千葉の未来を背負う若手2人が王座戦を前に真っ向勝負で激突!若松大樹は仁木琢郎の22歳の誕生日プレゼントに敗北を贈ると宣言!
23日、千葉・2AWスクエアにて『チーバトル147』が開催された。
11月19日から開幕する2AW最大のトーナメント『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT』に向け、今大会では『Road to ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT』と銘打った4試合が行われた。
しかし、今大会の最大の見所はメインイベントの2AWタッグ前哨戦として行なわれた仁木琢郎vs若松大樹のシングルマッチ。
9月11日『GRANDSLAM in 後楽園ホール』で、吉田綾斗&エクシリオからベルトを奪って、新タッグ王者となった花見達也&仁木琢郎。喜ぶのも束の間、滝澤大志&若松大樹が挑戦表明を行い、10月30日『GRANDSLAM in TKPガーデンシティ千葉』に両組の2AWタッグ選手権試合が決定した。
“ぶっ飛べ☆ミサイルキッカーズ”として組み始めて間もない2人だが、実力は十分。仁木と若松は同期として互いを意識しており、互いにとってより負けられない戦いとなる。これまで幾度もシングルマッチを行ってきた2人だが、この日は最後の前哨戦ということもあり、明らかに2人の様子は違った。
ゴングが鳴るよりも先に若松が奇襲を仕掛け、互いに闘争本能剥き出しのバチバチの打ち合いが展開。終盤まで両者は一歩も退くこと無くぶつかりあったが、若松が渾身のヘッドバッドを叩き込んだことで一気に試合の流れを掴み、ジャーマンスープレックスで仁木を沈めた。
勝利した若松は試合後にマイクを握り、「仁木、今日は何の日だよ?仁木のデビュー3周年の日だよな。そんな日に俺はお前にシングルで勝ったぞ。そしてTKP大会前日の土曜日は、仁木琢郎の22歳の誕生日だよな。22歳になって最初の試合も、俺が勝つからな」と同期への愛がこもったマイクで必勝を誓う。
対する仁木は「そんな記念日なんかどうだっていいんだよ。でもよ、お前はやっぱり強いな。30日のタイトルマッチ、めちゃくちゃ良い試合しようぜ。その上で、勝つのは俺だ」と若松への思いを込めたマイクで切り返した、
10月30日『GRANDSLAM in TKPガーデンシティ千葉』で行われるもう1つの目玉は、、真霜拳號vs間下隼人の2AW無差別級王座&レジェンド王座のダブル選手権試合。
2AW王者の真霜がストロングスタイルプロレスの王座も戴冠するという事態にストロングスタイルプロレスを背負った間下が立ち上がり、かつての憧れの人でもある真霜へ立ち向かうという試合であり、お互い団体の威信を背負った戦いともなる。
様々な想いがベルトを通して交錯する2AWの闘いに注目していきたい。