込み、乳首と股間を攻めてテイオーに見せつけて挑発。
イケマッチョはお返しに峰雄の乳首を攻め、呆れたテイオーの背中に峰雄がチョップも、テイオーはコーナーに振って走り込むが、峰雄が足を伸ばしてカットしスクールボーイも切り返し合戦へ。お互い69の状態で2で返しきっていくが、勢い余ってテイオーが3カウントを奪う。
イケマッチョ4人と峰雄がテイオーを押し倒しコスチュームを脱がしながら全身をBASARAで愛撫。レフェリーが確認し、テイオーが昇天したため会場が暗転。ティシュがばらまかれたリングから、テイオーは少し前かがみになりながら去っていった。
第4試合
バンビが新型コロナウイルスの濃厚接触者となった関係で、ちゃんよたのデビュー戦はまさかのハンディキャップマッチへ。
ロックアップからリストの取り合いへ。バックの取り合いから真琴がヘッドロックで捕らえグラウンドに持ち込むが、ちゃんよたがヘッドシザースで切り返し、真琴はすぐに抜けて距離を取る。
ロックアップからちゃんよたがリストを取って捻るとアームロックからグラウンドへ。
これを離すと再度腕を決めていくが、真琴が巻き投げるもちゃんよたはすぐにグラウンドで腕を取り返す。
そのまま真琴はロープに振って行くが、ちゃんよたがショルダータックルで迎撃し、アームホイップからアームロック。真琴はロープに足を伸ばしブレイク。
ちゃんよたはストンピング連打からロープに飛ぶが、都が場外から足を掴んで引き倒し、リングに登るとお転婆ダッシュから髪を掴んでヘアーホイップ。さらにロープにくくると真琴とともにエプロンで顔面に足裏を押し付けていく。
都は逆サイドのロープにちゃんよたをくくり顔面に足を押し付けていく。真琴がフォールも2。
真琴は首投げから背中にストンピング。フォールも2。
真琴はキャメルクラッチ。これを離すと背中にストンピング。引き起こすとボディに膝蹴り連発。
ちゃんよたがくみついて投げようとするが、これを切った真琴にちゃんよたは必死にくらいついていくが、真琴は背中にエルボーを落とし逃れる。
ちゃんよたは再度組み付いて強引にボディスラム。
ちゃんよたはコーナーに走るが、都がエプロンから羽交い絞めにして真琴が串刺しビッグブーツ。
真琴はボディスラムからフォールも2。
真琴はストンピング連打からロープ際で背中に乗って痛めつける。
真琴は引き起こすとチョップからロープに振ってラリアット。避けたちゃんよたがジャンピングネックブリーカードロップで迎撃。
ちゃんよたはエルボー連打。エプロンの都もエルボーで場外にふっ飛ばし、真琴にエルボー連打からブレーンバスター。フォールも2で都がレフェリーの足を掴んで場外に引きずり落とす。
ちゃんよたはアルゼンチンで担ぎ、そのままスクワット。真琴を振り回してカットに来た都を迎撃すると、ブレーンバスターを狙うが真琴が逆にブレーンバスターからWWニー。フォールも2。
ちゃんよたのラリアットを避けた真琴がスリーパー。真琴は変形コブラクラッチもちゃんよたはロープに足を伸ばしブレイク。
真琴は担ぐが、着地したちゃんよたがスクールボーイも2。
ちゃんよたはロープに飛んでドロップキック。受けきった真琴に二度三度とドロップキックを打ち込もうとするが、都がエプロンから蹴りつけ羽交い絞めに。真琴が走り込んでビッグブーツも、ちゃんよたが避けると都に誤爆し、ちゃんよたはここぞとばかりにドロップキックを真琴に叩き込んでフォールも2。
エルボーの打ち合いからちゃんよたがエルボー連打。真琴がロープに飛んでビッグブーツ。さらに二度三度とロープに飛んでビッグブーツからフォールも2。
真琴は髪を掴んで引き起こそうとするが、ちゃんよたは膝立ちでエルボー連発。真琴はケンカキックからフォールも2。
真琴は変形えびす落としからフォールし3カウント。
ちゃんよた「(号泣しながら)すいません顔がびちゃびちゃでごめんなさい。はじめに、今日、来てくださった皆さん本当にありがとうございます。ありがとうございます。沢山、応援してくださったのに負けてしまって、本当にごめんなさい。もっともっと、もっと強くなります。私は遊びでプロレスやってないです!本気でやってます!AV女優ということで色物に見られることもあるかもしれないですけど、1からまた頑張るので応援よろしくお願いします!あと、最後に、今日ほんとは一緒に闘うはずだったバンビさん、私が練習始めた時からずっと一緒に練習してくださって、私がプロレスデビューを母に伝えた時、泣かれて見に行きたくないって言われた時に私がプロレス界のお母さんになるよと言ってくださいました。もっともっと強くなってその姿をバンビさんに見せたいです!本当にありがとうございました」
ここでバンビからのメッセージがリングアナより代読される
バンビ「ちゃんよたへ、デビュー戦おめでとう。今日試合に出れなかったのはとても残念ですが、ちゃんよたならシングルマッチも十分頑張れたんだろうと思っています。いままでPPPの練習も八須くんと練習して週に5日も6日も練習してたの知ってます。リングで悔し泣きしたり、できなかったことができて喜んだり、喜怒哀楽の表現がとても素敵な人だなと思ってました。いつもすっぴんでガムシャラに頑張っているのを見て、私も昔そうだったなと懐かしくなりました。今日ちゃんよたがデビューしたことでプロレスラーとして本当の仲間になれたなと思っています。これからは先輩でもありライバルでもあります。また一緒に練習してご飯に行くの楽しみにしてます。世の中が落ちついたらお茶したりしようね。がんばり屋のちゃんよたが大好きです。これからもよろしくね。デビュー戦本当におめでとう。お母さんのように誇らしく見ています。本当におめでとう。バンビより!」
ちゃんよた「ありがとうございます。ありがとうございます!」
<試合後コメント>
ちゃんよた
――今率直にリングを降りてどのような気持ちかお教えください
「(泣きながら)悔しいしかないです。デビュー戦で、真琴さんも松本都さんも、ベテランの選手に技とかで勝てるわけ無いって思ってたんですけど、悔しいし、沢山応援に来てくれたのに、みんなの気持ちに答えられなくてそれも悔しいです」
――その悔しさは負けた悔しさですか?自分の動きを含めて悔しいですか?
「負けたのも悔しいし、やっぱり、エキシビジョンマッチの時もそうだったんですけど、呼吸とか体力とか、すごい息が切れてしまって。それが、力不足を感じて、それが悔しいです」
――急遽タッグマッチではなくハンディキャップマッチになった時はどのように思われましたか?
「正直、めちゃくちゃ不安でした。一緒にずっとバンビさんと練習させていただいていて、頼れる先輩みたいな感じで、すごくやっぱ1人で心細かったです」
――そのバンビ選手から温かいメッセージもありました
「メッセージいただけると思っていなかったので、すごい、なんか、もっともっと頑張って、もっともっと強くなって、またバンビさんと一緒に練習、バンビさんの練習相手になるぐらいになりたいです」
――実際にプロレスラーになられた今、プロレスに対する思いはどのように変わりましたか?
「強くなりたいです。それだけです」
――試合の中でバックブリーカーの見せ場もありました。パワー系と言っていたちゃんよたさんの温めていた技だったのかと思いましたが
「そうですね。アルゼンチンはどういう技するかとか言われる事あったんですけど、アルゼンチンは言わないで試合でやってやろうと思ってました」
――アルゼンチンの状態でスクワットをしていました。あれはオリジナルムーブですか?
「そうですね。パワーリフティングもやってるんで、プロレスにも活かせたらなと思ってやったんですけど、もうちょっと深くしゃがみたかったな(苦笑)」
――その一方で基本的な技も綺麗だったが
「練習でも結構やってます。普段あの、リング練習できる日にちって週の中で限られてるんで、リング使えない時はグラウンド練習というかそういうのを多めにやってました」
――コスチュームはどんな気持ちを込めましたか?
「デビュー戦なんでそんなに派手にするつもりはなくて、シンプルに行こうと思ってたんですけど、その中でもちょっとセクシーさと言うか、シンプルな中でもセクシー感を表現できるような衣装にしようと、自分でデザイン書いてコスチューム作ってくれる人に渡しました」
――課題は沢山あると思うが打たれ強さの実感は
「でもやっぱり痛かったです。もっと、練習して、筋トレもして、もう一段身体を強くしたいなと」
――自己採点では何点?
「自己採点・・・自己採点・・・・・気持ちは出し切ったんですけど、体力続かなかったりとかもあるんで、50点で」
――最後に応援してくれたファンにメッセージを
「今日はほんとに応援ありがとうございました。沢山応援してくれたんですけど、そのやっぱみんなに勝ってねとか言っていただいたんですけど勝てなくて、皆さんの気持ちに答えられなくて、これからもっともっと練習がんばりますので、もっともっと強くなるので、これからも良かったら応援してくれると嬉しいです。ありがとうございました」
真琴&松本都
――デビュー戦の相手をつとめていかがでしたか?
真琴「デビュー戦の相手は一勝記録に残るし、とても光栄な事で嬉しかったです。でも、ちゃんよたさんがそういう色物と言うか、そういうチャラチャラした感じで来るなら今日潰しておこうと思って、結構デビュー戦の相手にキツくしちゃいました。でも彼女はそれを超えてきたので、私が実は温めていた新技でフィニッシュとりました。頑張って欲しいと思います」
――それだけ手応えがある相手だったと
真琴「そうです。びっくりしました自分でも!」
――新技の名前は
真琴「セイエンノウネリでお願いします」
都「なになになに?」
真琴「私煉獄杏寿郎さんが大好きなんですけど、その肆ノ型、盛炎のうねりというのがあるんですけど、それをもじった。漢字はちょっと考えます。セイエンノウネリでお願いします」
――松本選手は会見で因縁が生まれたにもかかわらず対戦カードではwithになりました
都「そうなんですよー!ほんとは混ざりたかったんですけど、今度は邪魔者なしでシングルでやりたいです!はい!わたし豊丸さんとか好きなので、SODさんとかでも私のほうが縁があると思うので!はい!この人より。是非またシングルやりたいです~」
――プロレスラーちゃんよたの印象は闘って変わりましたか?
真琴「真逆に私の中では変わりました。ほんとに真面目さが、そういうの試合しててわかるので、感動させられちゃいましたね」
都「経験とかの差はあると思うんですけど、今日の試合でそういうのちょっと塗り替えられたんじゃないかと思うんで、もっともっと女子プロ楽しくなってくるのこれからなので、もっと潰してあげたいです。はい」
――特徴とかありましたか?
真琴「とにかく気持ち?あと体格がっしりしてますよね。なんか、私より強そう。パワーは。なんかここまで響くものがあったので、私11月1日に(15周年記念の)自主興行をやるんですけど、プロレスの聖地(後楽園ホール)で。ちょっと考えようかなと思ってます。向こうにオファーしないといけないですね」
第5試合
先発は大谷と土肥。ロックアップからチョップの打ち合い。土肥が打ち勝ちコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しエルボー。再度コーナーに振って走り込むが、避けた大谷がロープに飛ぶが、土肥はショルダータックルで迎撃しアームホイップを狙うも、耐えた大谷が飛びついてコルバタで投げ捨て三富にタッチ。
エルボーの打ち合いから三富がヘッドロックで捕らえ、ロープに走るがショルダータックルは熊らしが受け切る。
三富と羆嵐がショルダータックルのぶつかり合い。羆嵐が打ち勝ちロープに飛ぶと、三富がアームホイップで投げようとするが逆に羆嵐が投げすてる。
羆嵐が走り込むと三富がアームホイップで投げ捨て、再度投げ捨てるとアームロック。三富がそのまま下がり大谷にタッチ。
大谷と三富はロープに振って三富がアトミックドロップから大谷がココナッツクラッシュ。三富がフェイスバスターから大谷が低空ドロップキック。
大谷がストンピングからロープにくくりつけレーザービームチョップ連発。
ロープに飛んでいくが、場外から土肥が足を掴んで引きずり落とし場外乱闘へ。
ステージ上のSOD BASARAタワーに土肥熊が三富と大谷を叩き込み崩壊させる。
リングに大谷と土肥が戻り、土肥がストンピングから羆嵐とともにロープに振ってダブルチョップで倒しポーズを決める。
羆嵐がフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
羆嵐は土肥にタッチ。
土肥はエルボーからストンピング連打。顔面にヒザを押し付け、レフェリーに注意されてこれを離すと仁王立ちで見下ろす。
エルボーの打ち合いから大谷がエルボー連打。さらにボディスラムを狙うが、耐えた土肥を強引に投げ捨て三富にタッチしようとするが羆嵐がカット。
土肥はコーナーに振って串刺しラリアットを狙うが、大谷が足を伸ばすとその足をキャッチした土肥がロープに足をかけて断崖式フットスタンプ。フォールも2。
土肥は羆嵐にタッチ。
羆嵐は大谷の上に乗り、その背中に土肥が飛び乗って二人分の体重で潰す。
羆嵐は大谷の髪を掴んで引き起こし、再度リングに叩きつけると腹の上にのっていく。再度土肥が羆嵐の背中に飛び乗り二人分の体重で踏み潰し、これを離すと大谷は低い声でうなりながら転がる。
羆嵐は大谷を担いでいくが、着地した大谷がエルボー。大谷はボディスラムで叩きつけ三富にタッチしようとするが、土肥がカットしようとするも、大谷は延髄斬りを叩き込んで逃れると三富にタッチ。
三富は交互に串刺しエルボーから次々アームホイップ。土肥がガットショットからロープに飛ぶが、三富はランニングエルボーで土肥を場外に叩き出し、羆嵐をアームホイップからアームロック。羆嵐はロープに足を伸ばしブレイク。
三富はダブルチョップからコブラツイストを狙うが、羆嵐がアルゼンチンで担ぐと、土肥も大谷をアルゼンチン。そのまま同時バックフリップで叩きつける。
土肥熊で三富をロープに振ってダブルのショルダータックルから、羆嵐のセントーンと土肥のギロチンドロップの同時投下。フォールも2。
羆嵐はバックフリップからセントーン。フォールも2。
羆嵐はチョークからコーナーに叩きつけ串刺しラリアット。さらにダイビングセントーンを投下するが、三富はこれを避けると大谷にタッチ。
大谷はミサイルキック。羆嵐の背中に土肥がタッチ。
大谷はエルボー連打で土肥をコーナーに押し込み、振りかぶってショートレンジエルボー。
土肥はエルボー連発からビッグブーツ。大谷がロープに振るが、土肥が膝蹴り。三富がボディブローから大谷とともに土肥をロープに振ってダブルのフラップジャックから大谷がフォールも羆嵐がカット。
土肥熊はコーナーに振ってトレイン攻撃を狙うが、大谷が避けて羆嵐にRKO。土肥に走り込むが、土肥はショルダースルーでエプロンに落とすも、大谷は延髄斬りから三富がミサイルキック。大谷は場外の羆嵐へウルトラタイガーアタックを投下し、リングに戻ると三富にタッチ。
三富は土肥のエルボーをガードし左右のエルボーから延髄斬り。さらにトラースキックからブレーンバスター。フォールも2。
大谷がスライディングエルボーから三富がフォールも2。
三富はコーナーに登りソルティスプラッシュを投下。フォールも2。
羆嵐が三富にダイビングセントーンを投下し
、大谷が走り込むも羆嵐はクロスボディアタックで迎撃。リングでは三富と土肥がダウン。
膝立ちの三富とエルボーの打ち合いから、三富が土肥のラリアットを巻き込んで変形小内刈り式横十字固めも2。
土肥は強烈なエルボーからスクラップバスター。フォールも2。
土肥のラリアットを避けた三富へ逆の腕でショートレンジラリアットからフォールも2。
土肥がロープに飛んで、ラリアットの相打ちを制してなぎ倒しフォール。これで3カウント。
羆嵐「PPP、PPP、PPP、PPP~♪ろくなもんじゃね~~~!!
土肥「(羆嵐の頭をはたき)お前、勝ったの、俺だ。本日、SOD BASARA、PPPコラボ興行、ご来場ありがとうございます!三富総帥、一個だけ言わしてくれ、三富総帥はこのPPP、プロレス界から相手にされてない、勘違いされてる、そういう風に思ってるかもしれない。お客さんもそう思ってるかもしれない。今日後楽園ホールでは、日本のプロレス界においてとても重要な興行がおこなわれております。ただこの新宿FACEで!PPPおこなわれたプロレスも、紛れもないプロレスです。これは、三富兜翔、俺はこのPPPというイベント、興行として、エンタメにとても真摯に向きあっている、とても素晴らしいイベントだと思う。お客さんどうですか!?だからだから、プロレス界どうこう関係なしに、このPPPを、これからも胸を張って続けて欲しい。三富兜翔、それがお前の使命だー!PPP!PPP!PPP!PPP!」
三富「土肥さん、めちゃくちゃ良い人のようなセリフ言ってくれてるけど、何あの殺人ラリアット?とても良い人には思えないんだけども、僕は、PPP旗揚げから2年間、こうして皆勤賞で出てくれてる土肥、羆嵐、大好きだよ。そして、あの、時間がですね、もう9時を過ぎてしまうのでゴマすっておきますと、一番大好きな、日本で一番大好きな会場は、新宿FACEです。なので、ちょっと延長してもすいませんほんとに9時に終えようと思ってましたすいません。だけど一つ言わせてください。もう今日は9時までに興行は終わるかもしれないけど、PPPの戦いはまだまだ続きます!SOD BASARAさん、SODさん、本日はこんな小さな団体とお付き合いしていただきありがとうございました!俺は、この熱量を持って、まだまだ、皆さんと一緒に、出てくれる選手と一緒に、感動を作り続けていきたいと思います。そして今日ここに宣言させてください。2024年、3年以内に、東京ドームシティホールに進出します。今決めました。だけど俺は、決めた事絶対やるよね土肥さん?熊さん、その時まで浮気しないで、PPP出てくださいね。そして。SODさんはじめ、一緒に感動を作りあげてくれた皆さんも、3年後の東京ドームシティホールまでついてきてください。それでは全選手を上げる時間はないので、心を一つにバックステージからもメッセージを送ってください。皆さん、最後にご起立お願いします。僕が、行くぞ~と言ったらオー、3,2,1ウーPPPで、声を出せないかもしれないけど拳を高く突き上げて、僕らの本気と熱を3年後の未来まで届けていきましょう!皆さん準備はよろしいですか?準備はよろしいですか?OK!それでは、3年後の未来に向かって、行くぞー!オー!3,2,1,ウー!PPP!」
<試合後コメント>
土肥熊
土肥「リングでも言ったとおり、PPP旗揚げから出てるわけだけど、なんだろうな?興行として真摯にね、エンタメをこう真摯に向き合ってる興行だと思います。まあでもまだまだ負けれねーからな」
羆嵐「可能性は、三富、大谷、いいチームだけど、まだまだだね」
土肥「あと10年は壁でいてやる。頑張れ、三富兜翔」
羆嵐「頑張れ、大谷譲二」
三富兜翔
――まずはメインの激闘から振り返っていただけますか
「何度やっても、土肥孝司は強いですね。でもなんていうんですかね、土肥熊は、実は今日PPP旗揚げからちょうど二年、二周年だったんですけど、唯一、全戦参戦してくれてるの土肥熊だけで。実は昨日から今日にかけて欠場者が5人も出るという異例の事態で、僕実は、まる二日、ほぼ寝てないぐらい色々各所への対応で追われてたんですけど(苦笑)まあ、敵ながら別に土肥さんとは因縁があるわけじゃなくて、昨日土肥さんが一言LINEくれて『明日は俺らにしかできないいい試合しましょう』と言ってくれた時に吹っ切れましたね。ほんとに見せたかったPPP、じゃなかったかもしれないけど、最後にやれたこの試合がほんとの意味で今のPPPだったのかなと、そういう風に思ったりしてます。なので、僕らみたいな、僕も大谷もプロレス界で選手としてはね、大した実績もない中で、ああやってずっとトップでやってるタッグチームが本気で僕らに向き合ってくれた事に感謝してます」
――試合後にはTDCホール進出を掲げました
「あの、僕ら常々、今日ほんとに、マスコミさん、ちゃんよたさん、SODさんのおかげでたくさんマスコミさん来ていただいた中で、これはもう名前出すわけじゃないですけど、旗揚げから、一度も、専門誌、プロレスの専門誌に取材を受けた事がありません。だけれども、新宿FACE、新木場を、毎回超満員。今回札止めです。完売です。チケットソールドアウトしました。そこまでやりきりました。だったら、僕は別に後楽園ホールが嫌いとかじゃなくて、PPPの世界が体現できるのはもう後楽園ホールとかじゃなくて、次のステップはTDCだろうと思ってます。令和のバブルを作り出すというキャッチコピーではじめましたけど、ね?令和に、プロレスをして、感動を作り出すエンターテイメント。これからも追求して、プロレス界でできないプロレスの表現の仕方を、僕は追求していきたいと思います。それが、PPP TOKYO」
――ちゃんよたさんのデビュー戦は見られましたか?
「正直ちょっとしか見れなかったんですけど、あんていうんですかね?彼女がほんとに、プロレスのプの字も知らなかった頃から、知っている中で、熱が控室まで届きました。ただ、僕からしたら、わからない、まだまだなところしか無いと思うんだけど、逆に言えば、期待しか無いですね。だからこそ、ちゃんよたから学んだこと、八須から学んだこと、大谷から学んだことは沢山あります。プロレス界で、日の目を見なかった僕が、新しい形でプロレス界に、衝撃を、インパクト、彼女、彼らと残していきたいと思います」
――試合後に真琴選手が11月1日の後楽園ホールの自主興行にちゃんよたさんをオファーしたいと言っていたのですが
「マジっすか?いやそれはめちゃくちゃ光栄です。え?とするとちゃんよたは次の試合が、わからないですけど新宿FACEでデビューして次後楽園ですか?(笑)でもそういうやっぱりスター性は持ってると思います。それは彼女の生まれ持った才能であり、タレント性であり、そういうものをPPPが、三富兜翔がどこまで引き出せるかも僕の進化だと思ってるんで。これから、みんなとともに頑張っていきたいと思います」
――SODさんとのコラボの手応えはいかがでしたか?
「コラボの手応えというか、まずは手応えより先に感謝しか無いですね。ハッキリ言って、もっと、コラボして面白い団体プロレス界にたくさんあるじゃないですか?目星つくようなところあるじゃないですか?でもその中でもPPPという実績もまだない僕らを選んでくれて、ちゃんよたさんがご縁を繋いでくれて、やっていただいた事に感謝をしつつ、手応え!200%です!でもでも、300%、400%、僕は持っていく自信が見えました。だから、ちゃんよたさんを育てるとともに、SODさんと新たな形のコラボと、新たな形の進化と、新たな形の未来を、見せて行きたいと、ここで宣言します!SODさん、今後ともよろしくお願いします!」