緊急事態宣言でビッグマッチの王座戦を潰された滝澤大志が想いを叫ぶ!「俺らがやることは変わんねえ。すげえ試合してお客さんに楽しんで帰ってもらう。それだけだ」

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 25日、千葉・2AWスクエアにて『チーバトル94』が開催された。
 本大会の目玉の1つとなっていたのは、メインイベントで行われた2AW無差別級選手権前哨戦の滝澤大志&若松大樹vs吉田綾斗&仁木琢郎のタッグマッチ。

 滝澤は、浅川紫悠とイデオロギー闘争にまで発展した2AW無差別級次期挑戦者決定戦で勝利を掴み、29日の『GRAND SLAM in 後楽園ホール』でベルトに挑戦することが決まっていた。
 しかし、先日の東京都における緊急事態宣言の発令に伴い、29日に予定していた『GRAND SLAM in 後楽園ホール』が中止に。急遽代替興行として同日14時から2AWスクエアにて『GRAND SLAM in 2AWスクエア』が開催されることになり、滝澤の王座挑戦はここで行われることとなった。

 「ベルトを奪い最高にカッコつけたい」と豪語していたものの、吉田に一度敗れている瀧澤にとって今回は格好のリベンジの機会。
 今回で4度目となる前哨戦。前回の前哨戦で試合序盤から足をとりにいった滝澤は、今回も序盤で足をとりにいくが、それを読んでいた吉田は軽くかわし、2人は静かに睨み合う。
その後は吉田が滝澤の腕を集中的に狙うが、中盤からは滝澤は執拗なまでに吉田の足を狙う執念を見せ、最後は滝澤がデビュー当時から使っている強烈なダブルチョップで王者・吉田から3カウントを奪った。

 試合後、滝澤は「今まで3回した前哨戦楽しめたよ。後楽園ホール大会は残念ながら中止となった。会場は今日と同じここだよ。でもよ、俺らがやることは変わんねえんだよ。すげえ試合して、お客さんに楽しんで帰ってもらう。それだけだよ。チャンピオン、最後なんか言ってもらおうか」と吉田に言いマイクを渡す。
 吉田は「今の滝澤大志を倒すことに意味がある。絶対に俺が滝澤大志を越えて、ベルトを防衛する」と言い放った。

 THEアンドリュー”キング”拓真率いるユニット“THE・アンドリューキングダム”からも離脱し、今回は自分の意志で挑戦表明をした滝澤。一回りも二回りも強くなった滝澤を倒して、吉田は7度目の防衛を果たすことができるのか?

その答えは4月29日に行われる『GRAND SLAM in 2AWスクエア』で出ることになる。

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