11・3大田区でのKO-D無差別級王座戦の最後の前哨戦は佐々木大輔が王者の遠藤哲哉組に勝利!

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 DDTプロレスの今年最後のビッグマッチとなる11月3日、東京・大田区総合体育館でKO-D無差別級王座に挑む、“カリスマ”佐々木大輔がラストの前哨戦で、王者の遠藤哲哉組に勝利し、巻き返しを図った。

 17日、「DDT TV SHOW! #10」(DDT TV SHOWスタジオ)が無観客で開催され、動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で放送された。

 メインイベントでは遠藤がマッド・ポーリーと組み、佐々木、大和ヒロシ組と対戦。9月27日の東京・後楽園ホールで、遠藤らは佐々木をダムネーションから追放し、カリスマは孤立無援となったが、3日の東京・成増アクトホールで大和が佐々木の救出に入って合体した。

 遠藤と佐々木は激しいエルボー合戦を何度も繰り広げるなど、お互いを強く意識。15分過ぎ、佐々木がペディグリー、トラースキックを見舞えば、遠藤はオーバー・ザ・ヘッドキック、テツヤ・イン・ザ・スカイなどで応戦。ポーリーに佐々木がスピア、大和がジャーマンで決めにいくも、これは遠藤がカット。遠藤とぶつかったレフェリーが昏倒している隙に、佐々木が遠藤、ポーリーに急所蹴り。佐々木はポーリーにイス攻撃の連打でダメージを与えると、ダイビング・エルボーからクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪い、前哨戦を制した。

 マイクを持った佐々木は「遠藤! そのほかのヤツら、勝手にダムネーションを名乗りやがって。俺を追放したときの勢いはどうした? オマエの脳みそは俺が支配してる。ボロボロに墜ちて、気の利いた言葉も出てこないだろう。そのベルトを俺が奪って最後のメッキを剥がせば、昔のかわいい哲哉ちゃんに戻る」とアピール。

 怒った遠藤がラリアットから変型片翼の天使を繰り出すと、佐々木は大の字にのびた。遠藤は「俺はオマエに勝つことしか価値見いだせない。ベルトはどうでもいい。それだけ」と吐き捨てた。

 バックステージで佐々木は「やっと一発返した。メッキ剥がれるのが見えてきた。俺が塗ってやったメッキを。俺を追い出して、いい気になって。しょせんアイツの脳みそは俺に支配されてる。大和の脳みそも支配してる。どうやら立場は逆転してんじゃねぇか。こっちがホンモノのダムネーション。アイツのベルト奪い去って、バラバラにして、火あぶりにして、大和の海苔を塗ったくってやる」と王座奪取を宣言。

 一方、遠藤は「リングで言った通り。俺がわかってる。佐々木に塗られたメッキはボロボロに剥がれてる。最後の1枚がKO-D無差別級のベルト。自分を変えるために佐々木を倒す。俺が中心となって、新しいダムネーションをつくらなきゃ。人生を変えるため。ベルトとかどうでもいい。俺は佐々木に勝たなきゃ。オレ自身の人生変えなきゃいけない。遠藤哲哉が新しいダムネーションをつくっていく」と勝ちにこだわった。

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