【試合詳細】6・23 アイスリボン後楽園ホール大会 【IWGP女子】岩谷麻優vs藤本つかさ 【トライアングル】真白優希vsウナギ・サヤカvs紫雷美央 【ICEx∞決定戦】星ハム子vsYuuRI
アイスリボン後楽園ホール大会『雨のち、リボン2024』
日程:2024年6月23日(日)
会場:後楽園ホール
開始:11:30
観衆:1088人・満員
▼タッグマッチ15分1本勝負
Yappy/●光芽ミリア(SEAdLINNNG)
13分6秒 シャイニング・ウィザード→片エビ固め
神姫楽ミサ(JTO)/○しのせ愛梨紗
▼6人タッグマッチ20分1本勝負
●トトロさつき/まなせゆうな(ガンプロ)/藤滝明日香
16分31秒 ウラカン・ラナ
杏ちゃむ(信州ガールズ)/○海乃月雫/古川奈苗
▼タッグマッチ20分1本勝負
中島安里紗(SEAdLINNNG)/○真琴(フリー)
15分30秒 連環の計
●咲蘭/長谷川美子(フリー)
▼IWGP女子選手権試合 60分1本勝負
【王者】○岩谷麻優(STARDOM)
16分8秒 レフェリーストップ
【挑戦者】●藤本つかさ
※第3代王者が6度目の防衛に成功
▼トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
【王者】○真白優希
19分19秒 特盛クラッチ
【挑戦者】●紫雷美央
※もう一人は【挑戦者】ウナギ・サヤカ(フリー)
※第45代王者が2度目の防衛に成功
▼株式会社Compass Presents ICEx∞王者決定戦 時間無制限1本勝負
【Aブロック優勝】●星ハム子
21分53秒 スワントーンボム→エビ固め
【Bブロック優勝】○YuuRI(ガンプロ)
※YuuRIが第38代王者へ
岩谷麻優vs藤本つかさのIWGP女子王座戦は試合途中にレフェリーストップ!YuuRIがICE王者に返り咲き海乃を次期挑戦者に指名!真白が紫雷美央から勝利しトライアングル王座防衛!
オープニング
まずは選手入場式。選手を代表して藤本つかさが挨拶。
藤本「本日は雨の中アイスリボン後楽園ホール大会にご来場いただきまして、まことにありがとうございます。おそらく初めての方がたくさんたくさんいらっしゃると思います。誰の感情がゆさぶられるか、誰がつきぬけるか、そして誰が勝つか、今日お客さんとこの空間を一緒に楽しみたいと思います。そして、改めてIWGPをアイスリボンのリングでやる許可をいただきまして本当にありがとうございます。きっと、インディーとか、メジャーとか、そういう差別のない方たちが集まって許可をしてくれたんだなと思うととても嬉しく感じます。あとは試合に集中するのみです。悪いけど私、巻きますからね。そのあとも試合ありますので是非最後までお楽しみください。それでは、アイスリボン後楽園ホール大会、スタート!」
第1試合
ミサとしのせが蹴りかかり試合開始。ミリアをコーナーに振ってしのせが串刺しボディスプラッシュからミサが串刺しラリアット。ダブルのエルボードロップから2人で踏みつけアイドルアピールを行う。
ミサがミリアをヘアーホイップ連発も、ミリアはエルボー連打。ミサが強烈なエルボーでふっ飛ばし、ヘアーホイップからコーナーで顔面を踏みつけていく。
ミサはボディスラムからセントーンを投下ししのせにタッチ。
しのせは首投げからキャメルクラッチで捕らえ絞り上げて変顔攻撃。これを離すとミサにタッチ。
ミサはコーナーに振って串刺しラリアットから串刺しスピアー。さらにエルボードロップからフォールも2。
ミサはストンピングからジャイアントスイングを狙うがミリアが丸め込むも2。
ミリアがロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
ミリアはYappyにタッチ。
Yappyはショルダータックルでふっ飛ばし、走り込んできたしのせのクロスボディをキャッチするとミサに叩きつけ、二人まとめてボディプレスで圧殺。フォールも2。
Yappyはコーナーに振って走り込むが、ミサはYappyを絡め取りパロ・スペシャル。
カットにきたミリアをしのせがガットショットから首投げで倒しサーフボードストレッチで捕らえる。Yappyはロープを掴みブレイク。
ミサはYappyの髪を掴み、しのせがクロスボディもYappyはキャッチ。ミサがしのせごとドロップキックからロープに飛んでセントーン。フォールも2。
ミサはストンピングからしのせにタッチ。
しのせは低空ドロップキックからフォールも2。
しのせとミサはロープに振ってダブル攻撃を狙うが、Yappyはまとめてクロスボディで迎撃しフォールも2。
Yappyはコーナーに振って串刺しヒップアタック。さらに串刺しラリアットからヒッププレスを投下しフォールも2。
Yappyはロープに飛んでギロチンドロップも、避けたしのせがスライディングクロスボディからフォールも2。
しのせはコーナーに振って串刺しボディスプラッシュから、ロープに飛んで走り込むも、Yappyが担ぎ上げるとサイドフェイスバスター。フォールも2。
Yappyはロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
Yappyは投げようとするが、ミリアがチェンジを要求すると、仕方なくタッチ。
ミリアはロープに飛んでのドロップキック連発。フォールも2。
エルボーの打ち合いからミリアがエルボー連打。しのせもエルボー連打で返すが、ミリアはミドルキック連発で蹴倒しフォールも2。
Yappyが出てきて旋回式フロントフリップからミリアを担いでしのせに叩きつけフォールもミサがカット。
ミリアはロープに振っていくが、しのせがショルダータックルで迎撃し逆エビ固め。ミリアはロープを掴みブレイク。
しのせはストンピング連打からロープに飛んでスライディングクロスボディ。フォールも2。
しのせは投げようとするがミリアが首固めも2。
ミリアはスクールボーイも2。
ミリアは逆さ押さえ込みも2。
ミリアは投げようとするが、ミサがカットするとしのせとともにダブルのブレーンバスターからしのせがフォールもYappyがカット。
しのせとミサはYappyをロープに振ってダブルショルダータックルでなぎ倒し、ミリアを膝立ちにさせるとしのせがシャイニング・ウィザード。フォールし3カウント。
<試合後コメント>
神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗
神姫楽「すごーい!愛梨紗!自分の力で!」
しのせ「勝った!」
神姫楽「昨日の道場マッチでの宣言通り今日は愛梨紗が決めてくれました!どうだった?まず景色違ったよね」
しのせ「景色違いましたね。パンパンだった。すごかった」
神姫楽「愛梨紗は今日の試合にかけての思い、あったよね」
しのせ「なんか、ミサさんと組んでもいつも負けるのは自分で、悔しくて。せっかく組みたいってアピールしたのに自分が負けたら意味ないなと思って。これから私はミサさんの隣で色んな景色見ていきたいから、今日絶対に自分が決めなきゃとずっと思ってました」
神姫楽「今日愛梨紗の気持ちを特に感じたのは、アイスリボンのこないだの大阪大会、ちょっと色々大変な中で来てくれて。すごい、愛梨紗の気持ちが凄く嬉しかった。なんか、愛梨紗の真剣にリングに立ってる姿もだし、リングに対する誠実な思いに私は胸を打たれて。愛梨紗の隣で闘いたいと私も思いました。今日は正直、普段のアイスリボンの客席とは違う景色だと思います。歓声もいつもよりも正直大きかったし、でもやっぱり私達を応援してくれるいつものアイスリボンファンの皆さんの声もすごい聞こえたし。今日アイスのファン以外の人もたくさん会場にいらっしゃって、絶対に私達は結果を残さなきゃいけない、掴み取らなきゃいけないタイミングが絶対あると思うんです。それが私は今日だと思っていたので、色んな人が見ていてくれる中で、今日はちあぷりで勝ちたかった。それを愛梨紗が自分の手で勝利を掴み取ってくれたのが私はすごく嬉しかったです。これから先、愛梨紗が私の隣で闘っていきたいと言ってくれたように、私も愛梨紗の隣でもっともっと先輩らしく、もっと信じてもらえるようなタッグパートナーとして成長できるように、これからちあぷりもっと強くなっていこう?」
しのせ「はい!もちろんです!」
神姫楽「そう思えた一戦でした。アイスリボンファンの皆さん、そして私達を知らなかったファンの皆さん、ちあぷりを知ってくれてありがとうございます。もっともっと應援したくなるタッグチームになれるよう私達も頑張るので、ちあぷりから目を!」
2人「「離すな~ッ!!」」
第2試合
先発はトトロと海乃。リングを回るがトトロの背後から杏ちゃむと古川が殴りかかり、コーナーに振ってトレイン攻撃。なぜか藤滝とまなせも復帰をお祝いするトレイン攻撃に加わり、海野が串刺しドロップキックから逆コーナーに振っていく。だがトトロは次々ショルダータックルでなぎ倒し、藤滝、まなせ、レフェリーを次々巻き投げていく。トトロはまなせにタッチ。海乃も古川にタッチ。
まなせはガットショットからコーナーに振って串刺しラリアット。さらにロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。
まなせはコーナーに振って串刺し攻撃も、古川は足を伸ばしてカットしぶら下がり腕ひしぎ。これを離すとビッグブーツを叩きこんでエルボー連打から投げようとするが、まなせが逆にボディスラム。
すぐに立ち上がった古川が投げようとするが、まなせは再度ボディスラム。まなせは挑発し、古川がエルボー連打から投げようとするが、まなせが担ぐも古川は着地してスクールボーイも2。
古川はエルボーからボディスラム。古川は杏ちゃむにタッチ。
杏ちゃむはダイビングクロスボディからフォールも2。
杏ちゃむはロープに振ろうとするが、逆にまなせが振るも、杏ちゃむは側転して耐えるとアームホイップから脇固め。耐えるまなせに膝十字からSTFへ。まなせはロープを掴みブレイク。
杏ちゃむはロープにもたれかかるまなせに低空ドロップキック。さらに海乃が場外を走り込んでのドロップキックを叩き込み杏ちゃむがフォールも2。
杏ちゃむと海乃がまなせをロープに振ろうとするが、耐えたまなせがダブルラリアットでなぎ倒す。まなせは藤滝にタッチ。
藤滝はボディプレスからボディスラム。フォールも2。
藤滝はカナディアンバックブリーカーも古川がカット。
藤滝はガットショットからロープに振ってラリアットも、避けた杏ちゃむがコルバタ・スクールボーイも2。
杏ちゃむはロープに飛んでビッグブーツも、キャッチした藤滝が巻き込んで変形十三不塔。そのまま巻き投げてフォールも2。
藤滝はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた杏ちゃむが走り込んでコーナー駆け上がり式のスイングDDTから顔面に低空ドロップキック。フォールも2。杏ちゃむは古川にタッチ。
古川は低空ドロップキックからストンピング。さらにサマーソルトドロップからフォールも2。
古川は腕ひしぎで捕らえるが藤滝はロープに足を伸ばしブレイク。
エルボー合戦から古川がエルボー連打。藤滝がエルボーから振りかぶってのエルボーも、ガードした古川が腕ひしぎへ。これはトトロがカット。
古川はロープに飛ぶが、藤滝は痛む腕でボディに正拳突き。さらにアルゼンチンを狙うが、着地した古川がガットショットからロープに飛ぶも、藤滝はラリアットで迎撃しフォールも2。
古川は藤滝の離れ際に腕を掴んで腕ひしぎ。だが藤滝はそのまま担いでバスターからまなせにタッチ。古川も海乃にタッチ。
まなせはショルダータックルでなぎ倒し、コーナーに振って串刺しラリアットからロープに飛んでショルダータックル。さらにバックフリップからフォールも2。
まなせはロープに振ってラリアットも、避けた海乃がコルバタからロープを使った腕ひしぎ。
レフェリーが注意するとロープに飛ぶが、まなせはショルダータックルで迎撃し、ロープに飛んでスライディングラリアット。さらにロープに飛ぶが、トトロが背中にタッチ。
トトロは海乃を羽交い締めにするが、まなせが走り込んでトトロごと串刺しボディスプラッシュ。
大ダメージのトトロだったが海乃にボディプレスを投下。避けた海乃に藤滝がボディプレス。その上にまなせがボディプレスを投下し、トトロがまとめてボディプレス。フォールも杏ちゃむがセントーンでカットするが、海乃が潰されて大ダメージ。
海乃はなんとか立ち上がるとエルボーを打ち込み、エルボーの打ち合いから海乃がエルボー連打。ロープに飛ぶがトトロがクロスボディをキャッチして叩きつけフォールも、2で海乃が切り返して丸め込むが2。
海乃がケンカキックから投げようとするも、耐えたトトロにボディブローからコーナーに登りミサイルキック。
杏ちゃむがトトロに串刺しブロンコバスターから海乃が走り込み串刺しドロップキック。フォールも藤滝がカット。
古川がまなせを、杏ちゃむが藤滝を、海乃がトトロをロープに振るが、それぞれショルダータックルでなぎ倒し、藤滝が海乃にラリアットからまなせが髪を掴んで引き起こしショートレンジラリアット。さらにトトロがラリアットから引き起こし、まなせとともにダブルのパワーボム。フォールも杏ちゃむがカット。
トトロは海乃に走り込むが、海乃はドロップキックで迎撃しフォールも2。
海乃はロープに飛ぶも、トトロはラリアットで迎撃しフォールも2。
トトロは動くこと雷霆の如しを狙うが、古川がバックブローでカットし、海乃がウラカン・ラナで3カウント。
<試合後コメント>
杏ちゃむ&海乃月雫&古川奈苗
古川「やりましたね!」
海乃「勝ちました」
杏ちゃむ「おつかれさまでしたぁ~!大きい相手、どうでしたか?」
海乃「エグいっすね」
古川「怖かったぁ!」
杏ちゃむ「大きい人ってもっといるしね。まだまだ小さい子がどうやって勝つか頭を使わないといけないなって。ホントに人より倍練習しないといけないなって私は思ったんだけど」
海乃「私も思いました。今日タッグチャンピオンから勝ったけど、ちゃむさんがいたからっていうのがすげーデカいんで。(リボンタッグを)狙おうぜっていうには」
杏ちゃむ「アイスリボンに貢献しながらアイスリボンでどんどん強くなっていきたいし、私も2人と試合したいので、またよろしくね。あとはお願いします!」
(※所属の2人に任せて颯爽と1人で去る)
古川「……カッコいい」
海乃「かっけぇ……。まあ言いかけたけど、タッグベルト狙うにはまだまだ我々はタッグチームとしては全然まだまだまだまだまだなんで。修行しましょう」
古川「修行しましょう」
海乃「連携考えよう」
古川「考えましょう。いつか挑戦しましょう」
海乃「いつかね」
古川「楽しかった。ありがとうございました!」
海乃「ありがとうございました」
トトロさつき&まなせゆうな&藤滝明日香
まなせ「(※勝者組のコメントが終わると去っていく報道陣の背中を見つめながら)……負けた方は無いのかァアアアッ!!おい復帰戦!大事なんだよ!こういうとこ落としちゃいけないんだよトトちゃん!大きいは強いんでしょォ?!やっぱ勝ちにいかないとさあ?!アイスリボンでしっかり出してくにはさあ、デカいは強いっていうのはちゃんとウチらが出していかないといけないのに!この記念大会で負けてる場合じゃねーんだよォッ!!」
トトロ「あァ!そおおだよおおおッ!!」
まなせ「この2ヶ月の気持ちを言ってやれッ!!」
トトロ「2ヶ月溜め込んでだよこっちは!!負けてなァ!!悔しいに決まってんだろ!!」
まなせ「そーだそーだ!」
トトロ「この気持ち、もう味わわねえから!ぜってぇ次から勝ってやるからなァッ!!」
まなせ「そーだそーだ!」
トトロ「ウギイイイイイイイイイッ!!」
まなせ「明日香はどーなんだ!?」
藤滝「同期にも勝てなくて悔しいですッ!」
まなせ「そーでしょぉ?!」
藤滝「だったらどーすんだよ?!もっとデカくなればいーんだよッッ!!デカくなって!!勝て!!!私ももっとデカくなって勝つ!!一緒に練習しよう!!オシッ!!」
3人「「「オーシ!!オーーシ!!オシ!!オーーーシ!!ガアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」」」
第3試合
中島が入場するなり長谷川と咲蘭が殴りかかり試合開始。だが中島と真琴がビッグブーツで迎撃し、長谷川に交互にビッグブーツ連発から中島が走り込むが、長谷川が避けて真琴にビッグブーツが誤爆。
長谷川はロープに飛んで真琴にドロップキックからフロントネックで捕らえ咲蘭にタッチ。
真琴がロープに振るが咲蘭はクリスト。これは真琴がロープを掴みブレイク。
咲蘭がコーナーに叩き込もうとするが、真琴が逆に叩き込んで咲蘭の上に乗って潰していく。
真琴は中島にタッチ。
中島は髪を掴んで捻っていき、ヘアーホイップ連発から顔面に低空ドロップキック。
ぐったりする咲蘭を踏みつけアピールし、ロープに振って顔面にドロップキック。フォールも2。
中島は真琴にタッチ。
真琴はボディスラムからフットスタンプ。フォールも2。
真琴はキャメルクラッチで捕らえるが咲蘭はロープを掴みブレイク。だがエプロンで中島が咲蘭の手を踏みつけていく。
真琴はビッグブーツから中島にタッチ。
中島はケンカキック連発。咲蘭はエルボー連発からビンタを叩き込んでロープに飛ぶが、中島はビッグブーツで迎撃し、髪を掴んで顔面に膝蹴り連発。さらにソバットからフォールも2。
中島はバックを取るが、咲蘭はロープを掴みブレイク。
中島はロープに飛ぶも、咲蘭はカニバサミで倒し619。避けた中島が投げ捨てジャーマンから逆エビ固めを狙うが、咲蘭は丸め込むも2。
咲蘭は低空ドロップキックから長谷川にタッチ。
長谷川はダイビングクロスボディから串刺しバックエルボー。さらにロープに飛んでドロップキックから、走り込んで来た中島のケンカキックをガードしスクールボーイも2。
長谷川はマフラーホールドも真琴がカット。
真琴と中島はロープに振っていくが、長谷川が同士討ちさせると真琴にドロップキック。さらにまとめてスライディングクロスボディからフォールも2。
長谷川はマフラーホールドで捕らえるが、中島が切り返して羽折り固め。これは咲蘭がカット。
中島は咲蘭をエルボーでふっ飛ばし、長谷川にケンカキック。
長谷川を引き起こすが、長谷川はエルボー連打。中島は強烈なエルボーからロープに飛んでケンカキックを叩き込み、コーナーに上りミサイルキック。中島は真琴にタッチ。
真琴は串刺しバイシクルキックからかかと落とし。ロープに飛んでダブルニードロップからフォールも2。
真琴はダブルアームの体勢も、耐えた長谷川がエルボー連打。だが真琴はビッグブーツからショルダーアームブリーカーで迎撃し、ビッグブーツからロープに飛んでのビッグブーツ。避けた長谷川がエプロンに降りると、ロープ越しのドラゴンスクリューから、ロープに飛んで足へのランニングニー。さらにサマーソルトドロップからフォールも2。
長谷川は咲蘭にタッチ。
咲蘭はドロップキック連発からフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
咲蘭はマウントエルボー連打も真琴が切り返してエルボー。ロープに飛んでケンカキックも、避けた咲蘭がスクールボーイも2。
咲蘭は胴締めスリーパーで捕らえるが、真琴はそのままコーナーに下がって潰して逃れる。
だがすぐに咲蘭が飛びついて胴締めスリーパー。真琴はロープを掴みブレイク。
咲蘭はロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
咲蘭はエルボー連打からロープに振ろうとするが、真琴が切り返してボディに膝蹴りからロープに飛んでフェイスバスター。フォールも2。
真琴はスリーパーで捕らえるが、咲蘭はロープを掴みブレイク。
咲蘭をロープにもたれさせると、真琴はロープを蹴り上げて顔面を跳ね上げ、さらにダブルアームスープレックスからフォールも長谷川がカット。
長谷川は中島もチンクラッシャーで迎撃し、真琴がロープに飛ぶがドロップキックで迎撃。咲蘭が真琴にドロップキックからフォールも2。
咲蘭はロープに飛んでステップ式のコタロークラッシャー。フォールも2。
咲蘭はコーナーに上り、ダイビングフットスタンプからフォールも、中島がダイビングフットスタンプでカットしようとするが咲蘭が避けて真琴に誤爆。
咲蘭が真琴をさらんらっぷも中島がカット。
中島は走り込んできた長谷川を投げ捨てジャーマンから咲蘭に強烈なエルボー。真琴が咲蘭にケンカキックからフォールも2。
真琴はスリーパーで捕らえ、連環の計に取り直しギブアップを奪った。
<試合後コメント>
中島安里紗&真琴
中島「ありがとうございました!またラスエゴの真琴とこうしてタッグを組めると思わなかったんでね。アイスリボンさんにホントに感謝ということでね。見事なタッグワークで勝利できたと思います!」
真琴「タッグワーク……?タッグワークとは……(※しかめ面で考え込む)」
中島「これがタッグワークですよぉ。痛みを分かち合って!最後の最後にいいタッグが生まれたんじゃないかと思います!」
真琴「咲蘭ちゃんって、15歳?高1の歳?ですよね?」
中島「半分以下だ、ウチらの」
真琴「でもデビューしたときは中島さんも高1ですよ」
中島「高1の歳だね」
真琴「私も!」
中島「と、思ったらスゴいね」
真琴「ふふふ(笑)」
中島「あんなちっちゃい割に気も強いし、試合前からリング上で泣き顔だったのが気になりましたけど、こっからなんで。15歳なんて。強くなった咲蘭を見てみたいね」
真琴「私が鍛えときます」
中島「お願いします」
第4試合
岩谷のセコンドにはSTARSがつき全員でロープを上げる。
続いて立会人の永田裕志がリングに上がりタイトルマッチ宣言。岩谷から永田にベルトが返還され記念撮影へ。
握手から試合開始。アウェイにも関わらず大麻優コールに包まれる中、じっくりと手4つを探ると岩谷が片足タックルからグラウンドの攻防。これは両者一度距離を取る。
ロックアップからリストの取り合いへ。岩谷がロープを使ったリストロックも、藤本はバックキックからリストの取り合いに戻し、ヘッドロックからロープに振ってアームドラッグ。岩谷もすぐさまアームドラッグから走り込むが、お互い足を刈ってフォールも1で返しあい、藤本のサッカーボールキックを避けた岩谷がハンドスプリングで起き上がり睨み合う。
手4つをフェイントに藤本がガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。さらに足をとって捻り上げ、足へのサッカーボールキックからロープ際で顔面を踏みつける。岩谷はロープに足を絡めてブレイク。
藤本は岩谷のエルボーをガードして卍固め。そのまま丸め込むも2。
藤本は岩谷を正面ロープにくくり、ロープに飛んで背中にドロップキックを突き刺すとその勢いで岩谷が場外に落下。
リングに転がりこんだ岩谷の足にサッカーボールキックから、コーナーに押し込みダブルチョップ。逆コーナーに振るも岩谷は足を引きずっており、藤本が追走するが岩谷はエプロンに避けるとスクールボーイからの低空ドロップキックを叩き込む。
岩谷はサッカーボールキック連発。ロープにもたれかかる藤本の顔面に膝を押し付け、正面ロープにくくるとエプロンに降りて逆水平チョップから顔面に足を押し付け挑発。さらにロープに飛んで背中にドロップキックを突き刺す。
藤本がリングに戻ると、岩谷がローキックから首投げで倒しサッカーボールキック。自ら座り込んで挑発すると、藤本も背中にサッカーボールキック。
藤本も自ら座り挑発し、岩谷はサッカーボールキックからあぐらを組んで座り込み、藤本はサッカーボールキックから横に座るも岩谷が「来いよ!」と挑発し、藤本が背中にサッカーボールキック連発。
岩谷は「お前も座れ!」と叫び、藤本が唖然としながら座ると岩谷はサッカーボールキック連発。藤本はキャッチするも、岩谷はエルボーを打ち込みエルボー合戦に。
藤本がダブルチョップからロープに飛ぶが、岩谷は追走してカサドーラ。藤本は切り返して立ち上がり正面からサッカーボールキックを叩き込み、コーナーに上るも岩谷がチョップから正面に登る。だが藤本はエルボー連打から断崖式フットスタンプを投下し、ぐったりする岩谷に串刺し低空ドロップキック。さらにコーナーに上りミサイルキックを発射しフォールも2。
藤本は極楽固めで捕らえるが岩谷はロープを掴みブレイク。
藤本はケンカキック連発からロープに飛ぶが、岩谷がショルダースルーでエプロンに落としエルボーで場外に落下させるとトペ・スイシーダを発射。
エプロンに藤本を引き上げた岩谷がバックを取るが、ロープを掴んで切り返した藤本が肩車して場外に投げ捨てる。さらにエプロンを走り込んでのサッカーボールキックを叩き込む。場外をフラフラと歩いた岩谷は座り込むが、藤本が場外に降りて髪を掴んでリングに投げ入れる。
藤本はビーナスシュート、さらにロープに飛んでカサドーラを狙うが、岩谷はキャッチすると投げ捨てジャーマン。
岩谷がエルボー連打も、藤本が右腕が使えない様子で左手でビンタを叩き込むが、藤本の異変を察したレフェリーが試合を止めた。
岩谷「後楽園ホールの皆さん、こんばんは!藤本お疲れ様!脱臼、痛いよね。自分も、赤いベルト、試合開始2分30秒でヒジ脱臼して、チャンピオン剥奪されて、あなた、よく、今リングに立ってられるね。すごいね!藤本、とんでもねーな!自分だったらすぐ控室行って、すぐ救急車呼んで、すぐ病院に行くけど、あなたやっぱりアイスリボンの象徴。戦って、あなたの強さ、感じることができました。このベルト、正式に、勝って、あなたから勝って!女子プロレスのアイコンだと言いたかったけど、引退しちゃダメだよまだまだ全然先、限定復帰とか、まだまだできんじゃん!限定復帰とかじゃなくて、また、怪我治して、次、また、その時まで、このベルトのチャンピオンでいるから絶対!怪我が治るまで絶対待ってるから!ちゃんと治して、このベルトをかけて、もう一度私と戦ってください(藤本と握手)またやりましょう絶対。ありがとうございました」
<試合後コメント>
岩谷麻優
「……う~ん、う~ん、うぅぅ~~~ん……。うぅ~ん!!なんて言えばいいんだろ。うぅぅ~~~ん。さっきリング上で言った通り、藤本つかさに勝ってこのベルトのチャンピオン、6度目の防衛で『女子プロレスのアイコンは岩谷麻優だ』と証明する試合をしたかった。……あぁ~っ!なんて言えばいいんだろ、マジで。まあでも、このベルトのチャンピオンは岩谷麻優。今試合終わって、このベルトを持って立っているのは岩谷麻優。そこに価値がある。6度目の防衛、悔しい形での防衛になってしまったけど、自分の目標は最多防衛記録。IWGPの最多防衛記録を岩谷麻優が創る。それが目標なので、まだまだ6度目。この先最多防衛まであと6度ある。それ以上防衛する気でいるし、まだ藤本つかさがヒジ完治して、また闘えるなんて、逆に幸せですね。向こうからしたら不幸かも知れないけど、こっちからしたら不幸中の幸い……いや、不謹慎か。ヒジの脱臼は、自分も経験したことあるから。痛いし、今すごい痛いと思う。悔しいと思う。しんどいと思う。けど、すごい楽しかった今日試合。すごい楽しかったからまた復活して、挑戦してくれるまでチャンピオンでいます。このベルトのチャンピオンとしてまた新しい目標が出来ました。今は……お大事に!」
――結果はこういう形となってしまったが、闘ってみて藤本つかさという選手をどう感じたか
「すごい強かったし、なんて言うんだろな。もっと小柄でスピーディな感じかなと思ってて。『あっ、こんなに一発一発に重みがあるんだ』って。蹴りとかもすごくスターダムにない蹴りの種類だなって受けて感じましたし、最後に腕が変形してたのが見えて。すごい押さえてたんで。これはちょっと……ここでやめたほうがいいのかなって。『もう終わりにしましょう』って言ったんです。ここだけの話。あ、ここで話したら広まっちゃいますけど……。腕が変形してて、『ここで終わりにしましょう。自分、勝っちゃいます』って。そう言ったら、『まだやれる!』って言ったんです、藤本つかさは。それを聞いて、自分エルボー行こうとしたら、向こうもエルボー打とうとしてきて。『スゲェな!』って。『ホントにスゲーな!』って思いました。このベルトに対する思いとか、岩谷麻優に対する思いとか、このアイスリボンを背負ってる。それだけの存在だなって、改めて『スゲェ、コイツ!』って思いました。今回の試合で、アイスリボンってすごくいい団体だなって。上がって思いました。可能性しかない団体だと思います。まあまあまあ、でもスターダムはその先、もっと上を行ってるんで。でも今日アウェーだと思ったんですけど、ホントにお客さんの声援が温かくて……『ホームじゃん!っていうかホームよりあったかいじゃん?!』って。すごく声援のお陰で楽しむことが出来ました。今日応援に来てくださった皆様、ありがとうございました!また違う形でというか、復帰を待ってこのベルトの防衛戦をしたいと思います。本日はありがとうございました!」
第5試合
美央がウナギを睨みつけ小突いてエルボーの打ち合いで試合開始。真白がまごまごするが間に入れず、美央がウナギにエルボー連打からウナギもエルボー連打。真白が近づくと美央が「近寄んな」と突き飛ばし、美央が振りかぶってエルボーを打とうとするが真白が間に入ってエルボーを受ける。ウナギのエルボーも真白が受けると、「空気読め!」と美央とウナギがロープに振ってダブルのビッグブーツから美央が真白を蹴りつけ、さらにウナギがギロチンドロップ。
ウナギと美央はハイタッチをするかに見せて美央がウナギの胸を掴んでホイップ。怒ったウナギがガットショットからコーナーに押し込み、顔面に胸を押し付けて窒息させる。フォールも2。
ウナギは美央にゴムパッチン攻撃を狙うがレフェリーがゴムを掴んでとめるも、真白がウナギにドロップキックを叩き込み、その反動でレフェリーにゴムパッチンが誤爆。
真白はウナギと美央を正面ロープにくくり、ゴムを拾ってウナギと美央に持たせると客席を下がっていき、独特のタイミングで離してゴムパッチン攻撃を成功させる。
リングに戻り、真白がウナギにエルボー。ウナギと真白のエルボーの打ち合いから、ウナギがエルボー連打。ロープに飛ぶが真白がエルボーで迎撃し、ロープに飛ぶもウナギは追走バックエルボーからリングに上がろうとした美央にスライディングキック。真白がロープに振ろうとするが、お互い切り返しあってウナギがロープに振るも、真白はロープを往復してリングに上がろうとした美央をふっ飛ばしてウナギにドロップキック。再度ロープに飛んでウナギにドロップキックもウナギが避けてエプロンに上がった美央に直撃し場外に吹っ飛ばす。
ウナギは真白を投げようとするが、耐えた真白にエルボーからロープに飛ぶが、美央がエプロンからウナギを羽交い締めにして、走り込んできた真白も絡め取るとまとめて女郎蜘蛛(ぶら下がり首4の字)。
美央は蹴りつけると、ロープに飛んでまとめて619。
美央はウナギにサッカーボールキック連発。キャッチしたウナギが足へのエルボーからロープに飛んでXファクター。さらにロープに飛んでギロチンドロップからフォールも2。
ウナギは美央に大ふへん固めを狙うが、真白が足を刈ってまとめて丸め込むも2。
真白はウナギを逆エビ固めで捕らえながらその足を使い美央もまとめてキャメルクラッチ。
これを離すとウナギにフットスタンプから美央とロープに振ろうとするが、ウナギは同士討ちさせるとまとめてコードブレイカーからロープに飛んでまとめてギロチンドロップ。
ウナギは真白のバックを取るが、真白は美央もまとめてコルバタで場外に投げ捨て、コーナーに登ると場外へプランチャを投下する。
真白がコーナーに上りダイビングクロスボディを真白に投下しフォールも2。
真白は引き起こそうとするが、美央がウナギを踏み台に真白に紫閃光から真白をウナギにダブルアームフェイスバスターで叩きつけウナギをフォールも2。
美央がコーナーに登るが、ウナギが正面に上りエルボー連打から雪崩式ブレーンバスター。さらに投げようとするが、美央が逆にブレーンバスター。ビッグブーツの打ち合いから美央がバズソーキックを叩き込みフォールも2。
真白が美央にスクールボーイからサミング。さらにソバットからウナギを引き起こし、美央のビッグブーツをウナギを盾にして防ぐとロープに飛んで美央にドロップキック。
だが美央が真白にバズソーキックから首4の字。真白が切り返そうとするがお互い切りかえしあい、ウナギが真白の背中にスライディングTANAKAからロープに飛ぶが、美央がウナギをウラカンラナもウナギが切り返し、真白が飛び込んで美央を丸め込んでいくが、ウナギがギロチンドロップも真白が避けて美央に直撃。
真白がウナギの顔面にソバットから美央に特盛クラッチで3カウント。
真白「勝ちましたー!ウナギ・サヤカと、美央に、このベルトかけて勝ちましたよ!ちょっと(泣きながら)ごめんなさい」
ウナギ「おいバカ真白、お前らさ、引退したんじゃねーの?それがノコノコ帰ってきやがってよ、それも、この、プロレスでハッピー、バカみたいなことずっと唱えやがってお前ら。お前、わかってるよ」
真白「なんだよ」
ウナギ「一つだけ言わせろよ」
真白「おお」
ウナギ「アイスリボン色いろあるな。めっちゃキツイと思うよ。めっちゃキツイと思うけど、いぶきはいぶきで勝手に自分の幸せ選びやがってよ。何も思ってねぇわけねぇよな!だったらよ、真白、お前が、アイスリボンで!ここで!一番ハッピーを証明しろ。お前が、一番上に立って、一番ここがハッピーだということをお前が証明しろ。そのためには、もっと自分を信じて、もっとぶれない、バカになれよ」
真白「わかったよ。もっとバカになって」
美央「違う違う。バカになっちゃだめよ」
真白「ごめんなさいごめんなさい、もっとハッピーになって、ここの頂点、目指してやるよ!今度はさ、もっとさ、いっぱい2人でさ、試合しようよ」
ウナギ「嫌だ」
真白「あっそ。おい美央!もうさ、レフェリーなのかさ、試合するのかどっちかわかんないんだよ!なんで?引退してんのに!?」
美央「そうですね、いやぁ、引退したね。みんなに盛大に送り出してもらいましたよほんとにありがとうございました。紫雷美央って存在はちゃんと引退しましたよ皆さん。で、じゃあなんで今お前リングに立ってんねんって言われたら、え?これはなんて言ったらいいんですかね?あれですよ、レフェリーMIOに、肩書に、カッコ選手っていうのがついた感じです。だって私レフェリーだけやりたくないもん!アイスリボン公認レフェリーあたしだけだもん。でもだからっつって、あたしが120%試合しないって言い切れるかって言われたらそれはすいません言い切れませんって状態なんで、私は、試合もします。レフェリーもします。今後白黒はっきりしろって言うんだったら、今後はちゃんと選手って肩書を増やして、どっちもやってやりますよ。ただすいません、今オーって言った人すいません、紫雷美央の活躍みたいなのを想像されると流石に困るんで、そこは誤解のないようお願いしますね。レフェリーMIOに選手っていう肩書きが付きました。だってそうでしょ。やっぱり怪我しない人間はいないんで。リングの上にあがったら、何かしらトラブルがあるんだよ。そういう時にでも、私は、私みたいな存在が、プロレス界の安全を上げると思っている。選手が心置きなく休んでもいいよって言える場所に、いつでも帰っておいでって言える場所に、私はアイスリボンをそうしたい。だから二刀流やらせていただきます」
ウナギ「お前はもっと嫌われてるかと思ったらまあまあ好かれてるな。まあいいや、次の7月の横浜出るわ」
美央「出てくれんのウナギ!?」
ウナギ「その変わりちょっといいこと考えたから、ちょっとまた連絡するわ」
<試合後コメント>
真白優希
「あぶなかったけど!防衛したぞ~!このトライアングルベルト、歴代メチャクチャすごい方と防衛戦してきて、今日が紫雷美央とウナギ・サヤカ。ぶっ潰して防衛しました!また一歩成長できたと思います!」
――ウナギ選手からのメッセージを受けて
「ホントにドンピシャ突いてくるなって(笑)私はホントはプレッシャーに弱い人間です。プレッシャーに弱くて、毎日泣きながらもプロレスが大好きなので試合してます。今日もウナギさんにすごい痛いというか、ホントにドンピシャな言葉使われたけど、まさにその通り。本当に苦しくてもがいていた時期です、私は今。なにをしたらいいんだろう、なにをしたらプロレスはもっともっと世の中に伝わるんだろうって。すごく思ってました。でも今日で、そんな感情要らなくて、私はバカになって上を目指せばいいんだって思いました。ウナギ・サヤカ、すごく嫌いだけど、ムカつくけど、もう1回試合したいと思いました。美央さんはちょっとよくわかんないけど、欲深い女だって思います!また試合しろよ!」
――改めて今日を乗り越えたことでトップを目指す気持ちが強くなったと
「そうですね!私1回シングルのベルト、トーナメント決勝戦行って負けてるので、もう1回またトーナメントやってますけど、またやりたいなって。シングル挑戦したいなって思います」
――休憩を挟んで、またプレッシャーがかかる状況での試合になった
「そーですね!でも、アクシデントはつきものだと思っているので。それを笑いに変える、空気を変えるのが真白優希だと思ってるので。ちゃんとできたかなって思ってます!」
ウナギ・サヤカ&紫雷美央
(※美央がニヤニヤしながら何度も何度もサムズアップ)
ウナギ「お前なんなんだよマジでぇ?!」
美央「気付いたわ。お前の乳は取れん乳だ。デカい。感服しました。隣に並んで痛感しました」
ウナギ「思い知ったか」
美央「思い知りました」
ウナギ「違うよ。デカいんじゃなくてお前が無いだけだよ」
美央「なんでやねん!そういうこと言わんといて?!」
ウナギ「お前が限りなく壁に近い!」
(※美央が必死に谷間を生成する)
美央「あるあるあるゥ!ちょっとあるゥ!」
ウナギ「乳はホントに無いと思う。でも、お前がプロレスを愛してるのはよく分かった」
美央「やっと気付いた?やっと気付いたぁん?」
ウナギ「なんかさぁ、知らない時代の人じゃん?」
美央「ごめんなぁ、おばちゃんで」
ウナギ「4個も(団体に)入ってたらしいなあ、お前。頑張ってたなあ、お前」
美央「メッチャクチャ身を粉にして4団体入ってました(笑)大変でした」
ウナギ「でも、お前が必死になってるからさ」
美央「そーなの。そーなのよ。そーなのぉん」
ウナギ「確かに怪我人多い。けどそれはしょうがなくて、必死に出てきちゃうお前のプロレスへの気持ちがよく分かった」
美央「ありがとうッ!!分かってくれてありがとォゥ!」
ウナギ「ただ、お前を必ず私が引退させる」
美央「なんで?!なんでや?!」
ウナギ「引退させてやるよ(笑)」
美央「ツンデレが過ぎるよ?!ツンデレが過ぎるよ?!」
ウナギ「だからそれまでアイスリボン出てやってもいいかなって思った」
美央「次はぁ、7月27日横浜っ♪出るんだね?出るんだね?なんかやりたいことあるの?」
ウナギ「ある!いいこと思いついちゃった!」
美央「マジぃ?!ホントにぃ?!」
ウナギ「でも試合やりながら言うから。今そんな全部教えてもらえると思ったら大間違いだよ」
美央「なんでお前はそんなに上から目線で来れるの?!乳がデカいと人間はそんなデカくなれるの?!」
ウナギ「ちげーよ。乳だけじゃねーんだよデカいのは。お前はまだそれを分かってない。お前はまだ私の乳しか見えてないんだ。いいな!お前、全部叩き込んでやるからな!今のプロレスを!覚悟しろよッ!絶対引退させてやる」
(※ウナギが先に1人で去る)
美央「アイツどっちなんだよぉ?真白も私のこと、どっちなんだよぉ?……ンがんばりまぁす♪」
第6試合
ロックアップからハム子がロープに押し込むがブレイク。
再度ロックアップからハム子がヘッドロックで捕らえ絞り上げ、ショルダータックルでなぎ倒しロープに飛ぶが、YuuRIが足を刈って倒し低空ドロップキック。
YuuRIは顔面を蹴りつけていくが、ハム子はセクシーアピールで返していく。YuuRIは容赦なく顔面ウォッシュを叩き込み、場外に蹴り落とすと背中にハンマーブロー連発。
ハム子は鉄柱にYuuRIを叩きつけるが場外でエルボーの打ち合いへ。ハム子がエルボー連打もYuuRIはローキックを叩き込み、場外DDTからエプロンを走り込んでウルトラタイガーアタック。
リングに戻り、YuuRIがロープに飛んでドロップキック。さらにロープに振ろうとするが、ハム子が逆に振ってラリアットも、避けたYuuRIが走り込んできたハム子にカニバサミからロープに飛ぶ。だがハム子はボディアタックで迎撃し、コーナーに叩き込むと顔面に腹ウォッシュ。
コーナーに振ったYuuRIに串刺しボディスプラッシュからお・し・り・だー!。続けてブルドッキングヘッドロックを狙うが、突き飛ばして逃れたYuuRIが串刺しドロップキックからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
YuuRIは首4の字もハム子はロープに足を伸ばしブレイク。
YuuRIは投げようとするが、ハム子はショートレンジラリアットからブルドッキングヘッドロック。フォールも2。
ハム子は逆エビ固めで捕らえるも、YuuRIはロープを掴みブレイク。
エルボーの打ち合いからハム子がつっぱり連発。ロープに飛ぶがYuuRIがソバットで迎撃するも、ハム子は腹でノーダメージ。ハム子が走り込むがYuuRIがコンプリートショットから619。
YuuRIはコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
YuuRIはロープに飛んで背中にサッカーボールキック。さらにPKを狙うが、キャッチしたハム子がフロントスープレックスで叩きつける。
ハム子はフィッシャーマンズ・スープレックスから引き起こし、再度フィッシャーマンを狙うが切り返したYuuRIが投げ捨てジャーマン。ハム子もすぐさま投げ捨てジャーマン。YuuRIはトラースキックも、ハム子はジャンピングラリアット。両者ダウン。
カウント8で立ち上がりエルボーの打ち合いから、ハム子がラリアットも避けたYuuRIが走り込んで飛びつき胴締めスリーパー。ハム子が反って潰してフォールも2。
YuuRIはコーナーに上るが、ハム子がエルボーを打ち込み正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
ハム子はコーナーに上りダイビングボディプレス。これをYuuRIが剣山で迎撃し、往復バズソーキックからフィッシャーマンズバスター。フォールも2。
YuuRIはコーナーに登りスワントーンボムを投下。フォールも2。
YuuRIは髪を掴んで引き起こし、顔面にケンカキック連発からコーナーに登ろうとするがハム子は足を必死に掴んで動きを止める。YuuRIは蹴りつけていくが、ハム子はドラゴンスクリューから腹バット連発。さらにシャイニング・腹ザードからフォールも2。
ハム子はバックフリップからフォールも2。
ハム子はコーナーに上り、ダイビングボディプレスからフォールも2。
ハム子がコーナーに登ろうとするがYuuRIが足に絡みつき、ハム子が背中にダブルチョップ連発。さらにバックを取るが、切り返そうとしたYuuRIにハム子がショートレンジラリアットからフォールも1。
YuuRIはトラースキックからフォールも1。
YuuRIがロープへつき飛ばし、自分を踏み台にこけさせてレッグロールクラッチも2。
ハム子がショートレンジラリアットからフォールも2。
ハム子は投げようとするが、YuuRIが丸め込もうとするもハム子はヒッププレスで潰してフォールも2。
ハム子がロープに飛んでハムロールも、YuuRIが切り返してフォールも2。
YuuRIがラ・マヒストラルも2。
YuuRIはバズソーキックからトラースキック。さらにバズソーキックからのトラースキック。旋回式バズソーキックからフォールも2。
YuuRIはコーナーに登り、スワントーンボムから「まだだー!」と再度コーナーに登る。YuuRIはダメ押しのスワントーンボムを投下しフォール。これで3カウント。
YuuRI「私が、ICE×∞チャンピオンの、アイスリボンのスーパーヒーロー、YuuRIだー!ハム子さん、今回、ハム子さんだったから、自分のこれまでの、こんだけできたのも、ハム子さんのおかげです。本当にありがとうございました!今度は、自分が、堂々と、チャンピオンとして、いつでも挑戦、受けて立ちます!約束です!(ハム子と握手)チャンピオンになったから!たくさんたくさん防衛戦がしたい!次の、挑戦者、指名します。海乃!」
海乃「はい。私に挑戦しろって?だから、ベルトに興味ないっつってんじゃん」
YuuRI「わかるそれわかる」
海乃「まあでも、去年色々ありましたよねYuuRIさんと。わかりました。いいですよ。挑戦してあげます。まあ、やるからには、それもらうけど。今年は、マイクじゃなくて、試合で話題になりましょう」
YuuRI「よろしく、お願い、します(握手)てことで、今回参戦してくださった選手が、今から皆さんのもとに握手周りに行きます!では、ミュージックスタート!(握手周りを終え)」
海乃「しめたいとこだったんですけどちょっと一個だけお時間もらいます。紹介したい人が居まーす!自己紹介どうぞ」
きらり「アイスリボンの練習生になりましたきらりです。憧れのこのリングで早く試合ができるようにがんばりますので応援よろしくお願いします」
MIO「きらりちゃんの、早くデビューがしたいというお言葉をうけまして、コーチとして発表させていただきます。きらりちゃんはプロサー生としてやっていたので、実力はもうすでにございます。というわけであなたのデビューは、7月14日、新木場1stRINGで行います。誰が対戦相手になるかは乞うご期待ということで、7月14日まで、みっちり色んなこと教えるからね。もう泣きそうなの?じゃあこれもって、チケット買ってくださいって言ってください」
きらり「(涙声で)チ、チケット買ってください」
YuuRI「デビュー戦頑張ってね。はい、もう一度言います!私が、ICE×∞チャンピオンの!アイスリボンのスーパーヒーロー!YuuRIだ~!では、すいません、しめます、はい、私が、プロレスでハッピーと言いましたら皆さん、アイスリボンと言ってください!いきます!プロレスでハッピー!アイスリボーン!」
<試合後コメント>
YuuRI
「何度でもいいます。私がICE×∞チャンピオン、アイスリボンのスーパーヒーロー!YuuRIです!今回で真のアイスリボンのスーパーヒーローになれたんじゃないでしょうか。今回闘ったハム子さんなんですけど、結構タイトル戦ってあるじゃないですか、SNSの言い合いとか。私的には無駄な言い合いっていうか罵り合いとかって好きじゃなくて。無理してやってるんじゃないかって。ごめんなさい。あくまで私の意見なんですけど。ハム子に関しては優しくて面白くて、仲間思いで、いつも笑わせてくれる私の大好きな先輩で。やっぱそういうなんの恨みもない大好きな先輩だからこそ、今回信頼して向き合ってちゃんと真っ向勝負できたかなって思ってます。やっぱり今回は向こうさんとはキャリアも5倍以上違うんじゃないですかね?キャリア、経験こそが力になるっていうのは自分の今までここまでやって来れたのも経験でしか無いと思ってるのと、あと、なによりガンバレの力じゃないかなって。切磋琢磨し合える仲間、応援してくれるファンのみんなのガンバレがあってここまで来ることが出来ました。だからみんなにすごい自分がここまでこれて、そしてちゃんというベルトという形としてみんなに1つ恩返しできたんじゃないかなって思ってます。でも、ちょっと失いかけてた自信が今回のベルトで取り戻すことが出来たっていうか、むしろすごい大きな自信になりました。ハム子さんの話に戻るんですけど、今回思い切りぶつかれて、ぶつかれた中で自分が1つ上を行けたことはすっごい嬉しいし。でもこの負けてハム子さんに勝ったけど、今度は私がチャンピオンとしてハム子さんの挑戦を堂々とチャンピオンとして受けようと思います。挑戦お待ちしてます。そしてマイクで言ったんですけど、海乃!私は決めてました。彼女はベルトいらないって言って、去年の利府リボンでノンタイトルで試合して。で、彼女は最終的にはこのベルトを使って殴打してきて。それで反則負けになって。海乃、1回欠場してたんですけど、戻ってきて、欠場してたのかと思うくらいに動きもいいし、どっかで修行してきたんですかね?自分もびっくりしてます。でもそういう彼女の、前はあんまり仲良くないみたいな感じで不仲説とか出てたんですけど、実は仲いいんじゃないかなって思ってます(笑)今回は次期挑戦者としても私は1回目の防衛戦が決まってますので、私はこれからも頑張り続けて、私は世界一のガンバレになります!」
――アイスリボンの主役として牽引する立場となったが、現在のアイスをどう見ているか
「私は元々JUST TAP OUTでデビューしてガンバレ☆プロレスに移籍したんですけど、JTOのときも、自分の中では弱いし、デビューさせていただいてなんなんですけど、こんなんでよくデビューできたなって今になっては思うし。そんな中で初だと思うんですけど、他団体さん参戦でアイスリボンさんに参戦させていただいて、そこからレギュラー参戦させていただくことになって。自分の成長の大きなきっかけになったのはガン☆プロに移籍したのもそうですし、JTOで積み上げてきたものもそうですし、それも含めて、あとアイスリボンさんですごい定期的に、月にすごい大会数が多いので、それで私は一歩一歩階段を登っていって、ここまでたどり着いたと思うので、私はガン☆プロはもちろんホームなんですけど、アイスリボンさんは第二ホームだと思ってます。で、そんな中で、私は一応他団体の外敵ではあるんですけど、外敵とは言わせないくらい私の中ではファンの皆さん、ガン☆プロと似たようにアットホームな団体だと思うので、私はそのなかでスーパーヒーローとして、ベルト獲ったからには。これからも私がアイスリボンを、私が引っ張っていきます」
――今大会では藤本選手のIWGP女子王座戦もあった。そんな中でメインのICE×∞戦を任されたプレッシャーはあったか
「いや、それはものすごくものすごく、ものすご~く感じました。なんなら、私リーグ戦で勝ち上がって、タイトル決まったって、その日の大会でも泣きながらマイクして、もう決まった嬉しさとそのプレッシャー、そしてそのときはまなせさんと元々ガン☆プロでやろうと温めてたカード、トトロさん欠場ってなって、まなせさんが急遽出場ってなって、そんな特別な特別なカードをアイスリボンさんでやることになって、自分が最悪ドローでも勝ち上がれるっていうのがあったんですけど、自分はなによりまなせさんに勝ちたかったっていうのもあって、ドローで勝てなかったって悔しさとか、色んな感情が混ざって混ざって、なんなら多分決まって本来SNSで発信するべきところを自分がナーバスになってしまって、SNSっていうかケータイ開くのも嫌になるくらい落ち込んで、自分プレッシャーにすごい弱いタイプで。それもあって、こんな自分が大丈夫なのかなあ、自分がメイン立って大丈夫かなあ、それにすごい大きく自分にのしかかってきたのがIWGP戦の後の後っていうのもあって、SNSも見たら『なんでIWGPがメインじゃないんだ』『絶対試合順が違うだろ』ってそういうの見て、大丈夫かなあってどんどん不安になっていったんですけど、自分は孤独と闘ってたと思ってたんですけど、すごいいろんな仲間、大好きな大切な仲間たちからたくさん連絡もらって自信を取り戻していったというか、自分が単純に自分を信じてなかったなってことに気付いて。それイコール、私を信じてる仲間やファンたちを裏切る形になると思うので。もうそういう思考をやめようっていうか、逆にみんなに失礼だなって気持ちを切り替えて、ネガティブ思考になってたんで、切り返して、それくらいプレッシャーに負けてたんですけど、でもこのベルト獲ったのでそんなことを言うような自分はもういないです」
――そのIWGP戦が藤本選手の怪我という形で終わり、「アイスリボンはまた怪我人が出たのか。大丈夫かアイスリボンは」という声が出ると思う。そんな日にチャンピオンになったが、今後のビジョンは
「そうですねえ。今回怪我ですごい注目されてたカードがそういう形になってしまって。お客さんたちももちろん心配だろうし悔しいって気持ちもあるだろうし、そして何より一番悔しいのは本人たちだと思うので。やっぱ、そんな中で自分、前回のガン☆プロでもタイトル戦、ウナギさんとKITSUNEのベルトのタイトル戦をやって、そのやる前にけが人が出てっていう全く同じ状況、デジャブ来たと思って。でも自分はその時自分はその時怪我人がいて大丈夫かなってなったんですけど、しっかりウナギさんと立ち向かえたのがあったので、今回のそんな不祥事が起きた中で、けど、自分はここまでやり遂げたのは今まで積み上げてきたガンバレの力だと思ってます」
海乃月雫
「YuuRIさん私のこと大好きっすね。前回も戴冠したとき私って行って指名してきてましたけど、今回はやったらやったで楽しそうなんで。まあやるからには獲りますけどね?タッグも奈苗といつか狙いたいし、シングルもこの際ちょうどいいので頂いちゃおっかな~と思ってます。まあいつ、どこでやるのか知りませんけど、頑張りまぁ~す」