悪に堕ちた真霜拳號がかつてのパートナーをダーティーファイトで徹底粉砕!裏切りと愛憎が渦巻くリングは大混乱!

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 17日、千葉県・2AWスクエアにて『チーバトル180』が行われた。

 今大会では、12月24日に行なわれる『有限会社 山﨑工業 プレゼンツ 2AW 年内最終興行 GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』で行われる以下2大タイトルマッチ、仁木琢郎vs若松大樹の2AW無差別級選手権試合、真霜拳號&ナカ・シュウマvs吉田綾斗&花見達也の2AWタッグ選手権試合の前哨戦が行なわれた。

 12月3日の後楽園ホール大会では、23歳にして2AWを背負う無差別級王者となった仁木がWRESTLE-1時代の恩師であるカズ・ハヤシを退けて王座防衛に成功。
 そんな仁木に挑戦を表明したのは、仁木を激しくライバル視する若松。若松は今年9月のシングルトーナメント戦の決勝戦で仁木に敗れて優勝を逃した。その悔しさを捨てきれずに仁木に挑戦を表明した形だが、余裕の表れか虚勢なのかは不明ながらどこかヘラヘラとした様子であった。

 そんな若松を真っ向から粉砕することを誓っていた仁木は、この日は仁木琢郎&十嶋くにおvs若松大樹&滝澤大志のタッグマッチで前哨戦に臨んだ。
 タッグの名手が集うこの試合は軽妙なコンビネーションも目を引いたが、やはり中心は仁木と若松の対決。仁木も王者の意地を見せんと奮戦するが、勢いに乗っている若松が天進乱満で仁木から直接3カウントを奪う結末となった。
 マイクを取った若松は、「おい!チャンピオン!2023年今年最後のチーバトルそして前哨戦、俺の勝ちだよ。年内最終興行の最後の試合でも俺が勝って、そのベルトひっぺがしてやるからな。クリスマスイブは俺とお前の真剣勝負だよ。2023年最後の最後に勝つのはこの俺、若松大樹だ!」と、完全勝利宣言をした。

 そして、2AWタッグ前哨戦として組まれたナカ・シュウマvs吉田綾斗、真霜拳號vs花見達也の2つのシングルマッチは大荒れの展開に。
 ナカと吉田、真霜と花見はつい先月までは固い絆で結ばれたパートナー同士であったが、真霜&ナカが結託してそれぞれのパートナーを裏切る形でヒールターン。愛憎渦巻く構図で行なわれたこれらの試合では、怒りの吉田が冷酷なファイトで徹底的にナカを潰して勝利を挙げ、真霜はかつて自身を慕っていた後輩を相手にダーティーファイトで完膚なきまでに叩き潰した。

 23歳の仁木と25歳の若松と、これからの2AWを背負う若い2人で行われる2AW無差別級選手権試合。そして、複雑な人間模様がダイレクトに反映される形となった2AWタッグ選手権試合。
 年内最終大会となる12・24では2024年の2AWの景色が見える大会になることは間違いなさそうだ。

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