43歳産後3ヶ月でリングに完全復帰!二児の母になった藤本つかさが語る過去と未来と現実

2008年に映画に出演するためにプロレスラーとしてデビューした藤本つかさは、アイドルレスラーの枠を超えてアイスリボンの顔に。2018年には女子プロレス大賞を受賞し、豊田真奈美から“飛翔天女”の名とジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスホールドを継承。名実ともに女子プロレス界を代表する選手となった。
アイスリボン自体も女子プロレス界で一番長く継続的に興行を行っている老舗団体として成長し、藤本も選手としてだけではなく取締役選手代表として団体を牽引する役目を担っていたが、2022年に一般男性と結婚し休業へ。2023年3月に第一子を出産し、2024年にパートナーの中島安里紗の引退を見送るために限定復帰。再度欠場に入ると今年第二子を出産した。
このまま育児に集中しフェードアウトするものかと思われたが、6月のアイスリボン旗揚げ20周年記念大会に登場した藤本は8月15日の板橋大会から完全復帰することを電撃発表!
産後3ヶ月でリングに復帰する意思を固めた藤本つかさに今の思いを聞いた。

■ママは優しい、でもつっかは怖いって言われます
――今回改めてなぜ復帰を?
「もともと私は帰ってくる前提で休業をしていたので、約束を果たしにという感じですね」
――アイスリボンもいろいろ変わりました
「だいぶ変わって、私が知らない方たちや練習生もいて、私自身も初めましてっていう感じでSNSで知ったりする情報も多いです。休業前に(松下)楓歩がデビューして、休業中に海乃(月雫)が来たり、私が中島安里紗の引退を機に限定復帰した5ヶ月の間に(若菜)きらりがデビューしたりしてましたね。勝愛実が再デビューで所属になってくれたり、みなみ飛香さんや優華も帰ってきてくれました」
――昔のアイスリボンを知ってる人からしたら、もう1回戻ってきたくなるような人たちが帰ってきている
「本当ですね。飛香さんは私の先輩ですし、後楽屋ホールのメインでタイトルマッチをした仲でもあります。優華はやっと帰ってきたかという感じで。今まで言ったことなかったんですけど、私が結婚発表して、つくしが引退発表した時に、優華から急にLINEが来たんですよ。『藤本さんは引退しないですよね?』って。全然LINEしても帰ってこない人から久々に連絡来たと思って、今電話できる?って言って電話をして。夜中に何時間も2人で電話をしたことがあったんですけど、その時に私は引退しないよって、休業するからその間おいでよみたいなことを言ってたんです。帰ってきなよって言って、ああだこうだ言いながら、結局まだ勇気がなくて帰ってこれなかったんですけど、でもその時にエキシビジョンをしたいって言われたんですよ。つくしと私と最後エキシビジョンをしたいからって。じゃあ後楽園でXで発表するから、藤本&つくし対X&XXでエキシをしようって言ったんですけど、 やっぱり勇気がなくて来なかったです。でも結果、弓李が『私がやります』って言って来てくれて復帰になったってエピソードがあるんですよ」
※2022年4月 後楽園ホール大会 春輝つくし&藤本つかさvsX=弓李&XX=尾崎妹加
https://battle-news.com/?p=83050
――弓李も帰ってきたと思ったらまた出て行って
「本当に(苦笑)弓李はママ友でもあるので、新しい最新情報とかをいろいろ教えてくれたりいまだにしてますね」
――一番変わったのが、アイスリボンは最年少団体というかキッズレスラーが中心の団体だったのに、今や一番子供がいる率が高いママさん団体になられて
「本当ですね。ママレスラーの割合がすごく増えたし、逆に今ならサンリオピューロランドにぴったりかも(笑)私、つい最近行ってきたんですよ子供と。子供たちと写真を撮ってすごく感動して、「ママここで試合したんだよ。キティちゃんと一緒に踊ったんだよ」って言ったら「え!?そうなの!」って驚いてて。あの頃とは逆に子供と行くようになったんだなと思いました」
※2016年10月 『アイスリボンおでかけプロレス in サンリオピューロランド』
https://battle-news.com/?p=24720
――ピューロランドで試合をした当時は弓李も現役女子高生王者でした。嬉しかったですか?それとも時の流れを感じました?
「どっちもあるんですけど、やっぱ嬉しかったのがあって。あの時ステージから見てた光景の一部に私もなったんだなと思うとすごく嬉しかったのと、上に恋愛成就の鐘があるんですよ。あれ試合中カーンって鳴らして一生懸命お祈りしてたなとか」
――試合中に逆エビで極められているのを子どもが助けに来てくれた場面もありました
「そうですそうです」
――じゃあ藤本さんの子供が闘う側にもそろそろ
「いやそれが全然見せてないのに、この前YouTubeの検索でアイスリボンって入ってて、『ママアイスリボンやろう』『じゃあじいじとばあばでアイスリボンやって。ワンツースリー』とか言うんですよ!アイスリボン見に行きたいっていうので連れてきたりとかしちゃってるんですけど、でもつっかは怖いらしいです(笑)なんかママは優しい、でもつっかは怖いって言われます」
――つっかが怖いは皆さんの共通認識だとは思います。中島安里紗とバチバチにやれる人ですから。今お子さん何歳ですか?
「三歳と二ヶ月の2人ですね」
――あと4年ぐらいすればりほ(里歩)さんのデビュー年齢に
「やめてくださいよ。本当にどうするんですかやりたいって言ったら」
――りほを相手にデビュー戦をした真琴さんに、今度はりほの年齢の子のデビュー戦の相手をしてもらいましょう
「その頃には、(星)いぶきの子ももしかしたらね。長生きしようって思いますね」
――今のアイスリボンには15歳の緋彩ませ&妹の緋彩もえの姉妹も参戦しています。約20年前当時の聖菜とりほのライト姉妹を彷彿とさせます
「もえは私が試合してる時にすごい応援してくれてて、ちっちゃい頃から知ってるので、なんかそういうのが多分アイスには多いかもしれないですね。しのせ愛梨紗もきらりも子どもの頃から応援に来てくれてました」
■逃げていなくなれば許されるっていうことが悔しかった
――藤本さんはアイスリボンには選手として帰ってくるのか、以前の広報部長として帰ってくるのかだとどうなんでしょう?
「現状は選手として帰ってきます。アイスリボンをどうしていきたいみたいな余裕は今のところはなく、まずは復帰に焦点を当ててます。正直すごい無理をしてる気がするんですよ。産後3ヶ月で復帰って多分ないじゃないですか?」
――いぶきは1ヶ月半で復帰してます
「いぶきは若いから!優華が帰ってきたことで、アイスリボンをもう一度大きくしていこうみたいなのを発信する子が出てきて、それはすごくプラスに働いてるなと思うんです。なので私もそれに乗っからせてもらう感じですね」
――いち選手として
「はい。現状ママとしてやることが多すぎて。ちょっと目を離したら死ぬかもしれない生き物と生活してますから。でも前も実は経営部分はやってなかったですけどね。みんなの給料も知りませんし。現場監督的ではあったんですけど、ちゃんとリングの方に集中させてもらえる環境だったので、今回も甘えようかなと思います」
――アイスリボンには新会社移行による未払い騒動もありましたが、復帰に影響ありましたか?
「・・・正直、あの時選手だったら自分も離れることを考えてましたね。趣味でプロレスやってないので。結局今も解決してないことじゃないですか。ちゃんと謝罪してほしいです」
※記者会見『給料未払い騒動から7選手の退団発表に揺れるアイスリボンの現状を佐藤社長が報告「1000万近くの回収漏れがある状態です」』
https://battle-news.com/?p=123668
――結果未払いは未払いのまま終わったんですね
「未払いのままもういなくなってしまったんですけど、国の建て替え払いっていう制度をみんな申請して、全額ではないんですけど何割かは戻ってきているので、あとは国と先方さんが多分やり取りをしているんだと思います」
――一番辛かったのが妊娠時期がかぶったいぶきだったと聞いています
「育児休暇と産後、産休手当、育休手当っていうのは会社が申請しなきゃいけないけど、その申請する人すらもいない状態だったので。いぶきは毎日市役所行ったり大変そうでした。ただ、その手続きを全部(元々のアイスリボン運営会社である)ネオプラスが引き継いでいろいろやってくれてたので、結果だいぶ遅れましたけど、妊婦さんが受けれる手当っていうのは全てもらえたみたいです」
――さすが母親が多い団体です
「そうですね。紫雷美央さん、(スタッフの)牛木さん時代から全てやってるので、そこは良かったですよね」
――ママさんが入りやすい横の連携がある団体は唯一ですね
「それだけ歳を重ねたっていうのもありますけど(苦笑)なんかママさんが増えることで、ママさんと子供が見に来たりもするんですよ。『あの方もママなんですか?すごい勇気もらいました』みたいに言ってくれた人もいて。振り切ってもいいと思うんですよ、そしたらママさん系のイベントとかにも呼ばれたりもするし。試合も、じゃあここキッズスペースあるので皆さんママは普通に見てください、キッズたちはここで預かりますよということもできなくはないと思うんですよね」
――プロレス団体唯一の託児所管理というか、ベビーカー置き場ありとか
「そうなんですよね。そういうふうに振り切っても全然いいとは思うんですけど、まあそうじゃないバリバリの若い子もいるので、どっちもできたらいいなぁとは思います。お母さんになっても諦めなくていい団体っていうのができたらなと思います」
――キクさんも43歳2児の母という経歴でデビューされてました
「キクさんも家族でアイスリボンを見に来てくれてて、そこからデビューしているのでそういうスカウト方法もいいですね。親子デビューで。ちょっとやっていこうかなと思ってます。なんかこう考えちゃうからやっぱりいち選手じゃなくなっちゃうんですよ(笑)」
――やっぱりそうなりますよね
「いち選手として帰ってくるけど、そういうスカウト的なことも多分やりたくなっちゃうので。 そうやって大きく団体をできたらなと思ってます」

■プロレスを広めようと思ってやった行動が全部実を結んで、最終的に満員の後楽園で試合できた
――藤本さんが現役最前線だった頃は、子どもたちが沢山見るようなピューロランドや山手線プロレスなど、いろんなお出かけプロレスを一番やってた時代だと思うんです。初めてプロレスを見る機会と子供が見る機会がすごい多かったと思うんですけど、今後は復活させていきたいですか?
「復活させたいです。一時期やっぱりコロナでそういうイベントごと全部なくなったじゃないですか。それと本当に並行して新規のお客さんっていうのが減ってしまっているので、イベントがあって需要があるなら、もうどんどんやっていきたいですね」
――あの頃はやっぱり新規のお客さんが増えた実感っていうのはありました?
「ありましたありました。ピューロランドはもちろんですけど、大崎だったり、あと神田明神とか、なんか面白いことやってるよねみたいな人が増えたり、あと街で声かけられることもあって。なので、覚えていてもらうために髪型も変えられなくなりました(笑)あとテレビで見たとかそういう人が増えたりしました。ママ友にも急に『つっか』って言われて、なんで知ってるんだと思ったんですけど、その時に『山手線でやってたよね』って言われたんですよ」
※2016年12月 『AKIBA'S TRIP』シリーズ成功祈願 神田明神奉納プロレス
https://battle-news.com/?p=25823
※2018年10月 山手線一周プロレス&神田明神路上プロレス
https://battle-news.com/?p=43562
――アド街ック天国で大崎駅の時に山手線プロレスも流れていたとか。僕も偶然見ました
「やっぱテレビで流れるってすごくて、従兄弟からも連絡来ました。ママ友とかプロレス見ない人たちにも届いてると思って、そういう層にもどんどん届けたいなと思いましたね」
――でも今のアイスリボンの選手たちには、路上でできる経験者がいないです。それはやっぱり市ヶ谷アイスボックス(現:チョコレート広場)を経験してるかしてないかでだいぶ違うと思うんですけど、そこはどう思いますか?
「そうですね。私たちはマットでの練習が当たり前だったし、壁も狭いところでぶつからないように前転をするっていうのも一つの技術でした。そういう面では確かに今の子たちはリングだけの練習ですね。マットでの練習とかさせようかな」
――練習をさせておかないと、正直シネシティ広場(通称:トー横)でコンクリの上で豪雨の中試合なんて今の子たちにさせられない
「本当だ。ありましたねそんなこと。私たちが初めてあそこでプロレスをやって。今度公園とかでみんなで一緒に練習しよう」
※2016年7月 歌舞伎町シネシティ広場大会
https://battle-news.com/?p=22346
――BMWの新年会もマットプロレスでした。頭から路上に前転で突っ込むっていうのは、リングで前転するのとは違う心構えが必要だと思います
「ちょっと違うんですよね、やっぱ技術的にも。そういうところで怪我したら一番ダメじゃないですか。もう一生呼ばれないので。今の新しい子たちにそういうのを教えるのも、もしかしたら私やハム子さん、飛香さんの役目かもしれないですね」
――新規の幅を広げてお客さんを呼ぶ技術を後輩に。あの時代が後楽園ホールの北側開放までいった時代ですよね
「そうですそうです。プロレスを広めようと思ってやった行動が全部実を結んで、最終的に満員の後楽園で試合できたなと思ってるので、再びやりたいですね。あの時の高揚感、やっぱすごかったですもん」
――今は後楽園ホールが年に1回しかない
「それもちょっと悲しいです。本当は8月に毎年周年で後楽園ホールやってたのでそこで復帰したかったんですけど・・・」

■正解は分からない。未だに思い出しても迷います・・・
――出場頻度はどうされるんですか?
「なるべく出たいなと思ってるんですけど、もし子どもの行事とかがあったらそちらを優先してしまいます」
――ゆくゆくはベルトも
「子どもが腰に手を回してベルトのポーズをやってたことがあったんですよ!誰の真似してるんだろうと思いながら、イェーイとかやってたんで、そういうことを言われちゃったら、最後のあがきじゃないですけどもう一度という気持ちも絞り出せます」
――復帰したら今まで戦っていた人たちとまた戦いたいとか、そういう思いはあるんですか?
「18年の振り返りっていうよりは、これから新しく作り出す方が楽しみだなと思ってて。アイスリボンの中でも初めて当たる人が多分半分ぐらいいるので、そこから作り出したいなとも思いますし、かといって18年は消えないので今のプロレス界を見て気になる選手と戦いたいです。ただ限定復帰の時に一番悔しかったことは、やっぱり脱臼してレフェリーストップになってしまったこと(2024年6月vs岩谷麻優・IWGP女子王座戦)なので、ベルトなのか対戦相手なのかわからないですけどリベンジしたいなとは思ってますね」
※2024年6月 アイスリボン後楽園ホール大会
https://battle-news.com/?p=117341
――限定復帰時にジュリアのこと(2024年8月・ジュリア日本ラストマッチに参戦)もありました
「・・・あの時は本当は抱きしめたかったし、頑張れって言いたかったし、話したかったけど、それをやらなかったことに若干後悔もありつつ、あれで良かったのかな。傷ついた人がいたから、やっぱり。あの一連の騒動(アイスリボンからスターダムへ電撃移籍)で。だから、怖い形相のままで終えてしまったことが良かったのかもしれないと思いつつ、でも正解は分からない。未だに思い出しても迷います・・・私だけの気持ちで会場には行ったので、団体としてお客さんの気持ちとか、(テキーラ)沙弥の気持ちとか考えた時に、抱きしめるのはどっちなんだろうってすごい迷ったんですけど、ああいう形になりましたね。限定復帰を1日延ばしたことが全てだとは思ってほしい」
※マリーゴールド ジュリア日本ラストマッチ
https://battle-news.com/?p=120412
――それこそ移籍騒動のスタートの時は山手線プロレスで大崎駅にいました
「なんか私、駅長の格好してましたよね(笑)個人的にはジュリアと仲良くしてたと思っていたので、言って欲しかったな、もし言ってくれてたら何かが・・・多分、間に挟まってたと思うんですよ大人たちの色々が。どうしようと思ってたと思うし。あの嵐の後楽園の前の日はずっと誰かと電話してたんで、もし言ってくれればなんかフォローじゃないけどできたんじゃないかなとかも思うし。でもそれはタラレバだから、ただ一番最後の彼女のインタビューで『プロレスはハッピーだ』みたいなことを言ってたんで、そこはありがとうって感じでした」
――上を目指してまたいつか
「まだ今復帰してないのでそのレベルに全然自分が達してると思えないので、今日も受け身100回とってからのインタビューなので、まずは基礎からですね」

■藤本つかさをちゃんと終わらせるっていうのが一つの目標
――ご自身の中でどこまで現役を続けたいって気持ちが今あるんですか?ジャガーさん、尾崎さんみたいに復帰したからにはもう生涯現役で
「いえ、区切りをつけることが美しいなと思ったので、豊田(真奈美)さんしかり、中島安里紗しかり。生前葬っていうんですか?本当に死んじゃったら、お葬式って自分の葬式って見れないじゃないですか。でも、生きてる間に死ぬじゃないけど、レスラーとしての終わりをこうしっかり見せる、やるっていうことに、なんかこう美しさを感じまして、かっこいいなと思って。それはしっかりやりたいなとは思っている。いつなのかわからないですけど、そのための復帰でもあるかもしれないです。藤本つかさをちゃんと終わらせるっていうのが一つの目標でもあります」
――ご自身のキャッチフレーズに飛翔天女二世というのがあります。そこも踏まえて藤本つかさを継いでいくのは誰になるんでしょうか
「つくしだったんですけど、今だと誰でしょうね。でもそれぞれのカラーがあるので、別に私の技がどうとかではなくて、女子プロレスを愛してくれる人だったらいいなと思います。明確にはいないからこれから育てていく。楓歩とかいぶきとかあたりはそういう話はしますけどね。技を考えるときらりですかね」
――豊田さんは復帰に関してはなんと
「『おめでとう!ついにか!』みたいな感じで、『孫たちに早く会いたい』って言ってました(笑)」
――ご家族は東京にいらっしゃるんですか?
「はい。第1子の時は実家で産んだんですけど、第2子の時は幼稚園もあるので東京で産みました」
――東京と地方、どちらの方が母親として産み育てやすいですか?
「都内の方がいっぱいイベントがあるんですよ。毎日何かしらキッズサークル、夏祭り、英語サークルとかあって、私全部行ってます。そこからママ友がいっぱいできて、ママ友情報ってやっぱもうすごくて、あそこのスーパーが安いとか、あそこの体操教室の先生がいいからここいいよとかいろいろ教えてくれるので、それを基準にしたら都内の方が便利ですね。子供もやっぱり友達がいっぱいできると活発に外へ行きたくなる。地方だとなかなか子供中心のイベントがなくて、行ったとしても車で行かなきゃいけない場所なので。公民館とかでこういうイベントあるんだ、ここプロレスできんじゃんとか、そういう風に考えちゃいます(笑)結婚も子どももリング外の全ての夢はもう叶えてきたので、これからリング内の夢の続きをと思っています」
――ここ最近引退ラッシュではありますが
「今年になっても3人ぐらい引退発表してますよね。パートナーとか先に引退した方がいいなって思いました(苦笑)安里紗もつくしもですけど、パートナーがいなくなるってすごい寂しいし、じゃああれ以上のパートナーをこれから作れるのかっていう不安もあるし、パートナーは先に引退した方がいいと思います」
――マッスルビーナスのメンバーである志田光と松本都が残ってます
「都はこの間あったらすごい綺麗になってました。銀座でお店やってるんでしたっけ?志田は節目の時とかにたまに連絡とか繋がってはいます。復帰の連絡した時笑ってました。『すごすぎる(笑)』みたいね。あの頃のマッスルビーナス、3人残って3人今もやってますからね」
――また歌って踊ってアイドル活動を
「私がアイドル活動ですか!?それはちょっと・・・もともと踊りは苦手なんですけど、需要があればやりますよ?需要はもうないと思うんですけど」
――需要はあると思います。それこそ藤本さんより上の年齢で、我闘雲舞で師匠のさくらえみも歌って踊ってました
「じゃあやりますか!(笑)最近またアイドルコラボをしていて、先輩のきのこさんが所属している『ウイバナ』さんと飛香さんとかきらりが一緒に踊ってるみたいで。そういう若々しい方たちに、バトンは渡したい(苦笑)」
――復帰戦が優華と組んで、真琴&松下楓歩とのタッグマッチになりました
「優華は肋骨骨折したけどお医者さんの許可が出たので復帰するって言ってて。離れていた10年があるから、誰よりもリングに戻る事を深く感謝してる人だと思う。真琴さんと楓歩のアイスリボン愛は底知れなくて、復帰戦にいてほしいなと思って一番最初に言いました」
――復帰の会場が板橋グリーンホールですが、なぜ板橋に
「私が初めてプロレスコスチュームを着た場所であり、エキシビジョン初めてやった場所で、ハム子さんとタイトルマッチをした場所であり、あと6人タッグで夏樹さんとかと試合をして、そこでハイスピードの挑戦表明をした場所であり、あとNEO女子プロレスずっとやってました。よく参戦させていただいて、紫雷イオさんや田村様(田村欣子)とシングルしたりとか、結構リング設営が大変ですけど、思い入れのある会場ではあるので。当日は18年のどこかで私を見てきた方々にはぜひ会場に来てほしいですね。今回復帰を発表して、久しぶりの方からチケットメールとかが来て。この復帰戦でまた新しい選手たちもいっぱいいるから、そこも見てほしいなと思いますね。とにかく今は若い選手が知られてないので、何でもいいからきっかけにしたい」
――スターダムの対抗馬だった時代のアイスリボンに
「今はちょっと厳しい状況ではあると思うんですけど、でも選手たちはすごい頑張ってるし、試合も見てほしい選手たちばかりなので。この復帰をきっかけでもいいし、まあ他でもいいんですけど、また見ようかなと思ってくれる人が一人でも増えれば続けていきたいなと思います」
――それでは最後に改めて復帰線に向けての意気込みを
「はい。約束を果たしに帰ってきました。またここのリングで女子プロレスの物語を紡いでいきたいと思うので、昔見てたよ、でも今見なくなっちゃったっていう人には、是非とも見に来てほしいなと思う一戦です。待ってます」
『アイスリボン板橋グリーンホール大会』
日程:2026年8月15日(土)
会場:板橋グリーンホール
開始:12:00
▼6人タッグマッチ20分1本勝負
米山香織(ゴキゲン)/若菜きらり/叶ミク(T-HEARTS)
vs
緋彩ませ(hotシュシュ)/りこ/緋彩もえ(hotシュシュ)
▼シングルマッチ15分1本勝負
しのせ愛梨紗(飛鳥/hotシュシュ)
vs
咲村良子(なにわ女子)
▼シングルマッチ15分1本勝負
Yappy
vs
虎牙のん(PPPTOKYO)
▼タッグマッチ20分1本勝負
柳川澄樺(フリー)/トトロさつき
vs
みなみ飛香/勝愛実
▼藤本つかさ復帰戦 タッグマッチ30分1本勝負
松下楓歩/真琴(フリー)
vs
藤本つかさ/優華
















