DDTが小路晃のラーメン店とのコラボラーメンを出店した東京ラーメンショーで路上プロレス!KUDO&伊橋が料理人の意地で勝利
東京都・駒沢オリンピック公園で開催中の『東京ラーメンショー2014』に、DDTプロレスが新宿にて経営する『エビスコ酒場』も元PRIDEファイターの小路晃が富山県で経営するラーメン店『つけめん えびすこ』とコラボレーションした「鶏蟹ラーメン」を出店。
これを記念して10月30日(木)にDDTプロレスリングが路上プロレスを行った。試合は高木三四郎&葛西純のクレイジー大社長、趙雲子龍&曹彰の新北京プロレス、飯伏幸太&佐々木大輔のゴールデン☆ストームライダーズ、そして小路さんをセコンドにつけたKUDO&伊橋剛太の料理人コンビの4チームが一斉に闘う4WAYタッグマッチ。
試合前、趙雲が小路さんに向かって「プロレス界で一番のラーメンは2000年の悠久の歴史の中で、脈々と受け継がれてきた我が新北京が誇る新北京ラーメンと相場が決まっておるのだ! いいか、この試合で貴様をギタギタに立てなくして、お前のえびすこブースは『はい、さようなら』。そのあと新北京ラーメンを皆様に提供する」と挑発。
さらに試合場はイベントが行われるステージの前に敷かれたマットの上。マットの周りをたくさんの見物客が取り囲んでいたのだが、当然4チームもいたらマットの上だけでは狭すぎる。乱闘になったところで選手たちはマットの外に出ていき、ついにはラーメンショーの会場の外へ。
たくさんの観客がそのあとについていったため、秋空の下、ほのぼのとしていたラーメンショーの会場が一瞬にして大騒ぎに! そんな大混乱の中、飯伏が曹彰やKUDOと殴り合っていると、高木が“戦闘自転車”ドラマティック・ドリーム号に乗って登場。自転車ダッシュ・ラリアットを狙った高木だが、かわした飯伏は背後から高木に飛び蹴りを食らわせると、ドラマティック・ドリーム号を強奪。後ろに佐々木を乗せた飯伏はドラマティック・ドリーム号で高木と曹彰に突っ込んでいった。
大混乱の場外乱闘を終えて選手たちがマットに戻ってくると、高木が炭酸ガスを噴射。その間にテーブルとラダーを持ち込んできた葛西が、テーブルの上に趙雲を寝かせてラダーに登っていくが、曹彰が巨大ハンマーで殴りかかり、趙雲を救出。だが、飯伏がその巨大ハンマーを奪い取って曹彰を殴打。そのあとKUDOと激しい蹴り合いからハイキックが相打ちとなって両者ダウン。
その間に伊橋が趙雲に捕まってしまったのだが、我慢出来なくなった小路さんが乱入して趙雲の顔面にPRIDE時代を彷彿させる前蹴りを叩き込んで伊橋を救出。さらにヘッドバットをお見舞いして趙雲をテーブルの上に寝かせると、伊橋がラダーの上からダイビング・ボディプレスを投下してテーブルを真っ二つにして3カウントを奪った。
思わず身体が動いてしまった小路さんだが「もう3年ぶりだったんですけど、2人がすごいいい動きだったんで気持ちがノッてきました」と興奮気味に語った。その小路さんと試合前に、エビスコ酒場とつけめん えびすこのコラボ鶏蟹ラーメンを三杯食べ、新北京ラーメンの乗っ取りを阻止した伊橋は「そんなね2000年前の古くさいラーメン出されても、僕たちのつけ麺えびすことエビスコ酒場のタッグは負けないんですよ! 鶏蟹の出汁が素晴らしいえびすこラーメンが勝って当たり前なんですよ!」と言って胸を張った。
なお、エビスコ酒場とつけめん えびすこのコラボ鶏蟹ラーメンは同所で11月3日(月・祝)まで食べることが出来る。
東京ラーメンショーDDT路上プロレス
日時:2014年10月30日(木)
試合開始:16:00
会場:東京都・駒沢オリンピック公園
観衆:30000人(超満員)
▼メインイベント 4WAYタッグマッチ 時間無制限1本勝負
KUDO/○伊橋剛太 with 小路晃
13分7秒 ラダーからのダイビング・ボディープレスon the テーブル→体固め
●趙雲子龍/曹彰
※あとの2チームは飯伏幸太/佐々木大輔、高木三四郎/葛西純