元祖グラドルレスラー“ゆずポン”こと愛川ゆず季が電撃復帰!圧倒的ビジュアルを見せつけ新世代グラドルレスラーと対戦決定!

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 29日、東京都・両国国技館にてスターダム『JR東海 推し旅 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2025』が開催。“ゆずポン”こと愛川ゆず季が電撃復帰を果たした。

 この日の第2試合では、全20選手が参加する年忘れスターダムランブル戦が実施。リング上では大混戦が繰り広げられ、20人目の選手も登場して試合は最終盤に。
 そんな中で会場に大音量の『爆乳戦隊パイレンジャー』が流れ、“ゆずポン”こと愛川ゆず季が21人目の選手として登場すると場内からは割れんばかりの大歓声。

 愛川ゆず季はグラビアアイドルとして活躍していたが、2010年に“グラレスラー”としてプロレスデビュー。2011年のスターダム旗揚げ戦から女子プロレス界で話題の存在となり、女子プロレス大賞を2年連続受賞するなど中心人物としてプロレス界を牽引していた。
 2013年に惜しまれながらも引退し、2017年に結婚。その後はゆるやかに芸能活動を行っていたが、2020年にYoutuberとしてデビューし、同年のスターダム10周年記念両国国技館大会では一夜限りの復帰戦を行っていた。現在は2児の母となり産後8ヶ月ということもあり、ゆずポンの電撃登場は大きな驚愕を以て迎えられた。

 久々の試合となるが、愛川は水面蹴りからのゆずポンキックレッド(※かかと落とし)を見舞い、優美なポーズを決めながらの踏みつけカバーなど往年の動きそのままに大暴れ。さらにゆずポンキックブルー(※スピンキック)から完璧なタイガー・スープレックス・ホールドを決めて姫ゆりあから3カウントを奪う活躍を見せるも、3人がかりで場外に放り出されてランブル優勝はならず。

 試合後にはマイクを取り、2026年1月21日に後楽園ホールで行われるスターダム旗揚げ15周年記念大会にも出場することを発表。スターダムのグラドル出身レスラーの系譜を継ぐゆりあを対戦相手に指名した。

 バックステージに戻った愛川は、今回の試合と来年1月のゆりあ戦のみの限定復帰である旨を明かし、そのために第二子出産後から8ヶ月かけて身体を作ってきたのだと語る。
 そして「自分で言うのもなんですけど、42歳で10年以上ぶりに登場してこのビジュアルを保っているのと、この動きっていうのは奇跡だと思っているので。ずっと奇跡を見せてきたと思うから、また15周年でも私の奇跡を見せたいと思います」と意気込んだ。


 愛川から直々に対戦相手に指名されたゆりあは今年1月にデビューした26歳の元グラドル。グラドルファイターの先輩である白川未奈(現AEW:Mina Shirakawa)から指導を受け、コスチュームも受け継いでいる。そして、中野たむやウナギ・サヤカなどグラドル経験者が行ってきたベルトグラビア実施を公約に掲げて王座挑戦をした過去もある。

 ゆりあは「今日始めて元祖グラビア(出身レスラー)の愛川さんと闘わせていただいて、やっぱり自分がスターダムに入ってグラドルレスラーとして上り詰めるには愛川さんと1度闘いたいと思っていました。あの時代はすごい厳しい……今も厳しいと思うんですけど、今よりももっと厳しかったと思うし、グラビアっていうのが今よりもマイナスに見られていたと思います。その中で頂点に上り詰めた姿をすごく尊敬していますし、自分も新グラドルレスラーとして超えていかなきゃいけない壁だなと思います」と、愛川戦に向けて闘志を燃やした。

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