アジアタッグを懸けた電流爆破戦が決定!秋山準が大仁田厚&ヨシ・タツにリベンジマッチ!
9日、大田区総合体育館にてDDTプロレス『DDT BIG BANG 2023』が開催。第6試合では『史上初!時間差スクランブル・バンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ』として大仁田厚&ヨシ・タツ&小嶋斗偉vs秋山準&高木三四郎&岡田佑介が行われた。
6月の記者会見で大仁田が、当時全日本プロレス社長であった秋山準に王道マットでの電流爆破を拒絶されていた事を語り、秋山に電流爆破戦を要求。これを秋山が結果的に受けたことで、何故か諏訪魔が激怒しDDTに乗り込んでくると「ブレブレじゃないか。残念で仕方ないよ。だったら6年前やりゃいいだろ」と、自身が否定されながらも電流爆破戦に挑んだ6年前の不満を吐露。
前日の9・8全日本プロレス代々木大会で【Evolution】諏訪魔&佐藤光留&田村男児vs秋山準&高木三四郎&岡田佑介が決定し、試合は秋山がエクスプロイダーからフロントネックロックで男児を絞り上げて試合を終わらせていた。
横槍を排除して無事迎えたこの試合は大仁田vs秋山のシングルマッチとしてスタート。
秋山はコスチュームではなくデニムにTシャツと邪道スタイルにあわせて登場するが、ロックアップを狙った秋山にすかさず大仁田が毒霧からフォールも2。
場外乱闘からリングに戻ると、秋山がランニングニーからフォールも2。フロントネックで捕らえるが、3分が経過し6人タッグマッチになると大仁田を岡田が椅子に座らせ、三四郎が電流爆破バットをフルスイングし大仁田を爆破。
秋山とヨシタツがイス攻撃の応酬となり、復活した大仁田も秋山にイス攻撃。さらにヨシタツが羽交い締めにして大仁田が電流爆破バットを手に持ちフルスイングし、秋山を爆破してフォールも三四郎がカットする。
その三四郎に大仁田が毒霧を噴射し、ヨシタツと大仁田が電流爆破バットでサンドイッチ爆破。動かなくなった三四郎をヨシタツがフォールし3カウントを奪った。
8月の大阪大会で秋山は鈴木鼓太郎とともに「あれじゃアジアがかわいそう。俺らが取って普通に戻したら、ドリーさんは喜ぶでしょ」と勝利したらアジアタッグに挑戦表明することを名言していたが、大仁田は「おい、高木さんよ、最後の大物秋山を電流爆破に入れてくれて心から、ありがとよ!これじゃ腹の虫が収まらないと思うんで、大仁田とヨシ・タツ、アジアタッグを堂々と名古屋で受けます!」と宣言し、「僕の師匠であり兄貴のテリー・ファンクが亡くなりました。あの人は歴史を作った人です。僕も秋山選手も全日本の血が流れています、是非天国でも頑張ってもらいたいと思います。頑張ろうテリー・ファンク1,2,3ファイヤー!」と追悼。
これを聞いた秋山は「電流爆破、俺の世界ではないな。ただアジアを普通に戻すということにおいては一つのチャンス。今日は試合に負けたから立場じゃないけど、やらしてもらおう。アジアもしやらせてくれるんだったら、電流爆破負けたままでいられないので、次は同じ電流爆破でリベンジしてやる」と電流爆破戦を秋山から要求した。
これにより9月18日DDT名古屋大会で電流爆破でのアジアタッグ戦が正式決定。時代を超えた全日本プロレスが電流爆破で交差する。