俺とお前とお前は同期の桜!吉田綾斗が同期の浅川紫悠を制して無差別級王座V4!同期の最上九が「旗揚げから4年で風景が変わってない」と決意の挑戦表明!

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 23日、千葉・TKPガーデンシティ千葉にて『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が行われ、吉田綾斗が2AW無差別級王座の4度目の防衛に成功。“ぶっ飛べ☆ミサイルキッカーズ”滝澤大志&若松大樹が2AWタッグ王座奪取を果たした。

 吉田が3月26日『GRAND SLAM in 後楽園ホール』で、外敵であるGLEATの井土徹也を退けた後リングに上ってきたのは浅川紫悠だった。吉田と浅川は同郷の同期であり、デビュー前から切磋琢磨してきた間柄。ともにKAIENTAI DOJOから2AWに名称変更された後も、ライバル関係として闘い、2AW無差別級王座の初代王者決定戦もこの2人で争われた。2人の闘いの歴史は、2AWの歴史そのものと言える。そんな2人はこれまで3度前哨戦であたっているが、お互いを見る目はやはりタイトルマッチの対戦相手とは別に、ライバルに向ける目でもあった。浅川が挑戦表明時から言っている「今しかない」という言葉。それに吉田も呼応して、お互いをより意識している。

 試合は序盤から互いの歩んできた歴史を確かめ合うかのようなじっくりとしたグラウンドレスリングに始まり、激しい打撃戦から必殺技の応酬へ。最後は王者の意地が上回り、吉田が得意のバックドロップを決めて3カウントを奪った。

 試合後マイクを握った浅川は、「8年前の4月24日覚えてるかな?俺らが入門した日や。千葉でやってやろう、プロレスでのしあがってやろうっていう想い、今も持ってるよな。お前には負けたくないけど、かっこいいチャンピオンだと思う」とメッセージ。

 そこに現れたのは、吉田、浅川の同期である最上九。
 最上は、「めちゃくちゃいい試合だったよ。2人のライバルストーリー。同期の熱い試合。感極まって涙するチャンピオン...。俺もいるよー!!!おい!同期は俺もいるんだよ!なに2人でいい雰囲気にしてんだよ!それと、2AWになってもうすぐ4周年、シングルのチャンピオンは真霜や吉田や浅川、滝澤そのあたりでしょ。4年間全く変わってない。それを変えるのは若手の専売特許じゃないです。吉田!今度は同期の俺に、そのベルトを挑戦させてくれ!」と気炎を上げる。

 これを受けた吉田は、「俺たち側が、もがを引き離してたわけじゃないんや。このベルトを持ってる時はいつだって、お前のこと待ってたよ。3週間後、吉田vs最上。初めて最高峰のベルトを賭けて闘います。やっとこのベルトに挑戦してくれる。だからそんなもがに1つだけ。今の俺を止めれるもんなら止めてみいや」と大会を締めた。

 そして、セミファイナルで行われた花見達也&仁木琢郎vs滝澤大志&若松大樹の2AWタッグ選手権試合でも、仁木と若松の同期対決に注目が集まった。
 試合は、お互いのタッグとしての連携技がぶつかり合った。最終的には滝澤のアシストを受けた若松がダイビングバカチンガーエルボードロップで仁木から3カウントを奪い、新タッグ王者が誕生した。

 そして、試合後にはすぐさまチチャリート・翔暉が挑戦を表明。これにより5月14日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』では、吉田綾斗vs最上九の2AW 無差別級選手権試合、滝澤大志&若松大樹vs岡林裕二&チチャリート・翔暉の2AW タッグ選手権試合の二大タイトルマッチが決定した。

 そして4周年が近づいてきた2AWだが、23日重大な発表があった。現在BRAVES所属の超人勇者Gヴァリオン選手と脇田真一朗選手が5月14日付で2AWへ入団し、今後はBRAVESと2AWとの2団体所属として活動することを発表したのだ。
 新たな風が入り、よりアクティブにアドバンスしていく2AWを是非会場で直接感じてほしい。

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