20代vs30代の世代闘争は激化の一途!王者・吉田綾斗に24歳のチチャリート・翔暉が「勢いは負けてねえ」と啖呵!
22日、千葉・2AWスクエアにて『チーバトル153』が行われ、吉田綾斗がチチャリート・翔暉との最後の前哨戦で勝利を収めた。
吉田は昨年12月25日の『有限会社 山﨑工業プレゼンツ 2AW 年内最終興行 GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』にて、真霜拳號のV8を阻止して2AW無差別級王座を戴冠。今月29日に2AWスクエアにて開催される『GRAND SLAM』でチチャリート・翔暉を相手に初防衛戦を行うことが決まっている。
この日は、決戦を直前に控えた両者の最後の前哨戦として、吉田綾斗&ナカ・シュウマvsチチャリート・翔暉&CHANGOのタッグマッチが実施。
試合は吉田とチチャリートのぶつかり合いが中心となるも、ナカ、CHANGOと曲者ぶりに定評のある各パートナーの暗躍も光り、中盤からは両チームがタッグワークを駆使して一瞬の正気を作り出そうとするスリリングな展開に。
最後は吉田とチチャリートとの一騎打ちの構図となり、チチャリートが必殺のCRを狙ったところを吉田が押さえ込む形で3カウントを奪った。
勝者の吉田がマイクを取ろうとするも、チチャリートはこれを奪い取り「最後まで吉田さんには喋らせませんからね!前哨戦俺が負けたかもしれないけど、勢いは負けてねーからな!吉田さん、1月29日最後にそのベルトを巻いて立ってるのは、この俺チチャリート・翔暉だ!」と啖呵を切り、勝負には敗れても気持ちは折れていないことを見せつけた。
2AWは選手層が厚く、KAIENTAI DOJO時代から第一線で活躍し続けるベテラン選手たちも数多く在籍しているが、王者の吉田は30歳、次期挑戦者のチチャリートは24歳。タッグ王者も26歳と22歳(花見達也&仁木琢郎)と勢いのある若手選手によって団体のトップ戦線が築かれている。
ベテランの真霜から王座を奪った吉田が初防衛に成功して新たな時代を創っていくのか、はたまた吉田よりもさらに若いチチャリートがより新しい価値観を貫いてみせるのか。
若い感性によって磨き続けられている2AWの未来の片鱗は、1月29日の『GRAND SLAM in 2AWスクエア』で見ることができそうだ。