アイドルとプロレスを両立する高見汐珠が新世代トーナメント『ねくじぇね』を制覇し、11・9後楽園でインター王者・遠藤有栖に挑戦へ

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 東京女子プロレスが10月26日、東京・両国KFCホールで『TJPW Autumn Victory in RYOGOKU』を開催した。アイドルとプロレスを両立するグループ『アップアップガールズ(プロレス)』に在籍する高見汐珠(うた)が新世代によるシングルトーナメント『ねくじぇねトーナメント'25』を制覇して、11月9日の後楽園ホールで遠藤有栖の保持するインターナショナル・プリンセス王座に挑むことが決まった。

 今年の『ねくじぇね』には高見のほか、七瀬千花、キラ・サマー、小夏れんの4選手がエントリーし、『ダブルイリミネーション方式』で実施された。通常のトーナメントは『1敗=敗退』だが、この方式では『2敗した時点で敗退』となるルール。優勝者には同団体が管理するタイトル(プリンセス・オブ・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座、インター王座)のいずれかへの挑戦権が与えられることになった。

 高見は10・4品川で小夏、10・12新宿でキラを下し、2連勝で最終戦に進出。対峙することになった七瀬は初戦(10・4品川)でキラに敗退も、10・12新宿で小夏、10・19高崎でキラを破って生き残った。最終戦では高見は無敗のため、勝てば即優勝。七瀬は1敗しているため、優勝するためには2連勝が必須となる状況での戦いとなった。

 ドロップキック連発で攻め立てた高見は振り子式ドロップキック、コアラクラッチにいくも、脱出した七瀬はエルボー連打で3カウントを奪った。これで1敗同士となり再戦に持ち込まれた。

 再試合で高見はバックエルボー、ドロップキック、反転式ミサイルキックと猛攻も2カウント。七瀬はエルボー連打、ドロップキック、稲荷鳥居もエスケープ。さらに七瀬は稲荷鳥居・改で締め上げるも、抜け出した高見はコアラクラッチ。その後、グラウンドに移行して、そのまま締め上げてギブアップを奪った。

 号泣状態の高見は遠藤を呼び出すと「有栖さんとシングルがしてみたくて、インターナショナルのチャンピオンなので、そのベルトに挑戦します!」とアピール。遠藤は「今の高見汐珠とシングルがしてみたい。11月の後楽園でベルトかけて戦おう」と快諾した。

 バックステージで高見は「今勝つことに意味があると思ってたので、優勝できてうれしいです。でも今の自分に満足できてないし、まだまだだなってところしか見えてないので。有栖さんに挑戦することも決まったので、気を引き締めていきたい。まずはスタートラインに立って、後楽園を迎えて、なうじぇねの向こう側に行きたいと思います。(11・22金沢で凱旋大会を控えるが?)凱旋大会にベルト持って帰って来るねとかかっこいいこと言いたいけど、11月9日までにそういう言葉を言えるような自分になっていたい」とコメントした。

 挑戦を受けて立つ遠藤は「今の高見汐珠なら、余裕で倒しちゃうから、もっと違う汐珠を見せてほしい。と言うか、私が引き出します。その上で、このベルトは守ります」と余裕を見せた。

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