【試合詳細】12・16 アイスリボン道場マッチ YuuRI&Yappy vsトトロさつき&松下楓歩 弓李vs海乃月雫vs杏ちゃむ 星いぶきvs咲蘭 大空ちえvsしのせ愛梨紗
『アイスリボン1316』
日程:2023年12月16日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:47人
▼シングルマッチ10分1本勝負
○大空ちえ(PURE-J)
8分40秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド
●しのせ愛梨紗
▼シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき
9分23秒 変形弓矢固め
●咲蘭
▼トライアングルリボン15分1本勝負
○弓李
6分42秒 スモールパッケージホールド
●海乃月雫
※もう1人は杏ちゃむ(信州ガールズ)
▼タッグマッチ20分1本勝負
YuuRI(ガンバレ☆プロレス)/●Yappy
12分26秒 ラリアット→片エビ固め
○トトロさつき/松下楓歩
トトロvsYuuRIのリボンタッグ前哨戦で勝利したトトロが藤滝との“ドンドコどすこいーず”で戴冠宣言!弓李ワールド全開のトライアングル戦は大乱戦!
大会前
入場式の前に佐藤肇代表が、12日に業務提携を発表した株式会社リベリオンズの五嶋代表と共にリングサイドに並び、改めて両社の関係について説明。アイスリボンが子会社になるかのような一部報道を全面否定し、前向きな提携であることを明言した。
第1試合
5月27日『1278』大会以来ぶりのアイス参戦となったPure-Jの大空としのせの初シングルマッチ。試合は腕の取り合いから大空が軽快なロープ渡りからのアームホイップで先制攻撃。
しのせがタックルで反撃もこれをこらえた大空が逆にしのせをタックルで吹っ飛ばす。さらにしのせの髪を掴んでコーナーに投げるとコーナーでの踏みつけからグランドでのスリーパー、レッグロックと攻め込んでいった大空。コーナーにしのせを振ろうとするが、これをこらえて逆に大空を振ると、しのせが串刺しボディアタックでカバーもカウントは2。しのせが逆エビ固め。
ロープに逃れた大空をボディスラムで投げようとするが、これは大空がこらえる。しのせのエルボーをかわした大空がしのせのバックに回り込むとアキレス腱固めでテイクダウンさせる。ロープに逃れたしのせはエルボーからドロップキックをヒットさせボディスラムからカバーもカウントは2。大空がエルボーからフライングショルダーアタックでカバーもカウントは2。大空がミサイルキックもかわしたしのせがネックブリーカードロップからカバーもカウントは2。コーナーに上がったしのせを大空がデッドリードライブからドロップキックでカバーもカウントは2。しのせが切り返して丸め込むもカウントは2。しのせがオクラホマロールもカウントは2。大空がしのせのエルボーをかわしてDDTを決めると、コーナーからのダイビングショルダーアタックからカバーもカウントは2。さらに大空がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドしカウント3を奪った。
第2試合
7月8日『1287』大会以来のいぶきvs咲蘭のシングルマッチ。咲蘭に対しては同じキッズ出身として思い入れのあるいぶきはデビュー当時から使用してきたテーマ曲と以前のコスチュームで入場してきた。コールを受けたいぶきがコーナーに戻ろうとするところを咲蘭が急襲。強引に丸め込む。カウント2で返すいぶきを再度、丸め込む咲蘭。キックアウトしたいぶきにドロップキックを打ち込んでいった咲蘭だが、これをこらえたいぶきは起き上がるいぶきにビックブーツを叩き込むと、ようやくガウンを脱ぎ、咲蘭を弓矢固めで固めると激しく揺さぶる。さらに逆片エビ固め。
ロープに逃れた咲蘭をコーナーに叩きつけたいぶきは顔面を踏みつける。レフェリーに止められてブレイクしたいぶき。コーナーに座り込んだままの咲蘭が客席に向かって泣き顔をアピール。一瞬ためらったいぶきだが、泣き顔の咲蘭を引き起こすと、キャメルクラッチからの鼻フックをアピールも「これ以上、泣かすな!」とレフェリーに止められる。さらに咲蘭をロープにはりつけての鼻フックを狙ういぶき。再びレフェリーに止められると、その隙を狙って咲蘭がいぶきを逆にロープに張り付けるといぶきに鼻フック攻撃。さらに手の甲へのフットスタンプからレフェリーを巻き込んでのおてんばダッシュ、フットスタンプでカバーもカウントは2。ロープに飛ぼうとするいぶきを寝転がって躓かせた咲蘭はドロップキックからカバーもカウントは2。起き上がったいぶきにエルボーにいこうとした咲蘭。一瞬ためらうも、覚悟を決めるとエルボーを叩き込む。
咲蘭をためらわせた、いぶきのチョップがここで火を噴いた。悲鳴を上げる咲蘭。それでもエルボーで打ち返していく。いぶきもチョップで返す。打ち合いからいぶきのチョップを両手でガードした咲蘭だが、いぶきは河津落としからアームブリーカーへ。ロープに逃れた咲蘭にはりつけドロップキックを決めたいぶきがカバーもカウントは2。いぶきがファイヤーマンズキャリーもこれをバタついて着地した咲蘭。そこに再びいぶきのチョップが襲い掛かる。ロープ際に追い込まれてのチョップ連打を浴びた咲蘭は追撃のチョップをかわすとコルバタからの脇固め。ロープに逃れたいぶきの腕を狙った低空ドロップキックを決めた咲蘭がカバーもカウントは2。いぶきがダブルチョップでカバーもカウントは2。咲蘭がお返しのダブルチョップを決めカバーもカウントは2。なおカバーもカウント2。続けてカバーもカウント2。咲蘭がフットスタンプ、ダイビングフットスタンプからカバーもカウントは2。いぶきがコーナーに咲蘭を振るが、これを咲蘭が高角度回転エビ固めで切り返しカウント2。勢いに乗った咲蘭だが、いぶきがカニばさみで倒すと腕を取っての変形弓矢固めを決め、腕を絞め上げる。残り時間30秒まで粘った咲蘭だが、最後は耐えきれずギブアップとなった。
第3試合
翌日にリボンタッグ防衛戦を控えた杏ちゃむがトライアングル戦に出場。3人での手探りから弓李と海乃が杏ちゃむの両サイドに回って腕を絞め上げる。さらに腕に跨ると交互に指に噛みつき攻撃。続けて弓李と海乃が杏ちゃむをロープに振り連続アームホイップ。弓李と海乃がダブルのクローズラインを狙うが、杏ちゃむがかわし3者がロープワークで交差し合うと、弓李が海乃に首4の字。さらに杏ちゃむが弓李に首4の字を決め海乃がロープエスケープ。杏ちゃむが弓李を首投げ、サッカーキックでカバーもカウントは2。
杏ちゃむが弓李に腕ひしぎ十字固め。海乃がカットに入るも、その足をキャッチした杏ちゃむが海乃の足首を決め、弓李、海乃を同時に絞め上げる。海乃がロープエスケープも杏ちゃむが海乃にドロップキックを決め、同時に弓李の上にセントーンを落とすと弓李をカバーもカウント2。杏ちゃむがダイビングヒップアタックを弓李、海乃、2人まとめて決め弓李をカバーもカウント2。弓李が杏ちゃむにセントーンを狙うが、これを杏ちゃむがかわす。海乃が自爆した弓李をカバーも杏ちゃむが海乃をどかせてカバー。ここで海乃がパイプ椅子を持ち込むと杏ちゃむに一撃。さらに杏ちゃむと弓李にまとめて椅子攻撃を決めると海乃が弓李をカバーもカウント2。海乃が弓李にフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、杏ちゃむが椅子を手にすると弓李に一撃。
さらに海乃に振り上げるが海乃が椅子をキャッチし、2人で椅子を引っ張り合う。弓李が杏ちゃむ側に入って椅子を引っ張ると、海乃がパイプ部分を開いてパチーンと2人の指をパイプで挟み打ちにする。弓李が海乃にネックブリーカードロップ。カバーもカウント2。杏ちゃむがダイビングボディアタックを2人に見舞うが、弓李がかわす。弓李が養生テープを持ち出し、杏ちゃむの手首をロープにテープで括り付ける。弓李が海乃にオクラホマロールも杏ちゃむが間に合う。弓李が杏ちゃむを蹴散らすと再び海乃を首固めで丸め込み一気にカウント3を奪取。抗議する2人を背に勝ち名乗りを受けた弓李はさっさと花道を引き揚げて行った。
第4試合
翌日の12月17日SKIPシティ大会で行われるリボンタッグの前哨戦がこの日のメイン。試合はYuuRIvsトトロでスタート。ロックアップでロープに詰めたトトロがブレイク際にエルボーを連打。さらにYuuRIをロープに振るが、YuuRIがカウンターのドロップキックをヒットさせる。代わったYappyがトトロをロープ際に追い込むと自らエプロンに出るとトトロの顔面にヒップアタックを連発。さらにリングに戻ってのギロチンドロップでカバーもカウントは2。トトロがカウンターのタックルでYappyを吹っ飛ばす。代わった楓歩がドロップキック。ボディスラムをアピールも逆にYappyが楓歩をボディスラム。さらに串刺しヒップアタック、串刺しラリアット。
YuuRIのサンセットフリップのアシストからYappyが旋回式ボディプレスでカバーもカウントは2。Yappyが走り込みのヒップアタックを狙うも、かわした楓歩がスクールボーイもカウント2。楓歩が低空ドロップキックからボディスラムを狙うが、Yappyがこらえる。逆にYappyがボディスラムも切り返した楓歩が丸め込みもカウント2。楓歩がサッカーキック、串刺しエルボー、ミサイルキックでカバーもカウントは2。Yappyが変形ギロチンドロップでカバーもカウントは2。代わったYuuRIがタックル。楓歩がドロップキックもかわしたYuuRIが正面ドロップキックでカバーもカウントは2。楓歩がSTOでカバーもカウントは2。楓歩がサソリ固め。ロープに逃れたYuuRIに飛び込んだ楓歩だがYuuRIがネックロープ。619を狙うが楓歩がかわす。楓歩がブレーンバスターでカバーもカウントは2。
代わったトトロがボディプレスでカバーもカウントは2。トトロの串刺し攻撃をかわしたYuuRIが串刺しエルボー。YuuRIがもう一発狙うもトトロがかわす。さらにリング中央でのエルボーの打ち合いからYuuRIがカウンターのランニングネックブリーカーでカバーもカウントは2。YuuRIが619、サッカーキック、PK、正面ドロップキックでカバーもカウントは2。コーナーに上がったYuuRIだが、トトロが阻止し、ファイヤーマンズキャリー。逃れたYuuRIをトトロがボディスラム。再度、ファイヤーマンズキャリーに抱えてカミカゼ。カバーもカウント2。トトロが飛び込みラリアットでカバーも、Yappyが勝手にチェンジしていたためノーフォール。とまどうトトロにYappyが飛び込みボディアタック、ロープに追い込んでの開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウントは2。Yappyがトトロをコーナーに振るも、タックルで反撃したトトロがボディプレスでカバーもカウントは2。Yappyがファイナルカットでカバーもカウントは2。YuuRIがミサイルキックのアシスト。Yappyがウェイストランドでカバーも楓歩がカット。楓歩がダイビングボディアタックのアシスト。トトロがコーナー2段目からのセントーン。カバーもYuuRIがカット。トトロが飛び込みラリアットを狙うもYappyがカウンターのアックスボンバーでカバーもカウントは2。トトロがカウンターのラリアットでカバーもYuuRIがカット。トトロが助走をつけ、飛び込みラリアットの追撃でYappyからカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にしたトトロは「タイトルマッチ直前の前哨戦を制したということは…我々に勢いがあるということではないでしょうかーっ!今日勝った私の勢いと藤滝明日香のパワーがあれば、インターナショナルリボンタッグのベルト獲れます。明日はトトロさつきと藤滝明日香の…『ドンドコどすこいーず』がベルトを獲るので、明日、応援しに来てください!どすこーい!」と明日香とのチーム名を発表し、タイトル戦に向けての意気込みをアピールすると、最後もトトロが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。