佐藤耕平が2年ぶりの挑戦で2AW無差別級王座初戴冠!かつて敗れた滝澤大志を挑戦者に指名し「モヤモヤを払拭したい」

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 23日、千葉・TKPガーデンシティ千葉にて『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が開催。佐藤耕平が2AW無差別級選手権を、本田アユム&CHANGOが2AWタッグ選手権を奪取した。

 この日の2AWビッグマッチでは、吉田綾斗vs佐藤耕平の2AW無差別級選手権試合、滝澤大志&若松大樹vs本田アユム&CHANGOvs真霜拳號&KAZMA SAKAMOTOの2AWタッグ選手権試合の2台タイトルマッチが実施。

 6月の2AW旗揚げ4周年記念大会にて、吉田綾斗が花見達也を退けて2AW無差別級王座の6度目の防衛に成功。
 絶対王者となりつつあった吉田に挑戦することが決まったのは、キャリア22年を誇るベテランでありながら未だ強者として君臨し続ける佐藤耕平。佐藤はかつて滝澤大志が保持していた同王座に挑戦するも敗れた過去があり、2年ぶりのリベンジチャンスを掴んだ形だ。

 試合序盤は静かな立ち上がりを見せ、吉田が足への一点集中攻撃を展開。しかし、打撃戦となるや業界随一のエルボーを持つ佐藤が一気に優勢に。吉田も真っ向勝負で迎え撃ち、王者の意地をかけて幾度も佐藤を追い込んでいくものの、最後は佐藤が奥の手・2段式ジャーマン・スープレックス・ホールドを数年ぶりに解禁して3カウントを奪った。

 第8代王者となった佐藤は、吉田に敬意を表し「ありがとうございました」と一言。それに対し吉田も一言感謝の言葉を口にしたのみだが、試合を通して十分に語り合った2人にはこれで十分であった様子。

 そして佐藤は「このベルトを獲って、言いたかったことがあります。覚えてる方がいらっしゃるかと思いますが、1度このベルトに挑戦して、敗れたことがあります。今ここでベルトを持ってるチャンピオンが俺なので、そのモヤモヤを払拭したいと思います。滝澤選手!」と滝澤を次期挑戦者に指名。
 滝澤もリングに上がり、2AWファンの声援を背中に受けながら「挑戦させてください」と快諾。2人は握手を交わした。

 そして、2AWタッグ選手権試合3WAYタッグマッチでは、初代STRONGEST-K TAG王者組である古豪・真霜&KAZMAが躍動。滝澤&若松も真っ向から食い下がるものの、キャリアに劣る若松が真霜の垂直落下式ブレーンバスターを被弾。
 しかし、試合を裏から掌握していたのは“曲者”として知られる本田&CHANGO。真霜が沈めた若松から本田がフォールを奪う頭脳プレーで見事王座奪取を果たした。

 試合直後、突如映像に現れたのは担々麺造と初登場の、焼き・そばの介。異色のメンバーある【麺’s倶楽部】の2人が一方的な挑戦表明を行い、新王者は半ば強引に麺類たちを迎え撃つこととなった。

 この日決定した佐藤耕平vs滝澤大志の2AW無差別級選手権試合、本田アユム&CHANGOvs担々麺造&焼き・そばの介の2AWタッグ選手権試合は、8月27日『2AW オリエンタルホテル東京ベイ大会』で行われる。

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