シングル三冠王・入江茂弘が2AW無差別級王座防衛!悪のTHE RULEの王座独占は続くバッドエンド!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 26日、 千葉・TKPガーデンシティ千葉で『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が行われた。

今大会では、入江茂弘vs浅川紫悠の2AW無差別級選手権試合、吉田綾斗& THE・アンドリュー"キング"拓真vs滝澤大志&佐藤耕平の2AWタッグ選手権試合が行われた。

 現在2AW無差別級王者として君臨する入江は、GAORA TVチャンピオンシップ&,OWE無差別級王座のベルトも持つシングル三冠王。多くの団体を股にかけて活躍しており、常にどこかの団体で王座戦線関わる実力者として名を馳せている。
今回、入江に挑戦する浅川は、フリーの選手がベルトを持っていることを危惧しており、かねてから「2AWのベルトは2AWの選手が持つべきだ」と主張。今回はTHE RULEが団体内の全てのベルトを独占している事態を打破する絶好のチャンスとして意気込んでいた。

 メインイベントは、序盤こそ静かな立ち上がりも後半に向けて闘いは激化。浅川は気迫を前面に出して立ち向かっていったが、そのすべてを受け止めた入江がビーストボンバーで浅川に勝利。
  最後の前哨戦と同じ技で負けた浅川の悔しさは計り知れない。フリーの選手からベルトを取り返すことが出来ず、年内最終興行をハッピーエンドで終わらせることが出来なかったことを浅川は生え抜きとして強く悔いた。
試合が終わりTHE RULEに祝福される入江を前に、同ユニットのスポークスマンであるナカ・シュウマがマイクを握り、入江のヒーローインタビューを開始。ナカが「対戦相手の浅川紫悠選手、いやぁやっぱり強かったですね。強かったけどそれを正面突破で破壊した入江選手は世界の男ですねぇ。強さは認めるけど、一歩届かん。浅川紫悠は結局ザコやったっちゅうことやな」と嘲笑すると、浅川のタッグパートナーである梶トマトがリングへ。

 梶は「浅川はザコじゃねぇよ。どう考えてもザコじゃねえだろ。パートナーがザコ呼ばわりされて黙ってられるわけねえだろ。次は俺の挑戦受けろ」と入江へ挑戦表明。
 ナカが「パートナーのくせに出てくんの遅いんちゃうか。浅川のタッグチームのちっこいほう、よりザコのほうやんけ」と一蹴するが、梶は「確かにザコで小さいもしれねえよ。でもそのベルトは無差別級で、俺みたいなジュニアも挑戦出来るんだよ。小さい相手がデカい相手を倒すとこ見せてやるよ。2月13日のTKP大会で挑戦を受けろ」と啖呵。
しかし、入江は「今はやる気持ちはない」と梶の挑戦要求を保留した。


セミファイナルでは、滝澤が指名した最強のパートナー佐藤耕平と共に2AWタッグ王座奪取に挑んだ。
 「自分たちがルールだ」と主張するTHE RULEは自らのルールに則って試合を乗っ取り、傍若無人なラフファイトを展開して圧倒。圧倒的な個の力を持つ耕平が必死にアシストに回るものの、THE RULEの巧みな集団戦法を破ることは出来ず、最後はキングがパイルドライバーで滝澤を沈めた。

試合後、2AWの若手タッグである花見達也と仁木琢郎が飛び込んできて吉田&キングへ挑戦を表明。
これからの2AWを担っていく若い世代の挑戦表明を受け、吉田&キングは握手を求めるそぶりから2人を襲撃。手痛い洗礼を受けた花見であったが、最後に再びマイクを握り「ベルトを手に入れて俺たちが2AWを輝かせる」と、強く熱い気持ちを叫んだ。

 年内最終興行が終わるも、ベルトは変わらずすべてTHE RULEが独占状態。 2月13日の『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』で、彼らの主張するルールを壊し、ベルトの行方を変えることが出来るのか。 2022年の2AWの動向にも注目していきたい。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る