東京女子プロレスとOCHA NORMAのコラボ興行『おちゃプロ☆後楽園』が大成功で幕!渡辺未詩「第2弾を絶対に私たちはやりたい!」

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 12月7日、東京・後楽園ホールで東京女子プロレスとハロー!プロジェクト所属の人気アイドルグループ『OCHA NORMA(オチャノーマ)』によるコラボ興行『おちゃプロ☆後楽園』が開催され、大成功で幕を閉じた。

 オープニングではプロレスとアイドルを両立する『アップアップガールズ(プロレス)』が『アッパーキック!』『ラビュモット!』のほか、オチャノーマの楽曲『宇宙規模でダイスキ宣言!』を歌い、途中からオチャノーマも合流して夢の共演が実現。

 オチャノーマは第2試合後、第4試合後と2回に分けてライブを行い、『黙ってついて来い!』『学校では教えてくれないこと』『なんだかんだエヴリデー!』『シェケナーレ』『女の愛想は武器じゃない』『ちはやぶる』『cha cha SING(2024 OCHA NORMA Ver.)』『恋のクラウチングスタート』『想定内!』の計9曲を熱唱。

 第3試合後には『お楽しみゲームコーナー~TJPWvs OCHA NORMA 全力あっち向いてホイ三番勝負』が実施され、オチャノーマが2連勝したが、最後は鈴木志乃が窪田七海に勝って3ポイントをゲットし、3-2で東京女子が逆転勝ちを収めた。


 そして、東京女子の試合は5試合が組まれ、第1試合から熱闘を展開。メインイベントでは渡辺未詩(プリンセス・オブ・プリンセス王者)&愛野ユキ&凍雅が瑞希&鈴芽&荒井優希と対戦。特別リングアナウンサーはオチャノーマの斉藤円香が務めた。渡辺と鈴芽は2026年イッテンヨン後楽園での一騎打ちが決まっており、渡辺が12・13タイ・バンコクでのマッチャ戦で防衛すればタイトル戦となる。その前哨戦となった一戦で、渡辺は瑞希と鈴芽を2人まとめて、ボディスラムで投げ、さらにジャイアントスイングでぶん回すパワーを見せた。10分過ぎ、鈴芽は渡辺をハチノス・エイトノットで締め上げ、低空リング・ア・ベルと猛攻。瑞希が秘技・渦飴で渡辺を排除すると、鈴芽がトップロープを走ってフェースクラッシャー、リング・ア・ベルで凍雅にトドメを刺した。

 マイクを持った鈴芽が「今日だけじゃなくて、ここにいる全員とのご縁がずっと続くといいなと思います。東京女子は1月4日、またこの場所で戦います。私はこの強すぎるチャンピオン・渡辺未詩にベルトをかけてタイトルマッチで挑みます。今日は私が勝ちました。イッテンヨンも負けません!」と言えば、渡辺も「私も負けない。私たちの大好きなものを、ここでまたイッテンヨンでぶつけ合おう!」と語り掛け握手を交わした。

 ここで、東京女子、オチャノーマのメンバー全員がリングに集結。渡辺が「今日はこんなにたくさん、オチャノーマさん、東京女子プロレスが好きな方が、ここにこうやって集ってくれてうれしいです。またこのご縁をつなげられるように、もっともっと私たちも頑張りたいです。楽しかったですね?」と問い掛けると、中山夏月姫は「めちゃくちゃ楽しかったです。あっという間でしたね」と呼応。最後は渡辺と中山が「東京女子プロレスのこと」「オチャノーマのこと」「おちゃプロのこと好きか?」「大好きだー!」で締めくくり、大団円。

 バックステージで鈴芽は「すごい好きがたくさん集まった空間で勝ててうれしいです。今日来てくれた人も、(WRESTLE UNIVERSEで)映像を見てる人も全員、次はイッテンヨンにいるはずなので。また私たち、後楽園ホールで頑張りたいと思います」と決意表明。

 渡辺は「おちゃプロ☆後楽園、無事にハッピーに終わりました。でも私たちは結果としては負けてしまって。私は前哨戦でもあったので、ちょっと悔しさは年越しになるんですけど…」と悔しさを露わにしたが、「こうやって、いろんな方に見てもらえるのが幸せな空間で、みんなの大好きが集まった場所だったので。第2弾、おちゃプロ☆後楽園2を絶対に私たちはやりたい!」と早くも第2弾の開催を熱望した。

 中山は「オチャノーマのことを知らない方とか、逆にプロレスを知らない方もたくさんいらっしゃったと思ったんですけど。たくさんの方にプロレスとオチャノーマを知っていただける素敵な1日だったんじゃないかなって思いますし、すごく楽しかったです」と満面の笑みを見せた。

 また、この日、アイアンマンヘビーメタル級王座を巡って、めまぐるしい動きがあった。王者の辰巳リカが第4試合(おちゃプロ正規軍=山下実優&辰巳&芦田美歩vsコーヒー・ブレイカーズ=ハイパーミサヲ&上福ゆき&キラ・サマー)でミサイルヒップをキラに叩き込んで勝利。試合後、“推し”の中山をリングに呼び寄せ「私は今日の後楽園のために24時間365日守ってまいりました。推しである中山夏月姫ちゃんにプレゼントという私利私欲のため防衛してきました。私が横に寝るのでフォールをしていただいて、それで移動となりますので、それでお願いします」と言い出すと、辰巳は目をつぶって横になった。すると脱兎のごとく、桐生真弥が入ってきてカバ―。それに気付かなかった辰巳は3カウントを聞き、まさかの桐生に移動。怒った辰巳は桐生の首を絞めて失神させると、戸惑う中山を桐生の体の上に座らせて3カウント。紆余曲折があったものの、辰巳の思惑通り、中山が王座を戴冠した。

 だが、これで終わりではなかった。大会終了後、中山の控え室を桐生と鈴木志乃が訪れ、桐生が「そのベルト、身の危険もある危ないベルトなので私に譲渡してもらえますか? 一言、ギブアップと言ってもらえばいので」と願い出た。これに鈴木が「それはズルい!」と言い出して、2人が口論に。中山は「私、オチャノーマでアイドルを頑張っていきたいので、ベルトはギブアップで!」と発言。問題は誰に対してのギブアップかだが、立ち会ったレフェリーは、中山が持っていたペットボトルのお茶にギブアップしたと判断し、お茶を新王者に認定。そのお茶を鈴木が奪って控え室を飛び出して、桐生が後を追いかけていった。そして、大会後、両国KFCホールに場所を移しての特典会会場での控え室で、桐生が鈴木からお茶を奪い、謝罪式ニーで動きを止めるとお茶を飲み干して、執念で王座返り咲きを果たした。

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