梶トマト&浅川紫悠がタッグ王座挑戦を表明し後輩王者に発破!「“さん付け”で呼ぶ時点でお前の負けは決まってんねん」
30日、千葉・2AWスクエアにて『GRAND SLAM in 2AWスクエア』が開催され、4度目の2AWタッグ王座防衛に成功した真霜拳號&花見達也に梶トマト&浅川紫悠が挑戦することが決まった。
本大会の目玉の1つとなっていたのは、メインイベントの2AWタッグ選手権、真霜拳號&花見達也vs仁木琢郎&若松大樹だ。真霜&花見は今回4度目の防衛戦に対して、仁木&若松はベルトへの挑戦が初となる。
GW期間中に開催された『ちばまつり』での若手リーグADVANCE CUPの決勝戦を制し初代優勝者となった仁木の元へ、以前行われた7番勝負挑戦権争奪1DAYトーナメントで優勝したため今回のリーグ戦にはエントリーされていなかった若松大樹が現れタッグ結成を要求。仁木もこれを受け入れ「2AWの景色を俺らが変える!」という決意のもと、2AWタッグ王座へ挑戦することとなった。
先に入場してきた仁木&若松は、後から入場してくる王者組から一瞬たりとも目を離さず闘志を燃やしていた。
試合が始まってから挑戦者組の闘志は爆発し、その勢いで序盤は王者組を圧倒。後半、ペースが王者組になりつつあるも若松と仁木はベルトへの執念を見せ、あわやという場面を何度か作ったが、最後は花見の公認ハイフライバムで仁木が沈み、4度目の防衛を果たした。
そして試合後すぐに現れたのは、梶トマトと浅川紫悠の2人。浅川がマイクを握り「防衛おめでとう。ここに俺と梶トマト来たってことは何を言いに来たかわかるよな。正式に挑戦表明させてもらう。そのベルトをひっぺがしてやるよ。おいチャンピオン、挑戦表明受けるのか、受けへんのか答えを聞かせてもらう」と挑戦を表明。
それに対し花見は「もちろん受けるに決まってんだろ!やっと試合後にこうやって挑戦者が出てくるようになった。しかもその相手が梶さん、浅川さん。相手にとって不足はないでしょう!不足はないですけど、浅川さん、若手に試合見せられて、そっから心動かしてるようじゃちょっと遅いんじゃないですか。そんな浅川さんに今はこれっぽっちも負ける気がありません。6.20TKPでやりましょう」と挑発しつつ先輩の挑戦を受けて立つ姿勢を見せた。
しかし、浅川は再びマイクを握り「まず『浅川さん』『梶さん』て言ってる時点でお前の負けは決まってんねん。挑戦表明しにきたやつらをいつまでさん呼ばわりしてんねん。いつまで尊敬してんねん。あ?」とキャリア3年目の若き王者に発破。
そこに真霜が「花見さん。言われてますけど。この私もこの男に花見さんていうくらいですから、さんづけに特に意味はありません。どっちかというと花見さんがこの2人に対して余裕があるからですよね」と割り込んでいくと、花見は「もちろんだよ!だから是非、浅川さん、梶さん、挑戦してこい!」と敢えて“さん”付けで呼び続けて王者の貫禄を見せつけると、両組の乱闘に発展し、早くも次の闘いの火蓋が切られた。
王者組、挑戦者組お互いが個人を、パートナーを、2AWをより高めるために闘った今回のタイトルマッチ。そして遂に動きだした梶と浅川。これで6月20日の2周年アニバーサリー大会『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』での2大タイトルが決まり、ますます目が離せなくなった。