2AW無差別級前哨戦は挑戦者の仁木が勝利！タッグ王座前哨戦に勝利したチチャリートが土井成樹との王座取りへ王手
5日、千葉・ 2AWスクエアにて『チーバトル239』が行われた。
12日に控えた『稲垣テントプレゼンツGRAND SLAM in 後楽園ホール』。以下2大タイトルマッチが見所となっている。
▼2AW無差別級選手権試合
【王者】若松大樹
vs
【挑戦者】仁木琢郎
▼2AWタッグ選手権試合
【王者組】真霜拳號／最上九
vs
【挑戦者組】チチャリート・翔暉／土井成樹（フリー）
9月28日『山﨑工業プレゼンツ GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』から1週間が経ち、ついに後楽園ホールでの決戦直前。この日行われた最初で最後の前哨戦には注目が集まった。28日TKP大会で、王者である若松は指名した吉野コータローを撃破し4度目の防衛に成功。次なる挑戦者として同期である仁木琢郎が名乗りをあげ、若松は快諾。1度王者の座についていた仁木の実力は十分理解しており、お互い良きライバルとして団体内で凌ぎを削っている。そして行われた前哨戦、2AW無差別級前哨戦タッグマッチの若松大樹＆滝澤大志vs仁木琢郎＆花見達也。
試合は、タッグとしての闘いよりやはり個の闘いが目立った。タイトルマッチを控えた2人は激しくぶつかり合い、どちらも全く引けを取らない。タッグパートナーの助けもあり、最終的には若松が攻勢に。若松がヘッドバッドをお見舞い。次なる攻撃に転じる際、仁木のカウンターのドロップキックを喰らい、直接3カウントを取られた。
試合後仁木はマイクを握り、『若松！もう後楽園ホールまで1週間しかないんだ。 勝ち負けももちろん大事だ。でもよ、あれだけ豪華なカードが並ぶ中で、俺たちはメインなんだ。どの試合よりも、俺たちで面白い試合見せる、それは変わらない。その上で、勝つのは俺だ。後楽園ホールまであと1週間。俺は必ずあのベルトを腰に巻く。一番は皆さんの声が必要なんで、もう大、大、大仁木コールをお願いします。ということで、来週後楽園ホールのメインイベントは仁木琢郎から目を離すなよ。」と大会を締めた。
また、約2ヶ月前の8月24日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』。2AWタッグ選手権試合でベルトを防衛した真霜と最上の前に現れたのは笹村あやめとチチャリート・翔暉だ。2人共挑戦表明を申し出るが、この2人はタッグではなく、タッグパートナーはそれぞれ用意しており、表明動画を用意してきたと捲し立てる。なんと、笹村は以前自主興行のメインで対戦した佐藤光留、そしてチチャリートは土井成樹をそれぞれパートナーとして組むことに。以下カードが決定。
『稲垣テントプレゼンツ GRAND SLAM in 後楽園ホール』
▼2AWタッグ選手権試合
【王者組】［9.28 TKP大会 真霜拳號／最上九 vs 笹村あやめ／佐藤光留（フリー）］の勝者組
vs
【挑戦者組】チチャリート・翔暉／土井成樹（フリー）
そして9月のTKP大会での2AWタッグ選手権試合で、笹村あやめと佐藤光留を撃破した王者組。こうして、真霜拳號＆最上九とチチャリート・翔暉＆土井成樹とのタイトルマッチが決定。リング上に現れた、「土井さんとのタッグで必ず勝つ」と宣言しているチチャリートに対し、最上は「土井成樹を連れてこようとも、お前が強くないと勝てねーよ」と一蹴。
そしてこの日の2AWタッグ前哨戦タッグマッチ、最上九＆本田アユムvsチチャリート・翔暉＆吉田綾斗。試合は全体的にMJ2のダーティーファイトが目立った。しかし最終的にはチチャリートが最上を劣勢に追い込みカサドーラで撃破。挑戦者が勢いをつける形で試合は終了した。チチャリートは「タイトルマッチでも今日みたいに武器使ってこいよ。今日と同じ結果にしてやるよ」と試合後のマイクで自信を見せた。
まもなくとなった『稲垣テントプレゼンツGRAND SLAM in 後楽園ホール』。2大タイトルマッチの他以下カードにも注目が集まっている。吉田綾斗が新日本プロレスに参戦していた時期に1度シングルマッチをした相手である、新日本プロレスの小島聡とのスペシャルシングルマッチ。
▼スペシャルシングルマッチ
小島聡（新日本プロレス）
vs
吉田綾斗
3月23日『株式会社コムエルプレゼンツGRAND SLAM in 後楽園ホール』での彩月悠叶デビュー戦と同じ以下カード。
▼スペシャルタッグマッチ
ダンプ松本（えりオフィス）／ZAP（フリー）
vs
笹村あやめ／彩月悠叶
2AW、今年2度目で最後の後楽園ホール大会に注目だ。
