【試合詳細】4・8 アイスリボン道場マッチ トトロさつき&谷ももvs星いぶき&柳川澄樺 YuuRI&鈴木ユラ 櫻井裕子&松下楓歩vsAKARI&神姫楽ミサ 弓李vs海乃月
『アイスリボン1270』
日程:2023年4月8日(土)
開始:14:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:43人
▼シングルマッチ10分1本勝負
○弓李
3分37秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ
●海乃月
▼タッグマッチ 15分1本勝負
櫻井裕子(COLOR'S)/●松下楓歩
8分29秒 ムイ・ビエン
○AKARI(PURE-J)/神姫楽ミサ(JTO)
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○YuuRI(ガンバレ☆プロレス)
8分37秒 胴締めストレッチプラム
●鈴木ユラ(AlmaLibre)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
トトロさつき/●谷もも(PURE-J)
11分6秒 いぶニングスター
○星いぶき/柳川澄樺(JTO)
いぶきが「あなたよりはアイスリボンを広められる自信はある」とトトロへ挑戦状!4・29大阪リボンでICE×∞王座をかけての同期対決が決定!
第1試合
弓李と海乃の初シングルマッチが実現。試合前の握手と同時に腕を引き込んだ海乃がスクールボーイで丸め込む。キックアウトする弓李を離さずに再びスクールボーイを決める海乃。このスクールボーイの攻防が4度続き、いずれも弓李がカウント2で返すも、今度は海乃がコスチュームの一部であるベルトを手にすると、弓李をロープにはりつけてベルトで固定し、はりつけドロップキックを3連発。
さらに自らエプロンに出て弓李の顔面を蹴り上げカバーも弓李が必死でキックアウト。海乃をロープに振った弓李は海乃のベルトを奪い、海乃にフルスイングの反撃。さらにベルトを振り打ちまくる。倒れた海乃を腕4の字に捉えた弓李は口を塞ぎ、さらに鼻フックを仕掛ける。側転プレスを狙った弓李だが、海乃がこれをかわす。今度は海乃が側転プレスも弓李がかわす。この攻防が2度続き、海乃が側転プレスで自爆したところを弓李がジャパニーズ・レッグロールクラッチで丸め込み、そのままカウント3を奪取した。
試合後、茫然自失の海乃にマイクを手にした弓李が「今どんな気持ち~!?ハッピーだった~!?」と挑発。苦笑いを浮かべた海乃は4月16日のSKIPシティ大会で、生誕プロデュース試合(=誕生日は4月12日)として、1回目のデビュー当時から約束を交わしていたというマーベラスの宝山愛との同期タッグを結成することを明かし、その対戦相手に「このタッグなら勝てる」と弓李にリベンジマッチを要求した。「そんな記念試合の相手がキューでいいの?」と言いながらも海乃の要求を受諾した弓李は自身のパートナーとして「マブダチを呼んでくる」と宝山と同じマーベラスの桃野美桜を指名。4月16日SKIPシティ大会での弓李&桃野vs海乃&宝山が行われることが決定した。
第2試合
約1年ぶりのタッグ結成となる櫻井&楓歩。一方のAKARI&神姫楽は今回が初タッグ。試合はAKARIvs楓歩でスタート。アームホイップの打ち合いから神姫楽と櫻井に交代。2人はタックルのぶつかり合いで神姫楽が打ち勝ち、さらにAKARIを呼び込んで櫻井にサンドイッチ低空ドロップキックを決める。櫻井はボディスラムで反撃し、楓歩に交代。楓歩はドロップキック3連発を決めカバーもカウント2。神姫楽がエルボーを打ち、打ち合いへ。神姫楽がブレーンバスターを決め、さらにショートレンジのドロップキック、串刺しラリアットからリバースのパロスペシャルを狙うが、エプロン越しに櫻井が楓歩をアシスト。
続けて神姫楽にダブルのタックルを決め、楓歩がPKからカバーもカウント2。代わった櫻井が串刺しエルボーを決めるが、神姫楽も串刺しラリアットで応戦。さらに櫻井にリバースのパロスペシャルを決め、カットに入った楓歩をAKARIがアルゼンチン・バックブリーカーで絞め上げる。初タッグとは思えない息の合ったところをみせ、神姫楽がラリアットからカバーもカウント2。代わったAKARIがブレーンバスターでカバーもカウント2。AKARIがフェイスロックでグランドに持ち込むも楓歩がカットに入り、櫻井がハイアングルキックをヒットしてカバーもカウント2。
さらに櫻井がドラゴンスリーパー、ブレーンバスターからカバーもカウント2。代わった楓歩がミサイルキック、串刺しエルボー、PKからカバーもカウント2。ブレーンバスターをこらえたAKARIがトラースキック。楓歩がサイドバスターでカバーもカウント2。神姫楽がラリアットでアシストし、AKARIが619。続けて神姫楽がセントーンを決めAKARIにつなぐも、今度は櫻井が入り、AKARIをボディスラム。続けて楓歩がジャックナイフもカウント2。楓歩が延髄ハイキックから変形ブロックバスターでホールドも神姫楽がカット。ロープに飛んだ楓歩だが、AKARIがカウンターのローリングラリアットを決めると、倒れた楓歩をムイ・ビエンで絞め上げ一気にギブアップを奪った。
第3試合
同期のYuuRIとユラの2年ぶり2度目のシングルマッチがアイスのリングで行われた。試合はスタートからグランドでの関節技の決め合いとなり、両者が激しいポジション取りを展開する。YuuRIがヘッドロックを決めるが、スタンドに持ち込んだユラがロープに振ってのタックルでYuuRIを吹っ飛ばす。続けてロープに走ろうとしたユラだが、YuuRIがユラの足をキャッチして倒すと低空ドロップキックをヒット。さらに串刺しエルボーの4連発からスタンドでのスリーパー。
ロープに逃れたユラに後ろからニーを入れたYuuRIが619を狙うが、これはユラがかわす。すかさずYuuRIが片膝立ちのユラにミドルキックをヒットさせ、さらにサッカーボールキック3連発からカバーもカウント2。ボディスラムからYuuRIがカバーもカウント2。ロープに飛んだYuuRIにユラがカウンターでミドルキックをヒットさせ、さらに低空ドロップキック、串刺しニー、サッカーキックと反撃もPKをかわしたYuuRIがドロップキック、延髄ハイキックを決めるが、ユラもカウンターのミドルキックをヒット。カバーに入るもカウントは2。ユラが脇固めへ。
ロープに逃れたYuuRIが619、飛び込みミドルキックからカバーもカウント2。YuuRIがミサイルキックでカバーもカウント2。YuuRIがブレーンバスターを狙うも、こらえたユラが高速ブレーンバスターでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いからYuuRIがバックに回ってのスリーパーでテイクダウン。胴締めスリーパーで絞め上げ、さらに腕のクラッチをストレッチプラムに移行し、ユラからギブアップを奪い、翌日のJUST TAP OUT新木場大会で挑戦が決まっているタイトル戦での必勝を期した。
第4試合
4月5日プリスパ大会に続き、トトロといぶきがタッグで対戦。試合はトトロvs柳川でスタート。力比べで圧倒したトトロがタックルで柳川を吹っ飛ばすも、柳川も片足ドロップキックで反撃し、いぶきに交代。トトロがボディスラムからカバーもカウント2。トトロがこの日がデビュー5周年の谷に交代。谷は一本背負いを連発しトトロを呼び込んでのダブルタックルから倒れたいぶきにダブルニー。続けてトトロと2人でももざんまいを決める。
調子に乗った谷がトトロをおぶってのプレスを狙うが、トトロを背負うことはできず。いぶきがネックブリーカードロップを決め、柳川に交代。柳川が串刺しジャンピングニー、ネックチャンスリーからカバーもカウント2。柳川のダブルニーをかわした谷が逆にダブルニーを決めるが、2発目をかわした柳川が片足ドロップキック、ダブルニーからカバーもカウント2。谷がバッククラッカーからもも固め。ロープに逃れた柳川の腰にニーを入れてカバーもカウント2。代わったトトロが串刺しラリアットからボディプレスを狙うが、柳川がかわし、いぶきが低空ドロップキック。
柳川と2人でトトロをロープに振る。トトロが2人まとめてラリアットで反撃しようとするが、これをかわした2人がスピンキックとトラースキックを同時に仕掛ける。その蹴り足をトトロがキャッチしぶつける。さらに柳川にタックルを決めファイヤーマンズキャリーも、柳川が逃れ片足ドロップキック、コンテンポラリーキックでカバーもカウント2。代わったいぶきがトトロに串刺しダブルチョップ、ロープに振ってのダブルチョップでカバーもカウント2。さらにかち上げのニーからドロップキック、ロープ際に追い込んでのニーを決めたいぶきがロープに飛ぶも、トトロがボディアタックで吹っ飛ばし、串刺しラリアット。代わった谷が串刺しニー、串刺し蒼魔刀、リバースのダブルニーからカバーもカウント2。谷がエルボー。いぶきが逆水平チョップで応戦。打ち合いからトトロがアシストに入り、いぶきにおんぶプレス。谷がダブルニーからカバーもカウント2。谷のフィッシャーマンズ・スープレックスをこらえたいぶきがコードブレイカー。柳川が続けてバッククラッカー。いぶきがライトニングスパイラルからカバーもカウント2。いぶきがファイヤーマンズキャリーもこらえた谷がバックに回っての丸め込みから飛び込みニー。アシストに入ったトトロがラリアットを決め、谷がダイビングニーからカバーもカウント2。谷の蒼魔刀をかわしたいぶきがキャプチュードからカバーもカウント2。続けていぶきがいぶニングスターを決め、谷からカウント3を奪った。
試合後、入場式で「勝ったら言いたいことがある。」と語っていたいぶきがマイクを取った。「谷ももと試合するの、めちゃくちゃ久しぶりだったんですけど、何か、燃えますねえ。谷もも、自分は好きな選手だから、まだまだいっぱい戦いたいので、これからもよろしくお願いします。」と谷に語ったあと、「自分、3月19日の後楽園ホール大会でタッグベルトを落として、ベルトに挑戦するのはしばらくあきらめようかなって思っていたんですけど、でもこのままだと、次にいけないなと思って、そんなときに3月19日に(ICE×∞戦で)勝ったのがトトロさつき、同期でベルトを巻いてくれたのはすごく嬉しかったけど、自分の中ではすごい悔しいし、(※トトロに向かって)あなたよりはアイスリボンを広められる自信はあると思うんですよ。今、アイスリボンを広められていますか?大阪だけじゃなくて、全国、全世界に広められていますか?安納サオリに勝ったって、広められているって言えますか?」とトトロに問いかけた。
ICEのベルトを肩にかけたトトロは「いぶきが丸腰になって黙ってるわけないよね。いぶきの言うような広め方はできてないかもしれないですけど、私の方が広められるって言ってたね?今、アイスリボンを見に来ている人はいぶきがベルトを巻くのを楽しみにしているかもしれへんけど、今までのタイトルマッチ、いぶきのこと、見て来たよ。いぶき自身も、あなたのSNSも。タイトルマッチが決まったその日に“タイトルマッチ決まりました。対戦相手潰す”そう書いたなって思ったら、タイトルマッチの前日に思い出したように“明日、タイトルマッチです。対戦相手潰す”私の中ではそれぐらいしか発信してないように見える」と逆にいぶきに問い返す。
いぶきは「たしかに発信はそれしかしてない。だけど、発信だけじゃダメだって分かってますよね?試合で、勝ち負けが決まると思うんですよ。SNSだけでは勝ち負けは決まらないと思うんですよ」と返す。「そうやね。まあ、実際の勝ち負けは試合やから。いいよ、試合で決着つけよう。場所は?いいよ、どこでも。いぶきの好きなところで。」とトトロがいぶきの挑戦を受諾。「自分、今すぐやりたい。けど、SKIPじゃなくて、あなたの地元、大阪でどうですか?あなたの負ける姿を地元のお客さんに見せつけたいんですけど、どうでしょう?」といぶきが4月29日大阪リボンでのタイトル戦を要求した。トトロは「いいよ、やろう大阪で。今まで私、タイトルマッチ、大阪で何回も負けてきたけど、去年、やっと勝ったんですよ、タイトルマッチ、地元で。もうあの悔しさを味わいたくないで。私の地元、大阪を星いぶきに染め上げられるか、どうかはいぶき次第なんじゃない?よろしくお願いします。」と握手の手を差し出すが、いぶきはその手を思いっきり弾き返す。同期によるICE×∞王座戦が、トトロにとってはシングル王者としての初凱旋試合となる4月29日大阪リボンで行われることが決定した。また、いぶきから4月22日『星いぶき生誕プロデュース興行』のメインでいぶきvs山下りなのシングルマッチが行われることが合わせて発表された。