IWGP女子王座は岩谷麻優とKAIRIが初代王座をかけて新日本プロレス合同興行で激突!「空白の5年間をぶつけあいましょう」
23日、アリーナ立川立飛にて開催されたスターダム『第12回ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ開幕戦~IWGP女子初代王者決定戦~準決勝戦~』にて、岩谷麻優
vs林下詩美、アルファ・フィーメルvsKAIRIによるIWGP女子初代王者決定トーナメント準決勝が行われた。
“ワールドワイドモンスター”アルファ・フィーメル(ジャジー・ガーベルト)はかつて木村響子率いる木村モンスター軍の一員としてワールド(赤いベルト)、ゴッデス(タッグ)、アーティスト(6人タッグ)とベルトを総なめにし、RIZINのリングにも乱入したことがあるドイツ人レスラー。
当時のKAIRI(宝城カイリ)は幾度となくフィーメルには苦汁を舐めさせられており、7年以上ぶりの対決に注目が集まっていた。
フィーメルは試合が始まるなりパワーで振り回していき、KAIRIのエルボーを受けきりネックハンギングボムで叩きつける。だがKAIRIはカットラスからスピアーを突き刺し、必殺のインセインエルボーを投下し3カウント。見事決勝への切符を手にした。
メインでは岩谷が詩美と一進一退の攻防の末、トラースキックからのランニングスリー、ムーンサルト2連発と畳み掛けて3カウントを奪った。
11・20有明アリーナ大会でIWGP女子王座をかけて闘うことが決まった二人だが、KAIRIは「5年半ぶりに麻優さんとシングルマッチ。私も色んな5年半でした。それぞれ気持ちはわからないかもだけど、この試合を通して確かめ合いませんか?」と半泣きで要求。岩谷も「確かめ合うに決まってんだろ。この空白の5年間を、有明大会でぶつけあいましょう」とグータッチでこれに答えた。
初期スターダムを支えた二人が、プロレス界に新たに生まれる至宝をかけて激突する。