『BreakingDown』オーディション出場の“筋肉女子YouTuber”ちゃんよたがスターダム初参戦しリングを筋肉で制圧!
19日、東京都・新宿住友ホールにてスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 5』が開催され、ちゃんよたが初参戦した。
『NEW BLOOD』とは、スターダムが主催する新世代の若手が中心となる大会であり、他団体の選手も数多く参戦する新シリーズ。新しい選手の発見・発掘が主な目的とされており、普段は見られない豪華カードが並ぶ今シリーズはすべてが満員以上の集客を達成するなど大いに注目を集めている。
5回目となる今大会の目玉の1つは、ちゃんよたの新規参戦。
ちゃんよたは、“筋肉Youtuber”として約10万人の登録者を誇り、セクシー女優としても活躍中。
三富兜翔総帥率いるプロレス団体・P.P.P.TOKYOで初めてプロレスを観戦し、夏すみれの試合を見て『私もカッコよくて強いだけじゃなくて、すごくキレイで華のある女性になりたい』と憧れプロレスラーの道へ進み、プロレスの合同練習を週2、パワーリフティングの練習を週6、さらに柔術の練習も行いながら、K-1ヘビー級ファイターの京太郎と公開練習も実施。パワーリフティングの全国大会にも出場し、昨年9月14日についにPPP初の生え抜き女子プロレスラーとしてデビュー。
2年目を迎えた現在はその実力と知名度もアップし、朝倉未来が主催する“1分間最強”を決める大会『Breaking Down』のオーディションに参加した際には大きな話題を呼んだ。
ちゃんよたは、NEW BLOODの記者会見に登場すると、「私は今この瞬間も強くならなくちゃいけない」と宣言し、ロッシー小川EPを背負ってスクワットを行ったあとに大量の生卵を一気飲みしたり、突如ロッシーを相手にボクシングトレーニングを行ったりと脳を筋肉に支配されたトレーニーの姿を見せ、話題をすべてかっさらっていった。
しかし、その試合内容は真面目そのもので愚直なまでに一本気なもの。
この日もちゃんよたはゴングが鳴るとともに突っ込んでいき、ハンマーブローからワンハンド・バックブリーカー。さらにサソリ固めで絞り上げながら天に向かって野獣の咆哮。観衆に向けてダブルバイセップスポーズを取り自身の筋肉をアピールする余裕まで見せつける。
桜井が得意のビッグブートで流れを変えていき、逆エビ固めで捕らえるとちゃんよたはその場でプッシュアップを始めて筋肉を増強しロープブレイク。さらにアルゼンチン・バックブリーカーで担いでスクワットを行い筋肉を増強してから放つバックフリップと再度試合の流れを取り戻す。
ちゃんよたはロープを何往復もしてパワーを溜めてからスライディングラリアットを叩き込むも、カバーに入ったところを桜井がMPR(※変形十字架固め)で切り返して3カウントを奪った。
試合を終えたちゃんよたは、「スターダム初参戦、ありがとうございました!もっと、もっと、もっと!私は強くなるので、またスターダムのリングに上げてください!お願いします!」と小細工なしのまっすぐな継続参戦アピールを行い、桜井とのタッグ結成を熱望。
これを受けた桜井も「最初は『とんでもない奴がスターダムのリングに上がるんだな』って思ってたよ。でも、今日闘ってみて、パワーもあるし、『私も負けられないな』って思わせてもらった。だから、またこれから一緒に闘って強くなっていきましょう!」と呼応。2人はガッチリ握手を交わした上でしっかりと抱き合った。